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「デバイスをまたいだコンバージョン」のデータが [コンバージョン] 列に含まれ、自動入札で参照できるようになりました」 からご覧ください。
Posted by Wilfred Yeung - AdWords 入札機能上級プロダクト マネージャー
今日のユーザーは日々複数のデバイスを使い分け、常にオンライン環境に身を置いています。職場では PC、家庭ではタブレットといった具合に、複数のデバイスをシームレスに切り替えながら、ショッピングやコミュニケーションを楽しんでいます。実際、オンラインで買い物をするユーザーの 40% 近くは、購入前にスマートフォンで情報収集を行い、最終的な注文は PC やタブレットで行っています1。
Google では数年にわたって、
デバイスをまたいだコンバージョンのトラッキングに
取り組んできました。今では世界中の広告主様が、デバイスをまたいだ分析情報を基に、検索、ディスプレイ、ショッピング キャンペーンの真価を測定できるようになっています。
デバイスをまたいだコンバージョンが [コンバージョン] 列に含まれるように
このたび、
デバイスをまたいだコンバージョンのデータがキーワード単位で測定できるようになり、 [コンバージョン] 列に反映されるようになりました。この列には、サイトでの売り上げやアプリ ダウンロードなどが含まれています。
なお、[コンバージョン] 列に含まれるのは、設定ページで [コンバージョン数に含める] ように設定したコンバージョン アクションのデータのみです。ここで除外したものを含む、すべてのコンバージョンのデータは、[合計コンバージョン数] 列で確認できます。
デバイスをまたいだコンバージョンと自動入札
この [コンバージョン] 列のデータは、コンバージョンに基づく入札戦略(コンバージョン オプティマイザーや目標コンバージョン単価など)でも参照されます。
つまり、[コンバージョン] 列に
デバイスをまたいだコンバージョンを含めるように設定することで、自動入札機能の計算にこのデータを含められるようになります。
設定方法:
- AdWords 管理画面で [運用ツール] > [コンバージョン トラッキング] を開きます。
- [設定] の [自動入札で参照するコンバージョン指標] で、[コンバージョン] を選択します。[コンバージョンに至ったクリック] を選択すると、デバイスをまたいだコンバージョンに関する機能は利用できません。
- [高度なコンバージョンを含む] をクリックし、デバイスをまたいだコンバージョンデータを [コンバージョン] 列に含める旨のチェック ボックスをオンにします。
Google では引き続き、マルチスクリーン時代のコンバージョン分析や意思決定のサポートに取り組んでまいります。
デバイスをまたいだコンバージョンのデータ(英語記事)を
自動入札で活用する仕組みについては、ヘルプセンターをご覧ください。
1 「The Role of Mobile Search on Store Purchases」、Google / Ipsos Media CT、2015 年 8 月。過去 3 か月以内に達成された購入が対象。