ダブリンで開催された「サイトクリニック」を紹介します | Google ウェブマスター向け公式ブログ

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「サイトクリニック」とは、実在するウェブサイトを題材に、そのサイトのウェブマスターの方からの質問に公開形式で答えるイベントです。Google サーチクオリティチームのメンバーはこれまで、何度かサイトクリニックを開催し、ウェブマスターの方々と交流してきました。

本日は、3 月にダブリンのオフィスで開催されたサイトクリニックで出た質疑応答の中から、日本のウェブマスターの皆様にも役立つと思われるものをいくつかご紹介します。


1. 同じ内容のブログを 3 つ運営しているのですが、問題ありませんか?

コンテンツの内容が全く同じである場合、検索結果に反映されるのは 1 つのブログだけとなってしまう可能性が高いでしょう。また、ブログ運営の労力を分散してしまうと、ブログのリンクも分散してしまいがちです。つまり、複数の同じ内容のブログを運営することは、ユーザーだけでなく検索エンジンにとって、どのブログがメインなのか判断するのが難しくなるというリスクを伴ってしまいます。この場合、リダイレクトや canonical 指定 を使って、優先したいブログを指定するとよいでしょう。


2. 数ヶ月のうちに一定数のリンクを獲得し、Google 検索での掲載順位を 1 位にする、と宣伝している SEO 業者は信じてもいいものでしょうか?

そのような約束は誰にもできませんので、信じるべきではありません。信頼できる SEO 業者と出会うためのヒント を、ウェブマスター向けヘルプセンターに掲載していますので、参考にしてみてください。


3. 私のサイトを検索するのにユーザーが選びそうなキーワードが、誤解を招きそうな言葉や不快な表現となってしまう可能性があり、自分のサイトに掲載することがはばかられる場合、こういったキーワードとの関連性を Google に伝えるには、どうすればいいのでしょうか?

あなたのサイトの内容と、ターゲットユーザーが期待するであろう内容にもよりますが、そういったキーワードを前向きに使用してみてはどうでしょうか? 例えば、あなたがその分野のエキスパートであることをページで紹介し、関連するキーワードについて独自の用語解説を掲載するなどです。ただし、それらのキーワードが明らかにあなたのウェブサイトに不適切な表現である場合、そもそもそれらの検索キーワードから発生するトラフィックが、あなたのウェブサイトにとって有益なものであるかどうかは疑問です。


4. ( 動的な URL を静的な URL に見せるために ) URL リライト機能を使うことについて、アドバイスはありますか?

わかりやすい URL が検索結果に表示されるメリットはありますが、一方で、動的な URL を適切にリライトして静的な URL に見えるよう維持し続けるのは大変な手間がかかります。そのため、私たちは基本的に URL のリライトはお勧めしていません。それでもリライトを試してみたい方は、URL は動的なまま、不要なパラメータを取り除くだけのリライトにとどめてください。詳しくは、ヘルプ記事 " Google と相性の良い URL " やブログ記事 " Dynamic URLs vs. static URLs " (英語) をご覧ください。また、実際の URL がどのようなかたちであっても、検索結果ページでは読みやすい形式で表示されることがあります。詳しくは " New site hierarchies display in search results " (英語) をご参照ください。


5. ウェブマスターツールの地域ターゲットを使って、アイルランドを地域ターゲットにした場合、北アイルランドも含まれますか?

Google ウェブマスターツールの 地域ターゲット は国単位で機能します。つまり、アイルランド共和国をターゲットに設定した場合、北アイルランドは含まれません。解決策としては、別のサイト ( もしくはサイトの一部 ) に北アイルランド向けのコンテンツを作成して、ウェブマスターツールでそのサイトの地域ターゲットをイギリスに設定する方法があります。


6. トップレベル ドメイン ( .com や.info ) の違いは掲載順位に影響しますか?

影響しません。掲載順位で重視されるのはサイトのコンテンツです。


7. 日本向けのコンテンツを有するウェブサイトを運営していますが、サイトのトップレベルドメインは .so です。日本での掲載順位は低くなってしまいますか?

.so はソマリアの国別コード トップレベル ドメインで、確かに Google 検索では検索結果がユーザーにとって最適かどうか判断するときにこれを参考にします。とは言え、ウェブサイトの掲載順位はさまざまな要素に基づいて決定されており、トップレベルドメインはそのうちの 1 つに過ぎません。ウェブサイトに日本向けのコンテンツがあれば、日本の検索結果でもランキングされます。ただし、Google の検索エンジンのアルゴリズムが、どのような検索結果にあなたのサイトを表示すべきか判断するのに、通常より少し時間がかかるかもしれないことにご留意ください。

今後もサーチクオリティチームはサイトクリニックの機会があれば開催していきたいと思っています。また、皆様からのご意見、ご質問は ウェブマスターヘルプフォーラム でも受け付けていますので、ご利用ください。


Posted by Kaspar Szymanski, Search Quality Strategist, Dublin
Original version: Sharing advice from our site clinic
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