ソーシャルメディアで人生が変わった3つの良い話 | SEO Japan

SEO Japan - 2011年10月11日(火) 11:03
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インターネットで世界はより身近になったことは”ネット以前”の時代を20代半ばまで過ごした私も実感していましたが、最近はソーシャルメディアの普及がその身近さにさらに拍車をかけているようです。今回はそんなソーシャルメディア最前線からソーシャルメディアで新しい何かを見つけた3人のストーリーをご紹介。 — SEO Japan ソーシャルメディアについて考える時、ちょっとした小さな入れ物に分割しておくことはとても簡単だ。Twitter上で伝えられる考えは反応を引き起こすかもしれないし、リツイートを導くことさえある。Facebookの近況メッセージが伝えられ、いいね!を獲得する。 しかし、部分の総和以上のものになるとどうだろう?ソーシャルメディアのやりとりが要因で人生が変わる時、何が起きるというのか?それこそが、今週私の頭の中にある疑問だったため、私は何らかの回答を見つけるためにソーシャルメディアに注意を向けてみた。 私の所にやって来た反応は、のんきで面白いことから本当に心が痛み読むのが難しいことまでピンからキリまであった。私はその中のいくつかを要約し、ここであなたに共有しようと思う。 ソーシャルメディア求職掲示板 私達は皆、世界の就職市場の話を耳にしたことがある。多くの人が、自分達が求めているものを見つけるために、より起業家的ベンチャーへ向かっているとは言い難い。 Marga Deonaもそんな人間の1人だ。Deonaは、LiveJournalとFriendsterとインターネット掲示板を使ったソーシャルメディアの初期の頃に遡って、広報および選挙運動戦略家として働く自分の話を伝える。彼女は自分のネットワークを築くのに数年費やした後、独立して働くために飛び立った。 「私のブレイクスルーは、去年の大統領選挙のPRを他の人達と一緒に担当した時にやって来た。大統領候補者を支持して私達が投稿した全てのコンテンツを素早く共有しリツイートする人々によって、私達の取り組みは驚くほどに広まった。」 フィリピンでの高度にソーシャルな選挙運動の影響により、Deonaはより多くのドアが開いていることに気が付いた。企業が自分達のPR戦略をやってもらおうとTwitterやFacebookやEメールを介して彼女にメッセージを送っていたし、セミナーやラジオなどで語るために招かれた。しかし、この話しで最も興味深い展開は、どのようにして彼女が音楽選択のビジネスを監督し始めたかだ: 「トライアスロンに共通の興味を持っていたことが理由でFacebookに私を追加した1人の男性が、私の音楽センスが“最高だ”と思うと言ってメッセージを私に送って来て、自分のお店のためにトラックを監督して欲しいと依頼してきた。彼の家族がこの国で最大のモールチェーンの1つを所有していて、彼は私に自分がファミリービジネスとは独立してオープンする予定のスポーツアリーナのためにそれをしもらいたかったのだ。」 Deonaは決して1人ではない。私達は人々がTwitterやFacebookなど(なんと、TNWでの私の仕事もツイートから始まった)を介して仕事のコネを作ることをよく耳にするが、Alexis LamsterはTumblrを介して彼女との関係性を発見した。 「私はTumblrで会ったこの男性と何回かメールをした。食べ物と写真に共通の興味があったからだ。ある日、彼は、私のオフィスの近くに来るからコーヒーでも飲まないかとメールを送って来た。ある意味では有難いことに、ちょうど上司に一連の大きな変更の売り込みをし終わった所だった。私はウェディングのウェブサイトで広告と営業を管理する仕事をしていて、この世で一番のウェブサイトになるために一連の変更をすることを提案したのだ。上司は、“アイディアは素晴らしいが、それをするほどの関心はない”と言った。」 Lamsterは打ちひしがれた、と彼女は言った。しかし、Tumblrの友人Daveとのコーヒーの時間はタイムリーな贈り物のようだった。 「私はたった今起きたことや、私がいかに本当の変化を求め一番になりたいと思っている会社のために働きたいかを話さずにはいられなかった。彼は、自分のスタートアップ(Postling)について少しと、それをどうやって始めたのかを話した。私達は、自分達の願望がとても調和していることに気が付いた―私は自分が会社に大きな影響を与えることができると感じるようなスタートアップのために働きたかったし、彼らはMVP(Minimum Viable Product)に着手してターゲット市場を見つけるのを助けてくれる人を必要としていたのだ。」 つまり、多くの人達がLinkedInや仕事を見つけることが専門の別の何かに向かう中、彼らが決して考え付かないような場所で成功を見つけている人がいるのだ。私達はここTNWでもそれをよく目にする。シンプルなツイート、Facebookの近況アップデート、そして恐らくブログ投稿も…これらのいずれも始まりはシンプルだが、誰も意図していなかったような方向に話は転がっていくのだ。 ソーシャルトラベル そう、私達には、使用していない空間を貸出できるAirbnbがある。Couchsurfingはずいぶん前からあって、私達はそのソーシャルな側面にかなり慣れている。しかし、他のトラベルはどうだろう?ここにもストーリーがある。 私がTwitterでストーリーを求めた時、最もよく耳にした話しの1つが、NASA Tweetupに参加するためにNASAの異なるキャンパスに行った人だった。私達は、数週間前にNASAのソーシャルメディア戦略の話を詳しく取り上げていたため、熱狂的ファンからそういった返答が見られたことは驚くことではなかった。 しかし私は、もっと何かあるはずだと分かっていた。そして、私が求めていたストーリーを手に入れた。 あなたも、@Twitchhikerとして知られているPaul Smithのことは聞いたことがあるかもしれない。Smithは、2009年に、移動手段と宿泊先を見つける手段としてTwitterだけを使用してイギリスからニュージーランドに行くというミッションを設定した。その道中、彼はチャリティのためにお金を集め、自分の旅をビデオとTwitter上(もちろん)に記録し、さらには自分の旅に関する本を書いた。今、スミスは旅の話しをし続けている彼自身のウェブサイトを運営していて、読者が参加することを促している。 ソーシャル・アントレプレナーシップ これは、ソーシャルコネクションがもたらす予期せぬ結果の最後の側面である。私が上に書いたことは全て予期せぬことが基になっていたのだが、これは全く耳にすることすら予期していなかった。アントレプレナーシップ(起業家精神)のこととなると、ソーシャルネットワーキングは、ただ縛るだけのネクタイではないようである。 Megan Hargroderは、conversations.beというプロジェクトを立ち上げるのに役立った彼女がニューオーリンズで見つけたものの話をしてくれた。この話しにもまたひねりがあるのだ: 「私は2年前、何も知らずにここに引っ越してきた。そして、自分が友達になりたいと思った実力者(すごい奴)を識別すると、彼らをTwitterでフォローし、会話に関与し始め、テック関連のネットワーキングイベントで彼らに会った。これらのオフラインおよびオンラインのコネクションが個人的なオフラインの人間関係を導き、その後は、コミュニティマネージャーとしての前職を導いた。そこで私は、自身のソーシャルメディアと新しいビジネスオンラインセットアップ会社を立ち上げ、今では交際期間9ヵ月となる彼女と出会ったのだ。」 Hargroderの目標はconversations.beのために高く掲げられているが、もっと広い影響を持つことを望む人もいるし、彼らは自分達の目標を達成するのに役立たせるためにソーシャルメディアを活用している。 Raiyan Laksemanaは、自らの出身地インドネシアで映画とメディアの仕事を作ろうとした話をしている: 「ソーシャルメディア以前に、トップから学ぶことは地球から火星に飛ぼうとすることのようだった。みんながコネクションを共有することによって他のみんなを食い物にしている。ソーシャルメディアでは、誰もがほんの数ページ離れたところにいる。」 Laksamanaは、ソーシャルメディアのより公平な場が、彼自身が仕事を見つけることを可能にしているだけでなく他の人のために仕事を生み出すことを可能にしていると私に言う。 「インドネシアでは、私達は映画とメディアの業界で仕事を生み出す方法に関して全く無知だった。主要な会社とスタジオが利益を得ていて、野蛮な価格を設定していた。私達が発見したことは、インドネシアには数千万ものモバイルインターネットユーザーがいるということと、実際に私達のモバイル成長は世界第8位に位置しているということだ。」 Laksamanaはその情報を手に、より小さな独立したプロデューサーのためにマーケティングと規制プラットフォームを作った。そうすることで期待できることは、お金がコンテンツの制作に直接関係しない人達の所ではなく行くべきところに戻ることだ。 「もしこれが私達の計画通りに行けば、インドネシアに盛んな平等主義のメディアエコシステムをもたらすだろう。そして、それは全てソーシャルネットワーキングのおかげである。学ぶというシステムと新しい市場の開始は、それなしではあり得なかっただろう。」 さあ、あなたの番だ 読者に伝えることができるストーリーを募集する時にはいつも、知らずに素晴らしいストーリーを見逃しているものだ。だから、今こそあなたの番なのだ。もしあなたにも伝えるストーリーがあるなら、私達はそれを聞きたい。 この記事は、「The Next Webに掲載された「6 stories of life-changing social media connections」を翻訳した内容です。 求職中の女性から(正直、途中までは出会いサイトで理想の出会いを実現した人の話に読めてしまいましたが)から、今をときめくAirBnbの創立者(見た目が今風じゃなくて意外というか逆に好感持った私はひねくれ者・・)、そして起業家志望の人の話と、バリエーションも豊かでこのまま映画になってしまいそうな勢いの話でした。確かにどれもインターネットの普及だけでは成りえなかったかもしれないストーリーともいえるかもしれません。一時、ネットやメールの普及に関連付けた小説や映画がありましたが、ソーシャル系のモノって余り聞かないですね。ま、それだけソーシャルが人々の生活に根付き、ごく当たり前の存在として定着したともいえるのでしょうか。 — [...]
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