Hakuhodo DY ONEがAIアプリ開発プラットフォーム「Dify」の導入を支援する専門組織発足

コンサルタントとAI専属エンジニアのチームが企業ニーズに合わせたソリューションを提供

博報堂DYグループでデジタルマーケティングサービス事業のHakuhodo DY ONEは、オープンソースのAI(人工知能)アプリケーション開発プラットフォーム「Dify(ディファイ)」の導入を支援する専門組織を立ち上げた、と11月21日発表した。コンサルタントとAI専属エンジニアでチームを組織し、各企業のニーズに合わせたソリューションを提供する。

Difyは、ノーコードでAIアプリケーションの構築と運用を実現する。複雑なプログラミング技術がなくても直感的なインターフェースで開発してカスタマイズが可能。LLM(大規模言語モデル)の活用でチャットボットやQAシステムが容易にできる。Hakuhodo DY ONEは既にDifyでAIアプリを開発する人材約150人を育成し、企業の導入をサポートしている。

今回発足したDifyの専門組織は、コンサルタントが企業の専門業務をDifyで再現し、業務プロセスの効率化・高度化を支援する。AI専属のエンジニアはDifyなどの基盤構築から運用までを担当。SaaSや企業のデータとの接続開発・実装をサポートする。今後、Hakuhodo DY ONEが持つマーケティング知識をDify上に構築し、導入企業の活用を可能にする。

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