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日本郵便、EC取引の不正対策強化でYTGATEと業務提携。全国のEC事業者に「決済の健康診断」と最適化支援をあっせん
日本郵便は4月1日、EC取引における不正受取の防止を目的として、YTGATEとの業務提携を開始する。
日本郵便が全国のEC事業者を対象に、YTGATEが手がける決済承認率の改善支援と不正防止のSaaSソリューションの利用を仲介。YTGATEの不正検知、カゴ落ち防止、決済データ可視化のSaaSソリューション「YTGuard」を活用し、全国のEC事業者に対して「YTGuard」を通じた“決済の健康診断”と最適化を支援する。不正取引の抑止、決済成功率を高水準で改善・維持し、EC事業者の売上最大化とリスク低減をめざす。
YTGATEによると、現在のオンラインショッピングでは、不正対策を強化するとユーザー体験が損なわれ、ユーザー体験を優先すると不正利用が発生しやすくなる「ねじれ」が存在する。今回の取り組みでは、両者の強みを掛け合わせ、このねじれの解消を図る。
サービスの開始日は4月1日。日本郵便の法人営業組織(郵便・物流機能を所管)に所属する社員を通じて、EC取引を行う法人向けに「YTGuard」の利用を促す。その後、YTGATE の専用申込ページから申し込みをした事業者に日本郵便特別プランを適用する。「YTGuard」の契約と料金の支払いは、YTGATE が対応する。
協業の背景
EC市場の拡大に伴い、クレジットカード決済の不正取引は大きな社会課題となっている。一般社団法人日本クレジット協会によると、2025年のクレジットカード不正利用被害額は累計510億円を超え、高水準で推移。不正の手口は複雑化・多様化している。
YTGATEは「こうした状況下で、決済・配送・受取といった個別領域ごとの情報に依存した対策では、不正の兆候を十分に捉え、的確に対応することは困難」だと指摘。日本郵便とYTGATEは、決済と物流を分断せず、商流全体を通じて不正に向き合うことがEC取引の信頼性を高めるという考えから業務提携を決めた。
日本郵便は、物流ネットワークと配送実績を基盤に、社会インフラとして重要な役割を担ってきた。YTGATEは、決済承認率改善コンサルティングや不正利用対策支援で培った分析力・改善ノウハウ、カード会社との連携実績を強みに持つ。
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【SEO Weekly Update】Google 3月コアアップデート開始、スパムアプデは異例の早さで完了
貝印、公式EC「KAIストア」を全面刷新。スピーディーな運用・改善体制を「メルカート」で構築
刃物メーカーの貝印は、ビューティーケアや調理・製菓、医療用商品などを販売する自社ECサイト「KAIストア」をリニューアルした。
貝印は1908年、刃物の町として知られる岐阜県関市で創業。現在は、カミソリ、メンズグルーミング、ツメキリなどの身だしなみやビューティーケア、包丁をはじめとする調理・製菓、医療用など、生活に密着した刃物を中心に約1万アイテムの商品を展開している。
従前のECサイトの運営では、長年の改修により仕様が複雑化し、社内でシステムの中身を把握できない「ブラックボックス化」が課題になっていた。部分的なサイト更新や施策実行ごとにベンダーへの依頼が必要になり、顧客へのタイムリーな情報発信が難しかったという。メインサイトのほかにも、運営サイトが複数にまたがり、業務が分散、管理の煩雑さが課題だった。
そこで貝印は、メルカートが提供するクラウドECサイト構築プラットフォーム「メルカート」をECプラットフォームに採用した。周辺サービスを含めた運用環境を整理し、ベンダー窓口を一本化できると評価した。
リニューアルでは、分散していた複数サイトの統合、バックエンド機能の移管を実施した。システムが複雑化・属人化していた旧環境を刷新し、周辺ツールを含めたシステム構成を整理。これにより、スピーディーにECサイトを運用・改善できる体制を構築した。
サイト統合+運用業務を自動化
複数サイトの統合、会員管理・運用基盤の一本化により、料理教室事業などの周辺サイトは、受注管理などのバックエンド機能を「メルカート」の基盤に集約した。
「メルカート」導入にあたっては、旧サイトの複雑な独自運用や手動で行っていた業務フローを棚卸し、特定の人に依存しない運用フローを構築。従前はベンダーに依存していた更新作業・管理業務をシステム化し、運用コストの最適化と施策の迅速化を実現した。
現在は、バナーの差し替えや特集ページ作成なども管理画面から貝印のスタッフができるようになり、顧客へのタイムリーな情報発信が可能となった。PDCAの高速化にもつながっている。
共通データ基盤への一元化で改善サイクルを促進
リニューアル前は、MA、レビュー、レコメンドなどのツールを個別に導入していたため、データや運用が分断されていた。そのため、顧客に合わせた施策の実行までにタイムラグが生じ、改善のスピードが課題となっていたという。
リニューアルでは、データ活用基盤の一元化により、顧客データを活用した施策を実行しやすい環境を整備した。これにより、サイトやチャネルを横断した分析が可能となり、誕生日メールの配信や、購入後の再購入促進のような段階的なシナリオ配信が展開できるようになった。データ集計や分析の効率化により、施策の実行と改善のサイクルを高速化している。
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ファッションデザイナー・NIGO氏創業のHUMAN MADEの2026年1月期、売上高142億円で約27%増、営業利益は45億円で利益率3割超え、EC化率は3割
「A Bathing Ape」を立ち上げたことで知られる著名ファッションデザイナー・NIGO氏が創業し、2025年11月に上場したストリートファッションブランドのHUMAN MADEの2026年1月期業績は大幅な増収増益となった。
売上高は前期比26.8%増の142億7300万円、営業利益は同42.5%増の45億3100万円、経常利益は同36.4%増の43億3300万円、当期純利益は同38.2%増の29億4100万円。営業利益率は31.7%と高水準を維持している。
EC売上は42億円、直販比率は83%
EC化率は通期で29%。EC売上高は前期比14.8%増の42億600万円となった。直営店舗とECを合わせたDTC(直販)比率は83%に達している。
HUMAN MADEは「HUMAN MADE」ブランドを自社で企画し、自社ECおよび直営店舗を通じて国内外に展開。国内では8店舗を運営し、ECは外部モールを利用せず自社ECに限定している。SNSを活用したプロモーションとの親和性や、低コストでの運営が可能な点から、自社ECを重要な販売チャネルと位置付けている。
コラボ戦略と商品施策で成長と収益性を両立
2026年1月期は、成長性と収益性の両立を掲げ、海外展開の拡大と高付加価値商品の販売強化に取り組んだ。
キャラクターIPやスポーツブランドとの協業により認知拡大とインバウンド需要の取り込みを図り、品薄環境下でも販売機会を確保するため、手頃な価格帯商品の品番数や在庫を拡充。加えて、調達の最適化による原価低減や、付加価値を反映した価格改定により収益性の改善を進めた。
店舗では、2025年11月に韓国・ソウル(アックジョン)へ2店舗目を出店。商品施策では、BTSのJ-HOPEとのコラボライン「HUMAN HOPE」を起点に話題化を図り、第4四半期にはブランド価値向上につながるコラボレーションを厳選して展開し、業績向上に寄与した。
ECでは、ポケモンやJ-HOPEとのコラボ施策によりセッション数が大幅に増加したことを成果としてあげている。
2027年1月期も増収増益を見込む
2027年1月期は、売上高は前期比29.6%増の185億円、営業利益は同5.9%増の48億円、経常利益は同9.6%増の47億5000万円、当期純利益は同12.2%増の33億円を計画している。
今後の取り組みとして、原宿への旗艦店出店のほか、神戸、名古屋への新規出店を予定。海外では韓国とタイでパートナー店舗を2拠点開設する計画だ。さらに、新ブランドの投入も予定している。
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Shopifyがエージェンティックコマース機能を拡張、AIチャットで商品販売を実現。他カート利用企業も「Shopify Catalog」への商品追加で対応可能
Shopify Japanは3月26日、AIチャット上での商品販売を可能にする「エージェンティックコマース」に関する機能拡張を発表した。これにより、EC事業者は「ChatGPT」などのAIチャットを通じて、ユーザーとの対話のなかで商品を販売できるようになる。
「ChatGPT」など主要AIチャネルに対応、追加設定なしで商品表示
Shopifyによると、米国の購入者向けに販売する数百万の事業者が、ECプラットフォーム「Shopify」の機能「Agentic Storefronts」を通じて「ChatGPT」ユーザーに商品を提供できるようになる。
事業者は「Shopify」の管理画面から、「ChatGPT」に加え、「Microsoft Copilot」、Google検索のAI Mode、「Gemini」アプリといった主要なAIチャネルへ一元的に接続できる。追加のシステム連携やアプリ導入は不要で、商品はデフォルトで各AIチャネル上に表示されるとしている。
ユーザーは「ChatGPT」上で商品を見つけ、そのままアプリ内ブラウザで購入を完了できる。Shopifyによると、数億人規模の「ChatGPT」ユーザーが、チャットを離れることなく購買できる環境を実現したという。
一方で、ブランド体験や価格設定、決済方法、チェックアウト設計といった購入体験は従来通り事業者側で管理できる。顧客データの所有権や顧客関係も事業者に帰属する。
また、注文データは「Shopify」管理画面上で「ChatGPT経由」として記録され、流入元の可視化も可能。手数料については追加課金はなく、通常の決済手数料のみが適用される。
「Shopify」未利用企業も利用可能、「Agentic Plan」を提供開始
Shopifyは、「Agentic Plan」についても一般提供を開始した。「Agentic Plan」は「Shopify」を利用していないブランドも、「Shopify Catalog」に商品を追加することで、同様のAIチャネル上で顧客にリーチし、商品を販売できるようになる機能。
これにより、自社ECのカートシステムに依存せず、AIチャネルを新たな販路として活用できる環境を整えた。
AIチャネル全体で販売機会を拡大、共通基盤「UCP」で推進
Shopifyは、特定のチャネルに依存せず複数のAIチャネルに対応することで、顧客接点のあらゆる場面を販売機会へと転換する狙いを示す。
すでに数千の事業者が「Microsoft Copilot」上で販売を手掛け、今後は決済サービス「Shop Pay」との連携により、その場でのシームレスな購入体験を強化する予定だ。Googleにおいても、一部ブランドがAI Modeや「Gemini」上での販売を開始しているという。
今回の取り組みは、ShopifyとGoogleが進める「エージェンティック・コマース」を推進する新標準プロトコル「Universal Commerce Protocol(UCP)」によって支えられている。
「UCP」は、AIエージェントが加盟店と接続し、商品購入に必要な一連のフローを実行するためのプロトコル。Shopify、Etsy、Wayfair、Target、Walmartなどの小売・プラットフォーム企業が共同で開発に参加した。さらに、Adyen、American Express、Mastercard、Stripe、Visaなどのカードブランドや決済企業を含む20社以上が支持を表明している。
購買行動は「AIチャット」「業務ツール」「検索」へ拡張
Shopifyは、コマースが従来のECサイトやアプリ内にとどまらず、AIチャット、業務ツール、検索結果といった環境にも広がりつつあると指摘。今後はこうした領域での購買行動がさらに拡大するとの見方を示している。
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ZETAがロイヤルティ向上エンジン「ZETA ENGAGEMENT」に関する特許査定を受領
ZETAは、ロイヤルティ向上エンジン「ZETA ENGAGEMENT」におけるユーザー行動の影響力スコアリングおよび販促アクションに関する技術で、特許査定を受領したと発表した。
取得した特許は、レビュー投稿やお気に入り登録などのユーザー行動が他のユーザーにどの程度影響を与えたかをもとに、ユーザーごとの影響力をスコアとして算出する技術。
たとえば、投稿したレビューが他のユーザーの購入につながった場合、多くの「参考になった」「いいね」が付いた場合、ハッシュタグが生成された場合など、その影響の大きさを数値としてとらえることが可能になる。また、このスコアに応じてポイントを付与することで、サイト内のユーザー行動を促進する仕組みを実現する。
さらに、自身のアクションに対して他のユーザーが反応した際の通知機能において、その通知内に関連商品、自身のレビューから生成されたハッシュタグにひもづく商品を表示する機能を提供する。これにより、ユーザーは自身の行動が他者の購買判断時の役に立ったという「貢献実感」を得られたり、自身の興味関心に基づいた有益な情報を最適なタイミングで受け取ったりできるようになるという。
「ZETA ENGAGEMENT」とは
レビュー、ハッシュタグ、キュレーション、レコメンドなどを活用したさまざまなエンゲージメントの創出、各種顧客接点を通じたインセンティブ(ポイント)の提供、マイレージプログラムの導入により、顧客ロイヤルティの向上を実現するソリューション。
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前澤ファンドが出資するペットフードECの犬猫生活、東証グロース市場に上場へ。ビジネスモデル+業績などまとめ
ペットフードECを展開する犬猫生活は3月23日、東京証券取引所グロース市場への新規上場承認を受けたと発表した。上場日は4月23日を予定している。犬猫生活は、ZOZO創業者の前澤友作氏が率いる「前澤ファンド」が出資する企業でもある。
犬猫生活は「すべての動物とその家族の幸せな生活のために」を理念に、国産・無添加のプレミアムペットフードのEC販売を中心とした事業を展開。往診クリニック、動物病院、トリミングサロンの運営も手がけており、ペットオーナーとの接点を広げながら、ペットケア領域へ事業を拡張している。
自社EC×定期購入が中核、注文の約95%がサブスク
ビジネスモデルの中核は、自社ECによるペットフードのD2C販売と定期購入による継続課金モデル。2025年4月期は注文の約95%が定期購入で、自社EC売上は全体の約91%を占めた。定期会員数は2025年5月に6万人を突破したという。
「Amazon」「楽天市場」「Yahoo!ショッピング」といった外部モールにも出店するほか、ホームセンターやトリミングサロン向けの卸販売も手掛けている。
海外展開では、台湾向けに現地での製造販売を実施、米国向けには越境ECにも取り組んでいる。
売上は高成長、2025年4月期に黒字化
2025年4月期の売上高は前期比62.0%増の29億193万円。経常利益は8960万円(前期は4292万円の赤字)、当期純利益は2億761万円(同4321万円の赤字)と黒字化を達成した。
売上高の内訳は、自社EC売上が前期比52.7%増の26億3726万円、他社ECモールが同239.2%増の2億241万円、卸販売が同156.6%増の934万円。加えて、生活サービスが同5079.9%増の4964万円、エンターテインメント・その他が同471.9%増の325万円と各領域で伸長した。
また、2025年5月-2026年1月(第3四半期)の業績は、売上高は33億3173万円、経常利益が4億1333万円、当期純利益が3億4024万円と第3四半期時点ですでに大きく伸長している。
なお犬猫生活の2026年2月末時点の従業員数は57人(臨時雇用14人)。平均年齢は36.7歳、平均勤続年数は2.3年、平均年間給与は479万6000円。
2018年創業、前澤ファンドが2021年に出資
犬猫生活は2018年5月、ペットフードの企画・開発・販売を目的に「オネストフード株式会社」として設立。2019年2月にペットフード「レガリエ」の販売を開始した。2021年1月に前澤ファンドを引受先とする第三者割当増資を実施。同年8月に社名を「犬猫生活株式会社」に変更し、9月にはブランド名も「犬猫生活」へと刷新するなど、リブランディングを進めた。
今後は国内シェア拡大と海外展開を推進
今後は国内市場でのシェア拡大を軸に成長を図る。主力の自社ECを基盤とした成長戦略として、次の3点を掲げている。
- 誠実な事業運営と動物福祉活動を通じたブランド価値の向上
- ペット領域の専門性強化に向けたM&Aの推進
- 卸店舗(リテールチャネル)の拡充による顧客接点の最大化
これらを通じて国内シェアの拡大と海外市場への展開を進める方針。なお、上場による調達資金は主に広告宣伝費へ充てるとしている。
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地方名産品×ブランドが短期店出店で成功するポイントは? “売る”ではなく“伝える”ポップアップ戦略
地方名産品のポップアップ出店が会期中だけの売り上げで終わる――。そんな悩みは少なくありません。背景には消費者の「買う前に理解したい」という心理があります。アンテナショップで増える情報取得・飲食という消費行動を踏まえ、体験と翻訳で文脈を伝え、ECへの購買を促す導線設計の要点までを整理。会期期間後の指名買いを生む視点もお伝えします。
- アンテナショップが「物販+情報・体験の場」になった今、短期のポップアップ出店は“売る”より地域の文脈を伝えるメディアとして設計する
- 「地方名産品×ブランド」は知名度の掛け算ではなく翻訳。地域の価値を生活シーンに置き換え、ストーリーを一言に圧縮し、体験で腹落ちさせる。
- 成果は会期中の売上だけで見ず、会期後のEC訪問までを導線として設計する。QR導線の整理と“買い逃し救済”が、会期外で指名買いを育てる。
アンテナショップは「買う場所」だけじゃなくなっている
短期のポップアップ出店を考える際、「何を並べるか」「どう売り切るか」という発想から始まりがちです。実際には、売場で商品を比較する前に、来訪者の中で「その地域を選ぶ理由」をきちんと作れるかどうかで勝負が決まります。
アンテナショップはまさに、その理由作り――情報を集め、味わって確かめる――を受け止める場所になりつつあります。
ブランド総合研究所による「第8回アンテナショップ利用実態調査2025」によると、来店時の行動として 「飲食をした」17.3%と 「観光パンフレットや情報を得た」17.0%がほぼ同じ水準でした。

アンテナショップは、ただ商品を買う場所というより、地域の入口として“情報を拾う/味わってみる場所”になっているのです。つまり、棚の前にいる人は「何を買うか」を決めているというより、「その地域を理解し始めている」最中といえるのではないでしょうか。
ポップアップストアは“尖らせて記憶に刻む”がポイント
常設のアンテナショップは、地域との接点を“日常に置ける”強みがある一方で、常設はどうしても「情報鮮度の維持」が難しく、棚を更新し続ける体力、テーマがぼやけると“いつもある場所”になってしまいます。
ポップアップストアは逆に、テーマを尖らせて、短距離走で記憶に刻むことができるマーケティング手法です。 「今週だけ」「この組み合わせだけ」といった期間限定だからこそ、地域の魅力を“編集”して届けられるのです。
「地方名産品×ブランド」は“知名度の掛け算”ではない
コラボというと、つい「有名ブランドと組めば売れる」と考えがちですが、実際には知名度よりも翻訳力が求められるようになっています。
都市生活者にとって地域は遠い、遠いものは理解にコストがかかります。ここで地方名産品が効くのは、地域を「生活の言葉」に置き換えられるからです。それが翻訳力です。
- “旅先の名産”ではなく、平日の食卓をどう彩るか
- “工芸品”ではなく、毎日触れる家具、器としてどう気持ちよいか
- “地域の銘酒”ではなく、誰と、どんな夜に合う特別なお酒か
地域の魅力を、ポップアップを通して暮らしのシーンに翻訳する。言うは易し、行うは難しですが、伝えるポップアップにするための考え方をお伝えします。
“伝えるポップアップ”は、3つのレイヤーで作る
ポップアップストアの設計は、特に初期においては複雑にしないことが肝要です。押さえるべきポイントは、次の3つに整理できます。
①ストーリー(Why):「一言タグライン」を先に作る
長い説明は、その場では読まれません。ポップアップストアに必要なのは、自分ごと化できる短いタグラインです。機能的な商品説明より、地域や土地由来である情緒的な説明のほうが、購入理由が自分の言葉で出てきます。
- タグラインの一例
- 「海から10分の畑で育つ、自然な塩味のある野菜」
- 「冬の3か月だけ仕込める発酵」
- 「この土地の水だから、この飲み心地になる」
②体験(Wow):派手さより「違いが分かる瞬間」
試食や展示は、ただこなすだけでなく、「違いが分かる」体験が必要です。
- 食品なら…食べ比べ/香りの比較
- 工芸品なら…触り比べ/重み/手の収まり
- 調味料なら…同じ食材にかけて“一口で差が出る”比較
「おいしい」から一歩進んで、 「なるほど、これが違うんだ」が生まれると、記憶は残ります。
③EC(How):「その場で買わない人」を主役にする
短期ポップアップは“その場で買う人”だけを追うと、もったいないです。むしろ主役は、体験して、理解して、家に帰ってから買う人です。
ポップアップストアは「今しかない」が強いため、買い逃しが起きやすいのがデメリットと言えます。そのため、会期後の“やっぱり気になる”というニーズを拾う仕込みが重要になります。
- 会期中限定ではなく、会期後に特設ECをオープン
- 体験を思い出せる素材(レシピ、作り手便り、動画)をセットにする
この“ひと呼吸分”があるだけで、ポップアップストアは売り切りから、次の購入へ伸びていきます。
“体験”が寄付を生む。ポップアップの実例パターン
渋谷ど真ん中で“ぶどう狩り”体験。名産品を「ご褒美シーン」に変えるポップアップ

- イベント名:極旬ぶどう ポップアップストア 開催期間:2025年9月12日(金)~9月23日(火・祝)
- 場所:MIYASHITA PARK North 2F THE [ ] STORE
渋谷の都市空間でまさかのぶどう狩り? 収穫体験”を持ち込み、名産品を「買うもの」ではなく「体で納得するもの」にしたポップアップです。一流パティシエとのコラボスイーツや、施設内店舗との連動も組み込み、“味覚の記憶”を強く残す設計にしています。
具体的な設計のポイント
ポイント①:体験を購入の前に置き、納得を先に作る
収穫体験を入れることで、ポップアップストアの価値を「売上」ではなく「理解」に置く設計は取り入れたいポイントです。
ポイント②:コラボスイーツで“ご褒美シーン”に翻訳する
フルーツをそのまま売るだけでなく、スイーツとして体験させると、都市生活者の“手土産/週末のご褒美”の文脈に着地します。
ポイント③:施設内連動で「点」ではなく「面」の体験にする
MIYASHITA PARK内の店舗(CAFÉ KITSUNÉ等)と連動した限定メニューを用意し、ポップアップ単体で終わらせず、回遊・話題化の導線を増やしています。
高知の「酢みかん」文化を、百貨店で“都市型の地方体験”に翻訳

- イベント名:高知の食文化「酢みかん」を体感 「おたべごろ」セレクトによる話題のカフェスイーツ&塩二郎コラボ惣菜
- 開催期間:2025年9月24日(水)~9月30日(火)
- 場所:日本橋三越本店 本館地下1階 フードコレクション
本イベントは、柑橘を“名産品として売る”のではなく、高知に根づく「酢みかん」という食文化そのものを主役にしているのがポイントです。
売り場を「棚」ではなく「食文化の入り口」に変え、都市生活者が“使い方ごと理解できる”設計に寄せています。
具体的な設計のポイント
ポイント①:「スペック」より先に「文化」を置く
甘さや品種の説明よりも、「高知では酸味の柑橘を料理に合わせる」という背景を先に出すことで、購入理由が“おいしそう”から“なるほど”に変わります。
ポイント②:百貨店の編集力で“生活シーン”に着地させる
酢みかんは、食べ方が想像できた瞬間に一気に近づきます。惣菜・弁当・スイーツなどの提案を通じて、「家でどう使うか」まで連れていくのが強みです。
ポイント③:レシピ(使い方)導線が、会期後のEC回帰に効く
このタイプの“文化系名産品”は、会場体験で理解が立ち上がるほど、会期後の購入に繋がりやすくなります。導線は「人気セット/ストーリー/レシピ」に整理しておくと迷いが減ります。
ポップアップは「売場」ではなく「入口」
地方名産品×ポップアップは、名産品を売り切る場ではなく、地域を理解してもらう場として設計したときに力を発揮します。
アンテナショップが情報取得や疑似体験の入口になっている今、ストーリーを一言に圧縮し、五感で腹落ちさせ、ECへつなげる導線までを一続きで描くことが重要です。
高知の酢みかんは食文化として、渋谷のぶどうは都心での体験として入口は違っても、狙いは同じです。買う理由を体験の記憶として持ち帰ってもらう。そのための場としてポップアップを設計できたとき、会期の外側で指名買いが育っていくでしょう。
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よく使うECサイト・アプリは1位がAmazon、2位が楽天。生成AI検索サービス(ChatGPT、Perplexityなど)を使ったAIショッピングの利用経験は2割強
トランスコスモスは3月23日、「世界8都市オンラインショッピング利用動向調査2026」を実施し、生成AIを活用した“AIショッピング”の利用状況などの調査結果を公表した。
国内でよく利用するオンラインショッピングサイト・アプリはAmazonが最多、楽天が続く
国内(東京)の「よく利用するオンラインショッピングサイト・アプリ」は、「Amazon」が71%で最多、「楽天」が53%で2位だった。次いで「YouTube」(31%)、「LINE」(27%)、「X」(27%)と続いた。
東京はAIショッピング利用が低水準、商品検索でも「2割強」
生成AI検索サービス(ChatGPT、Perplexity、DeepSeekなど)を活用したAIショッピングの利用状況をプロセス別に見ると、8都市すべてで「商品を探す」段階での利用が最も高かった。「商品を購入」の段階でも多くの都市で半数以上が利用しており、ムンバイ、バンコク、上海では各プロセスで70〜90%台と高水準だった。
一方、東京は全体的に利用率が低く、「商品を探す」段階でも2割強にとどまった。
今後の利用意向(「使ったことがあり今後も使いたい」「使っていないが使ってみたい」の合計)は、8都市すべてで現在の利用率を上回った。利用率の高いムンバイ、バンコク、上海では、商品探索から購入までの各段階で80%以上が生成AI検索サービスの利用に意欲を示した。利用率が低い東京でも、各プロセスでほぼ半数が利用に前向きだった。
「探す」はAI優位、「質問・購入」は人のサポート需要も根強く
オンラインショッピングにおける「AI接客」と「人による接客」の好みを聞いたところ、「商品を探す」段階では東京を除くすべての都市でAIが人を大きく上回った。
一方、「質問・問題解決」や「商品を購入」の段階では人による接客ニーズも根強く、AIと人の選好が拮抗する傾向が見られた。
都市別では、「商品を探す」段階でAIに任せたい割合はムンバイとバンコクが85%、上海が80%と高水準で、東京は47%にとどまった。「商品を購入」の段階でも、上海、バンコク、ムンバイでは「AI接客」が「人による接客」を大きく上回った。
ソーシャルコマースは伸長、東京の利用経験は24%
過去1年間のソーシャルコマース利用経験者の割合は、東京を除く7都市で過半数を超え、バンコク(95%)、上海(93%)、ジャカルタ(90%)では9割前後に達した。前回(2025年調査)と比較してすべての都市で増加した。一方、東京は24%にとどまった。
利用プラットフォームは「TikTok/抖音」が最も高く、「TikTok Shop」が展開されている上海、バンコク、ジャカルタ、ロンドン、ロサンゼルスなどではトップに。一方、ムンバイやソウルでは「Instagram」や「YouTube」の利用率が高く、「TikTok」「TikTok Shop」が未展開の地域でも、ショート動画や画像を起点としたソーシャルコマースが主要な購買チャネルとなっている。
生成AIの浸透で購買行動が変化し、商品探索ではAI検索やSNSが新たな入り口として広がる一方、質問対応や購入など最終判断では人のサポート需要も根強いと指摘。「TikTok」など動画プラットフォームの購買チャネル化で入り口が多様化しており、AI検索・ソーシャルコマース・有人支援の最適な組み合わせがEC競争力を左右する。(トランスコスモス グローバル事業統括 アナリスト 萩原雅之氏)
調査概要
- 調査手法:グローバルパネルを用いたオンライン調査(現地語によるアンケート)
- 調査地域:東京(日本)、上海(中国)、ソウル(韓国)、ムンバイ(インド)、バンコク(タイ)、ジャカルタ(インドネシア)、ロサンゼルス(米国)、ロンドン(英国)
- 調査対象:15歳~49歳の男女(直近1年以内にオンラインショッピングでの購入経験がある人)
- 回収サンプル数:320サンプル × 8都市(計2,560サンプル)
- 調査期間:2026年1月28日~2月10日
- 調査委託機関:クロス・マーケティング
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Google、今年初のコアアップデートとしてMarch 2026 core update(2026年3月のコアアップデート)を展開開始
オートロックマンション居住者、56%が「置き配できるならネット通販をもっと使う」。約9割が「再配達削減に協力したい」
ライナフが全国のマンション居住者を対象に実施した「再配達と置き配に関する意識調査」によると、オートロックマンション居住者の約9割が「再配達削減に協力したい」と答え、そのうち半数以上が「置き配ができるならネット通販をもっと使う」という意向だった。
調査対象はマンション居住者441人で、調査期間は2026年2月13〜14日。
オートロックマンション居住者の約9割「再配達課題に協力したい」
再配達が配送ドライバーの負担増加や車両からのCO2排出量増加による環境負荷につながっていることを知っているかを聞いたところ、オートロックマンション居住者においては「内容までよく知っていた」が30.3%、「なんとなく知っていた」が49.3%、「聞いたことはあるが詳しく知らなかった」が11.8%、「知らなかった」が8.6%だった。
非オートロックマンション居住者においては「内容までよく知っていた」が30.0%、「なんとなく知っていた」が38.2%、「聞いたことはあるが詳しく知らなかった」が10.9%、「知らなかった」が20.9%だった。
荷物を受け取る立場として、配送業界の課題解決のために方法があれば協力したいかどうか聞いたところ、オートロックマンション居住者は「積極的に協力したい」が38.5%、「どちらかというと協力したい」が49.3%だった。合計すると約9割が再配達課題に協力したい意向となっている。「あまりそう思わない」は8.1%、「全くそう思わない」は2.7%だった。
非オートロックマンション居住者においては「積極的に協力したい」が36.8%、「どちらかというと協力したい」が37.7%で、協力の意向がある人は合計で74.5%だった。「あまりそう思わない」は11.4%、「全くそう思わない」は5.9%だった。
オートロック設備が置き配利用のハードルに
配送業界の課題解決に協力の意向を持つオートロックマンションの居住者にとって、再配達を減らそうと思った時、「難しい」「障害になっている」と感じていることは、最多が「オートロックがあるため置き配ができない」「配達時間に在宅できない」で、それぞれ29.9%だった。「時間指定するのが面倒」は22.7%、「宅配ボックスが満杯になりがち」は22.2%となっている。「特になし」は23.7%だった。
オートロックマンションほど玄関前置き配の利用意向が多い
玄関前の置き配を使いたいかを聞いたところ、オートロックマンション居住者においては「ぜひ使いたいと思う」が33.5%、「機会があれば使ってみたいと思う」が45.2%で、合わせて約8割が「使いたい」と回答。
非オートロックマンション居住者においては「ぜひ使いたいと思う」が42.3%、「機会があれば使ってみたいと思う」が24.5%で、合わせて約7割が「使いたい」と回答した。
半数以上が「置き配できるならネット通販をもっと使う」
オートロックマンションで置き配が利用可能になった場合、ネット通販の利用頻度が増加すると回答した人は、合計で56.1%だった。内訳は、頻度が「大きく増えると思う」が15.8%、「やや増えると思う」が40.3%。
ネット通販で利用する機会が増えそうだと感じる商品やサービスジャンルは、最多が「飲料・米などの重くてかさばる商品」で54.8%、続いて「日用品(洗剤やティッシュなど)」が46%、「食品の定期購入(生協やミールキットなど)」が29.8%となっている。
調査概要
- 調査主体:ライナフ
- 調査期間:2026年2月13〜14日
- 調査対象:マンション居住者441人 ※設問による回答数は異なる
- 調査方法:インターネットによるwebアンケート
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W2、ECのメディアコマースを体系化した定義書を発表。単なる販売チャネルから「顧客意思決定基盤」への昇華を提唱
ECプラットフォームを展開するW2は3月25日、自社ECの次なる成長戦略に「メディアコマース」をあげ、メディアコマースの全体像、構造、戦略、実践までを体系的にまとめた「メディアコマース定義書」を公開した。
「メディア」「コマース」「AI」の3要素で構成
W2はメディアコマースを「販売と情報流通を統合し、自社ECを“顧客の意思決定基盤”へと進化させ、ブランド価値と収益を同時に最大化する戦略モデル」と定義。「メディア」「コマース」「AI」を統合して設計する経営戦略と位置付けている。
分散した情報の統合・主導権を回収する「メディア」
商品理解に必要な記事、レビュー、UGC、動画などを自社ECに集約し、顧客が参照する情報基盤として再設計する。これにより、従来は外部プラットフォームに依存していた顧客接点を自社の資産にする。
LTV最大化を見据える「コマース」
購買動線をコンテンツ起点で設計し、認知から購買、継続までの体験をEC上で完結させる。さらにCRM、サブスクリプション、レコメンドなどを組み合わせ、LTVの最大化を前提とした収益モデルへ転換する。
顧客の意思決定を最適化する「AI」
AIによりコンテンツ生成、パーソナライズ、接客、検索体験を最適化。顧客ごとに適した情報と商品を提示する。AIエージェントによる購買支援が広がっているなか、AIに正しく理解・推奨されるEC構造の設計基盤にもなる。
W2は、「メディア」「コマース」「AI」を統合的に設計できるコマースプラットフォームを提供している。ECのメディア化を支援するソリューション「co-media」により、記事、UGC、スタッフコンテンツと購買機能を統合することが可能。販売にとどまらない「選ばれるEC」への転換を支援する。
「メディアコマース」定義の背景
W2は、「EC市場ではAmazonや『楽天市場』などのモールの優位性が高まり、自社ECは「探して買う」領域での競争は構造的に難しくなっていく」と見込んでいる。その一方で、「消費者はモノの購入から体験重視へとシフトし、信頼できる情報をもとに商品を選ぶ傾向が強まっている」と指摘。しかし、情報コンテンツはSNS、動画、ブログなど複数のチャネルに分散しているため、適切な情報にたどり着きにくい状況にあるとしている。
こうしたなか、自社ECは販売の場にとどまらず、情報を集約し選択を助けるメディアへと転換する必要があると提唱。合わせて、AIエージェントによる商品推薦の普及に伴い、自社ECサイトがAIに適切に認識される情報構造を持つことの重要性もあげている。
こうした「ECモールとの差別化」「モノからコトへの消費」「情報コンテンツの集約」の変化に対応するためにW2は、自社ECの次なる成長戦略に「メディアコマース」を定義した。
W2の「メディアコマース定義書」概要(掲載内容)
- なぜ今、ECのメディア化が必要なのか
- メディアコマースの定義と全体構造と戦略
- メディアコマースのユースケース
- 4社のメディアコマース成功事例
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商標出願前にAIが称呼・外観・観念の3要素で類似リスクを判定するEC事業者向けブランド名類似チェッカーとは
AIサービスを提供するMycatは3月25日、AI商標検索・出願サポートサービス「商標ナビ」に、EC事業者向けの新機能「ブランド名類似チェッカー」を追加したと発表した。
新ツールは、商標審査で用いられる「称呼(読み方)」「外観(見た目)」「観念(意味)」の3要素に基づき、AIがブランド名の類似リスクを自動判定する。
チェック項目は、ブランド名(日本語・英語・ロゴ画像)、事業内容(自然言語入力)、商品・サービスのカテゴリ。入力内容をもとに、類似する登録商標の有無やリスクスコア(高・中・低)を提示する。
Mycatは提供の背景として、BtoC-EC市場の拡大やD2Cブランドの増加に伴い、商標出願件数が年間15万8792件と高水準で推移している点を挙げる。
商標登録を行わずにブランドを立ち上げた場合、後から他者の登録商標と抵触し、ブランド名の変更を余儀なくされるリスクがあると指摘している。
EC事業者に特有の留意点として、商品区分に加え、「小売りまたは卸売りの業務において行われる顧客への便益提供」に該当する第35類での出願検討をあげている。同チェッカーでは、事業内容に応じて必要な出願区分を自動提案する。
また、ECブランドでは英語名の使用が多い一方で、カタカナ表記での類似確認も重要となる。ツールは英語表記とカタカナ表記の双方から類似調査を行う。
このほか、判定結果には「Amazonブランドレジストリ」に必要な条件の確認機能も含まれる。
なお、Mycatは「ブランド名類似チェッカー」について、弁理士法に基づく代理業務ではないと説明。正式な商標出願にあたっては、弁理士など専門家への相談を推奨している。
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Googleで「たけのこの里」と検索すると
「たけのこの里」または「きのこの山」と検索すると、画面をそれらで埋め尽くすことができる。グーグルと明治によるイースターエッグ(隠し要素)施策。
Google で「たけのこの里」と検索してみてください。
— Google Japan (@googlejapan) March 22, 2026
明治さんと作ったある仕掛けが…
もちろん「きのこの山」で検索しても出てきますよ🍄
https://forest.watch.impress.co.jp/docs/serial/yajiuma/2095359.html
ZOZOが始めた“作る+売る体験”ができる教育プロジェクト「ZOZOEDUCATION つくっちゃお!」とは
ファッションEC「ZOZOTOWN」を運営するZOZOは3月25日、子どもが“つくって売る”体験に挑戦できる教育プロジェクト「ZOZOEDUCATION つくっちゃお!」を開始した。第1弾として、親子が自宅でTシャツのデザインから販売までを体験できる「つくっちゃお!Tシャツづくりキット」を同日から販売している。
「ZOZOEDUCATION つくっちゃお!」は、学校では体験しにくい「考える・つくる・届ける」といった一連のプロセスを学べる教育プロジェクト。ファッションやモノ作りを入り口に、実際の販売フィールドである「ZOZOTOWN」と接続することで、子どもの好奇心や創造性を育む体験を提供する。
「つくっちゃお!Tシャツづくりキット」の価格は税込5000円。新規会員登録者には2000円分のクーポンを付与する。使い方を解説するZOZOオリジナル動画もYouTubeで公開している。キットにはTシャツ本体、シルクスクリーン一式、など制作に必要なアイテムを同梱。絵を描き、色を選び、刷る工程を通じて、「考える」「表現する」「つくる」といった体験を自然に学べる設計としている。
完成した作品を「ZOZOTOWN」上で商品として販売できる。デザインしたTシャツの販売方法は、デザインしたTシャツの写真をオンラインフォームから応募。そのあと「ZOZOTOWN」での販売がスタートとなる。注文が入ると「ZOZOTOWN」が応募されたデザインをTシャツにプリントし商品として購入者に届ける。自身のデザインが並び、実際に選ばれる体験を通じて、創造力や主体性、社会とのつながりを実感できるとしている。
販売された作品1点につき、ZOZOポイント500円分を付与する。付与上限は4万9999円分で、源泉徴収の関係から実際の受取上限は4万4500円となる。なお、販売には保護者の同意および「ZOZOTOWN」の会員登録が必要となる。
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中東情勢の影響は? 生産者の約8割が経営への影響を懸念。長期化で生産縮小・廃業増の懸念も
産直通販サイト「食べチョク」を運営するビビッドガーデンは、原油価格の高騰が一次産業に与える影響について登録生産者を対象に緊急アンケートを実施した。3月19日に公表した調査結果によると、現時点で生産活動への影響を実感している生産者は66.7%。長期化した場合には81.3%が経営への悪影響を懸念していることがわかった。
中東情勢の緊迫化を背景に、世界的なエネルギー供給への不安が高まっている。特に、原油輸送の要衝であるホルムズ海峡をめぐる緊張の高まりは、日本のエネルギー調達へ与える影響が大きい。燃料や資材、物流コストに依存する一次産業では、コスト上昇が現場に直結する一方、その実態や影響は十分に可視化されていない。こうした背景からビビッドガーデンは調査を実施した。
燃料費が直撃、資材・肥料にも波及
現時点で生産活動への影響を感じている生産者は66.7%で、うち21.3%が「大きく影響が出ている」と回答した。
影響が出ている項目は、「燃料費(軽油・ガソリンなど)」が89.5%と突出して高い。次いで「光熱費(暖房費・電気代など)」が24.7%、「肥料価格」が24.3%。農業機械や漁船など燃料依存度の高い現場では、コスト増の影響がより大きい構図が浮き彫りとなった。
また、今後影響が見込まれる項目として、「梱包資材(段ボール、フィルムなど)の価格上昇」が73.0%、「肥料価格」が66.3%、「ハウス・農業資材」が59.6%と続いた。「消費者の節約志向による販売不安」も51.7%に上り、コスト増と需要減の同時進行が懸念されている。
値上げ検討が最多も、対応に踏み出せない層も
長期化した場合の影響について、「影響が出そう」が81.3%。そのうち「大きく影響が出そう」が41.9%となった。
現時点での対応策は「値上げの検討」が39.7%で最多。一方で「現時点では見直しなし」も33.0%に上り、対応に踏み切れていない生産者も一定数存在する。そのほか、「収益改善」が27.7%、「施肥量の見直し」が18.0%、「設備や機械の稼働抑制」が15.7%だった。
長期化で「値上げ」は67%、生産縮小の懸念も
長期化した場合の対応として、「値上げ」が67.0%で最多。「設備投資の延期」(21.3%)、「人員計画の見直し」(18.4%)が続いた。さらに、「生産量の縮小」(10.5%)や「作付け・養殖規模の見直し」(10.5%)といった回答もあり、生産活動の縮小や廃業リスクにつながる可能性も示唆された。
価格転嫁には慎重姿勢、最大の懸念は「注文減」
価格転嫁については、「未定・わからない」が42.3%で最多。「これから転嫁予定」が38.6%、「すでに転嫁(一部含む)」が12.4%と続いた。
値上げ幅は「1〜10%程度」が47.6%、「11〜20%」が21.7%だった。
一方、値上げ後の懸念としては「注文数の減少」が74.2%と突出して高く、「値上げへの理解が得られにくい」(38.6%)、「高単価商品の販売減」(34.5%)が続いた。
現場からは「負担が生産者に集中している」との声
調査では、「燃油だけでなく資材全般が上昇し、コスト全体が押し上げられている」「価格転嫁が難しく、負担が生産者に集中している」といった声も寄せられた。
調査概要
- 調査対象:食べチョクに登録する全国の生産者
- 調査期間:2026年3月16日〜3月18日
- 調査方法:インターネットによる任意回答
- 回答数:267人
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EC事業者200社の決済完了割合(承認率)平均値は85.4%、中央値は88.0%。食品・飲料は89.9%、家電は76.1%
決済承認率改善コンサルティングを手がけるYTGATEは3月26日、全国の自社ECを運営する企業200社を対象に実施した「決済環境の可視化診断」の結果を公表した。クレジットカード決済を試みた件数のうち、実際に決済が完了した割合を示す「決済承認率」は、平均85.4%、中央値は88.0%だった。
承認率85%未満が36.5%、低水準層が平均を押し下げ
診断結果をA〜Hの8段階で分類したところ、承認率85%未満のDランク以下に該当する企業は73社(36.5%)だった。
平均値(85.4%)と中央値(88.0%)の差は2.6ポイントあり、承認率が極端に低い事業者の存在が全体平均を押し下げている。最も低いHランク(65%未満)に該当する9社の平均は42.3%で、全体平均を40ポイント以上下回った。
また、年商規模が同等の事業者でも承認率には最大62.7ポイントの差があり、決済設計や運用の違いが大きく影響している。
業種別では食品・飲料が高水準、家電は低迷
業種別の平均承認率では、「食品・飲料」が89.9%と高水準。一方で「家電」は76.1%と低く、業種間で13.8ポイントの差が生じた。
YTGATEは、商品単価、不正利用リスク、3Dセキュアの運用、決済代行(PSP)の設定、カード発行会社(イシュアー)の審査方針など、複数の要因が承認率に影響すると分析している。
業種別の傾向と主な要因
主な業種の平均承認率と特徴は次の通り。
- アパレル・服飾雑貨:85.3%
高単価ブランドほど与信枠や本人認証の影響を受けやすく、返品率もリスクスコアに影響する可能性がある。 - インテリア・家具:87.5%
高額商品が多く、3Dセキュア導入初期に承認率が低下するケースがある。 - ギフト:86.9%
配送先と決済者が異なるため、不正検知にかかりやすい。 - スポーツ・アウトドア:80.7%
高額・限定商材で転売目的の不正リスクが高まりやすい。 - デジタルコンテンツ:83.7%
継続課金モデルが多く、初回決済のエラーがLTVに影響。 - ホビー・エンタメ:87.8%
短期間で決済が集中し、イシュアーの審査差が出やすい。 - 家電:76.1%
高単価かつ不正対策強化の影響で、承認率が最も低い。 - 食品・飲料:89.9%
日常消費で安定するが、ギフト期は一時的に低下する傾向。 - 日用品・生活雑貨:86.5%
購買意図が明確で、不審取引が発生しにくい。 - 美容・健康:88.2%
定期購入モデルが多いが、高単価商品では不正リスクが影響。 - 旅行・交通:82.5%
高額・前払い・変更リスクにより不正検知が働きやすい。 - 百貨店:84.1%
高額商品比率が高く、認証離脱リスクも影響する。
「承認率」は見えにくい機会損失
YTGATEは、決済承認率は業種や客単価、決済手段の構成によって大きく変動する一方、定期的に把握している事業者は多くないと指摘。「知らないうちに売り上げを取りこぼす要因」になりやすい指標だと位置付ける。
同社は目安として承認率95%以上を推奨。数%の改善でも売り上げへのインパクトは大きく、特に高単価商材やサブスクリプションモデルでは重要性が高いとしている。
調査概要
- 対象:全国の自社EC事業者200社
- 内容:各社の決済データをもとにYTGATEが分析・集計
- 評価:承認率をA〜Hの8段階で分類(A:100〜95%、B:95〜90%、C:90〜85%、D:85〜80%、E:80〜75%、F:75〜70%、G:70〜65%、H:65%未満)










