ZETAとインティメート・マージャーがデジタルマーケとリテールメディア広告で業務提携

ファーストパーティデータを活用してリテールメディアにおける広告配信の最適化を実現

小島昇(Web担編集部)

5月23日 7:01

CX(顧客体験)ソリューション事業のZETAと、データマネジメントプラットフォーム(DMP)事業のインティメート・マージャーは、リテール(小売)メディアを活用したデジタルマーケティング事業で業務提携したと5月21日に発表した。EC商品検索やレコメンドエンジン、ロイヤルティ向上ソリューションのZETAと国内最大級のパブリックDMPのインティメート・マージャーのノウハウの連携で高度なリテールメディア広告配信を実現する。

ZETA とインティメート・マージャーが業務提携

ZETAは、「ZETA CXシリーズ」としてEC商品検索エンジン「ZETA SEARCH」やレコメンドエンジン「ZETA RECOMMEND」、クチコミを扱う「ZETA VOICE」などリテールメディア関連の製品を展開している。一方、インティメート・マージャーは、約4.7億のオーディエンスデータと高度な分析技術を組み合わせたデータ活用プラットフォーム「IM-DMP」を提供してデジタルマーケティングの高度化を支援してきた。

両社が保有するデータ資産と技術基盤を連携させ、リテールメディアにおける広告配信の最適化、高度なセグメント設計、ユーザーエンゲージメント向上に向けたソリューションの開発・提供を共同で推進する。個人情報保護規制の強化と、閲覧履歴を共有するサードパーティCookieの規制によって、購買データなどの行動履歴(ファーストパーティデータ)を活用できるリテールメディアはネット広告の一大分野になると期待されている。

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