「Tポイント」と「Vポイント」が2024年春をめどに新たな「Vポイント」として統合

CCCグループとSMBCグループ、新しいロゴマークも公表、両サービスの課題の解決へ

カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)と三井住友フィナンシャルグループ(SMFG)=同社グループの総称はSMBCグループ=は、それぞれの傘下企業が運営している共通ポイントサービス「Tポイント」と「Vポイント」を統合したサービスの名称を新たな「Vポイント」とし、2024年春をめどに提供を始める、と6月13日発表した。統合する新Vポイントのロゴマークも公表した。

TポイントはCCC傘下でマーケティング・ソリューション事業のCCCMKホールディングス(CCCMKHD)、現行のVポイントはSMFG子会社でクレジットカード大手の三井住友カード(SMCC)が運営している。両ポイントサービスの統合は、CCCグループとSMBCグループが2022年10月に公表した資本・業務提携に関する基本合意に基づく。SMFGとSMCCは、4月10日にCCCMKHDへの出資を完了した。

資本業務提携について

新たなVポイントは、既存のTポイント、Vポイントの利用者もこれまでと同じように使える。Tポイントの提携店舗で決済する際にポイントカードやアプリを提示してためられるうえ、クレジットカード加盟店でSMCCのクレジットカードやSMBCグループの決済サービス「Oliveフレキシブルペイ」を利用することなどでもたまる。ロゴはTポイントの青と黄色に「V」をあしらった。

青と黄色のVポイント
ポイント提携先でもキャッシュレス/金融でも貯まる
使える場所が広がる
提携先のお客さまが増える

Tポイントは、さまざまな提携店舗で利用できる共通ポイントの先駆けで、サービス開始から今年で20年となる。現行のVポイントは、世界中のクレジットカードブランド「Visa」加盟店で使えるサービス。競合する共通ポイントサービスが増える中、Tポイントは決済サービスなどとの連携、Vポイントは知名度の低さが問題だった。両サービスの統合でこうした課題を解決する。

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