Googleウェブマスターツールでのリンクに関するアラートについて続報 | CyberAgent SEO Information

CyberAgent SEO Information - 2012年7月21日(土) 21:49
このページは、外部サイト CyberAgent SEO Information の情報をRSSフィード経由で取得して表示しているため、記事の一部分しか表示されていなかったり、画像などが正しく表示されなかったり、オリジナル記事が意図したデザインと異なっていたりする場合があります。
完全な状態のオリジナル記事は 「Googleウェブマスターツールでのリンクに関するアラートについて続報」 からご覧ください。

SEO JapanさんのGoogleによる過去最大の警告メッセージ配信に関してマット・カッツがコメントや渡辺隆広さんが書かれている、
Google Matt Cutts、ウェブマスター宛警告メッセージ送付の対象拡大を明らかに
のように、Googleのマット・カッツ氏が今回のウェブマスターツールへのアラートの大量送付について語っています。

内容としては、これまでの警告とは異なり、いくつの不自然なリンクがあれば送付するようにしたというものです。
詳細は、先にご紹介した記事を読んで頂きたいと思うのですが、彼らとしては透明性を向上させるためとか。現時点では透明にならず余計にもやっとしていますが、
今までは、
警告が来た=Googleはルール違反ととらえてペナルティ準備をしている
というものでしたが、今回は
警告が来た=Googleが多少なりとも疑いを持っていて、ペナルティ準備をしているかどうかわからない
というところだと思います。
渡辺さんは、レッドカードとイエローカードという形で書かれていましたが、マット・カッツは今回の警告は実は問題ないものをあるかも、、という感じの話もしていますのでイエローのさらに前の注意の段階にも近いかもしれません。(サッカーを見ない方には余計分かりにくくてすいません。イエローに近いプレーだと、審判が「次やったら出すよ。」と注意をすることがあるのです。筆者も小学校時代に何回か注意を受けています。。)

この話の流れから考えると、これまでアラートは目視でチェックされた後に出ていたように思いますが、ある程度自動化されているのかもしれません。
SEO用に意図的に作られたリンクに当てはまる特徴があるもの、
例えばアンカーが集中しているとか、www上におけるリンクの関係が明らかに過密度になっているとか、同じテンプレートのページから多くリンクされているとか、
そういうものを検出した場合に自動的に送付したのかなという気がします。
少なくともすべてを人力で行ったということはないのではないでしょうか?
(当然これまでも、アラートが出る“候補”は自動でリストアップされていたと思いますが。。)
ただ、目視している人の数はかなり多いとも思いますので、
そういう意味ではリストを確認する際に、これまではグレーゾーンでは出さないとか、疑わしいリンクがあっても高品質なナチュラルリンクが多ければOKとなっていたものが(仮の話です)、
ただ一つの疑わしいものを見つけたら警告を発するように変わったのかもしれません。

いずれにしても、疑わしきものがあれば警告を発することになったのは確かですので、
これからも多くのサイト、それはSEOをまったくやっていないサイトを含んで大量の警告が出続けるものと思われます。
ウェブマスターの方が混乱する可能性が高いと思われますので、Googleももう少しやり方を考えるべきですが、
警告が来た場合は、仮にそれが脅しや注意レベルのものであったりしても、
バックリンクリストの確認はすべきです。その中で、先のエントリーにも書いたように、危険だと考えられるリンクに対しては何かしらの対応をすべきだと思います。
特に過去に行っていた、自動登録型のリンク集からの大量で雑なリンクやワードサラダなどの自動生成したサイトからのリンクなどは注意が必要です。
SEO会社の中にはここ数年でなくなってしまったところもありますし、なかなかリンクを解除してくれないところもあるかもしれません。
そういう場合は、非常に難しいところですがURLをすべてリスト化した上でなぜリンクが解除できないのかをGoogleドキュメントで提出しましょう。これでクリアできるかどうかは別として、おそらくベストを尽くすとしたらこのラインだと思いますので。

“危険なリンク”というもののレベルについてはそれぞれの方思うところがあると思いますので、ここで語るのは避けますが(笑)SEOベンダーに発注をされている場合にはきちんとSEOベンダーと話し合う必要があると思います。
そして納得いく解決策をみつけるべきです。
ある程度のリスクを背負わなければランクアップせず、足下のビジネスが危険になる場合もあるかもしれませんし、
現時点でリスクを一切背負う必要はなく、中長期視点だけ持てば良い場合もあると思います。
今のビジネスの状況やキーワードの難易度、競合状況などによって最適な対応策は変わると思いますので、ウェブマスターの方はベンダー任せにせずに、きちんとコミュニケーションを取って納得の行く“落としどころ”を見つけるようにしてください。

メルマガの登録はこちら Web担当者に役立つ情報をサクッとゲット!

人気記事トップ10(過去7日間)

今日の用語

robots.txt
ロボット型の検索エンジンが自分のページを登録しないようにするためにサイト管理者が ...→用語集へ

インフォメーション

RSSフィード


Web担を応援して支えてくださっている企業さま [各サービス/製品の紹介はこちらから]