
このページは、外部サイト
Google Analytics 日本版 公式ブログ の情報をRSSフィード経由で取得して表示しているため、記事の一部分しか表示されていなかったり、画像などが正しく表示されなかったり、オリジナル記事が意図したデザインと異なっていたりする場合があります。
完全な状態のオリジナル記事は 「
オーディエンス データ マイニングのケーススタディ: PBS / LunaMetrics」 からご覧ください。
この記事は、Google アナリティクス ソリューション 英文ブログ記事 「
Audience Data Mining Case Study: PBS & LunaMetrics」を元に構成しております。
Google アナリティクス 360 では膨大なデータの収集と処理が可能で、その活用場面も多岐にわたります。しかしそれだけではなく、Google Cloud Platform の強力なデータ マイニング ツールを活用したいと考える企業もあります。そういったときに役立つのが、
Google アナリティクス 360 から BigQuery へのエクスポートです。先日公開された
LunaMetrics と PBS の
ケーススタディでは、Google アナリティクス 360 と Google Cloud Platform を使ったオーディエンス分類によって、ユーザー エクスペリエンスの設計、パーソナライズ、マーケティングやメッセージングのターゲット設定など、多方面にわたる改善に成功した事例を紹介しています。
PBS は何百万人もの視聴者を抱えるテレビ放送ネットワークです。その公式ウェブサイト
pbs.org は、テレビ放送のエクスペリエンスを補強し、オンライン動画コンテンツをストリーミング配信するオンライン コンテンツ ハブとして機能するだけでなく、他の多くのサイトと同様に、ユーザーを理解し、機能やコンテンツのニーズを把握するため、ペルソナ(ユーザー像)やオーディエンス セグメントの形成に力を入れています。多くの場合ペルソナは、顧客やユーザーについてのサンプリング的な知識を得るところから始まり、インタビューをはじめとする民族学誌的な質的データや、アンケート、市場調査などの量的データを含む幅広い情報を取り込んで形成されていきます。
PBS は、Google アナリティクス 360 と、同サービスの BigQuery へのエクスポート機能を使って、新たなアプローチを生み出すことに成功しました。データドリブンな手法によるオーディエンス分類です。PBS はすでに盤石の体制で Google アナリティクスを運用しており、デフォルトの情報収集はもちろん、イベント トラッキングによるページ内インタラクションの追跡や、カスタム ディメンションによる各種内部情報の発掘・蓄積も行っていました。

データ マイニングのアルゴリズムにより、複数の行動要因をもとに、類似のユーザーをクラスタに分類
PBS は LunaMetrics と組んで
データ サイエンス ソリューションプロジェクトに取り組み、こうした複雑で大規模なデータセットから確実で実用的な結果を抽出することにしました。LunaMetrics はデータ マイニングの手法によって、ウェブサイトでの行動をもとにオーディエンスのパターンを見出すことに努めました。BigQuery を Cloud Datalab や Cloud Storage といった Google Cloud Platform プロダクトと組み合わせることで、両社はウェブサイトで得られた 3 億 3,000 万件以上ものセッションから、有用な回答を導くことに成功しました。
分析の結果、6 種類のユーザー群を特定しました。区分の基準となったのは、主に利用するコンテンツのタイプ(ニュース、育児関連情報など)と機能(動画をオンラインで観ることを好むか、テレビ接続デバイスで観ることを好むかなど)です。この知見をもとに、PBS は既存のペルソナに行動データを反映して強化・修正することができました。こうして得られたペルソナは、今後新たなオーディエンスの作成に活用され、リマーケティングや高度なレポート、コンテンツのテストなどに効果を発揮することとなります。
詳しくは、
ケーススタディ全文をご確認ください。技術的な詳細については、LunaMetrics のブログ(英語)で「
Audience Modeling with Analytics 360 and Google Cloud Platform」をご覧ください。
投稿者:
Jonathan Weber(LunaMetrics)、
Daniel Waisberg(Google)

