パワー・インタラクティブ、Webガイドラインについての調査で、95%がガイドラインに沿った運用
Webコンサルティングを手がけるパワー・インタラクティブは、企業における自社Webサイトのガイドラインの運用状況と問題点を把握するためにWebガイドライン策定担当者300人を対象に「自社のWebガイドラインに関するアンケート調査」を実施。4月18日、調査結果を公表した。策定したガイドラインに沿ったWebサイトの運用についての質問では「きちんと行っている」が42%で、「どちらかというと行っている」の53%と合わせ、95%はガイドラインに沿った運用を行っていることが分かった。ガイドラインの定期的な更新や見直しも「きちんと行っている」が35.6%、「どちらかというと行っている」が48.4%と、全体の84%は行っていた。調査は2月17~23日に、従業員規模100人以上の企業に所属し、自社Webサイトに関するガイドラインの策定やルール作りにかかわっている企業担当者を対象にインターネットを利用して実施。有効回答数は300だった。
自社Webサイトの日常的な更新体制については「HTML等の技術を持った社内のWeb担当者が更新している」が50.1%、「CMSを導入し、Web担当者が中心になって更新している」が24.3%、「CMSを導入し各部門で更新している」が7.3%と、約8割はサイト更新を内部化していることが分かった。自社Webサイト全体の戦略設計体制については「社内横断的な会議やプロジェクトで行なっている」が30%、「Web戦略の立案を担当する専門組織がある」が18.7%と、全体の48.7%が組織的にWebサイトの戦略設計を行っていた。ガイドラインの策定または運用にあたっての問題や課題については全体の40.3%が「Webサイトの戦略策定が難しい」と回答。以下「関係者との意見調整や役割分担が難しい」が37.3%、「ガイドラインに関する教育や研修が十分にできていない」が30.3%とWebサイトの日常的な運営や戦略設計を内部化している企業の抱える悩みが浮き彫りになった。
パワー・インタラクティブ
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