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第7回ネットPR事例セミナー「ソーシャルメディア時代のネットPR最新事例」開催レポート(前編)」 からご覧ください。
2010年7月29日(木)、ベルサール八重洲にて第7回ネットPR事例セミナー「ソーシャルメディア時代のネットPR最新事例」を開催しました。早速、セミナー開催レポートをお届けします!
当日はあいにくの雨で足元が悪い中、約120名の広報・マーケティング担当の方がお越しくださいました。
前半の基調講演では『広報視点からのWebマーケティング』をテーマに、日興コーディアル証券株式会社 ダイレクトチャネル事業部の平山かなえ氏にご登壇いただきました。
大手総合証券会社の中でいち早くTwitterマーケティングを手掛けたり、動画コンテンツの配信を行うなど、積極的にネットを活用したPRに取り組まれている日興コーディアル証券 平山氏。
ニュースリリースやTwitter(ツイッター)で見込める効果、運営体制といった具体的な内容から、「インターネットが企業の広報担当者にもたらしたもの」「インターネットが広報担当者に求めるもの」といったマインド的、概念的な内容まで、講師が実際に試行錯誤を繰り返す中で蓄積してきた貴重な情報をたっぷりお話くださいました。
特に、同社でTwitterを導入する際、英国政府のTwitter戦略テンプレートを参考にしたという話や、Twitterの効果測定方法、運用体制など、Twitter活用に関する実践的なノウハウは多くの受講者にとって非常に参考になったようです。
また、広報担当からWebマーケティング担当へと業務範囲を広げてきた講師ならではの、
「企業の広報担当は、『もっと効果的な広報がないのか?』と常に悩んでいる。広告費削減でPRで盛り上げろといわれても、困る。PRは広告の代わりになるものではない。」
「これからの広報担当者に求められることは、意識改革。これまでとはまったく違うコミュニケーションの時代がはじまる。」
「記者向けのプレスリリースには、ファクト(事実)が重要だったが、個人が読むニュースリリースでは、ファクトはもちろん、その背景や想いなどのコンテクストが大事である。」
といったメッセージには多くの共感が寄せられました。
講演の最後は次のようなメッセージで締めくくり、PRの基本はあくまでコミュニケーションであることを再確認させて頂きました。
「PRって、人間の『コミュニケーション』という大きな川の流れに、小さな『情報』という笹舟を浮かべるイメージなんです。
人間のコミュニケーションは絶えず大きなうねりをもって流れていて、
情報を発信する人は、途中で引っかかったり沈んだりしないように
上手に船を創って川の流れを見極めて、
ちゃんと大海にたどりつけるようにウマく船を浮かべる。
それがPRの仕事だと思っています。
あくまでも自然に寄り添うこと。」
この後、10分間の休憩をはさみ第二部のパネルディスカッション『ネットPRの現場から~企業担当者にきく、ネットPR活用の実際』へと続きます。
パネルディスカッションの様子は、レポート後編でお届けします。お楽しみに!
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