チャットコマースのZealsがインティメート・マージャーのDMP「IM-DMP」と連携

チャットコマース事業のZeals(ジールス)は、データマーケティングのインティメート・マージャーが展開するDMP(データマネジメントプラットフォーム)「IM-DMP」と連携してチャットコマース「ジールス」を強化する、と7月1日に発表した。会話データとウェブ上の行動データの連携で顧客の好みに合わせた「おもてなしの最適化」を図る。

 

ZealsはAI(人工知能)が会話しながら商品を案内するチャットコマース業界最大規模の2億超の会話データを保有する。DMP専業最大手のインティメート・マージャーは約4.7億件のオーディエンスデータ(Webサイト上の行動データ)でIM-DMPを構築した。ZealsとIM-DMPの連携で、Web行動データを基にした顧客ヒアリングがチャットで行える。

このヒアリングで精度が増した購買提案や、中長期的に商品を勧めるプッシュ配信の「BOTCRM(ボット顧客関係管理)」のタイミングを最適化する。チャットを通じて顧客により積極的な提案を行うことができるので、CVR(コンバージョン率)の低迷や顧客が広告に感じる不満など企業が抱える問題の解消につながる。