
高性能かつ安価なカートとして知られる「Shopify」。プラグインでの拡張性が高いことが特徴なのですが、その先を見据え、米国では自社物流網を整備中。いずれ日本でも……?
Shopify(ショッピファイ)とは何か?なぜアマゾン・楽天キラーと呼ばれるのか | ビジネス+IT
https://www.sbbit.jp/article/cont1/37636
前編 産直ECが小規模農家を疲弊させる3つの理由 | TREE&NORF
https://treeandnorf.com/3-reasons-of-that-japanese-agriculture-get-whacked-by-an-p2p-direct-markeging-web-service/
後編 産直ECが小規模農家を疲弊させる3つの理由 | TREE&NORF
https://treeandnorf.com/the-need-things-for-agriculture-is-technology/
まとめると、
「ウチは全国から色んな生産者が売り込みに来る。でもな、俺は生産者の言うことは絶対に信用しない。まずはモノ(青果)ありきや。モノがショボいのに能書きばっか垂れてもしょ〜がないやん」
─関西圏の有名高級スーパーのベテラン青果バイヤー
「産直EC」というとこだわりを持って生産していて、中間マージンがないので売り手にも買い手にもメリットがあるイメージがありますが、実際はそうとも限らないということなんですね。
引用文にあるようにまずは商品力があって品質も確かであることが必須で、そこから先に売り方があるということ。このあたりの考え方は産直ECに限らずすべての商売で同じですね。
「Google Chrome 80」のHot-fixパッチ配布に関するご案内(2020/02/13) | EC-CUBE
https://www.ec-cube.net/news/detail.php?news_id=352
Google ChromeのSameSite Cookie対応について | Magentoと越境ECの総合サポート Principleworks
https://principle-works.jp/blog/cat/tips/post/google-chrome-samesite-cookie/
Google ChromeのCookie 設定の変更に伴い、対応は必要ですか?(SameSite) | futureshop 虎の巻
http://qa.future-shop.jp/faq/show/6611?site_domain=default
「Google Chrome」のバージョンアップに対応いたします | MakeShopマガジン
https://www.magazine.makeshop.jp/information20200204/
まとめると、
ネット広告に影響が出る、という話もありますが、ECサイトとして
・ログインできない
・会員登録ができない
・購入できない
といった類の顕著な障害が出ることが予想されています
─https://principle-works.jp/blog/cat/tips/post/google-chrome-samesite-cookie/
すでにGoogle Chrome 80がリリースされていますので、この問題はご存じの方も多いと思いますが、念のため取り上げてみました。ログインや決済ができなくなるのは大問題ですので、自社サイトのログインや決済を確認してみてください。
「なんとかPay」戦争の大勢は決した? いよいよ絞られた「4強」の共通点 | ニコニコニュース
https://news.nicovideo.jp/watch/nw6569364
au PAYの相次ぐルール変更に不満の声、甘すぎるキャンペーン設計に疑問 | BCN+R
https://www.bcnretail.com/market/detail/20200220_159321.html
○○Payは携帯電話会社でないと生き残れない流れなってきましたが、競争が激しすぎてプロモーションが雑になっているようです。
ユナイテッドアローズのECサイト停止は店舗売上に悪影響――自社運営化は断念せず | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/7269
デジタルはゴールではなく接点。名古屋の商人KOMEHYOの強さは今も昔も「人」にあり|IDENTITY|note
https://note.com/identityinc/n/nc9231effd90a
2つまとめて記事を読むととってもわかりやすいです。ネットショップはデジタル=接点。
「違反のおそれ」が独り歩きする不可思議 | 企業法務戦士の雑感 ~Season2~
https://k-houmu-sensi2005.hatenablog.com/entry/2020/02/15/233000
「独禁法がただの弱者救済法に陥るようなことだけは切に避けられるべき」。私も同感です。
滞留在庫を販売するECサイト「RUKAMO」、「ネクストエンジン」のHameeが3月にオープン | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/7290
この仕組みが回りだすと助かる人が多いはず。今後が気になります。
「マイナポイント」の対象サービス発表。d払い、au PAY、PayPayなど | ケータイ Watch
https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/news/1236122.html
「対象の決済サービスと紐付けることで、購入額の25%相当の還元を受けられるというサービス」使わない手はないので、対象の決済は導入をしておきましょう。
メルカリがMAU1500万人の二次流通データをマルイや@cosme、アパレルECの一次流通データと連携へ | TechCrunch Japan
https://jp.techcrunch.com/2020/02/20/mercari-conference-2020-3/
メルカリ、売れた物をいつでも投函できる「メルカリポスト」や手間いらずの「あとよろメルカリ便」を発表 | ケータイ Watch
https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/news/1236403.html
まとまった記事が出てくると思いますので速報的に。
実はね、嫌っていうほど努力しないと、本当のマンネリにはならない。悪い意味でマンネリって言われるのは、なんの努力もしないで続けてるからつまらない、ってことなんだ。
ルパン三世・大野雄二が語る物作りの流儀「マンネリを恐れるな」 | CINRA.NET
https://www.cinra.net/interview/202002-ohnoyuji_yzwtk
継続は力なりといいますが、努力も継続しないと意味がないということ。
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オリジナル記事:単なるカートASPだと思ったら大間違い。「Shopify」が米国で自社物流網の整備を準備中【ネッ担まとめ】 | ネットショップ担当者が 知っておくべきニュースのまとめ
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一次流通企業(EC事業者など)はフリマアプリが生み出す消費活動をどのように考えているのか――。メルカリの調査では、フリマアプリ利用による「新品商品の消費換気効果は年間484億円」という結果が出ている。この結果から見えてくる小売・EC事業者への影響とは? 三陽商会の執行役員・慎正宗氏、メルカリ・執行役員の野辺一也氏、国際大学グローバル・コミュニケーション・センター講師の山口真一氏がパネルディスカッションから、新たな消費行動、一次流通への影響を見ていく。
国際大学グローバル・コミュニケーション・センター講師の山口真一氏(以下:山口):(フリマアプリ利用で新品購入金額が増加するといった)調査結果について感想をお願いします。
三陽商会の執行役員・慎正宗氏(以下:慎):フリマアプリや二次流通が増えることは、一次流通にとって悪いことではない。「1回使ったら捨てる物」から「資産としての価値」に変わることは、新規購入において“より良い物を買う”という消費行動につながるのではないかと思います。
メルカリ・執行役員の野辺一也氏(以下:野辺):フリマアプリユーザーの利用行動を見ると、アプリ内でどれぐらいの値段で売れるのかを確認しています。「ハイスペックな物を買っても最終的には売れば良い」と考えながら新品を購入するので、最終的に良い物を買うことにつながっているのではないでしょうか。

山口:「フリマアプリの利用で、より良い物が売れるのではないか」という考えは2人とも一緒ですね。慎さんは、「フリマアプリを利用する人たちの行動が、企業活動に生かせる」という考えに至ったそうですね。
慎:リセールバリューを考えながらお客さまが洋服を買うということは、今までのアパレルにない考え方なんです。「今後、(買ったモノが)売れることを考えると、もう少し良い物を買ってみよう」と思う人の増加。そして、値段が高くて手が届かなかった経験を持つ人たちが「エントリーモデルとしてフリマアプリで購入し、チャレンジしてみよう。駄目だったらまた売れば良い」と考えるのではないか、と思ったからですね。
山口:ファッション業界の方たちは、フリマアプリをどのように考えているのでしょうか?
慎:自分が消費者として上手く使っている人は多いはず。ただ、運営者やメーカー、小売りの立場として「フリマアプリを取り込んで成長しよう」という考えはなかった。まだ、お客さまの購買行動の変化についていけていないと思いますね。
山口:一次流通と二次流通の今後についてお聞きします。野辺さんの考えを聞かせていただけますか?
野辺:業界内ではまだ、「一次流通の消費が減るのでは」というマイナス意見が多いのが事実です。マイナスもあるかもしれませんが、それ以上のプラスの効果を企業間連携でもたらすことができるはずです。それは、「売れた後のライフサイクルを一次流通企業は知りたいのではないか」ということです。
メルカリは商品のライフサイクルが見える購買データを持っています。「隠れファン」「憧れのブランドは高くて手が出せないけど、メルカリなら買える」と思っている人のデータを一次流通企業が把握できるようにすることで、より良い商品を作ってもらう。その後、メルカリで売ってもらえるような流れを作りたいですね。

山口:企業とメルカリが連携することで、相乗効果を狙っているということですか?
野辺:そうですね、データ連携を積極的に一次流通企業やメーカーとやりたいなと。「フリマとやるともっと良いことが起きるのでは」と思ってもらえるようなことをやりたいですね。
山口:今のお話を聞いて慎さんはどう感じましたか?
慎:個人としてはスーパーハッピーです。私たちには商品購入時の声はレビューなどで入ってきますが、使用者としての感想はあまり取れていない。データ連携を通じて、商品のLTV(顧客生涯価値)が高まっていることがわかれば、質をどんどん変えることができます。消費者の使い方も、リセールするために大事に使うように変わると思いますよ。消費も使用も良い循環に変わると思うので、チャレンジしていきたいです。

山口:中長期的にファッション業界の一次市場と二次市場のあり方はどうなると思いますか?
慎:賢い人ほど一次と二次を上手く使いわけ、ミックスすることが当たり前になると思います。今後は残価設定保証モデルをメルカリとやりたい。一緒に組んで物が売れたら非常に面白い商売ができるのではないかと思っているので。
野辺:メルカリとしては、メーカーへダイレクトコンシューマーが見える環境を提供していくべきだと考えています。商品のライフサイクルの先が見える形で、メーカーがお客さまとつながる関係を提供することにより、一次流通メーカーの消費量を上げることや、お客さまとの結び付きがより良くなるような流れを作ることができるのではないか。そして、リセールの中ではメルカリが一番の選択肢に入る。そんなモデルができたら良いと思っています。
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オリジナル記事:フリマアプリは一次流通の敵か味方か? 三陽商会らが語るリセールバリューが変える購買行動とは
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ファッション通販サイト「ZOZOTOWN」を運営しているZOZOはこのほど、通販サイトのデータからユーザーの心理を分析し、販促施策の最適なタイミングを科学的に解明するための研究を開始した。
米国イェール大学経営大学院マーケティング学科准教授の上武康亮氏と共同研究を行う。
計量マーケティングなどを専門とする上武氏の知見と「ZOZOTOWN」が保有する大規模なデータを掛け合わせることで、顧客心理などの理解を深め、販促施策の最適なタイミングについて研究する。
日替わりのブランドクーポンやセールの案内などを「いつ」「誰に」「どのように」配信すると、長期的な顧客価値の最大化に貢献するか、科学的に解明することをめざす。
ZOZOによると、上武氏は米国ノースウェスタン大学経済学博士号を取得し、現在は米国イェール大学経営大学院マーケティング学科准教授を務めている。同大学のMBAプログラムではビッグデータによる消費者行動分析などの講義を担当しているという。

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オリジナル記事:ZOZOとイェール大准教授が「顧客の行動心理」を共同研究、ECの販促に活用へ
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アプリケーション開発・販売やEC物流コンサルティングを手がけるインフィニティーオクターバー(IO)は4月1日から、ERP(基幹系システム)、OMS(受注管理システム)、WMS(倉庫管理システム)など、各種システム間のデータを自動連携する「WMSES」を本格販売する。
多くのEC事業者は業務ごとに製品・サービス群を導入しているため、複数の業務システムを使っている。
ただ、複数のシステムを組み合わせて利用するには、システム間のデータ連携でデータフォーマットなどの変換作業が必要となる。従来、AccessやFlieMakerなどを用いて手動で行っていたデータ変換作業は、「WMSES」が自動化。スタッフ自ら変換作業を行うことなく、複数システム間のデータ連携が可能になる。
「WMSES」はIOがコンサルティングを手がけるEC事業者、出荷代行などを手がける物流関連事業者を主とした約30社が現在のところ利用している。
「WMSES」を利用している約30社では、主としてERPやOMSとWMSとのデータ連携に活用。物流関連事業者における出荷トラブル軽減に寄与しているという。
口コミを背景として「WMSES」に関する照会が増えてきたことから、広く提供を開始する。なお、問い合わせ先着50社限定で初期費用を無料とするキャンペーンを行う。
「WMSES」の接続実績がある製品・サービス
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オリジナル記事:基幹、受注管理、倉庫管理などEC関連システム間のデータを自動連携する「WMSES」、販売を本格スタート
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2000年にEC事業開始以来、「イノベーションなくして成長ならず」をキーワードに、業界に先駆けたあらゆるチャレンジをしてきた日本トイザらス。現在同社が力を入れるのが、サイト内検索の改善と、チャットボット導入によるカスタマーサービスの向上だ。goo Search Solutionの導入によりCVRに大きな変化があったという同社の実践例を紹介する。
2000年10月にEC事業を開始した日本トイザらス。特にこの5年は、「シームレスリテーリング」(※編集部注:日本トイザらスでは意識的にオムニチャネルではなく、シームレスリテーリングという表現を使用)を実現するため、全国にある168店舗とECサイトという資産を活かし、「常に早く取り組み、拡大を意識してきた」(日本トイザらス株式会社 eコマース本部 シニアディレクター 西原慎祐氏)。

ECサイト改善策の一環として強化しているのが、チャットボットを利用したカスタマーサービスの向上だ。同社には年間数十万件の問い合わせがあるといい、特にクリスマス前の11月、12月は問い合わせ件数が大幅に増える。

以前は電話とメールで対応していたが、繁忙期のピーク時には応答率が40%を下回ることもあり、お客さまの2人に1人は電話がかかってきても応対できない状況だった。(西原氏)
応対ができなければ、消費者は諦めて他社サイトへ行ってしまうか、クレーム対応の場合は、「お待たせした分苦情が大きくなる(西原氏)」などさまざまな問題に発展する。
そこで目をつけたのが、チャットボット。2017年にLINEアカウントコネクトの利用を開始した。日本トイザらスの公式LINEアカウントと友だちになると、ユーザーはLINEを通じて問い合わせができる。内容によって自動応答か有人対応かが振り分けられ、「送料が知りたい」など答えが明確な質問に対しては、人を介さない自動応答も可能だ。
その後、PCやスマホサイトでもチャットボットの仕組みを導入。2018年の繁忙期のチャットボット利用率は前年同期比倍増となり、2019年はさらに増える見込みだ。

チャットボット導入によるメリットは、計り知れない。まず応対可能時間が営業時間内に限られる有人対応と違い、チャットボットであれば24時間365日となり、応対できる件数が大幅に増える。
顧客からの質問は、必ずしも有人対応の必要がないものもある。人を介する必要がある複雑な問い合わせに時間を割けられれば、自ずとサービス向上につながる。
以前は、11月、12月に対処できなかったものが1月まで持ち越されることもあり、カスタマーサポートは常に対応に追われている状態だった。チャットボットを導入したことで自動応答率が圧倒的に増え、メールや電話による有人対応の割合が大幅に減少した。(西原氏)
これらの取り組みの結果、2018年11月の応答率は100%に近づき、大幅に改善した。
2018年から日本トイザらスは、サイト内検索の改善に注力している。サイト内検索は直接CVRに影響を及ぼすことから、検索トラブルの改善が求められていた。
特に課題になっていたのが、「ゼロ件ヒット」だ。「レゴ( LEGO)」のような人気商品は検索回数が多いが、「REGO」など入力ミスも多い。以前はこうした「表記ゆれ」があると検索対象にはならず、「ヒット0件」という結果になっていた。そこで表記ゆれ対策に強いNTTレゾナントのgoo Search Solutionを2018年7月に導入。検索経由のCVRが、導入後は倍増した。
NTTレゾナントのシニアコンサルタント 北岡恵子氏は、企業がサイト内検索に注力すべき理由について以下2つをあげる。

サイト内に検索ボックスを設置しているEC事業者は多いが、活かしきれていないケースも多い。検索で目当ての商品が見つからなかった場合、来訪者の56%は「他サイトに行く」、29%が「実店舗に行く」というデータもあり、検索結果に満足しなかった場合、実に8割が離脱する傾向にある。
こうした機会損失はなぜ生まれるのか。北岡氏は主に3つ理由があるとする。

特に多いのが、ユーザーが入力したキーワードを正しく理解していないケースと、日本トイザらスの「レゴ」の事例にもあったとおり、表記ゆれを吸収できていないケースだ。
たとえばユーザーが「電子レンジ」の検索を目的に、「レンジ」と入力したとする。よくあるのが、「オレンジ」や「オレンジ色の何か」を検索結果として表示してしまうケースだ。これではユーザーが求めている検索結果からは離れてしまう。
また、「ゴミ箱」を探しているユーザーのなかには、「くず入れ」「ダストボックス」といったキーワードから検索する人もいる。こうした表記ゆれをいかに吸収できるかもポイントだ。
最後に、ユーザーの求めている順に検索結果が表示されているかにも注目したい。よくあるのは、Tシャツを探しているユーザーに、スニーカーを出してしまうケース。スニーカーの商品説明文のなかに「Tシャツ」が入っている場合、そのスニーカーが売れ筋商品だと上位表示されることがある。
goo Search Solutionでは、サイトに蓄積されたログを毎日AIに学習させることで、本当に売れている商品がしっかり上に出る。関係ない商品が出なくなる仕組みを取っている。(北岡氏)
また表記ゆれに関してもログを活用する。自社ECサイトにたまったログと、20年以上の運営実績を持つgooのポータルサイトに蓄積したログ、それぞれからAIが表記ゆれ辞書を自動で生成。この2つを掛け合わせることで、各ECサイトに特化した「専用の表記ゆれ辞書」を作るという。
最後に北岡氏は、これからの検索方法として次の3つをあげた。

特定のキーワードで検索したときに、指定ページに飛ばせる機能。たとえば検索ボックスに「ブラックフライデー」と入れると、直接ブラックフライデーのランディングページに移動する。
<メリット>

写真を撮影すると、体のどの部位なのかAIが判別。トップス部分をクリックすると、トップスに絞り込んだ形で検索結果が表示される。

「送料無料の1500円以内の新品の腕時計が欲しい」など自然な言葉で話すだけで検索できる。その際いきなり結果を出すのではなく、上記画像のように、まず検索の候補を出すことで、よりユーザーにマッチした検索結果に導くことができる。
仕組みは、下図の通りだ。

音声検索はハンズフリーであることから入力スピードが早く、また他に作業をしながらでも検索できるなどさまざまなメリットがある。米スタンフォード大学の調査では、2020年には、モバイル検索のうち5割が音声検索になるという。音声検索への対応は各EC事業者に求められる課題となりそうだ。
※このコンテンツはWebサイト「ネットショップ担当者フォーラム」で公開されている記事のフィードに含まれているものです。
オリジナル記事:CVRが大幅アップ。日本トイザらスによるgoo Search Solution導入事例
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去年の10月から全10回にわたって行われてきた「第四期 提案型ウェブアナリスト育成講座」がついに最終日を迎え、新たに小川イズムを継承した5人の卒業生が生まれました。
実はこの記事を書いている私、福田はその第四期の卒業生なのです!
私は前回の第9回に卒業課題レポートの発表が完了し、一応、既に卒業が約束されているいる身ではあります。
しかしだからといってもちろん消化試合ではなく、他の方のレポートやプレゼンから学ぶことは多く、また3時間という限られた時間の中で小川さんの一挙手一投足を見逃すまい、と必死に楽しんできました。
今回は提案型ウェブアナリスト育成講座のまさに受講生である私が感じた、そして見えた光景をレポートしていきます!
(絶賛受付中らしいです!)
目次
Part1.卒業課題レポートのプレゼンテーション
卒業課題レポートは提案型ウェブアナリスト育成講座の集大成!
小川さんのプレゼンテクニックも学んでいます
実際のプレゼンテーションはエグイ質問も飛んできますよ
ウェブ解析業界の巨匠からの「飴と鞭」なフィードバック
Part2.コンサルティングを進める上での事例やポイント
施策をどのように評価するべきか?
施策実行に関する5つの真理
コンサルティングを進める上での事例やポイント
HAPPY ANALYTICSについて
Part3.修了式・写真撮影・各種お知らせ
前回に続き、今回は後半ということで3名の方々の卒業課題レポートのプレゼンがありました。

卒業課題レポートは提案型ウェブウェブアナリスト育成講座の学びの集大成であり、かつ自分が大きく成長するチャンスです。
目標設定から仮説立案、分析、施策提案、レポート作りと今まで学んできたことを存分に活用することを意識してそれぞれが選んだサイトのレポートを作成します。
卒業課題レポートといっても、今回はなんと3名とも自社の運営するサイト、もしくは担当しているクライアントのサイトで分析を行っており、ある方はなんと
「実はあさって、このクライアントさんへのプレゼンがあるんですよ!」
と仰っていました。
これ素晴らしいですね。
日本のウェブ解析の第一人者である小川さんから、直にきめ細やかなフィードバックをもらって分析し、その結果得た施策を実際にクライアントに提案する、もしくは自社のサイトの改善案を社内に提案する、ことができるのです!(我々は初回に秘密保持契約を結んでおります。)
私はGoogle Analyticsを自由にいじれる適切なサイトが無かったため、小川さんの1つのアカウントを借りてレポートを作成しました。なので自社サイトやクライアントのサイトが無い方でも安心です。(むしろ初見のサイトでレポートを作る練習としては逆に良いかもです。)
卒業課題レポートのプレゼンテーションの持ち時間は1人あたり20分、その後クライアント役からの質疑応答があります。他の受講生や小川さんはクライアントとして自社のサイトへのプレゼンを聞く感じですね。
実は提案型ウェブアナリスト育成講座では、小川さんがこれまで培ってきたプレゼンのポイントについての秘密も語られています。
教えてもらった10箇条を一部ご紹介すると、
・目標を最初に明確にする
・聞かれた質問は必ず復唱する
・分からないことはしったかぶりせずに、わからないと答える
これまで名前を聞くだけで恐れ多いような大手企業にも施策提案をされてきた小川さんのプレゼンテクニックを学べるのは非常に貴重です。私も恥ずかしながら、クライアントへのプレゼンの経験が一切なかったため、正直言ってめちゃくちゃ不安でした。
しかし、第7回でこのプレゼンテクニックを教えてもらえるので、経験がない人でも安心して卒業課題プレゼンに挑めます。私はそれらのテクニックを今回のプレゼンで使えたかと聞かれたら「ほぼ使えなかった」と答えますが、何事も経験です。今回の反省点を次回に活かしていきます。
この卒業課題レポートのプレゼンは緊張から緩和へのジェットコースターですwww
それぞれ終わるとほぼ100%の確率で
「あー、解放されたーーーー\(^o^)/」
という心の声が漏れてきます。
レポート作りは、小川さんからフィードバックをもらいつつデータ抽出から資料作成まで普通に数10時間はかけており、「提案型ウェブアナリスト」の称号を手に入れるためにはみんなの前でのプレゼンを乗り越えないといけないのです。

ふむふむ

レポートのプレゼン後にはクライアントからのエグい質問も飛んできます。
「~~の部分について、PCとスマホで動線が全然違うと思ったんですけど、デバイスはPCとスマホのどちらが多いんですか?」
「目標でCVを100件増やすと仰っていましたが、その根拠は何ですか?」
「2つのサイトについて言及されていますが、実際に検索エンジンで検索するとそれぞれ何位ぐらいに出てくるのですか?」
「施策で新しくバナーを設置するとの事ですが、現在そこに設置されているバナーはどうするのですか?」
はい、勉強になりますね!
しかし、皆さんきちんと根拠を持った分析をされており、プロセスを踏んでレポート作りをしてきているため、どの質問についても適切に返答をされており、無事に乗り越えていました。
受講生の自分が言うのも難ですが、質問もその解答もとても的を得たレベルの高いものだったと思います。
プレゼンが終わると、ウェブ解析業界の巨匠、小川氏からのフィードバックを授かります。
良かった点については褒めてもらえ、逆に間違っている部分、改善の余地がある部分は細かいところでも指摘してもらえます。(万が一良い点が無かったとしても、きっと小川氏はなんとか良い点を見つけて褒めてくれるでしょうw)
まさに飴と鞭なわけですが、自分が作ったレポート、プレゼンに対して小川さんからのきめ細かいフィードバックを得られるのは、日本でこの講座だけではないでしょうか?

いくつか「飴」と「鞭」を紹介しましょう。
「ロジカルな説明や流れがとても上手だった。」
「隙が無い資料が出てきたな、という印象。」
「ユーザーエクスプローラーから定性的な気付きを得ているのは良かった。」
「話し方とか緩急の付け方が上手。」
「施策の難易度は高くなさそうだが、「鶏が先か、卵が先か」的な部分もあるのでそこは注意しないといけない。」
「表とグラフで不自然な改行があったりするので、説明に使わない不要な項目は削ったりして調整した方が良い。細かい担当者だと気になっちゃうかも。」
「表やグラフを説明するときに、どこの話かわかるように立って指をさしてあげた方が良い。」
「ちょっと取っ散らかっちゃっている部分もあるからもう少し整理した方が良い。今日でコースは終わりですが、このあともフィードバックはするので改善してみましょう!」
「話すスピードが速くなりがち。」
「細かい部分とかは拡大鏡を使って見せてあげた方が親切。」
あれ、鞭がやたら多いじゃねぇか!!
鞭が多いのは小川さんの愛情ですね!
でも冗談を抜きに、極めた人からできていない部分を指摘してもらえる機会は非常に貴重ですね。皆さん今後に活かしていくことでしょう!
無事に発表した全員が卒業ということで卒業課題プレゼンパートを終えました。
次に小川さんから最後の講義がありました。
今回は今後卒業生たちが、それぞれのフィールドでコンサルティングを行っていくための、総まとめ的な内容だったと言えるでしょう。
以下のような内容です
・施策をどのように評価するべきか?
・施策実行に関する5つの真理
・HAPPY ANALYTICSの理念や展望
簡単につまみ食いしてみましょう。
ここでは最初に、提案した施策が実施されたときに「直接指標」「成果指標」という2つの軸で当該施策の評価を行っていきましょう、といった内容が語られました。
ここを間違えて片側の指標だけを見ると、誤った判断をする可能性もあり、今後的確な方針を立てられなくなってしまいます。
また、僕が事前にPDFを見ていて、特に聞きたかった「施策の実施と評価に関するFAQ」はやはり激アツな内容でした。
これは小川さんがセミナーなどでよくある質問をまとめているそうです。
・テスト期間はどれくらいで考えるべき?
・テスト件数はどれくらいで考えるべき?
・信頼区間はどれくらいで見るべき?
・同じページで何回までテストをするべき?
・施策は複数を同時に行うべき?

こういった質問に対して小川さんの実際の経験から導き出された明確な答えが語られました。
ここでは施策を実施していく中で、抜け落ちてはいけない大切な5つの真理についてのお話です。
例えば
「「成功」であるにせよ、「失敗」であるにせよ明らかな違いがある場合、それは明確にわかるはず」
施策を実施していると、指標を見て「誤差の範囲内なのではないかな」と心の中では思いつつも、自分が提案した施策だから「成功している、はずだ!」と言い聞かせたくなるような時も出てくるでしょう。そんな中、明確に「成功」もしくは「失敗」がわかるのは全体の2割くらいであり、しかもそれらはそこまでデータを蓄積せずとも、数日でわかるはず、といった内容です。
このような施策実施に関する一般的な真理を知っておくことで、多少心に余裕を持って施策に取り組んでいけそうです。

どのように仕事を取ってくるのか、という点ですね。
小川さんレベルなので、もちろん以前の繋がりからの依頼も多いそうですが、一方で「社外発信」を大切にされているそうです。

コンサルのための分析・改善活動→執筆・セミナーなどの社外発信→社外発信を受けた方からの依頼→コンサルからの分析・改善活動
という素晴らしいループが確立されています。
小川さんのHAPPY ANALYTICSではすべての料金を明示しており、クライアントの規模によって金額を変えるようなことはしていません。
その結果基本的にはコンペのようなパターンや、成果報酬については受けていないそうです。自営で仕事をしている方や、今後考えている方には非常に有用な内容かと思います。
この内容については小川さんが記事を書かれているので、詳しく知りたい方はこちらの記事をどうぞ↓
「そこまで見せていいんですか!?」
ってレベルでHAPPY ANALYTICSの裏側も見せていただきました。
小川さんが実際にどのように、そしてどのようなマインドで仕事をしているのか、どのように管理をしているのか、といった点が紹介されます。
たとえば社内のシステム構成。
1枚のスライドに、売り上げ管理、ファイル管理、SNS、経理管理、オフライン講座管理などに用いているツールの相関図がまとめられています。
そこに記載されているツール数をパッと数えると、約25個。。。

「効率化もあるけど、こういうのが好きだからね。」
と笑顔で話す小川さん。
正直すごすぎて引きました。
自分の知らない世界を覗けたようで楽しかったです。
1人ずつ嬉しすぎる卒業証書を頂きます。
小川さんと記念撮影

このコースが終わる寂しさで目に涙を浮かべている受講生の方もいらっしゃいました。いやマジで!
それが終わったら、みんなでザギンの中華料理屋さんにてお疲れ会(コースの受講料に込みですw)。
プライベートや、今後のことなどについてもざっくばらんにお話ししました。
(小川さんはあまり飲み会等に参加されないらしいので、これもこれでレアな機会です。)
以上、第四期提案型ウェブアナリスト 福田が現場からお送りいたしました。
小川さん、秘書の工藤さん、同期の皆さん、本当に貴重で楽しい時間をありがとうございました!!


「Amazon Pay」がECサイトのユーザーエクスペリエンス改善を研究しているBaymard Institute(ベイマード・インスティテュート)に調査を委託して作成した貴重なレポートを日本のEC事業者向けにお届けするこの連載で、前回は「なぜカゴ落ちが起こるのか?」を解説しました。
今回から、モバイルに適した具体的なカゴ落ち対策・改善のアイデアをご紹介します。
お客様はお買い物をするECサイトでアカウントを個別に作成することを好まない傾向にあります。このため、快適なモバイルチェックアウト体験を提供するには、「ゲスト購入」の選択肢を用意することが不可欠です。
ただし、単に「ゲスト購入」を用意するだけでは足りません。モバイルユーザーの60%以上は、アカウント選択のステップで「ゲストチェックアウト」を見つけても、これを選択するのが困難であるほか、特に既存顧客向けの「サインイン」オプションの下に「ゲスト購入」が配置されていると分かりづらいと報告しています。
このような配置が誤解を招き、ゲスト購入が選択肢として用意されているにも関わらず、一部のお客様はアカウントを作成しなくてはならないものだと勘違いしています。
「ゲスト購入」オプションを目立たせることで、上記の課題に対処できます。これには、2通りの方法があります。
「ゲスト購入」オプションを必ず、アカウント作成/サインインページの最初に配置し、このオプションで続けるための専用ボタンを用意します。こうすると、お客様はアカウント作成またはサインインと混同しなくなります。

各アカウント選択オプションに関するすべてのフィールドと詳細を非表示にします。これで、お客様はモバイル画面内で利用可能なすべてのオプションを確認できます。お客様が各アカウント選択オプションを選択すると、そのオプションに該当するフィールドと詳細が表示されます。

次回は「② 適切なタッチキーのレイアウト」について解説します。ご期待ください。
※このコンテンツはWebサイト「ネットショップ担当者フォーラム」で公開されている記事のフィードに含まれているものです。
オリジナル記事:【モバイルファーストに最適な決済フローとは?①】「ゲスト購入」を選択肢として用意して目立たせる | モバイルファーストに最適な決済フローとは? 顧客体験調査で見えた自社ECサイト10の改善アイデア
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メルカリは2月20日に開いた事業戦略発表会「Mercari Conference 2020」で、「パートナー企業との連携を通じた出品施策の拡大」「データ連携を通じた一次流通と二次流通の融合」といった新たな取り組みや今後の戦略を発表した。
メルカリは、自社が行った調査から「出品意向があるのにまだ出品を経験したことがない」潜在出品顧客は3610万人存在すると推計。「不要な物をメルカリで売るという経験を、より多くの顧客に提供していくことが成長につながる」として、パートナー企業との連携を通じた3つの施策を行う。
出品経験のない潜在顧客層へのタッチポイント拡大を目的に、出品体験をワンストップで提供するメルカリ初のリアル店舗「メルカリステーション」を開設。第1号店として丸井の新宿マルイ本館に旗艦店を2020年春に出店する。

「メルカリステーション」では、メルカリの使い方を学べる「メルカリ教室」、出品商品の撮影、不明点をカスタマーサポートにライブチャットで質問できる場を設ける。また、商品を投函するだけで発送できる「メルカリポスト」も設置する。
今後、全国のショッピングモールや商業施設内への出店を予定しており、2021年夏までに全国主要10都市での展開をめざす。
ユーザーがメルカリに出品した商品を提携倉庫に発送すると、商品保管、売れた後の梱包・発送を代行する「あとよろメルカリ便」の試験運用を2020年2月から始める。「商品が売れるまで家の中で場所をとって困る」「売れた後の梱包・発送が面倒」といったユーザーの課題を解決するのが目的。

「あとよろメルカリ便」はオープンロジとメルカリAPIを連携し、オープンロジの提携倉庫で商品管理から発送までを行う。利用方法や料金体系などは正式運用開始時に発表する。
アプリに表示されるQRコードをかざすと自動で発送ラベルが印刷され、ラベルを貼り付けた商品を投函するだけで発送が完了する「メルカリポスト」を展開。ヤマト運輸が集荷パートナーとなる。
2020年春、新宿マルイ本館にオープン予定の「メルカリステーション」で展開。2020年夏から全国のドコモショップをはじめ、2023年までに全国5000か所への設置を目標として掲げた。

また、「メルカリポスト」の進化版として次世代型ワンストップ端末「メルカリポストプラス」の開発・展開をパナソニックと共同で進めていくと発表。2020年春の実用化をめざしており、詳細は運用時に発表する。
丸井と業務提携を締結。「メルカリステーション」の展開のほか、新宿マルイ本館など数店舗で「メルペイ」を導入。今後はマルイ全店、マルイECサイト「マルイウェブチャンネル」での導入をめざす。

アパレルメーカーの持つコーディネート画像データとの連係、メルカリからアパレルECへの送客を2020年春から開始する。初期パートナーとして、アダストリア、パル、ベイクルーズとの連携を予定。なお、ベイクルーズ内の連携対象ブランドについては検討中とのこと。

この取り組みは、バニッシュ・スタンダードの「STAFF START」と連携。メルカリ内にコーディネートから服を探す「コーデ機能」の提供で実現する。コーディネート画像から直接アパレル企業の自社ECサイトに移動できるようにする。
アイスタイルと包括業務提携を締結し、「@cosme」の商品データとメルカリのデータを連携。「@cosme」が保有する一次流通での化粧品購買データに加え、メルカリの持つ二次流通市場の商品別取引数や平均価格などの統計情報を、化粧品メーカーに対して可視化することをめざす。

メルカリは「2013年7月のサービス開始から約6年半で累計出品数15億品を突破し、国内最大のフリマアプリとして成長する中で、二次流通市場に関する膨大なデータを蓄積した」と説明。データの中には数十億規模の商品データ、月間1500万人を超えるユーザーの属性データ、行動データなど小売りや一次流通企業単独では把握が難しかった内容も含まれる。

一次流通企業とのデータ連携に取り組む背景について、メルカリは次のように述べた。
一次流通企業が保有する商品データや顧客データとメルカリが保有する二次流通データを連携し、二次流通も含めた商品のライフサイクルやお客さまのカスタマージャーニーを可視化することで、企業のマーケティングや商品企画、新たなソリューション開発など、一次流通市場の活性化と新たな購買体験・顧客体験の創造をめざしていきます。
小売り、メーカーなどの一次流通企業が保有する顧客データ(ID)とメルカリの顧客データ(ID)を連携。両社のアカウントが保有する購入履歴などのデータ共有を可能にする。

データ連携で、一次流通企業は自社が保有するデータに加え、メルカリ上の購入や検索、閲覧などのアクションデータも把握することが可能になり、自社ECや店舗などで顧客にあわせた商品提案などができるようになる。また、メルカリとのID連携で、自社製品の購入履歴がメルカリに自動で反映されるようになり、ユーザーが商品を出品する際に説明文などの入力が不要となる。
「メルカリステーション」や「メルカリポスト」において、メルカリ利用者の発送エリアや利用時間など、オフラインでのアクションデータをもとに、近隣の店舗への来店や利用を促す。

商品の発送に訪れたユーザーに対して「メルペイ」で使用できるクーポンなどを発行し、店舗での購入を促進させ、データの蓄積やマーケティングの精度向上を図る。
一次流通企業が保有する商品のカタログデータをメルカリと連携し、メルカリに出品されている商品をカタログデータと紐付ける。商品ごとにメルカリ内における地域や属性別の出品、購入数、閲覧数などの動向データを、一次流通企業はダッシュボード形式で閲覧できるようになる。一次流通企業は取得したデータをマーケティングや商品企画などに活用できる。

メルカリのユーザーは、商品単位で出品物の検索や閲覧、比較などが可能になる。また、バーコード読み取りやAI画像認識などで出品したい商品がカタログデータを紐付けることで、出品時の価格サジェストや情報入力などが簡易化する。
また、メルカリ内で個別の商品ページから自社ECへの新品購入導線を設置することが可能になる。書籍やCDなど一部カテゴリーにおいてはすでに展開しており、今後は化粧品や衣料品などにも拡大する。出品物の売り切れ、中古品と比較検討して新品を購入したい場合に、シームレスに新品を購入できるという。
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オリジナル記事:メルカリの2020年事業戦略まとめーーリアル店舗、物流代行、丸井との業務提携、自社ECへの送客協力など
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まとめると、
Shopifyがどんどん広がっているのは皆さんご存じだと思います。越境ECに強いカートというイメージがありますが、すでに物流にも投資をしていているのは驚きです。
ITでどれだけ世の中が便利になっても商品は配送しないといけないので、ここに投資するのは正解ですよね。国内カートはこのあたりの動きがないので、うかうかしていると危ないかも。