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企業価値50億以上の会社を作った10人の起業家が犯したビジネス最大の過ち」 からご覧ください。
ちょっと釣りっぽいタイトルですが、今をときめくZapposの社長から有名価格比較サイトのプライスグラバーの創立者などなどアメリカで有名なネットビジネスのシリアルアントレプレナー10人が自らが犯したビジネスの最大の過ちを語ります。起業家といっても色々いますが、それなりの規模で成功している人たちにフォーカスした今回の記事、流石に深いです。 — SEO Japan 何百ドル何十億ドルもの会社を作っている成功した起業家について耳にすることはあまりにも多い。これが良くないのは、誰もうまくいかなかった会社については話さないために、次は自分も大企業を作ることができるという間違った希望を持ち続けるからである。 中小企業局(SBA)によると、4年以上存続する新しいビジネスは44%だけで、それに加えて60%のビジネスが損をしているかとんとんのどちらかであるという。 率直に言って、あなたも私も次の大企業を作ることはないのだ。そこで私は、最低でも5000万ドルの価値のある企業を作った成功している起業家10人に、彼らの一番大きなビジネスの過ちは何だったかを尋ねた。 たとえあなたが次の数百万ドル企業を作るつもりはないとしても、成功している起業家が犯した過ちから学べることがないということにはならない。 成功の確率を上げたいと思っているあなたが避ける必要のある過ちをここに紹介しよう。 アレックス・アルガード アレックス・アルガードは、連続して起業し続けているシリアル・アントレプレナーでありエンジェル投資家でもある。彼は、ウェブ上で最も有名な自動車サイトの1つであるCar Domainの他にWhitePagesも設立した。これら2つの企業に加え、アレックスは自分の空き時間にブログを通して起業家コミュニティにお返しをすることを好んでやっている。 4、5年前にWhitePagesが極端な成長局面に入った時、我々は会社のある部門で間違った採用基準を設けてしまった。特定のスキルを重要視しすぎて、基礎能力や未開の能力、ビジネスに対する情熱にはほとんど目を向けなかったのだ。数年後、その結果として、我々はいくつか断腸の思いで人の変更を経験した。後から考えると、早急な雇用は安易すぎたし、私にとっては巨大な赤旗となるべきだった。良い時も悪い時も雇用は常に難しいものであるべきだということを私は学んだ。 ブライアン・リー ブライアン・リーは、司法サービスを手ごろな値段で提供しているLegalZoomの共同設立者だ。LegalZoomに加え、ブライアンはキム・カーダシアンと一緒にShoe Dazzleも共同設立した。 私は数え切れないほどの間違いをしてきたけれど、特に学ぶことが多かった間違いが1つある。LegalZoom.comを始めて1年位の頃、私たちのサービスのボックス入りソフトウェアソリューションを作ってそれを小売店で販売するチャンスがあった。私たちはリソースもお金も十分ではなかったけれど、パッケージをデザインして構築する大きなチャンスだと思い込んだ。 それは大失敗だった。私たちはソフトウェアを制作し、美しいパッケージを作り、製品の注文もいくつか受けた。しかしながら、本当に多くのリソースを必要としたために、私たちは自分達のサービスの中核(オンラインで司法サービスを提供すること)を見失い、ほとんど何一つやり遂げることが出来なかったのだ。 私が学んだ教訓は、自分の中核となるサービスが十分な成長を提供しなくなるまでは中核となるサービスに絞って焦点を当て続けるということである。もしあなたの中核となるサービスがまだ良いペースで成長しているのなら、それに集中し続けることだ。まずは中核となるサービスの強固な基盤を築かなければ、その他のパートナーシップや新しい方向性や新しい製品などは無意味なのだ。 ダーメッシュ・シャー ダーメッシュの名前はOn Startupsと呼ばれる人気ブログを所有していることで耳にしたことがあるかもしれない。しかし、ダーメッシュは単なるブロガーではなく、後にサンガード・データ・システムズに買収されたピラミッド・デジタル・ソリューションズの共同設立者でもある。ピラミッドに加え、ダーメッシュはHubspotの共同設立者でもある。 私が起業家として犯した最も大きな過ちは、偉大で戦略的なパートナーに頼り過ぎたことだ。私の初めてのスタートアップ企業では、私は大きく力のある会社が支配する業界に身を置いていた。私のスタートアップ企業は早い段階で彼らとパートナーシップを結んだ。そして長い年月の間、彼らと一緒にジェットコースターのような変化を体験した。私たちがパートナーである時には全てがうまくいっていたが、彼らが私たちを競争相手と見なした時には困難な時期となった。 他の会社に依存しすぎることの大きなマイナス面は、自分たちの最高の成長の可能性を制限してしまうことだ。もしもあなたの成長が早すぎたり大きすぎたりすると、あなたは脅威となる。可能な限り、起業家は、巨大企業の祝福を受けることが義務付けられていない業界でその運命と仕事をコントロールすべきである。 グレン・ケルマン グレンは、大規模な不動産ウェブサイトの1つ、RedfinのCEOだ。Redfinの前には、企業向けポータルソフトウェア市場を作った株式公開企業、Plum Softwareを共同設立している。 一番大きな過ちは常に最悪の雇用である。私もその苦境にあまりにも頻繁に巻き込まれている。起業家は、完璧主義者であり何足ものわらじをはく人である傾向がある。そのことがあなたのために働くことを難しくし、あなたが会社に呼びこむ有能な人材を制限してしまうことがある。あなたは会社全体の戦略と価値についての自分の視点に自信を持っていなければならないが、従業員に自由に仕事をさせることも必要なのだ。 私は毎日仕事から帰る途中、境界線はどこにあるべきか、自分はそれの正しい側にいたのかどうかについて考える。私のために働いている人が、私が必要としているものを理解しているかどうかについても考える。私は私たちの最も大胆な目標についてはっきり言えないことがある。なぜなら本当にする必要があることを要求することさえ不当のように思えるからだ。しかし、それこそがあなたがはっきりとさせる必要がある部分なのだ。 カムラン・プーザンジャニ カムラン・プーザンジャニはPricegrabberを共同設立し、それをExperianにおよそ4億8500万ドルで売却した。ほとんどの競争相手とは異なり、彼はその巨大な会社を作るのにたったの150万ドルしか資金を集めなかった。Pricegrabberの共同設立に加え、彼はBestcoveryと呼ばれる新しいスタートアップ企業の共同設立者でもある。 私たちはみんな過ちを避けたいと思っているものだが、ビジネスを経営している時、特にそれがスタートアップ企業である時、それを避けて通ることはほとんどできない。私が犯し続けている最大かつよくある過ちの1つが、悪い雇用に対して迅速な是正行動を取らないことである。 どんなに注意深くしていても、どんなにたくさんの面接をしても、どんなにたくさんの身元照会を行っても、誤った雇用の決定はほぼ避けられない。しかしながら、本来できる限り早くその従業員を解雇すべきな状況をぐずぐずと先延ばしにすると、問題はさらに大きくなる。私たちは、あの人はまだ新人だとか、すぐに辞めるだろうとか、慣れるにはもう少し時間が必要だ、などと自分たちに言い聞かせ続けている。しかしこれは現実ではなくどちらかと言えば希望的観測である。もし採用した人が最初の2,3週間以内に組織に馴染めず、与えられた仕事をしないのなら、会社にとってもその従業員にとっても一番の利益になるのは、出来る限りすぐにその人を自由の身にし、適切な人材を探すことに集中することである。 ケイス・スミス ケイスは27歳の時にZangoを設立し、年間売上およそ7800万ドルの企業にまで成長させた。現在ケイスは、ウェブサイトを収益化することを助けるという自身の新しいスタートアップ企業Big Door Mediaに取り組んでいる。 私がビジネスで犯した一番の過ちは、自分が顧客からかけ離れてしまっていたことだ。私の一番最新の会社では、年間200万ドルの収益からたった2年で5000万ドルの収益にまで達するという急成長を経験した。この期間、私たちはインフラの整備や有能な人材の採用、適切な出資を受けていたかの確認、委員会と投資家の期待の管理、素晴らしい社風の保持などを急いで進めた。これらのことは全て重要だったが、それは私が顧客と直接過ごす時間の妨げになっていたのだ。私は非常に優秀な人に囲まれていて、私がCEOの任務に集中している間は顧客との話は彼らに任せておくのが会社にとって一番いいことだと思い込んでいたのだ。 その結果、顧客のニーズはシフトしたのに私はそれに気が付かなかった。ビジネスは成長し続けたが、成長の根本原因は成長が実際に遅くなるずっと前に止まっていたのである。そして気付いた時には、私たちのリーダーシップの地位を保持するには遅すぎた。 私が学んだ教訓は、信頼できる優秀な人材を採用することは重大なことではあるものの、CEOが既存顧客や見込み客と生の時間を過ごす時間と取って代わるほど価値のあるものではないということだ。 J.R. ジョンソン J.R.はTrip Advisorに買収されたVirtual Touristの共同設立者だ。それに加え、J.R.は、同じ興味を持った人をつなげるLunch.comという彼の新しいスタートアップ企業に取り組んでいる。 私のこれまでで一番大きな過ちは、信用し過ぎることだった。スタートアップの起業家は、世間に認められた経験豊かな人に感銘を受けやすい。彼らが多額の小切手を持参して近づいてきた時には特に。それは自然なことだし構わないのだが、本質的に彼らを信用してはいけない。 私は、私の会社を買うために接触してきた人を信用し自分のガードを低くした。さらには、その信頼に基づいて条件規定書にサインもしたが、それが私の一番の過ちだった。デュー・デリジェンスの間、私は彼らやそのビジネスについてたくさんのことを知り、私の会社を彼らに売ろうとしなかった。彼らは私を告訴し、くだらない訴訟におよそ3年間も私を縛りつけたのだ。そのせいで何10万ドルもの弁護費用と数え切れないほどの無駄な時間を費やすこととなった。最終的には100%私の勝利だったが、2度と取り戻せない時間を思うとむなしい勝利だった。一応言っておくが、この買収者とは、その何年も後に実際に私の会社を買うこととなったExpedia/TripAdvisorではない。 私の過ちがより最悪なのは、私は弁護士であり、もっとよく知っているべきだったからだ。私からのアドバイスは、あなたに圧力をかけて何かをさせようとするために信用を持ち出してくる人に用心することである。 ジョエル・コム 多くの人がJoelをニューヨークタイムズの売れっ子作家として知っているかもしれないが、彼はClassic Gamesの設立者でもある。その会社は後にYahooに買収され、Yahoo Gamesを作るために使用された。また、彼はThe Next Internet Millionaireという番組も制作している。 [...]