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完全な状態のオリジナル記事は 「
日本のパンダアップデートの概況」 からご覧ください。
昨日発表があった日本へのパンダアップデートの導入ですが、
ランク変動が大きかったURLの特徴を調べた結果、
いくつかの傾向が出てきましたので主立ったものをご報告させて頂きたいと思います。
なお、未だ調査中の部分があること、ここではすべての内容の公表を控えさせて頂いていることについてはご了承いただければと思います。
①オーソリティが高いサイトはランクアップ傾向
これはパンダアップデートの特徴から考えると、パンダアップデートで下がったサイトがあったため、影響を受けにくかったオーソリティが高いサイトが相対的にランク上昇したと見たほうが自然だと思いますが、おおむねこの傾向がありました。
②スクレイピングサイトのランクダウン目立つ
パンダアップデートが導入されていなくても起こっていたことですが、パンダ導入前後でスクレイピングサイトがさらにランクダウンしているものが目立ちました。
どちらかというとスクレイピングコンテンツがあってもオリジナルがあればある程度は大丈夫という状況だったものが、オリジナルがあってもスクレイピングコンテンツがあれば苦しくなるという状況に変わったように思います。ただし、これらはオーソリティが高くないサイトに限ります。
スクレイピングと言ってもいろいろあると思いますが、次のような例が目立ちました。
○比較サイトで商品やサービスの内容が他の比較サイトと被ってしまっている
○商品の説明ページの情報がAPIで取得された情報である
○情報の内容が他サイト(特にソーシャルメディア等)からひっぱっているものである
DB系サイトの中でも、ひっぱっている情報が他サイトと被っているもの、例えばサテライトサイトでかつオーソリティが低いものはランクダウンしているものもありました。
③アフィリエイトリンク中心のサイト
アフィリエイトリンクとそのサイトの紹介のみで構成されているようなものはランクダウンが目立っています。
④内容の少ないモバイルサイト
内容が少ないモバイルサイトで、PC検索で上位表示されていたもののランクダウンが複数見られました。これはパンダなのか、単にユーザビリティを考慮した改善なのかは不明です。
⑤リンク集中心のサイト
オーソリティが低くかつ単にハブの役割しか果たさないリンク集サイトのいくつかにランクダウンが見られました。リンクそのものはそのサイトのコンテンツとはみなされないということでしょうか?
⑥テキスト情報(文章情報)がほとんどないサイト
画像と単語(スペックの数値や住所や電話番号)だけで構成されており文章情報が含まれていないもののいくつかにランクダウンが見られています。
以上主なものをご紹介しましたが、いずれにしてもウェブマスターが自らコンテンツを生み出しているものが少ないということが言えます。
他サイトから文章をコピーしてくるなどは、元々Googleが好ましく思わないものですし、アフィリエイト中心のサイトも同様です。
それらの傾向がより強くなったものがパンダであると捉えても、現時点ではさほど問題ないかもしれません。
逆に、ウェブマスターが自ら知恵をしぼって作ったコンテンツを影響を受けていませんので安心してください。
また、オーソリティが高いサイトは今のところ大丈夫ではありますが、オリジナルなコンテンツではないという場合には今後どうなるか分かりませんので注意が必要だと思われます。
追加で何か見えてきた際にはご報告したいと思います。