47都道府県別リユースの実態、購入金額がもっとも大きいのは「東京都」ではなかった!【ゲオHD調べ】

利用頻度が高いのは「広島県」「徳島県」、最も低い「宮城県」と24ポイントもの差。

ゲオホールディングスグループのセカンドストリートは、「地域別のリユース実態」に関する調査結果を発表した。全都道府県の各50人(男女25人ずつ)の計2,350人を対象にアンケートを実施している。

利用頻度、購入金額、売却金額などで都道府県ごとに傾向差

まず「直近1年間でサステナビリティについて考える頻度が増えたか/減ったか」を聞くと、「とても増えた+やや増えた」の合計がもっとも多かったのは「山口県」44.0%で、「滋賀県」40.0%、「福岡県」38.0%がそれに続いた。

次に「リユースサービスの利用頻度(月に1回以上)」を聞くと、「広島県」「徳島県」30.0%が同率1位。「広島県」「徳島県」は、サステナビリティに対する意識でもトップ10にランクインしている。一方、月1回以上のリユース利用者がもっとも少ないのは「宮城県」6.0%と、24ポイントもの開きがあった。

リユース/中古アイテムの購入経験があると回答した1,122人に対して、「過去1年間で購入したリユース商品の総額」を聞くと、「1,000円~5,000円未満」35.0%が最多。都道府県別では「福井県」「福岡県」の13.0%が、過去1年に「10万円以上購入」と回答しており、全体平均の3.7%を大きく上回った。逆に「秋田県」の35.0%は「1,000円未満」と回答しており、他の都道府県と比べて購入金額がもっとも少なかった。

最後に、リユースサービスを年に1回以上利用している1,160人に「過去1年間でリユースサービスを通して得た金額」を聞くと、「1,000円~5,000円未満」27.8%が最多。都道府県別では「東京都」18.2%が“10万円以上”も換金できており、全体の3.8%を4倍以上も上回った。逆に「高知県」は「0円(販売・買取サービスは利用していない)」が36.8%も存在した。

なお全調査を通じ「福岡県」は、利用頻度、購入金額、換金額の全てで上位となっており、リユースサービスを使いこなしている人が多いと推察できる。

調査概要

  • 【調査対象】全都道府県の10代~50代の男女
  • 【調査方法】インターネット調査
  • 【調査時期】2024年9月12日~26日
  • 【有効回答数】2,350人(各県男女25名ずつ×47都道府県)
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