効果測定のPDCAサイクルを長期的に経験することがネットPR成功への近道 | ネットPR.JP

ネットPR.JP - 2014年1月9日(木) 10:06
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アクセス解析ツールのデータを元にPDCAサイクルを回す

無料アクセス解析ツール「Google Analytics」の登場で、アクセス解析を使用した効果測定が容易になりました。企業サイトのユーザー行動はもちろんのこと、広告で表示している複数のキーワード効果や、そこから誘導するサイトの適切さ~費用対効果まで確認することができます。
企業サイトの目的と達成のための指標を設定したら、アクセス解析のデータを元に実現へ向けたPDCAサイクルを回します。
企業にとってネットを使った情報流通やコミュニケーション活用のために重要なことは、正しく経験を積むことです。最低3回は、このPDCAサイクルを経験することで、大きな変化が生じます。サイトのデータ分析担当者は最低3年間継続することをお勧めします。成功している企業の多くは、サイトの担当者が開設当時から変わらないケースが多いのが現状です。

効果測定における3年間のプロセス

1年目は仮設だらけの年間プランとなり、それに従ってサイト運営やオンライン上の自社の位置を確認することからスタートします。並行してアクセス解析ソフトを使ったデータ蓄積を行い、それらのデータを元に、2年目は仮説を立てた運営が可能になります。仮説どおりの展開もあれば、システムトラブル、予想外のクチコミや炎上などの展開があるかもしれません。最新コンテンツだけではなく、蓄積されたコンテンツの動向からも改めて発見があるかもしれません。新しい情報から古い情報へ、また効果的な施策があったとしても、短期的な数字に満足してはいけません。成功の要因を分析し、その結果からワークフローとして取り入れることが重要です。2年間の経験から3年目になってはじめて、ネット上での自社のポジショニング向上のための具体的なプランを出すことができます。

サイト運用やオンラインマーケティングは企業として継続的に取り組む必要があります。社内で経験を蓄積し、それらをPDCAサイクルで運営することは今後のWeb戦略においても必要不可欠です。ネット上で成功している企業の多くは、失敗も含めてさまざまな経験を蓄積しています。サイト運営について、文書で情報を引き継ぐことはできますが、経験から得た仮説力を引き継ぐことはできません。逆にその経験を積む時間なくしてネットPR成功は難しいのです。

3年間のPDCAサイクル ●1年目:仮説立案とそれをチェックするためのデータ収集

・アクセス解析の導入
・KGI(重要目標達成指標)/KPI(重要業績評価指標)の設計
・ワークフローの確立

●2年目:アクセス解析データを分析し、施策を立案

・コンテンツ施策
・サイト内誘導設計
・ユーザー誘導施策

●3年目:アクセス解析データを分析し、施策の見直しと新しい仮説を立案

・コンテンツ施策
・サイト内誘導設計
・ユーザー誘導施策

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