ブレインパッドのプライベートDMP「Rtoaster」がDACのDMP「AudienceOne」と連携強化

AudienceOneのオーディエンスデータがRtoasterで活用、外部サイトの顧客行動を分析

山川 健(Web担 編集部)

2017年11月17日 7:01

デジタルマーケティングサービスのブレインパッドは、同社が展開するレコメンドエンジン搭載プライベートDMP(データマネジメントプラットフォーム)「Rtoaster(アールトースター)」と、インターネット広告のデジタル・アドバタイジング・コンソーシアム(DAC)のDMP「AudienceOne(オーディエンスワン)」とのデータ連携を強化した、と11月16日発表した。AudienceOneに蓄積されたオーディエンスデータ(広告対象ユーザーのウェブサイト上の行動データ)を「Rtoaster」で活用できるようにした。自社のデータだけでは不足する部分を外部データで補いたいとするニーズに応えた。

プライベートDMPは企業が保有するデータの蓄積システムを指す。自社のデータやオウンドメディア(自社所有ウェブサイト)を活用したマーケティングが改めて重視される中、RtoasterとAudienceOnの連携強化で自社と外部サイトでの顧客の行動が分析でき、顧客を深く理解したうえでRtoasterによる多彩なマーケティング行動が可能になる。Rtoasterはウェブサイトやアプリから取得するデータ、企業のCRM(顧客関係管理)データ、オフラインやソーシャルのデータなどさまざまなデータを蓄積。AudienceOneは膨大なデータを解析して高精度なオーディエンスデータを生成・提供する。

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