NTTドコモ モバイル社会研究所は、「あんしんなモバイル利用調査」を実施した。生成AIへの個人情報入力や顔写真登録に対する意識について、15歳~69歳男女8,938名が回答している。
生成AIに個人情報や顔写真を送るのはアリ? 若年層ほど肯定的
まず、「生成AIから有効なアドバイスをもらうためなら、ある程度個人情報を記入するのはしょうがない」と思うかを聞くと、「そう思う」は35%、「違うと思う」は38%、「どちらでもない」は25%となった。
一方で、「生成AIで面白いコンテンツを作るためなら、自分の顔写真を登録することは構わない」については、「そう思う」が24%にとどまり、「違うと思う」が51%と過半数を占めた。個人情報の入力以上に、顔写真の登録には慎重な姿勢がうかがえる。
性年代別にみると、個人情報の記入に肯定的な割合は10~20代男性が42%、10~20代女性が41%と高かった。年齢が上がるほどに生成AIへの個人情報入力に抵抗感が強まる傾向が見られたが、男女別では大きな違いはなかった。
顔写真の登録についても同様の傾向が見られ、肯定的な見方を示した割合は10~20代男性が34%、10~20代女性が31%だったのに対し、50~60代男性では17%、50~60代女性では11%にとどまった。男女別に見ると、女性では55%が「違うと思う」と答えており、男性を8ポイント上回った。
生成AIに入力した情報、「適切に管理されていると思う」は半数以下
続いて、生成AIに入力した情報の取扱いについて聞くと、「生成AIを提供する会社は、情報が不適切に使われないように管理していると思う」は39%、「違うと思う」は24%、「どちらでもない」は33%だった。性年代別では若年層ほど前向きな見方を示している一方で、判断を保留している層も多いことがわかった。
また、生成AIの利用にあたって利便性と安全性のどちらを重視するかを聞くと、「利便性重視」は16%、「安全性重視」は39%、「どちらでもない」は44%だった。他のサービスと比べると、生成AIは「メール」「SNS」よりも安全性を重視する傾向があり、「ネットショッピング」「QRコード決済」よりは利便性を重視する傾向が見られた。
調査概要
- 【調査期間】2026年2月
- 【調査対象】全国15歳~69歳男女
- 【有効回答数】8,938人
- 【調査方法】Web調査
