弁護士ドットコム株式会社(東京都港区、代表取締役社長 兼 CEO・弁護士:元榮 太一郎、以下当社)は、SNSなどへの投稿前に炎上リスクを生成AIでチェックする「AI炎上チェッカー」の最新版「AI炎上チェッカー Ver2.0」を2025年8月28日に公開しました。
今回のアップデートでは、従来のスマートフォンアプリに加えPC環境でも利用できるWeb版を新たに提供し、企業担当者の業務フローに即した活用を可能にしました。さらに、発信者の立場や職業に応じてリスク分析を行う「カスタマイズ機能」を搭載し、より炎上主体の状況に即したチェックが可能となっています。
あわせて、企業・行政・政治家事務所など組織的なリスク管理を必要とする利用者に向け、法人版「AI炎上チェッカー for Biz(仮)」のトライアル利用募集も開始いたします。 https://safety-checker.bengo4.com/
■提供背景
SNSでの発信が一般化する中、ひとつの投稿が誤解や炎上を招き、企業や個人のレピュテーションリスクにつながるケースが増えています。特に立場や影響力のある発信者にとっては、社会的責任を伴う発信に対するリスク評価の重要性が高まっています。こうした背景から開発されたのが「AI炎上チェッカー」です。2025年4月に実施したクローズドβテストでは、企業広報、行政機関、政治関係者、インフルエンサーなど多様な発信者から反響がありました。
ご利用いただいた方の声の中でも特に多かったのが、PC環境で使えるWeb版の要望と、「誰が発信するか」に応じたリスク評価の必要性です。今回、それらに応えるかたちでWeb版の提供と属性別炎上リスク分析機能を「AI炎上チェッカー Ver2.0」としてリリースしました。さらに、組織単位でのリスク管理を求める声に対応し、法人利用を想定した「AI炎上チェッカー for Biz(仮)」のトライアルも開始します。
SNSをはじめとする対外発信が組織活動に不可欠となる一方で、現場では複数部門での確認が必要となり、タイムリーな発信ができない、チェック工数が膨大になる、判断が属人化してしまうといった課題が指摘されています。さらに、企業や団体によっては複数のSNSアカウントが散在し、全体として統制が取りにくい現状もあります。
こうした課題に対応するため、当社では組織としてのSNS炎上対策に特化した法人向けツール「AI炎上チェッカー for Biz(仮)」の開発を進めており、このたびトライアル利用を募集開始しました。
本サービスでは、投稿文だけでなく添付画像やURLリンク先の内容との整合性や法的リスクの有無まで包括的にチェックすることが可能になります。さらに、組織独自のガイドラインを自動適用し、承認フローを仕組み化することで、「投稿前に即座にリスクを可視化しつつ、安心してタイムリーに発信できる」環境を提供します。