8割スキップされるYouTube動画広告、5秒で効果を上げる2つの方法 | VIDEO SQUARE

VIDEO SQUARE - 2015年10月1日(木) 10:07
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YouTubeで動画を見ようとしたとき、最初に広告が流れてきて、うっとうしいと感じたことありませんか?スキップできるようになるまでの5秒間が、待ち遠しいこともあるかと思います。

しかし、マーケティングの観点から言えば、この「スキップされるまでの5秒」こそ、YouTube動画広告攻略のカギなのです。

今回は、Audiが繰り出した究極の「5秒」広告などの具体例を交えながら、どうすれば5秒を有効活用できるのかについて、考えてみたいと思います。

みんながスキップする5秒

何か見たい動画があってYouTubeにアクセスし、その動画を再生したら、唐突に関係のない広告が流れる。そして5秒後に、スキップボタンを多くの人が押すことは、想像に難くありません。

実際、ジャストシステムが行った調査によると、8割以上の人が、インストリーム広告(本編動画の前に挿入される動画広告)はスキップすると答えています。

妥当な選択です。YouTubeにインストリーム広告を出稿するなら、5秒後にスキップされることを前提として考える必要があります。そこで何もしなければ、8割以上の人を逃していることになるのです。

裏を返せば、「8割以上の人は5秒後にスキップする」ということを逆手にとって有効活用すること。これが、YouTubeのインストリーム広告攻略のカギとなるのです。

Audiが仕掛けた究極の「5秒」広告

Audiは新型R8を立ち上げた際、YouTubeのインストリーム広告を使ってプロモーションを行いました。R8はAudiの誇る超高性能スポーツカー。停車状態から時速100㎞に達するのに要するのはわずか3.5秒。すさまじい加速性能です。

しかし、Audiはインストリーム広告を行うにあたって、二つの悩みを抱えていました。ほとんどの人がインストリーム広告を5秒でスキップすること。そして、超高級車(新車価格約2千万円)のわりに少ない広告予算です。

そこで彼らは、「広告を5秒で完結させる」という方法に行き着きました。

“Audi R8: Gone in 5 seconds Case Study” ※実際に流された広告は34秒目あたりから

「5秒」広告の2つの効果

「5秒」広告は、最初の3.5秒を時速100㎞までの加速映像に使い、残りの1.5秒で商品名と企業名を出す、という内容でした。そして5秒後、画面には「You can skip the ad now.(もう広告をスキップしていいよ)」と表示されます。

5秒という広告の短さが、逆に、R8の加速性能を強調する形となっています。しかも、広告は5秒で完結。スキップされることはないので、広告が表示された全員が最後まで見たことになるのです。

また、広告を5秒で収めたことによる副産物もあります。

YouTubeのインストリーム広告では、視聴者が「動画広告を操作するか、30 秒以上視聴」して、初めて料金が発生します。(30秒以下の動画の場合は、動画の最後まで視聴が条件)

5秒で広告を完結させ、視聴者が30秒たつ前にスキップすれば、料金は発生しません。つまりAudiは、5秒完結の広告を作ることで、全視聴者に最後まで広告を見てもらうことに成功。しかも、ほとんどお金を払うことはなかったのです。

これはYouTubeのインストリーム広告において、一つの完成形と言えると思います。

スキップボタンを動画に取り込んだOpel

Audiとは違った形で、スキップまでの5秒を効果的に活用したのがOpelです。Opelが注目したのは、「8割以上の人が広告をスキップする」という事実そのものです。

8割以上の人が広告をスキップするということは、その人たちはスキップボタンの5秒カウントダウンを見ているはず。ならば、スキップボタンを動画に取り込めば、コンテンツにも注目してもらえる、と考えたのです。

“Opel Mokka Skiptest – Opel Mokka Case study” ※実際に流された広告は22秒あたりから

Opelが訴求したかったのは「4輪駆動の走破性」「自動ライトシステム」「安全性能」でした。

「安全性能」を訴えるために作ったのが、スキップボタンを壁に見立て、そこに車が突っ込んでいくという動画です。

いつ5秒が経過するかと注目しているスキップボタンに、すごい勢いで車が突っ込んで来ます。視聴者の意識はどうしても、車のほうに向きます。そして意識が車に向いた絶妙のタイミングで、安全性能を表すメッセージが表示されるのです。

広告をスキップする人は、スキップボタンの5秒カウントダウンに注目することを逆手に取った見事な広告です。

まとめ

冒頭でも述べたように、YouTubeのインストリーム広告は、残念ながら多くの場合、5秒経過後にスキップされます。動画広告を出稿する場合は、まずはその事実を出発点としなければなりません。

今回は、AudiとOpelが実施した、5秒で効果を上げる2つの方法をご紹介いたしました。
Audiは「5秒で完結」させることによって、効果的・効率的に商品を訴求することに成功しました。Opelは「スキップボタンを動画に取り込む」ことで、視聴者の意識をメッセージに向けさせています。

「5秒で完結」も「スキップボタンを動画に取り込む」も、本質的には同じことです。共通するのは、「5秒で動画をスキップする視聴者に、どうすればメッセージが届くのか」という観点で作られているということです。

YouTubeのインストリーム広告を使う場合は、この視点を忘れずに取り組んでみてください。

(文:Scott Nomura)

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参考記事

株式会社ジャストシステム『YouTubeに関するアンケート』

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