富士フイルムビジネスイノベーションが「Revoria Cloud Marketing」を提供開始

広告プラットフォームを横断分析、AIによるWebサイトの課題発見でマーケ業務を効率化

事務機大手の富士フイルムビジネスイノベーション(旧富士ゼロックス)は7月11日、データ分析やAI(人工知能)による課題発見でマーケティング業務を効率化するクラウド型プラットフォーム「Revoria Cloud Marketing」の提供を7月17日から始めると発表した。広告プラットフォームを横断した分析とWebサイトのアクセス解析で、コンバージョン率(CVR)を改善する課題を明確化して企業のマーケティングDX(デジタル変革)を支援する。

「Revoria Cloud Marketing」のサービス構成図(点線箇所は10月リリース予定)

「広告運用」機能ではビジネスインテリジェンス(BI)を活用して「Google広告」「Yahoo広告」「X広告」「Meta広告」「オフライン広告」の複数の広告プラットフォームを横断分析したレポートを自動作成する。10月以降は広告配信も可能。「Webサイト改善」機能ではAIがWebサイト上の課題や改善箇所を発見し、着手すべき課題を明確化してデジタルマーケティングに取り組む企業のマーケターが直面する課題解決をサポートする。

これまでのデータマーケティングでは、現状把握や改善施策の検討で複数の広告プラットフォームやアクセス解析ツールに散らばったデータを抽出・統合してレポートにまとめ、分析する必要があった。Revoria Cloud Marketingは横断的に分析したレポートと、Webサイトのアクセス解析レポートを組み合わせてダッシュボード上で確認できる。販売価格は、広告運用機能とWebサイト改善機能がそれぞれ月額3万円から。

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