アドビは、2026年1月12日(米国時間)に、生成AI経由のトラフィックの動向を分析した四半期レポートを発表した。
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生成AI経由の流入が全業界で拡大、年末商戦でますます加速?
調査によると、生成AI経由のトラフィックが複数の業界で急増していることが明らかになった。業界別の訪問シェア(全訪問に占めるAI経由の割合)は、「テクノロジー・ソフトウェア業界」がトップに。一方で、2024年10月を起点とした訪問シェアの伸び率を見ると、2025年にかけて「小売業界」「旅行業界」が大きく拡大しており、他業界との差が目立った。
特に小売業界におけるAI経由の訪問シェアは右肩上がりに急増。2025年の年末にかけて、2024年10月比で1,151%増に達した。
なお、小売業界におけるホリデーシーズン(2025年11月1日から12月31日まで)の生成AIから小売サイトへの訪問数は、前年の同期間比で693%増加。月別では、11月が769%増、12月が673%増となっており、年末商戦期でAIによる流入が一気に加速したことがうかがえる。
また、生成AI経由の訪問は、コンバージョン率の向上にもつながっている。AI経由・非AI経由のコンバージョン率を比較すると、ホリデーシーズン全体ではAI経由の方が31%高い数値となった。主要イベントを見ると、感謝祭では非AI比54%増、ブラックフライデーでは非AI比38%増となっている。
さらに、小売業界における1訪問あたりの売上(RPV)を見ると、2025年後半に大きく増加しており、直近ではAI経由が非AI経由を33%上回る結果に。同社では、今シーズンのAI経由RPVが年初来で254%増加したとも報告しており、こうした傾向は今後も続くと予測している。
