シグニティの「スマホロック画面広告」がGoogleの「アフィニティカテゴリ」と連携

CookieレスのIDターゲティングでプッシュ型広告、プライバシー保護と広告効果を両立

小島昇(Web担編集部)

2024年12月27日 7:02

プッシュ通知配信サービス事業のシグニティは、提供するプッシュ型広告サービス「スマホロック画面広告」で、興味関心やライフスタイルで分類されたGoogleの「アフィニティカテゴリ(Affinity Audiences)」と連携したと12月26日に発表した。Cookieに依存しないプライバシー保護型ターゲティング広告を配信し、高い精度でアプローチできる。

データマネジメントプラットフォーム(DMP)事業のインティメート・マージャー(IM)が提供する「IM-DMP」の協力で実現した。旅行好き、スポーツ愛好家、グルメ愛好家など多岐にわたるGoogleのアフィニティカテゴリにもとづいて、適切なユーザーに効果的にリーチできるターゲティング広告を配信する。

シグニティが特許を取得するスマホロック画面広告は、最大9000万通知許可ユーザーにリーチし、スマートフォンを解錠する画面にプッシュ型で表示して視認性が高い。新たなアフィニティカテゴリ活用との相乗効果でクリック率(CTR)の向上が期待できる。次のアクションを起こす可能性も高まり、コンバージョン率(CVR)の改善も見込まれる。

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