「週休3日制」正直どうなの? Z・ミレニアル世代では「給与が8割になってもいい」28.7%存在【株式会社週休3日調べ】
採用・人事コンサルティングを手掛ける株式会社週休3日は、「正社員の働き方と転職」に関する意識調査の結果を発表した。22~35歳のいわゆるZ・ミレニアル世代328人から回答を得ている。
週休3日はもちろんウェルカム、では期待することは?
まず「あなたは会社から課された目標を継続的に達成していますか」と聞くと、84.1%が「継続的に達成している」と回答した。また「仕事に取り組む態度」を聞くと、「かなり意欲的に取り組んでいる」35.0%、「やや意欲的に取り組んでいる」48.8%となり、能力を持ちかつ意欲的な若手が多いようだ。
そのうえで「転職先を探す場合、『週休3日』という選択肢があるほうが魅力的に感じるか」と質問すると、「とてもそう思う」54.3%、「少しそう思う」39.9%と、9割以上が肯定的に捉えていた。
また、これらの回答を「仕事に取り組む態度」について、「かなり意欲的に取り組んでいる」「やや意欲的に取り組んでいる」「あまり意欲的に取り組んでいない」「まったく意欲的に取り組んでいない」の4層ごとに集計し直すと、仕事に意欲的に取り組んでいる人ほど、週休3日の選択肢がある転職先に魅力を感じていることが明らかとなった。
そこで具体的に「週休3日に期待すること」を聞くと、「モチベーションアップ」56.1%、「個人の仕事の集中力が上がる」49.4%、「事業全体の生産性の向上」41.8%が上位となった。自由回答でも「給与はそのまま」「モチベーションを維持しながら高める挑戦ができる」「家族との時間、旅行などで仕事と生活を両方充実させられる」といった意見があがった。趣味や副業、家族との時間を増やしたい、という願望が根底にあるのがわかる。
なお働き方のパターン別で「もっとも魅力的に感じる働き方」を聞くと、「週休3日正社員で給与そのまま(10時間×4日)」40.9%で最多だったが、「週休3日正社員で給与は8割(8時間×4日)」28.7%も3割近く存在した。「給与が下がってもいいので、週休3日制」を望んでいる人も決して少なくないようだ。
調査概要
- 【調査対象】都市部(東京都、大阪府、愛知県、神奈川県)に在住で、地方への転職も視野に入っている22~35歳の会社員
- 【調査方法】インターネット調査
- 【調査時期】2021年9月27日~29日
- 【有効回答数】328名
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