コメ兵が手がけるECの成長の源泉は“現場力”「商品知識」「接客対応力」を磨く1年に | 2015年のEC市場を占う! 押さえておくべきポイントは? | ネットショップ担当者フォーラム | ネットショップ担当者フォーラム

ネットショップ担当者フォーラム - 2015年3月24日(火) 10:00
このページは、外部サイト ネットショップ担当者フォーラム の情報をRSSフィード経由で取得して表示しているため、記事の一部分しか表示されていなかったり、画像などが正しく表示されなかったり、オリジナル記事が意図したデザインと異なっていたりする場合があります。
完全な状態のオリジナル記事は 「コメ兵が手がけるECの成長の源泉は“現場力”「商品知識」「接客対応力」を磨く1年に | 2015年のEC市場を占う! 押さえておくべきポイントは? | ネットショップ担当者フォーラム」 からご覧ください。
「数年後、買い直し時にまた当社で購入してもらう」。それを決めるのはいまの顧客への対応だと指摘

コメ兵がオンラインに掲載した商品の2014年3月期売上高は前期比25%増の56億円。右肩上がりで拡大している。ECサイト経由での店頭受け取りなど、推進しているオムニチャネルの強化は今年以降も進めていく。店頭を主体としたオムニチャネルをどう実現するのか。藤原義昭IT事業部長が2015年の戦略を語る。

オムニチャネルを推進、お客さまのお買物体験をシームレスに近づける
コメ兵のIT事業部長 藤原義昭氏
WEB事業部長
藤原義昭氏

――2015年のEC市場は前年(2014年)と比べてどのような環境になると考えていますか?

国内の消費市場は微減、微増の間になると思いますが、EC市場については増加するだろうと考えています。その理由は大きく分けて2つです。

1つはECのスマホ利用の拡大。検索市場を見ていても、2014年にはスマホがPCを抜き、この勢いは止まらないでしょう。しかしながら、消費者はスマホだけ使うというわけではなく、マルチデバイス化しているため、インターネット接続の時間が増えて行く。結論として、ECへの接触機会も増加するのではないでしょうか

もう1つは企業のWebへの力の入れ具合がさらに強くなってゆくのではないだろうか。インターネット広告にかける費用の増加に加え、インターネット広告市場を見てもDSPといったアドテクノロジーの進化で、最適な顧客へのリーチが可能になりつつあります。

さらに消費者へ効率的にメッセージが届くようになれば、EC市場自体が拡大するのではないでしょうか

――今後、成長を持続していくためにはどんなことが必要だと考えますか?

大切にすべきことは、お客さまの「お買物体験」の向上です。「お客さまにとって良い事」を中心に考え、実践していくことを重視しています。

コメ兵のEC事業が成長を続けていくためには、現場力を磨いていくことに最も力を入れる必要があります。当社はインターネット専業ではなく、店舗でのお客さまの接点が一番大きく、重要です。ECサイトだけではなく、店舗も含めたスタッフの商品知識、接客対応力をとても重要視しています。

ECについては、電話オペレーターやメールの返信といった対応も含めて、すべて“現場力”だと考えています。当社はブランドバッグ、高級時計など比較的高額な商品を中心に販売しており、これらは毎日買うものではありません。

数年後、買い直し時にまた当社で購入してもらう――それを決めるのはいまのお客さまへの対応であると考えています。従って、「現場力」を磨くことを第一として取り組んでいく考えです。

――2015年、貴社ではどのようなことに取り組みますか?

具体的に力を入れることとして、特に2つ考えています。

1つ目はオムニチャネルの推進です。店舗スタッフの声を拾っていても、ECサイトを見て来店したという意見が多かった。ECサイトとリアル店舗のイメージや体験の“ズレ”をなくし、お客さまのお買物体験をシームレスに近づけることがオムニチャネル推進にはとても重要です。

従って、ECのお客さまの対応とリアル店舗の現場オペレーションについても教育、仕組み共に、昨年以上に力を入れていこうと考えています。

2つ目はスマホ対策です。当社の顧客層は30~40歳代が中心で、若年層よりもスマホ比率が低いのですが、EC市場のスマホ化の浸透に伴って、中高年齢者の通販のスマホシフトも進んいくでしょう。

まだ爆発的には増えてはいませんが、2015年は準備の年であると考えています。アプリの浸透と、スマホサイトのデザインを含めたUX(UserExperience)に力を入れていく予定です。

※このコンテンツはWebサイト「ネットショップ担当者フォーラム」で公開されている記事のフィードに含まれているものです。
オリジナル記事:コメ兵が手がけるECの成長の源泉は“現場力”「商品知識」「接客対応力」を磨く1年に | 2015年のEC市場を占う! 押さえておくべきポイントは? | ネットショップ担当者フォーラム
Copyright (C) IMPRESS CORPORATION, an Impress Group company. All rights reserved.

2015年のEC市場を占う! 押さえておくべきポイントは?
記事カテゴリー: 
メルマガの登録はこちら Web担当者に役立つ情報をサクッとゲット!

人気記事トップ10(過去7日間)

今日の用語

robots.txt
ロボット型の検索エンジンが自分のページを登録しないようにするためにサイト管理者が ...→用語集へ

インフォメーション

RSSフィード


Web担を応援して支えてくださっている企業さま [各サービス/製品の紹介はこちらから]