博報堂アイ・スタジオが対面調査から高いブランド体験を創出する「BEST Match」開始

デジタル領域のサービス構築の際に対面調査の意識データでターゲット層の特性を把握

山川 健(Web担 編集部)

2018年2月15日 7:02

ウェブサイト制作・システム開発の博報堂アイ・スタジオは、対面調査による意識データを使ってターゲット層の特性を把握して高いブランド体験を創出するソリューション「BEST Match」の展開を2月14日に始めた。と同日発表した。デジタル領域のサービス構築の際に役立てる。1対1の面談インタビューやユーザーテストなどの対面調査を行って潜在ユーザーのニーズをすくい取ったうえで、同社の創造性を合わせてブランド体験の提供を支援する。ウェブサイトやスマートフォンアプリの開発でターゲットユーザーの潜在的なニーズを満たすユーザー視点が求められることから、展開する。

BEST Matchは、行動データから仮説を立てるデータマーケティングで明らかにすることが困難だったターゲット層の心理や、データには現れない行動特性を把握してサービスのデザインを構築する。そのため企業とターゲットユーザーの間のコミュニケーションの食い違いをなくすことができる。新規のサービス開発と既存サービスの改善に対応する。新規の場合、仮説モデルを作成し、ターゲットユーザーへのインタビューで仮説の有効性を検証するとともに、潜在ニーズを抽出。検証結果を基にモデルを改修してニーズにつながっているかを定量的に調べ、最終デザインを納品する流れとなる。

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