「ネット広告」に求められる効果は可視化されなければならない。 | 業界人間ベム

業界人間ベム - 2011年9月15日(木) 21:00
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 ツイッターが始める新しい広告には、コスト・パー・エンゲージメントという概念が登場する。いわく、リツイートやフェイヴァリットなどを獲得あたりいくらという課金モデルだ。コスト・パー・フォロー(つまりフォロワー1件あたりいくら)というのもある。
 
 昨日、Web研フォーラムでモデレータをさせてもらって、私の最新の情報をキャッチアップさせてもらった。
 ツイッターは、リアルタイムに伝播するインタレストグラフを使うターゲティング広告になる。一方、ミクシィは、ソーシャルグラフを活用するターゲティング広告となるかと思う。

 「ソーシャルグラフ×インタレストグラフ」を活用するということだ。


 ネット広告にもいわゆる「ブランディング効果」がある。あるがその効果を可視化しないと、その効果は課金対象にしにくい。
 私は昔から「ブランディング効果とは、マーケティングの時間軸を長くとった時の態度変容効果として捉えるもの」と考えている。タイムスパンの問題で、即刈り取れなくても、種まいて、最終的に購買行動に至れば、効果があったとされるのである。一定以上の絶対量を刈り取るためには、タイムスパンを中期、長期に設定して顧客化までのプロセスをじっくり、肥料、種まきから、水やり、雑草などの草刈り、などしていく根気が必要である。
刈り取りと育成、購入経験者のロイヤルティ化などをどう設計するか、どういう施策バランス、予算配分でするかは簡単ではない。

 それはさておき、やはりネット広告では、その効果はトラッキングされ、可視化されないと課金できないという宿命を負っているようだ。
 ただ、日本のCPMが米国の1/3とかになっているのが、買い手市場のなかで、基本CPAをクリックベースで逆算したCPMにディスカウントさせられてきた(いわば、メディアがブランド力をギャランティさせられてきた)結果である。
 CPCであっても、ビッティングされて価格が決まるのであれば、それはそれで市場原理によるものである。

 いずれにしても、「あるはずの効果(ブラックボックス)ではなく、効果は可視化されてはじめて課金されるが、価格は受給関係で決まる」という割り切りに、むしろ潔さがあるやもしれない。

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