Googleが「Googleマップ」の日本の新しいマップを開発、数週間以内に提供開始

ランドマークを目印にする徒歩ナビゲーション実現、今後はオフラインマップも

山川 健(Web担 編集部)

2019年3月8日 7:02

米国Googleの日本法人、Googleジャパンは、地図情報サービス「Googleマップ」の日本の新たなマップを開発した、と3月6日発表した。数週間以内に提供を始める。ストリートビュー画像、交通機関を含む第三者機関の情報、最新の機械学習技術、ユーザーからのフィードバックなどを活用して新しい地図を作成した。

地図が新しくなることで「次を右折」といったナビゲーションだけはなく「コンビニで右折」のように、ランドマークを目印にする分かりやすい徒歩ナビゲーションを実現する。その後の数ヵ月間には、さらに便利な乗換案内や、ダウンロードしたエリアをネット接続なしで見られるオフラインマップ機能も追加する。

新たなGoogleマップを見てユーザーが戸惑うことながないように早目に公表したという。新地図では、ユーザーがより簡単にフィードバックを送れる仕組みにし、その情報を基にして地図を最新の情報にアップデートする。情報の更新や修正が必要な場合、フィードバックの送信ツールから知らせるように求めている。

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