思わず共感のショートムービー!企業で人気の理由とは | VIDEO SQUARE

VIDEO SQUARE - 2019年6月17日(月) 17:00
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企業

Wi-Fiの普及が進み、幅広い場所で動画の視聴が可能となりました。企業のブランディング手法もこの流れに合わせて動画化も進んでいますが、動画広告とは一線を画し、ショートムービーを活用して企業ブランドを前面に打ち出す企業も増えています。この記事では、ショートムービーを活用するメリットを、制作のポイントと共に紹介します。

ブランディング用ショートムービー「ブランデッドムービー」とは

企業のブランディングのための手法である「ブランデッドムービー」とは、ブランディング用のショートムービーです。では、その実態はどのようなもので、なぜ今注目されているのでしょうか。注目される理由とメリットについて説明します。

動画広告とブランデッドムービーの違い

SNSによる拡散というバイラルマーケティングも定着してきたことから、より有効な動画広告を企業は模索しています。その中で、製品ではなく、企業のブランディングに着目して動画を制作したものがブランデッドムービーです。ブランデッドムービーは、動画を使って企業イメージを伝え、ファンを増やしつつブランディングを確立していくという目的で活用されています。商品の宣伝を柱にしたものではないストーリー展開は、視聴者の共感を得るためのものであり、商品の認知や購入は間接的につながるように考えられています。

動画広告とブランデッドムービーの大きな違いは、視聴者が能動的に動画を見るか、受動的に見るかにあります。受動的に見る動画広告では、視聴者が本来見たいと思っている動画の前後や間に流れるので、強制的に視聴することになります。また、スキップなどのリスクもあります。一方で、能動的に見るブランデッドムービーは、視聴者が見たいと思い自ら再生するので、スタート地点から印象が違います。その結果、SNSでの拡散の可能性も高くなります。

動画広告は直接的な売上を短期間で得たいと考えますが、ブランデッドムービーは、長期的な視点で間接的に売上を期待するという点が最も大きな違いになります。

ブランデッドムービーが注目される理由

企業側から一方的に発信される動画広告によって、視聴者はストレスに感じることもあります。また、スキップ機能が充実してきたことで、見慣れた動画広告であれば最後まで見ることなくスキップしてしまいます。ブランデッドムービーは、毎回同じ商品をアピールするのではなく、つい見たくなってしまうショートムービーで企業のアピールをしたり、すりこみの効果を期待したりするものです。ブランデッドムービーは、視聴者の共感を呼び、届けたい商品やサービスをなぜ提供するのかを理解することのサポートをします。そして、その結果、視聴者はファン化し、やみくもに商品を売るという販売競争に陥らず企業が消耗することなくブランディングに効果を発揮します。

ブランデッドムービーのメリット

視聴者が自ら視聴するために再生を行うブランデッドムービーは、視聴者がストレスフリーで見る動画であるといえます。そのため、始めから好意的に映像を見ている可能性が高いです。ブランデッドムービーのメリットとして、商品をストレートに紹介するのではなく、企業の思いをストーリー展開しながら伝えるということがあります。ストーリーを理解することで共感が生まれやすくなります。そして、共感は愛着に変わり、ブランドイメージを上げることに貢献します。

また、商品であれば興味のない人はまったく見ることすらありませんが、ブランデッドムービーは、商品やサービスに興味のない視聴者であっても見てもらえますので、潜在顧客の発掘につなげることができます。

ブランデッドショートムービー制作のポイント

動画広告とは異なるブランデッドショートムービーは、どのような点に気をつけて制作するのが良いのでしょうか。制作する際のポイントについて説明します。

目的を明確にする

ブランディングのためのショートムービーをつくるといっても、何をメッセージとして伝えるかが決まっていなければ、会社の紹介映像になってしまいます。なにをブランディングするのか、どういうメッセージを伝えるのかを明確にしておきましょう。売上を上げたいという考えで販売促進や認知拡大に気をとらわれてしまうと、キャンペーンCMになってしまったり、動画広告として認識されてしまったりします。ブランデッドムービーは、一過性のものではなく企業の理念や将来像を映し出すものですから、目的を明確にして、軸がぶれないように注意しましょう。どのようなブランド価値を届けるのか、どのようなブランドイメージをもって欲しいのかといった、目的の詳細まで明確にしておくことが重要です。

ターゲットを決める

ショートムービーでは、ストーリーが大切です。そして、そのストーリーに筋を通すのであれば、誰に向けた映像なのかを明確にしておくことが大切です。効果の高いブランデッドムービーでは、誰に見て欲しいのか、誰にブランドメッセージを届けるのかといった情報には、年齢や性別、購入履歴などさまざまなペルソナが組み込まれています。ペルソナの設定は、ブランデッドムービーが有効に働くためには重要なのです。

何を伝えたいのかを明確にする

ブランデッドムービーでは、何を伝えればいいのでしょうか。大きな会社理念を伝えることもあれば、ひとつの商品の開発ストーリーで商品への思いを伝えたいのかもしれません。何を伝えたいかは、その目的とターゲットが明確になることで見えてきます。何を伝えれば有効なムービーになるのかが見えてくると、それをふまえてストーリーを組み立て、シナリオに落とし込んでいきます。ブランデッドムービーの最終的な目的はファンを作るということです。ファンをどのようにリーチし、育成していくかをイメージして、今回制作するブランデッドムービーの目的とメッセージを明確にしていきます。

ブランデッドショートムービーの事例

視聴者が注目したブランデッドショートムービーにはどのようなものがあるのでしょうか。ここでは事例を紹介して、共通のポイントを見出していきましょう。

LINE「何百通ぶん、好きです。」

出典:LINE Japan

LINEをコミュニケーションツールとして活用している世代に向けたブランデッドムービーです。クリスマスという1年の中でも特別なシーズンにぴったりのLINEのクリスマスストーリーは、コミュニケーションアプリであるLINEだからこそ届けられるメッセージがつまっています。ちょっと切ない思いが映像とLINEの文字で表現されているLINEならではのストーリー展開になっています。

日経DUAL

出典:nikkeibp

日経BPの雑誌の中でも、共働きをする若い子育て世代に向けた雑誌ならではのストーリーが展開される「日経DUAL」のブランデッドムービーです。働くママとパパを支えるメディアであることがはっきりとわかり、コンテンツを見てみようという気持ちにさせてくれます。ウェブメディアであることから、ブランデッドムービーを使ってメディアの特徴や、メッセージが明確に打ち出されています。働くママとパパの日常にスポットを当てたドラマに共感する人も多いムービーです。

サイボウズ「アリキリ」

出典:cybozu brandmovie
働き方改革をテーマにしたサイボウズのアニメ「アリキリ」です。「働き方改革、楽しくないのはなぜだろう。」というメッセージを体現したシリーズアニメの第一話の「残業編」です。業務改善サービスを軸とするサイボウズだからこそ描ける世界があります。

共感できるショートムービーでブランディングを成功させよう

ブランデッドムービーは、商品をアピールするのではなく、心に残るストーリーの展開で、その企業や商品のファンをつくるものです。そのため、ブランデッドムービーはストーリー性や構成がポイントになります。印象的なブランデッドムービーをつくるには、ブランデッドムービーの制作実績が豊富なプロに頼むのがおすすめです。

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