トランスコスモスは、「世界8都市オンラインショッピング利用動向調査2026」を実施した。東京、上海、ソウル、ムンバイ、バンコク、ジャカルタ、ロサンゼルス、ロンドン在住の計2,560名を対象に調査している。
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まず、生成AIを活用したAIショッピングについて、「商品を探す」「質問・問題解決」「商品を購入」の各プロセスの利用経験を聞くと、8都市すべてで最も利用率が高かったのは「商品を探す」だった。「商品を購入」の段階でも一定の利用が進んでおり、特にムンバイ、バンコク、上海で浸透が目立った。一方、東京は全体的に利用率が低く、商品検索での利用も25%程度にとどまった。
今後の利用意向を見ると、8都市すべてで現在の利用率を上回っており、現時点で利用率が最も低い東京でも、今後はほぼ半数が利用に前向きであることが明らかになった。
オンラインショッピングの各プロセスで、AIと人のどちらによる接客を望むかを聞くと、「商品を探す」段階では東京を除く7都市で「AI接客」が「人による接客」を上回った。特にムンバイとバンコクでは85%、上海でも80%と高く、AIへの期待の高さがうかがえる。一方で、「質問・問題解決」や「商品を購入」では、人による接客ニーズも根強かった。
ソーシャルコマースの利用率トップは「TikTok/抖音」
また、ソーシャルコマースの利用経験を2025年・2026年で比較すると、8都市すべてで前年を上回る結果に。2026年はバンコクが95%で最も高く、上海が93%、ジャカルタが90%、ムンバイが85%と続き、アジア主要都市で広く普及していた。一方、東京は24%にとどまり、他都市との差が大きかった。
ソーシャルコマースの主な購入プラットフォームとしては、「TikTok/抖音」が最も高く、特に上海、バンコク、ジャカルタ、ロンドン、ロサンゼルスで高い割合を占めた。一方、東京、ソウル、ムンバイでは「Instagram」や「YouTube」の利用が目立ち、幅広い地域でSNSショッピングが広がりを見せていた。
調査概要
- 【調査期間】2026年1月28日~2026年2月10日
- 【調査対象】東京(日本)、上海(中国)、ソウル(韓国)、ムンバイ(インド)、バンコク(タイ)、ジャカルタ(インドネシア)、ロサンゼルス(米国)、ロンドン(英国)在住の15~49歳男女で、直近1年以内にオンラインショッピングの利用(購入)経験がある人
- 【有効回答数】2,560名(各都市320名)
- 【調査方法】グローバルパネルを利用したオンライン調査(現地語アンケート)
- 【調査委託機関】クロス・マーケティング
