高品質コンテンツの鍵〜パンダアップデート越えのために | CyberAgent SEO Information

CyberAgent SEO Information - 2012年8月13日(月) 11:01
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パンダアップデートの影響を受けないようにするというか、
パンダアップデートで相対的により高い評価を受けるようにすればどうすればよいか?
を考えてみたいと思います。

ちょうど先日、Googleが6月、7月の更新内容を発表しましました。
Search quality highlights: 86 changes for June and July(英語)
鈴木謙一さんが日本語訳してくれています。
パンダ・アップデートの“隠れ”更新多し? 6月と7月にGoogleが実行した検索品質改善は86個

ここでも、パンダおよびパンダかどうかは不明ですが、高品質なコンテンツを評価する更新がいくつか入っています。
Googleは明確に高品質なコンテンツを評価し、低品質なコンテンツを評価しないと打ち出していますが、何をキーとして高品質・低品質と分けているのでしょうか?
それが分かればパンダはおろか、評価の高いコンテンツを作れるはずです。
今回はそのいくつかを考えてみたいと思います。

1,オリジナルなコンテンツであること
これはすでに言う必要もないことかもしれません。
パンダアップデートでもオリジナルでないコンテンツは軒並み評価されなくなっています。
オリジナルであるかどうかは、Googleは比較的容易に判断ができるものと思われます。
“カフェイン”でインデックススピードが速くなってることに加え、ソーシャルシグナル等からも何がオリジナルか判断しているものと思います。(当然完璧ではないようですが)
他からコピーしてきたものや、広告コンテンツなどウェブマスター自らが管理・運営コンテンツでなければ、非常に厳しいことは間違いないでしょう。

2,キーフレーズとの関連性
キーフレーズとの関連が大きいコンテンツ、キーフレーズに対して詳しいコンテンツでなければ評価されないのが現状だと思われます。
これに関しては、2つの鍵となる要素があると思います。
まず、一つ目は網羅性です。
キーフレーズを構成する要素があるかどうか?は大きなポイントだと思います。
「サッカー」を構成する要素として、「Jリーグ」「日本代表」「なでしこジャパン」「プレミアリーグ」「ルール」「ボール」「ゴール」「選手」などいろいろな要素があると思います。
これらを網羅すればするほど、「サッカー」というコンテンツとしては深く広くなるはずで、そうなればGoogleが言う“shallow"なコンテンツにはならないはずです。
もう一つは共起語があると思います。
これは網羅性にも通じる部分があるかもしれませんが、例えば「なでしこジャパン」というキーワードと良く一緒に使われる言葉(共起語)には、「澤穂希」「W杯優勝」「サッカー」などなどがあると思います。これらが多く出てくるということは、そのコンテンツは
「“なでしこジャパン”について書いてあるな」
というヒントになるはずです。
Googleはコンテンツのテーマを認識するのに、共起語の概念を使っていると思われますので共起語を含めておくことは、メインテーマとなるキーワードに関するコンテンツに対して詳細な内容であると読み取る可能性が高まると思われます。
また、その多くは「網羅性」のところと被る内容かもしれません。

3,ボリューム
箇条書きの一文よりも詳しく説明書きがあったほうが高品質なコンテンツと見られる可能性は高いでしょう。
ただし、無関係な文章を書くのではなく、網羅性であったり共起を意識して記述する必要があります。それらを意識していけば自然とボリュームは増えるでしょうから、「ボリュームを増やそう」ということではなく、「情報の網羅性を高めよう」とすることが正解でしょう。

4,リンク
高品質なコンテンツは、高品質なコンテンツからのリンクを生む可能性が高まります。
逆に言うと、高品質なコンテンツ(サイト)から低品質なコンテンツにリンクされることはまずないはずです。
オーソリティある、高品質コンテンツからリンクを獲得できればコンテンツの信頼度は非常に高くなるものと思います。
また、それと同時にソーシャルでの言及についても関連性があるかもしれません。
Googleはなんらかのソーシャルシグナルを利用していると言われますが、ソーシャルで拡散していくコンテンツはユーザーの興味を惹く高品質なコンテンツであることが多いはずです。
(大企業のサイトでよほどダメなコンテンツがあって、ネガティブな拡散をするケースは別ですが。。)
ソーシャルで拡散していくものも高品質だと判断される可能性は高いでしょう。
また、これは可能性ですが、高品質なコンテンツに発リンクをすることもプラスになる可能性があります。逆に低品質なコンテンツに発リンクしていると高品質とは見られないでしょう。
リンク先のコンテンツにも十分注意を払う必要があります。
実際にパンダアップデートでランクダウンしたサイトにリンクをしていると評価が下がるという報告も何件かあります。


一部はパンダアップデートは関係なく、単純に「高品質なコンテンツをGoogleがどうやってみわけているか」を推測するだけになってしまいましたが、「パンダだから」ということではなく高品質なコンテンツを作ることはGoogleからの評価を高めるうえで最も重要なことだと思われます。
また、そのようなコンテンツはユーザーの指示も受けリピーターやファンを生む効果もあると思われます。
どこでも言われることですが、あまり検索を意識しすぎずにユーザーに詳しい情報を提供しようとすることが最も重要なのだと思います。

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