配送費2.3億円減、ロボット導入で作業人員4割減などを実現するファンケルの新たな関西物流拠点とは | ネットショップ担当者フォーラム

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ファンケルは大阪・門真市に新設した「ファンケル 関西物流センター」を6月8日に稼働する。出荷能力は現状の1.4倍に増加し、翌日配送エリアも拡大。ピッキングロボットなど最新鋭の機器を導入し省人化を実現、環境にも配慮した物流センターとなる。

ファンケル 関西物流センター「ファンケル 関西物流センター」の外観

「ファンケル 関西物流センター」は、「関東物流センター」から通信販売、直営店舗に出荷する「ファンケル」の荷物量約35%と、グループ会社「アテニア」の全製品を出荷。新センターの稼働で、出荷量は現在の1日あたり3万4000件から5万件と約1.4倍に向上する。

九州や四国、中国エリアへの翌日配送を実現させるほか、配送費は年間約2億3000万円削減できる見込み。

新センターは「パレット自動倉庫」「ケース自動倉庫」などを導入し、入荷や保管、補充作業人員を関東物流センターと比べて約65%削減。製品の搬送ラインでは「ピッキングロボット」などを導入して自動化を実現、作業人員を同約40%削減できる。

パレットからケースを自動で荷下ろしするケースデパレロボット ファンケル 関西物流センターパレットからケースを自動で荷下ろしするケースデパレロボット

屋上全面にファンケルグループで最大規模となる太陽光パネルも設置、関西物流センターで使用する電力の約16%を賄う。

また、障がい者の「自立」を雇用を通じて推進する特例子会社「ファンケルスマイル」の分室を設置。多様な人材が活躍する物流センターとする。

ファンケルは、中期経営計画の「広告先行成長戦略」(2015~2017年度)、「実行2020」(2018~2020年度)により、売り上げは大きく伸長。新型コロナウイルスの感染拡大により、通信販売の利用が増えており、2020年度の出荷量は2015年度と比べて約30%増となっている。

今後、日本国内では5Gの普及などにより通信販売への需要増が見込まれる。また、今年度から開始した中期経営計画「前進2023」(2021~2023年度)では、国内外で持続的な成長をめざしている。国内外での積極的な事業展開を支えるインフラ基盤を整備するために、物流センターを新設することにした。

  • 正式名称:ファンケル 関西物流センター
  • 所 在 地:大阪府門真市大字北島東町2-10 
  • 敷地面積:1万629平方メートル(約3215坪)
  • 延床面積:1万7051平方メートル(約5158坪、倉庫部分:4546坪/事務所:612坪) 
  • 建物階数:重量鉄骨造、地上4階
  • 投資規模:約40億円
  • 稼働開始日:2021年6月8日

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オリジナル記事:配送費2.3億円減、ロボット導入で作業人員4割減などを実現するファンケルの新たな関西物流拠点とは
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石居 岳
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