Google AnalyticsやAdobe Analyticsの設定一覧をGoogle Spreadsheetで取得する方法 | リアルアクセス解析

リアルアクセス解析 - 2021年9月22日(水) 07:14
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Google AnalyticsやAdobe Analyticsでどのような変数を取得しているのか、一括確認したいことはありませんか?

Google Analyticsであれば、イベントで取得している項目をダウンロードしたり、管理画面で霞むディメンションを1つずつ確認したりと面倒ですよね。Adobe AnalyticsもSDR(Solution Design Reference)があれば良いですが、無いことも多く、あっても更新されていなかったりします。

 

そこで今回紹介するのは無料で利用できるGoogle Spreadsheetのプラグイン「ObservePoint Labs」です。こちらを利用すると簡単にそれぞれのツールの設計書を作成する事が出来ます。また取得だけではなく、各ツールの編集権限があれば設定を変えることも可能です。

例えばGoogle Analyticsのカスタムディメンションのスコープを変えたり、Adobe AnalyticsのeVarの期間を変えたりなども自由です。

 

それでは早速、利用方法を見ていきましょう。

 

1.まずはプラグインをインストール

Google Spreadsheetの「アドオンを取得」を押し、「ObservePoint Labs」で検索をしてください。

 

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検索結果から表示される「ObservePoint Labs」をインストールします。直接こちらのリンクからもアクセス出来ます。

 

workspace.google.com

 

インストール出来たら、アドオンからObservePoint Labsを選択しましょう。

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2.初期設定

ObservePoint Labsを選択すると、以下の画面が出てきます。

 

plain

 

ObservePoint APIはそのまま変えずでOKです。Adobe APIに関してはAdobe Analyticsからデータを取得したい場合は入力します。Adobe APIは「管理者>すべての管理者」を選び、「会社設定」メニュー内にある「Web サービス」を選択します。

 

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そうするとアカウント一覧のリストが出てきますので、自分のメールアドレスや名前で検索します。

 

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右から2列目の「ウェブサービス ユーザ名」をSpreadsheetの設定の「User:Company」に記入し、右端の「共通暗号鍵」を「Key」に入力します。

 

入力終わると設計書作成を選択する画面が出てきます。

 

3.Google Analyticsの設計書を作る

それではまずはGoogle アナリティクスの設計書を作成してみましょう。作成出来る設計書はGoogle スプレッドシートにログインしているGoogle アカウントで権限があるビューになります。

 

まずは、「Digital SDR - Google」を選択します。

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次に「Genereate Template」を押してください。

スプレッドシートに各種シートが作成されるので完成まで待ちましょう(30秒程度)。

 

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次に「Google」内の「Select Account:Property:View」のプルダウンから設計書を取得したいGoogle Analyticsのビューを選択します。そして「Get Variables」を押してください。取得まで1分くらいかかります。

※なおGoogle Analytics 4には非対応です

 

無事に取得出来るとシートに設定が記載された状態になります。どういったシートが作成されたのか確認してみましょう。

 

■Custom Dimensionのシート

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カスタムディメンションの一覧。アクティブか否か、スコープ(商品・ヒット・セッション・ユーザー)、作成美、更新日、レポートへのリンク等が作成されます。

 

■GA Eventsのシート

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取得しているイベントの一覧。カテゴリを一覧で出してくれて、F列(Top 5 eA)に上位5つのイベントアクション名、G列(Top 5 eL)に上位5つのイベントラベル名、「Top eV」に最上位のイベントの値を表示してくれます。

 

残念ながらGAの「目標」の設定は取得出来ないようです。

 

4.Adobe Analyticsの設計書を作る

次にAdobe Analyticsの設計書を作成してみましょう。

 

まずは、「Digital SDR - Adobe」を選択します。

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まずは「Genreate Template」を押します。

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次にレポートスイートを「Select Report Suites」から選択して、Get Variablesを押します。

 

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主にイベント・eVar・Propのレポート作成されます(プロセスルールは管理者権限があれば作成可能です)。

 

propのレポート例

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イベントのレポート例

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5.最後に

今回は簡単に設計書が取得出来る方法を紹介いたしました。本プラグインには、他にも「スプレッドシートから直接設定をアップデートする」とか「正規表現作成機能」などもありますが、私自身もそれほど触れていないので、今回は本機能だけの紹介にしておきますね。

 

いずれにせよ本機能だけでも便利なので、興味ある方は使ってみてください!

 

 

workspace.google.com

 

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