コロナ時代の新しい働き方をデザインするためのヒント「テレワークスタイルのつくりかた」を無料公開!

リリース情報提供元: プレスリリース・ニュースリリース配信サービスのPR TIMES
2020年09月11日(金)
株式会社クリエイティブシフト
テレワークを導入して成果を挙げている事例から抽出した、より良いテレワークをデザイン・実現していくための考え方をまとめたヒント集を制作しました。働き方のアップデートの発想や話し合いにご活用ください。

株式会社クリエイティブシフト(本社:横浜市;代表取締役社長 井庭崇)は、コロナの時代の新しい働き方として、テレワークをより良くしていくための27のヒントをまとめた「テレワークスタイルのつくりかた」(テレワーク時代の働き方をデザインするためのパターン・ランゲージ)を公開いたしました。すでにテレワークを導入し、成果を挙げている事例から抽出した、より良いテレワークをデザイン・実現していくための考え方のヒント集です。気に入ったヒントを選び、組織内で話し合っていくことで、皆で考えを深め、自分たちなりの具体的なデザインに落とし込んでいくことができるようになっています。https://creativeshift.co.jp/product/2883 より無料でダウンロードできますので、ぜひご覧ください。





■「テレワークスタイルのつくりかた」(テレワーク時代の働き方をデザインするためのパターン・ランゲージ)とは
「テレワークスタイルのつくりかた」は、すでにテレワークを導入し、成果を挙げている事例から抽出した、より良いテレワークをデザイン・実現していくための考え方のヒント集です。参照すべき考え方が4つのカテゴリーに分かれた27個の言葉でまとめられおり、気に入ったヒントを選んで話し合っていくことで、皆で考えを深め、自分たちなりの具体的なデザインに落とし込んでいくことができます。

副題にある「テレワーク時代の働き方のデザイン」という言葉には、離れた場所にいながらつながって成果を出すという業務のデザインと、それぞれの人がテレワークを活用し、自分にあった働き方をデザインするという二つの意味が込められています。それは、先進的にテレワークを進めていた事例をひも解くと、どの事例でもその二点の両立が見られたためです。

ここ数年働き方改革がうたわれ、さらにオフィスワークができない事態を想定せねばならない今、実は、テレワークの積極的なデザインは、新しい時代の働き方として目指すべき一つの策とも言えるのではないでしょうか。

「テレワークスタイルのつくりかた」は、Facebookの「遠隔ミーティング & テレワークのコツ・知恵・経験談の共有」グループに集まった方々が、世の中にシェアするために語った経験を元として、(株)クリエイティブシフトが、実践のコツを言語化する「パターン・ランゲージ」という方法(後述)を使って制作するという、協働的なプロジェクトから生まれました。

この「経験の共有」の活動が、これからテレワークを考え、つくっていく多くの方々の力になればと願い、無料で公開することといたしました。https://creativeshift.co.jp/product/2883 よりPDFファイルにてダウンロードできます。いつ発生するか分からない再度の感染拡大に備えるため、また、誰もが働きやすい環境づくりや、多様性を事業の力につなげていく組織・働き方のアップデートに向けて、多くの方にご活用いただければ幸いです。


■「テレワークスタイルのつくりかた」コンテンツ(抜粋)

コンテンツ一覧


ヒント No.1《働き方のアップデート》


ヒント No.10《情報落ちのコンセンサス》


ヒント No.26《つながって広げる》


■パターン・ランゲージとは
「テレワークスタイルのつくりかた」はパターン・ランゲージ(後述)という方法でつくられています。パターン・ランゲージとは、良い実践(成果をあげている事例)の中から、その考え方の本質(「型」=pattern)を抽出し、言葉(Language)としてまとめることで広く伝えていくという、新しい知の記述・共有の方法です。

元は1970年代にアメリカの建築家クリストファー・アレグザンダー が考案した街づくりのための共有言語ですが、その後、ソフトウェア分野での発展を経て、2000年代からは「人間行為・活動」の実践知を共有するための方法として研究開発が進み、2010年以降、ビジネス分野でも使われるようになりました。

うまく実践するための「型」を、人の記憶に残りやすく、対話や議論を生みやすい「言葉」として表すことで、座学やマニュアルなどとは異なり、日常の中で生きた学びが進み、よい実践を生み出すサポートができることが特長です。

現在、企業内での人材育成や、自治体での公共的なテーマの対話を引き起こすためのきっかけとして、また、教育界での答えのない学びに対する新しいツールとして等、様々な活動に使われています。どういった活動であってもコツを記述することが可能で、その対象は「プレゼンテーション」「コラボレーション」「企画・新規事業」「おもてなし」「認知症とともにより良く生きる」「進路選択」「探究学習」など様々な範囲に及んでいます。

詳しくは下記をご覧ください。
「パターン・ランゲージとは」https://creativeshift.co.jp/pattern-lang
「パターン・ランゲージ具体例」https://creativeshift.co.jp/product

日本では慶應義塾大学総合政策学部の教授である井庭崇(当社代表)が世界でも先進的に研究を進めており、井庭研究室で開発された制作方法は海外でも使われるようになりました。これまでに40年ほどの歴史がある方法ですが、日本でのアレンジを経て、新たな知の共有方法として注目されています。

なお、株式会社クリエイティブシフトは、井庭の研究成果を産業界に提供するために設立された法人で、日本初のパターン・ランゲージカンパニーとして、様々な企業とともにパターン・ランゲージを制作し、活用の推進をしております。

2020年9月13日(日)には、パターン・ランゲージの入門・解説講座として、「パターン・ランゲージとは何か(井庭崇レクチャー)」を開催します。https://peatix.com/event/1570000/ よりお申し込みの上、ご参加ください。




■会社情報:株式会社クリエイティブシフト
株式会社クリエイティブシフト:慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)井庭崇研究室で進められているパターン・ランゲージの研究を広く社会に提供するための法人として2013年に設立。
https://creativeshift.co.jp

■クリエイティブシフト代表:井庭 崇(いば たかし / Takashi Iba)
慶應義塾大学総合政策学部教授。博士(政策・メディア)。慶應義塾大学クリエイティブ・ラーニング・ラボ代表、株式会社クリエイティブシフト代表、パターン・ランゲージの国際学術機関 The Hillside Group 理事、および、一般社団法人みつかる+わかる理事。専門は、創造実践学、パターン・ランゲージ、システム理論。慶應義塾大学環境情報学部卒業後、同大学大学院政策・メディア研究科修士課程および後期博士課程修了。2009年にはマサチューセッツ工科大学スローン経営大学院Center for Collective Intelligence (MIT CCI) 客員研究員、2018年にはオレゴン大学 Portland Urban Architecture Research Laboratory (PUARL) 客員研究員として研究に従事。著書に、『クリエイティブ・ラーニング:創造社会の学びと教育』(慶應義塾大学出版会、2019年)、『パターン・ランゲージ:創造的な未来をつくるための言語』(慶應義塾大学出版会、2013年)、『社会システム理論:不透明な社会を捉える知の技法』(慶應義塾大学出版会、2011年)、『対話のことば:オープンダイアローグに学ぶ問題解消のための対話の心得』(丸善出版、2018年)、『プレゼンテーション・ パターン:創造を誘発する表現のヒント』(慶應義塾大学出版会、2013年:グッドデザイン賞受賞)、『旅のことば:認知症とともによりよく生きるためのヒント』(丸善出版、2015年:オレンジアクト認知症フレンドリーアワード大賞、グッドデザイン賞受賞)、『プロジェクト・デザイン・パターン:企画・プロデュース・新規事業に携わる人のための 企画のコツ32』(翔泳社、2016年)、『おもてなしデザイン・パターン:インバウンド時代を生き抜くための「創造的おもてなし」の心得28』(翔泳社、2019年)、『園づくりのことば:保育をつなぐミドルリーダーの秘訣』(丸善出版、2019年)、『複雑系入門:知のフロンティアへの冒険』(NTT出版、1998年)等。

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