50歳以上のスマートフォン(スマホ)ユーザーのうち、ショッピングアプリをよく使うのは2割――。
シニアマーケットに特化したコンサルティング会社のシニアコムは8月22日、50歳以上の男女を対象にしたスマホ利用実態調査の結果を公表した。
スマホ利用率は48.4%で、スマホユーザーの20%がショッピングアプリを「よく使う」と回答した。
スマホユーザーに「よく利用するアプリ」を選択式・複数回答で質問。その結果、「交通・地図」が74.2%で最も多かった。「ニュース・新聞」は67.9%、「天気」は62.7%、「カメラ・写真・ビデオ」と続いた。
物販関連やデジタルコンテンツの分野では、「クーポン・割引」が23.9%、「ショッピング(Amazon、楽天など)」が20.0%、「音楽再生」が17.6%、「ゲーム」が15.2%、「電子書籍・マンガ・雑誌」が8.2%。
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よく利用するショッピングアプリは2割(画像の一部を編集部が加工)
利用経験が最も多いSNSアプリは「LINE」
スマホユーザーの34.2%は「SNSコミュニケーション」のアプリをよく使うと答えた。よく使うSNSアプリは「LINE」(69.7%)、「Facebook」(44.5%)、「Twitter」(28.2%)。
シニアコムはこの結果について、次のように分析している。
SNSアプリ「LINE」が人気の理由として、家族との連絡が楽になった、孫との写真のやり取りが容易にできるなどの声も上がっていたことから、今後も「SNSコミュニケーション」を楽しむシニアが増えていくのではないか。
調査概要
- 調査方法:インターネット調査
- 調査期間:2017年7月20日~7月24日
- 有効回答者数:636人
- 男女内訳:男性 401人、女性 235人
- 回答者の属性:50代男性 43人、50代女性 41人、60代男性 196人、60代女性 153人、70代男性 141人、70代女性 39人、男性80代以上 21人、女性80歳以上 2人
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オリジナル記事:【シニアのスマホ利用】ECアプリを「よく使う」50歳以上のスマホユーザーは2割
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