Macbee Planetは、2026年の「投資シフトマップ調査」を実施した。マーケティング予算の配分や今年注力したい領域などについて、BtoB企業とBtoC企業に分けて分析している。
関連記事
2026年はマーケ予算が急拡大? BtoCは6割、BtoBは5割が増加
まず、2026年のマーケティング予算全体の見通しを聞くと、BtoC企業では「大きく増える見込み」が19.3%で、BtoB企業の7.8%を大きく上回った。また、「やや増える見込み」を足すと、BtoC企業の61.3%が「マーケティング予算」を増やすと回答した。一方で、BtoB企業では「ほぼ変わらない見込み」が36.6%と高く、全体としては横ばい〜微増の傾向であることがわかった。
予算を増やす予定のマーケティング領域について聞くと、BtoC企業は全体的にBtoB企業を上回っており、特に「デジタル広告(36.3%)」「生成AIツール(35.8%)」の割合が高かった。BtoB企業では「生成AIツール(25.7%)」「自社Webサイト・アプリ改善(25.3%)」が上位となり、BtoB・BtoCともにマーケティングの効率化が重視されていることがわかった。
一方で、優先的に予算を削りたいマーケティング領域について聞くと、BtoC企業では「イベント・展示会・セミナー・ポップアップストアなど(42.9%)」と「CRM・リテンション施策(40.7%)」が高く、オフラインの取り組みが見直される傾向がうかがえた。BtoB企業では回答にややばらつきがあり、「特にない」とする回答も比較的多かった。
特に成果が出にくいのは「デジタル広告」「Webサイト・アプリ改善」
続いて、特に成果が出ていないと感じるマーケティング活動を聞くと、BtoC企業では「デジタル広告(検索・ディスプレイなど)(34.1%)」が最多となった。BtoC・BtoBのいずれも「自社Webサイト・アプリ改善」「デジタル広告」が上位に挙がっており、注力領域ほど課題感も強いことがうかがえた。
また、予算が確保しづらいと感じるマーケティング活動を聞くと、BtoC企業では「マス広告(21.5%)」「生成AIツール・業務効率化ツール(20.0%)」「データ基盤・計測環境(12.1%)」がBtoB企業よりも高く、必要でも予算が通りにくいという実態が浮き彫りとなった。
今後注力したい領域は「生成AI×データ活用」
最後に、マーケティング投資の優先順位を決めるポイントを聞くと、BtoC企業は「新規顧客獲得数の増加(45.7%)」「中長期的なブランド価値・企業イメージの向上(44.4%)」「売上・利益への短期的なインパクト(41.7%)」がトップ3となった。BtoB企業も同様のテーマが上位に並びつつ、「データ取得・顧客理解の深さ(20.5%)」への関心も高かった。
予算配分の見直し頻度を聞くと、BtoC企業では「毎月見直している」が17.4%で、BtoB企業の5.0%を大きく上回った。BtoC企業は全体的に見直し頻度が高く、運用のサイクルが速い傾向が見られた。
今後1〜3年で新たに注力したいテーマとしては、BtoC企業では「生成AIを活用したクリエイティブ・業務プロセスの高度化」と「顧客データの統合と活用」が44.8%で同率1位に。BtoB企業では「顧客データの統合と活用(40.5%)」がトップとなり、2位のAI活用とは10ポイント近い差がついた。
調査概要
- 【調査期間】2025年12月5日~2025年12月12日
- 【調査対象】企業でマーケティング業務に従事する担当者
- 【有効回答数】1,086名(BtoB企業541名/BtoC企業545名)
- 【調査方法】IDEATECH提供のリサーチPR「リサピー」によるインターネット調査
