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続・それでもやっぱりブログ書こうぜ!」 からご覧ください。
徳力さんのブログに刺激されて、やめときゃいいのに書いちゃう。ここ最近、久々にブログの連鎖を楽しんでいます。
流れをまとめると、
● 3月17日 「TwitterやFacebookの次は何が来るか」だって?そりゃお前、ブログに決まってんだろ!|イケダノリユキブログ
● 3月27日 このブログをどっちの方向へ進めていくのがいいんだろうね会議|やまもといちろうBLOG
● 3月28日 ブログがSNSにトラフィックを奪われる時代は終わった。ブログがSNSからトラフィックを集める時代が始まっている。|シロクマの屑籠
● 4月1日 ブログごっこから、目的を持った本気ブログを書く時代へ|More Access,More Fun!
● 4月3日 ツイッターやFacebookの次はまたブログが流行ると考えて、ブログを今から始めるつもりなら大間違いという話。|tokuriki.com
拾いきれていないかもしれないけど、こんな感じ。
いやー、ブログって、本っ当におもしろいですね!
この感じ、久しぶりなわけですよ。この感覚は…そう、いまから5年前、2008年1月に開催された第1回「広告系ブロガー新年会」に至る当時の時代の空気感と似ているのです。
● 2008年1月12日
渋谷”魚民”出禁確定!?「広告系ブロガー新年会」報告|イケダノリユキブログ
あのときは、本当に多くの広告・PR・マーケティング業界の人たちがブログを書いていた。猛烈なスピードで変化する環境の中で、次の一手を模索するギョーカイジンたちが、「誰か聞いてくれ!」 「俺はこう思う!」と、熱い想いを綴っていました。
まだ誰もTwitterやFacebookを使っていない頃。みんな数十個のお気に入りブログをRSSに登録して、朝の仕事は更新されたブログを読んでから、なんて時代でした。
それ以外に自分の想いや感想を伝える手段がないから、エントリーを読んだらみんなコメントを書く。そのエントリーに刺激されてブログを書いて、トラックバックを張る。そんな感じで、ネットの中に数十人の見えない「広告系ブロガーの輪」みたいなものが出来上がって行きました(まぁどこの業界にもある一種の “村” みたいなものなのかもしれません)
で、それこそ数カ月もブログの更新を追いかけていると、親近感なのかリスペクトなのかよくわからない感情が芽生えてきます。そして、無性に会いたくなる。会って一杯やりながらお互いの問題意識や考えをぶつけ合いたくなる。
そんな折、企画されたのがこの広告系ブロガー新年会。広告系ブロガーでは知らない人はいないmediologic.comの高広さんと、広告会議の川口さんが「みんなで飲もうぜ!」と企画してくれたものでした。
上記ブログを読んでもらうとわかりますが、当時の熱気がわかります。みんなブログは読んでるけど名前は知らないから、会ったときに「おー!あなたが “Interactiveに行こう!!” さんでしたか!いつも読んでますよー!」 「えっ!あなたが “広告β” さん!?あの洞察力はどこから来るんですかー!ファンです」とか、みんなブログ名で呼び合ったりしてた。一番嬉しかったのは、当時サイバーエージェントに新卒で入った渡邊大介 a.k.a. アドマン(※当時のブログ)と会ったとき。魚民で抱き合ったもんね。「うおー!ようやく会えたな!」みたいな(笑)
なんかね、皆さんもこの数日のブログでも書いてくれてますが、TwitterやFacebookの登場によって、みんな長い文章書かなくなっちゃった。長い文章って、自分の「思考とか意見」なんですよね。一方、短い文章や写真は日々の感情や行動。だから、TwitterやFacebookでつながっても、それだけだと親近感は感じても、リスペクトは起こりづらい。
図にするとこんな感じかしら。
まあね、だからなんなんだよ、という話なんですが、今回のようなブログの連鎖って、TwitterやFacebookじゃ起こらないじゃないですか。RTはShareはされても、想いや考えが紡がれていくこの感覚は、やっぱりブログならではだなぁ…と再認識したわけです。(そしてブロガー飲み会が盛り上がり、Facebook飲み会がただの飲み会で終わることの理由もわかった気がする)
蛇足的に書いちゃいましたが、誰かのブログに刺激を受けて自分もブログを書く、ってことはいままでに何度もありましたが、自分が書いたエントリーが発端となって、ブログの連鎖が始まるって実は初体験だったんですよね。だから嬉しくてつい。
ということで、改めて。
みんな、ブログ書こうぜ!