同意に関するユーザーの選択を尊重しながらコンバージョンを測定する | Google Analytics 日本版 公式ブログ

Google Analytics 日本版 公式ブログ - 2020年9月28日(月) 17:00
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完全な状態のオリジナル記事は 「同意に関するユーザーの選択を尊重しながらコンバージョンを測定する」 からご覧ください。
この記事は、Google ブログ記事 「Measure conversions while respecting user consent choices」を元に構成しております。
世界中で多くの人々がオンライン ショッピングをするようになった今、多くの広告主様がオンラインでの売り上げを促進するために、自社のデジタル キャンペーンの効果を測定する必要に迫られています。さらに、ヨーロッパのデータ保護機関から企業への要請もあります。これは、企業の広告掲載やアクセス解析に関する活動について、自社のウェブサイトや広告でユーザーの同意を得るよう要請するもので、これにより、広告主様が自社サイトのコンバージョンの状況を把握するプロセスにも影響が出ています。

先月公開した記事でお知らせしたとおり、このたび Google の広告システムが欧州インタラクティブ広告協会(IAB Europe)の透明性と同意に関するフレームワーク(TCF)v2.0 に統合されました。ユーザーの同意取得のために TCF v2.0 を利用すると、Google の広告システムが透明性と同意に関する文字列を読み取り、これを尊重するので、広告主様は適用される規制を遵守することになります。


一方で、TCF v2.0 を使用されない広告主様のために、Google は、各自のユーザー同意取得ツールで Google タグを柔軟に利用するための新しいソリューション「同意モード」を導入いたします。同意モードには、グローバル サイトタグGoogle タグ マネージャーを利用している広告主様向けに、広告掲載やアクセス解析を目的とする Cookie を管理するための 2 つの新しいタグ設定が搭載されています。この 2 つの設定を活用することで、同意に関してユーザーが決定を下す前後の Google タグの動作をカスタマイズできます。これにより、広告主様は広告掲載やアクセス解析の Cookie に対するユーザーの同意に関する選択を尊重しながら、コンバージョンを効率的に測定できるようになります。



Google の広告プラットフォームで同意モードを利用する

広告主様にとって、コンバージョンの発生源となったキャンペーンに貢献度を割り当てることは優先度の高い課題です。これによってキャンペーンの入札単価を最適化し、成果の大きいキャンペーンに予算を割り当てることができます。同意モードを利用すると、コンバージョン データを詳しく把握できると同時に、コンバージョンの測定に使用している Google タグによって、広告掲載の Cookie に対するユーザーの同意の判断を確実に尊重できるようになります。


同意モードを導入すると、「ad_storage」という新しいタグ設定が利用できるようになります。このタグ設定は、広告掲載を目的とする Cookie の動作(コンバージョンの測定など)をコントロールします。ユーザーが広告の Cookie に同意しない場合、Google タグが広告掲載のために Cookie を使用することはありません。


たとえば、広告主様のウェブサイトを訪問したユーザーが、Cookie への同意に関するバナーで、広告の Cookie の使用に対する同意の選択を行ったとします。同意モードを実装していれば、広告掲載の Cookie をサイトで使用することについて、そのユーザーから許可を得られたかどうかを Google タグで判断できます。ユーザーの同意がある場合は、コンバージョンの測定と記録が通常どおり継続して行われます。ユーザーの同意がない場合は、該当する Google タグが設定を調整し、広告の Cookie を使用せず、通常よりも集計されたレベルでコンバージョンを測定します。




同意モードでは、同意に関するユーザーの選択に応じて Google タグの動作を修正できます。

同意モードを活用すれば、広告の Cookie に対するユーザーの同意に関する選択を尊重しながら、Google 広告、キャンペーン マネージャー、ディスプレイ&ビデオ 360、検索広告 360 で運用しているキャンペーンでコンバージョンの記録を継続できます。また、キャンペーンのレポートでコンバージョンの測定を継続できるので、コンバージョンの貢献度を適切なキャンペーンに割り当て、キャンペーンの入札単価を効率よく最適化し続けることができます。



同意モードを Google アナリティクスで使用する

同意モードは Google アナリティクスでも使用できます。この場合、広告の Cookie に対するユーザーの同意をアナリティクスで把握し、これを尊重することになります。たとえば、同意がないユーザーに対して「ad_storage」のタグ設定が無効になると、アナリティクスで広告の Cookie の読み取りや書き込みが行われず、Google シグナルを使用している追加機能(リマーケティングなど)が無効になります。


同意モードでは「ad_storage」のタグ設定だけでなく、「analytics_storage」という新しいタグ設定を利用できます。このタグ設定はアクセス解析を目的とする Cookie の使用をコントロールします。たとえば、アクセス解析と広告掲載の両方について、ウェブサイトのユーザーから Cookie の同意を得ようとしているとします。この場合、同意モードを利用することで、ユーザーの同意の選択に応じて、それぞれの種類の Cookie に関する Google タグの動作を修正できます。また、アナリティクスでは、「ad_storage」と「analytics_storage」それぞれの設定に対するユーザーの同意に応じて、データの収集方法が調整されます。たとえば、ユーザーが広告掲載の Cookie に対しては同意しない(そのため広告掲載を目的とする設定は無効化される)ものの、アクセス解析の Cookie に対しては同意する場合、「analytics_storage」の設定は有効になるため、サイト内でのユーザーの操作やコンバージョンはアナリティクスで測定されます。


ご利用方法

同意モードは、ヨーロッパで広告を掲載し、グローバル サイトタグやタグ マネージャーをすでに使用している広告主様に限り、ベータ版でご利用いただけます。機能の詳細については、ヘルプセンターの記事をご覧ください。


同意モードのご利用を希望される場合は、担当のアカウント チームまでお問い合わせください。同意モードをご利用いただくには、グローバル サイトタグやタグ マネージャーのコンテナの前に数行のコードを追加する必要があります。この手順をサポートできるよう、Google では複数の同意管理プラットフォームと緊密に連携しています。以下のプラットフォームは同意モードとの統合が完了しており、すぐにご利用いただけます。



(同意モードとの統合が完了している同意管理プラットフォーム)

ユーザーのプライバシーを保護するために規制が変更され、デジタル広告エコシステムにさまざまな影響が生じています。Google は、広告主様がこのような環境の変化に対応できるよう、サポートを提供してまいります。広告主様に実践していただける取り組みについて詳しくは、Google が作成したプライバシー ガイドブックをダウンロードしてご参照ください。また、広告掲載やアクセス解析の Cookie に対するユーザーの同意に関する選択を複数のプラットフォームで管理し、これを尊重できるように、今後も新しい機能が追加される予定です。ぜひご注目ください。


投稿者 : Scott Herman(Google タグ マネージャー担当プロダクト マネージャー)
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