警告⚠️Googleマップでの偽レビュー投稿は、ビジネスプロフィールに罰則あり
グーグル検索SEO情報②
警告⚠️Googleマップでの偽レビュー投稿は、ビジネスプロフィールに罰則あり
レビュー削除だけでは済まない (Tim Capper on X) 海外情報
Googleマップのビジネスプロフィールを管理しているユーザーが、
- 「レビューの投稿」や「否定的なレビューの修正または削除」と引き換えに、インセンティブを提供する(金銭的報酬、割引、無料の商品やサービスなど)
- 他人、グループ、組織になりすまして投稿したり共有したりする
- 競合他社のお店や場所について、その企業や商品の評判を傷つけるコンテンツを投稿する
といった行動をすると、そのユーザーのビジネスプロフィールに制裁を課す場合があると、グーグルはヘルプ記事で注意喚起した。
これまでは、問題があると判断されたレビューは削除されるだけで、ビジネスプロフィール自体に何らかの制限がかけられることはなかった。
虚偽のコンテンツや偽装行為などのマップのユーザー作成コンテンツに関するポリシーに違反が見られた場合、具体的には、次のような制限がビジネスプロフィールに適用される可能性がある:
- 一定期間、ビジネス プロフィールで新しいクチコミや評価を受け取ることができなくなる
- 一定期間、ビジネス プロフィールの既存のクチコミや評価が非公開になる
- 虚偽のクチコミが削除されたことを消費者に知らせる警告がビジネス プロフィールに表示される
ポリシーに抵触するようなレビュー獲得、レビュー投稿は厳に慎まなければならない。ビジネスプロフィール管理者はヘルプ記事をよく読んでおいてほしい。
- GBPを管理しているすべてのWeb担当者 必見!
Z世代の検索エンジン、TikTokの台頭
「ググる」ではなく「検索する」 (AOL) 海外情報
Z世代が、グーグルのような従来の検索エンジンから離れ、TikTokを中心としたソーシャルメディアプラットフォームを検索に利用する傾向が米国では高まっているようだ。この変化は、彼らの使う言葉にも表れており、グーグル検索を意味する「ググる」という言葉を使うのではなく、シンプルに「検索する」という言葉が主流になりつつあるという。この傾向は、Z世代がインターネットに慣れ親しみ、直接的で視覚的な情報を好むことに起因していると考えられる。
調査によると、Z世代の46%がグーグルよりもTikTokやインスタグラムなどのプラットフォームでの「ソーシャル検索」を好むことが明らかになった。これは、検索にソーシャルメディアを利用する割合が7%であるベビーブーマー世代とは対照的だ。
Z世代の検索行動は、単に情報を探すだけにとどまらない。彼らはブランド・製品・サービスに関して詳しく調べるのにソーシャルメディアを使っている。データによると、この行動は2016年の41%から2023年には51%へと大幅に増加している。
ソーシャルメディアプラットフォームは、この傾向を捉え、eコマース機能やターゲット広告を統合している。2023年には、これらのプラットフォームは未成年者向けの広告収入だけで110億ドルを売り上げているという。
Z世代の購買力は2030年までに12兆ドルに達すると予測されており、企業にとって魅力的な市場となっている。
グーグルは、こうした検索行動の変化を認識しており、ある幹部は、若者の約40%が、飲食店を探すのにGoogleマップや検索ではなくTikTokやインスタグラムを使っていると指摘している(プラバカー・ラガバン氏、2022年7月のイベントにて)。
グーグルは、最近の独占禁止法訴訟の判決により、検索市場を独占していたことが認定され、さらなる課題に直面している。これに対応するため、グーグルは、マルチ検索機能を搭載したグーグルレンズや、写真に関する質問に答えるAI搭載機能などの技術に投資している。こうした取り組みは、Z世代の「視覚的でインタラクティブな検索体験への嗜好」に応えることを目的としているという。
米国での調査に基づく分析なので、日本の状況にそのまま当てはめることはできない。それでも、似たような傾向が日本の若者にも見られるのではないかと推測する。特に飲食店や旅行に関係する検索はグーグルではなくインスタグラムを利用すると筆者の会社の20代の女性が言っていたのをこの記事を読んで思い出した。実際に体験した人の生の声とともに、本物の写真を見ることができるからというのが理由だった。
マーケターは、Z世代のこのような傾向にどのように対応できるだろうか? たとえば次のような戦略はどうだろうか?
- ソーシャルメディアへの注力
- 視覚的なコンテンツの重視
- インタラクティブな体験の提供
- インフルエンサーマーケティングの活用
- パーソナリゼーション
- ブランディングの確立
- 信頼性の確保
これらの戦略を組み合わせることで、Z世代の消費行動の変化に効果的に対応し、彼らの心を掴むことができるかもしれない。
- すべてのWeb担当者 必見!
2024年8月の英語版グーグルSEOオフィスアワー: nofollowやnoindexの多用、CDN画像の使用、同じコンテンツで複数のサブドメインほか
日本のオフィスアワーでは出てこないような質問が多数 (グーグル 検索セントラル ブログ) 国内情報
2024年8月の英語版グーグルSEOオフィスアワーの文字起こしの日本語訳が公開された。
グーグル社員が回答したのは全部で次の23個の質問だ。日本のオフィスアワーでは出てこないような質問もある。回答をチェックしよう。
英語版とスワヒリ語版があるウェブサイトを運営しています。英語版のページはほぼ確実にインデックスに登録されるのですが、スワヒリ語はインデックスに登録されません。なぜですか?
nofollow や noindex タグを多数使用すると、そのサイトには質の低いページが多数あるというシグナルが Google に送られることになりますか?
ウェブサイトで多数の 404 エラーが発生します。リダイレクトしないと、サイトのランキングが落ちますか?
CDN の画像を使用する場合、応答速度によって検索に画像が表示されるかどうかが決まりますか?
Search Console にアクセスできなくなりました。自分のドメインの有効期限が切れた後、新しい所有者に不正使用されないように、URL を削除するにはどうすればよいですか?
さまざまな市場に向けて、同じコンテンツの複数のサブドメインを取得している場合、個々の市場ごとにランク付けされますか?
リッチリザルトに表示される通貨が間違っています。この問題の解決方法を教えてください。
標的型スクレイピングやパフォーマンスの問題を軽減するには、どうすればよいですか?
Search Console にショッピング タブが表示されていますが、私のウェブサイトはオンライン ショップではありません。どうすれば修正できますか?
YouTube 動画のテキストまたはコンテンツとまったく同じものをウェブページにも掲載した場合、重複コンテンツとして報告されますか?
小売販売サイトの商品について、オーガニックのテキスト検索結果に正しい価格を確実に表示するには、どうすればよいですか?
構造化データを介し、ショップの商品のクチコミを特定のサービスによって集計すると、SEO に影響しますか?
Google のシステムでは、URL パス内のページがないサブフォルダもクロールされますか? その場合、問題は生じますか?
ハッキングされたページが、1 年が経過しても Google によってクロールされているのはなぜですか?
フランスに拠点を置いてオンライン ショップを運営しているのですが、米国市場をターゲットにしたいと考えています。Search Console で設定を変更する必要がありますか?
ウェブサイトの監査を実施したところ、一部の監査担当者から、検索セントラルのドキュメントには書かれていない対策を提案されました。そうした対策も SEO には重要でしょうか?
WordPress のプラグインを更新してから、インデックス登録に問題が生じています。どうすればよいですか?
リンク内にメディア参照を含む UTM があると、バックリンクの SEO 上の価値がなくなりますか?
Software as a Service(SAAS)を手掛けている企業が、サイトリンク内にログインページを確実に表示するためには、どうすればよいですか?
ブログ投稿でユーザーのコメントに回答しないと、SEO にどのような影響が生じますか?
ユーザーには表示されているのに、Google Search Console で robots.txt ファイルがソフト 404 エラーを返してくるのはなぜですか?
X-Robots-Tag が抜けているようです。どう対処すればよいですか?
「ページにリダイレクトがあります」というエラーを解決するには、どうすればよいですか? 多地域、多言語のウェブサイトを運営しており、地域 IP によるリダイレクトを使用しています。
円周を計算する方程式が 2πR なら、真円が存在するための条件は…
1 年前にウェブサイトに変更を加え、SEO 対策を多数施しました。現段階までにウェブサイトのトラフィックに影響は生じているでしょうか?
不正な行為者が偽装トラフィックを送り込むことで、サイトの信頼性を落とそうとしています。どうすればよいですか?
ページのメタタイトルや説明文を変更すると、現在のランキングに影響しますか?
複数のアカウントを作成せずに Google Search Console のプロパティの上限を引き上げるには、どうすればよいですか?
- すべてのWeb担当者 必見!
Indexing API不正使用のスパム行為はアクセス権取り消しの対象
すべての送信は厳格なスパム検出の対象 (Google Search Central) 海外情報
Indexing APIへの送信は、スパム検知の対象となることをグーグルは明確にした。ドキュメントに次の警告が追加された。
Indexing APIを介したすべての送信は、厳格なスパム検出の対象となります。複数のアカウントの使用や、その他の方法で利用制限を超えようとするなど、Indexing API を不正利用しようとする試みはすべて、アクセス権の取り消しにつながる可能性があります。詳細については、スパムに関するポリシーをご覧ください。
Indexing APIを利用しているサイトは注意してほしい。なお、求人検索のためのJobPosting
構造化データを使用するページもしくはVideoObject
構造化データにBroadcastEvent
を設定したライブ動画配信のページだけがIndexing APIを利用できる。それ以外の目的でIndexing APIを利用するのもスパムと判定される可能性もある。
- Indexing APIを利用中のすべてのWeb担当者 必見!
ChromeがFIDのサポートを終了
INPに置き換わったため (web.dev) 国内情報
Chromeがコアウェブバイタルの古い指標であるFID(First Input Delay)のサポートを終了したことをグーグルのエンジニアであるリック・ビスコミ氏が告知した。PageSpeed InsightsやChromeユーザーエクスペリエンスレポートなどの各種ツールやAPIでレポートされなくなる。
FIDは、もともとはコアウェブバイタルを構成する指標の1つだった。しかし現在はINP(Interaction to Next Paint)に置き換わっている。FIDはもはや有用な指標ではないため、記録しても使う価値がないための処置だ。
FIDを計測するツールを利用していたとしたら対応してほしい。
- SEOがんばってる人用(ふつうの人は気にしなくていい)
- 技術がわかる人に伝えましょう
海外SEO情報ブログの
掲載記事からピックアップ
寄生サイトとグローバルSEOに関する記事をピックアップ
- サイト評判の不正使用(寄生サイト)に対する自動アルゴリズム対策は近いうちの導入予定なし
当面は人力での対策が続きそう
- SEOがんばってる人用(ふつうの人は気にしなくていい)
- グローバルサイトでIPアドレスに基づいて自動リダイレクトするとSEOに悪い影響が出るかも
Googlebotがクロールできないことも
- グローバルサイトを運用するすべてのWeb担当者 必見!
ソーシャルもやってます!