サイバーエージェントと一橋大の沖本教授、ビッグデータのマーケティング活用に関する共同研究を開始

インターネットプロモーションで蓄積したデータを解析し、インターネット広告に活用

岩佐 義人(Web担 編集部)

2014年1月8日 5:16

インターネット広告のサイバーエージェントは、インターネット広告事業におけるビッグデータのマーケティング活用強化を目的として、一橋大学大学院国際企業戦略研究科の沖本竜義准教授と共同研究を開始した、と1月7日発表した。共同研究では企業のインターネットプロモーションによって蓄積したデータを解析し、解析内容をインターネット広告のコンサルティング、運用、クリエイティブ制作に活用していく。

共同研究では従来のインターネット広告施策・分析手法に対しても、科学的なアプローチによる見直しを行う。各広告媒体の予算シミュレーションや予算ポートフォリオ構築などの手法によって広告効果向上とナレッジ蓄積を促進し、企業の統合的なマーケティング活動を支援する。共同研究の第一弾として、マス広告とインターネット広告の相関性についての研究を行い、計量時系列分析の手法を用いてその関係を定量的に評価した。

サイバーエージェント
http://www.cyberagent.co.jp/

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