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三井不動産がD2Cブランドをデジタル×リアルで支援する新たな取り組み「NEW POINT」とは

4 years 8ヶ月 ago

三井不動産は、生活者に新しい価値と豊かな暮らしを提供するD2Cブランドに対し、ブランディングやマーケティング戦略の策定、店舗出店や購買体験の設計までを総合的に支援する共同パイロットプロジェクト「NEW POINT(ニューポイント)」を開始する。

「NEW POINT」は、三井不動産が多方面のプロデューサーとともに“秘めた魅力をもつブランド“を全国から発掘し、キュレーションメディアなどでその魅力を発信。デジタル技術と人々が行き交う場を掛け合わせ、買い物客やワーカー、宿泊者などシーンごとのテーマに合わせたブランドと深く知ることができる場を提供する。

三井不動産が始める「NEW POINT」
「NEW POINT」について

「NEW POINT」は、デジタルとリアルで個性的なブランドと出会える場所を作りたいという思いで事業化した。自分の好みや興味に基づいた過去の閲覧・購入履歴からレコメンドされた情報が届くデジタルでは接する情報が限定的になり、ウインドウショッピングをしているときのような「偶然の出会い」による新たな価値観の発見や、買い物そのものの楽しみが少なくなっているのではないかと考察。こうした課題を解決する場として、「NEW POINT」を展開する。

「プロデュース」:ブランドの魅力を伝えるコンテンツの発信

生活者の声を取り入れながら商品・サービスをアップデートしていく共創コミュニティを創出。ブランドのニーズに合わせ、専門チームがSNSを中心としたデジタルマーケティングや空間デザイン、クリエイティブ制作を支援し、ブランドの想いやこだわりを発信していく。

「最適な顧客接点」:顧客と直接繋がるリアルな場の提供

ブランドのコンセプトやターゲットに合わせ、SNSやWebサイト、リアルの場で展開。ポップアップや店舗では、デジタル上で発信するコンテンツとの親和性の高い空間デザインを提供するほか、サイネージやデジタル什器、ワークショップを通して、ブランドのストーリーを深く伝えていく。テストマーケティングの場としても活用できる。

「リソース支援」

リアルイベントの販売スタッフや商品在庫管理までを三井不動産が担い、ブランドの出店負担を軽減する。また、デジタルからリアルまでの顧客データをもとにした商品開発や常設店舗への出店サポートなど、中長期的な支援メニューを拡充していく。

◇◇◇

パイロットプロジェクト第1弾の対象ブランドによるポップアップイベントを10月8~10日、東京・神宮前の三井不動産グループが管理・運営する商業施設「RAYARD MIYASHITA PARK」で行う。

石居 岳
石居 岳

TSIホールディングスが「MIX.Tokyo」にレビュー・口コミ・Q&Aエンジン「ZETA VOICE」を導入

4 years 8ヶ月 ago

TSIホールディングスは、ファッションECサイト「MIX.Tokyo」にレビュー・口コミ・Q&Aエンジン「ZETA VOICE」を導入し、レビューの並べ替えや絞り込み機能などを実装した。

サイズ感などをレビューに表示し、ECでの購入を後押し

サービス導入で、「MIX.Tokyo」では商品の総合評価やコメントだけでなく、購入した商品のサイズ感、レビュアーの身長、普段着用しているサイズ、年代をレビュー内に表示できるようになった。こうした内容を表示することで、実際に商品を見て確認できないECでの購入の後押しにつながるという。

レビューは「トップ評価」「新着順」で並び替えることができ、評価や身長、普段のサイズ、年代などで絞り込めるため、ユーザーが欲しい情報にアクセスしやすくなった。

TSIホールディングス MIX.Tokyo ZETA VOICE
ファッションECサイト「MIX.Tokyo」(画像は「MIX.Tokyo」からキャプチャ)

「Laline」でも「ZETA VOICE」を導入

Laline JAPANが運営する、イスラエル発のボディケアコスメや雑貨を販売するECサイト「Laline JAPAN Online Shop」も「ZETA VOICE」を導入した。

Laline JAPAN Online Shop ZETA VOICE
ボディケアコスメなどを販売する「Laline JAPAN Online Shop」
(画像は「Laline JAPAN Online Shop」からキャプチャ)

「Laline JAPAN Online Shop」では、誕生日祝いなどさまざまなシーンに合わせたギフトセットを多数取り扱っており、レビュー項目に「利用シーン」を設定している。そのため、自分用かギフト用どちらの目的で商品を購入したかを表示できる。

サービス導入により、購入者のみがレビュー投稿できるようになっている。また、レビュアー自身が新規またはリピートの表示を選択できるため、サイトに訪れたユーザーは複数レビュアーの購買履歴に基づく情報を比較して商品を検討できるという。

ZETA VOICE MIX.Tokyo Laline JAPAN Online Shop レビュー画面
「MIX.Tokyo」と「Laline JAPAN Online Shop」のレビュー画面
藤田遥
藤田遥

オリジナルグッズ作成・販売サービス「SUZURI」の登録クリエイター数が50万人突破

4 years 8ヶ月 ago

GMOペバボが運営するオリジナルグッズ作成・販売サービス「SUZURI(スズリ)」の登録クリエイター数が2021年7月29日で50万人を突破した。

「SUZURI」は2014年4月のサービス開始以降、登録クリエイター数が伸長。特に2020年以降の伸びが顕著で、新型コロナの影響で気軽にEC事業をスタートできる「SUZURI」を選択するクリエイターのニーズ増加が背景にあるという。

SUZURI GMOペパボ 登録クリエイター数の推移
「SUZURI」登録クリエイター数の推移

「SUZURI」では6つのカテゴリー、47種類のアイテムを作成できる。2021年7月29日時点で販売しているアイテム数は970万点以上。

SUZURI GMOペパボ グッズ作成数の推移
「SUZURI」グッズ作成数の推移

カテゴリー別にグッズ作成数を見ると、ファッションカテゴリーが最も多く全体の40%以上を占める。作成数の多いアイテムは「Tシャツ」が最多で96万点以上、次いでトートバッグ、スマホケース。

SUZURI GMOペパボ カテゴリー別のグッズ作成数 作成数の多いアイテムランキング
カテゴリー別のグッズ作成数(左)と作成数の多いアイテムランキング(右)

「SUZURI」とは?

「SUZURI」はパソコンやスマートフォンからイラストや写真をアップロードするだけで簡単にオリジナルグッズの作成、販売が行えるサービス。1個から受注販売が可能で、販売価格を自分で設定できる。サービス利用料や販売手数料は無料。

SUZURI GMOペパボ サービス概要
「SUZURI」のサービス概要。イラストレーターやアーティスト、学生、企業など幅広いジャンルのユーザーが利用しているという(画像は「SUZURI」サイトからキャプチャ)

トンボ鉛筆の商品「PiT」50周年限定ショップ、狩野英孝さんの公式YouTubeチャンネル「EIKO!GO!!」のグッズショップなどのコラボも実施している。

SUZURI GMOペパボ 狩野英孝さん公式YouTubeチャンネル「EIKO!GO!!」のグッズショップ
狩野英孝さんの公式YouTubeチャンネル「EIKO!GO!!」のグッズショップ(画像は「SUZURI」サイトからキャプチャ)

また、サービスの提供だけでなく、クリエイターとの共同イベントの企画や、新型コロナウイルスの影響を受けたクリエイターの支援、デザイン系専門学校への授業協力なども行っている。

藤田遥
藤田遥

DX人材はどう育てる? アスクルが始めた人材育成の独自研修プログラム「ASKUL DX ACADEMY」とは

4 years 8ヶ月 ago

アスクルはDX(デジタルトランスフォーメーション)型組織への変革をめざし、社内のDX人材育成強化の一環として独自の研修プログラム「ASKUL DX ACADEMY(アスクルDXアカデミー」を9月1日に開校した。

「アスクルDXアカデミー」は、データやテクノロジーを使いこなせる人材を育成するカリキュラムで、理数教育に創造性教育を加えた教育理念であるSTEAMモデルをフレームワークとして採用するDX人材育成のための研修プログラム。

アスクルの独自の研修プログラム「ASKUL DX ACADEMY(アスクルDXアカデミー」
「ASKUL DX ACADEMY(アスクルDXアカデミー」の構成

DX人材の育成強化に伴い、人材採用を進める人事部門とDX戦略を進めるテクノロジー部門が連携して開校した。

全社員向けに5プログラム、データサイエンティストやエンジニアなど向けに6プログラムで構成。データドリブンやテクノロジードリブンに精通している人はもちろん、データやテクノロジーに苦手意識がある社員でも基礎から学習し成長できる内容で、体系立てて学ぶことができるという。

アスクルの独自の研修プログラム「ASKUL DX ACADEMY(アスクルDXアカデミー」
データサイエンティストやエンジニアなど向けプログラム
アスクルの独自の研修プログラム「ASKUL DX ACADEMY(アスクルDXアカデミー」
全社員向けのプログラム

社内公募および推薦で選ばれた社員が、約半年間にわたって受講する。受講者は中級レベルをめざして学習を進め、さらなるステップアップが図れるよう講師が育成カリキュラムでサポートし、アスクル人材のDX力を底上げしていく。

研修開始から3年でDX人材(中級レベル以上)の構成比をクリティカル・マスの16%以上に高めることを目標とする。自発的にDXに関するアイデアを創出できる社員が増えることで企業風土がDX型組織に変革、アスクルのビジネストランスフォーメーションが推進すると期待している。

アスクルDXアカデミー概要

  • 開校日:2021年9月1日
  • 対象者:アスクルの従業員(グループ会社は除く)
    • 全社員向け→カリキュラムにより、オープン抽選、上長と相談し指名、選考などを組み合わせて実施
    • データサイエンティストやエンジニア等向け→指名+選考
  • 受講者目標:3年以内に全社員の16%以上(約150人)
  • 制度:修了者認定制度、CPE制度(2年更新)
  • 講師:アスクルの従業員を基本とし、DXセミナーは外部講師を招聘
  • 学長:執行役員 CDXO テクノロジスティクス本部長 宮澤典友氏
  • 副学長:執行役員 CHO 人事総務本部長 秋岡洋平氏
石居 岳
石居 岳

激戦区! 健康食品・化粧品ジャンルのECサイト100の表示スピードと「コアウェブバイタル」対応調査 | 勝手にスピードテスト Powered by SpeedCurve

4 years 8ヶ月 ago
『通販新聞』が発表した「19年度健康食品通販売上高ランキング」「19年度化粧品通販売上高ランキング」それぞれに掲載されている上位50サイト、合計100サイトのUXと「Core Web Vitals(コアウェブバイタル)」対応を調査

健康食品・化粧品のECサイトのカテゴリーは、商品説明のための写真が多く、イメージカットなども必要なため、表示スピードが気になるカテゴリーです。また、広告などからランディングページ(LP)に誘導するマーケティング手法がよく採用されています。効率を追求する健康食品・化粧品カテゴリーのスピードとユーザーエクスペリエンス(UX)を調査しました。

健康食品・化粧品ECサイトの表示スピード・UXを調査

調査対象は『通販新聞』が発表した「19年度健康食品通販売上高ランキング」「19年度化粧品通販売上高ランキング」それぞれに掲載されている上位50サイト、合計100サイトです(詳細は調査概要を参照)。

計測対象ページは、①ECサイトのトップページ ②商品のLP(ECの導線となるLP、キャンペーンページ)が混在する傾向があるため、双方合算の平均値で比較しました。

勝手にスピードテスト SpeedCurve ドーモ Web表示スピード研究会 健康食品・化粧品カテゴリーの調査 平均値を算出
計測数値は、ECサイトへの誘導導線が多いECサイトのトップページ、LP、ECサイト内のキャンペーンページの平均値で算出しています

健康食品ECのSpeed Index1位は「野草酵素」

「健康食品通販売上高TOP50」のSpeedIndexランキング

速度順位サイト名ランクSpeed
Index
(秒)
LCP
(秒)
TBT(ミリ秒)(※注①)CLS
1野草酵素公式ショッピングサイトS1.111.2900.00
2エバーライフ公式 通販サイトS1.411.384320.21
3アサヒカルピスウェルネスショップS1.461.697420.00
4愛しとーとS1.681.76490.03
5clavisS1.832.133710.00
6LIONウェルネスダイレクトS1.992.2510230.20
7金氏嵩麗人参S2.012.211260.59
8味の素ダイレクトS2.211.384020.00
9サントリーウエルネスOnlineS2.212.7516190.36
10タマゴ基地オンラインショップS2.251.8500.27
11健康の杜S2.344.66220.10
12さくらの森S2.402.731690.00
13FANCL ONLINES2.492.923360.03
14サンスターオンラインショップA2.563.251700.31
15協和発酵バイオ健康食品オンラインショッピングA2.661.468460.16
16健康家族公式通販サイトA2.742.901040.04
17九州アスリート食品A2.933.29980.00
18えがお公式通販A2.973.152770.01
19テレビショッピングのやわたA3.484.1090.06
20やずや公式ホームページA3.482.775730.04
21QVCジャパンA3.603.316730.18
22TeaLifeA3.814.341930.36
23富山常備薬グループA3.962.445440.11
24小林製薬の通信販売A4.072.771850.08
25アサヒ緑健A4.202.211400.52
26FABIUSA4.294.332000.01
27森下仁丹 本店A4.292.382090.19
28ユーグレナ公式通販A4.352.503530.00
29山田養蜂場A4.382.8323330.86
30fracoraB4.517.356180.04
31森永製菓オンラインショップB4.884.21710.67
32わかさ生活ランドB4.944.523360.00
33ハーブ健康本舗のショッピングサイトB4.982.613240.44
34マイケアB5.083.523510.67
35orkisB5.085.659501.43
36酵水素328選B5.084.5321350.43
37DHCオンラインショップB5.194.125320.88
38カゴメの通販B5.212.4712810.31
39富士フィルムヘルスケアサイトB5.372.208700.00
40大正製薬ダイレクトB5.496.075070.20
41ベルタ公式ショップB5.708.792380.00
42ニコリオオンラインショップB6.053.84340.19
43キューサイ公式ショッピングサイトB6.094.856751.19
44DMJえがお生活B6.208.12480.53
45ORBISB6.692.8132980.90
46通販のはぴねすくらぶオンラインショップB7.536.631441.64
47万田発酵Z10.664.782300.66
48ていねい通販Z17.112.833450.50
49BIZENTOZ25.213.614330.73
ランク付けについて

「健康食品通販売上高TOP50」のSpeed Indexランクは、下記のヒストグラムに基づいて分類しています。

勝手にスピードテスト SpeedCurve ドーモ Web表示スピード研究会 健康食品通販売上TOP50のSpeedIndex
ランクレンジ
S2.49秒以下
A2.50秒以上~4.49秒まで
B4.50秒以上~7.99秒まで
Z8.00秒以上

健康食品におけるSpeed Index1位は、「野草酵素」の公式ECサイトでした。Speed Indexでは、驚異の1.11秒を達成しています。また「コアウェブバイタル」指標のLCPでも1.29秒と、ほぼ同等の数字で、ページの表示スピードが最適化されています

一方で、Webページをユーザーが実際にクリック・操作できるタイミングを図るFIDの指標はどうでしょうか?

今回の場合、代替指標となる TBT(Total Blocking Time)の数値は0ミリ秒でした。またWebページのレイアウトのズレ、表示の安定を測るCLSは0ポイントと、LPからECページまでの流れにおいて、表示遅延のストレスがほぼありません。素晴らしい顧客体験を実現していると言えるでしょう。

化粧品通販1位は「北の快適工房」

化粧品通販売上高TOP50のSpeedIndexランキング

速度順位サイト名ランクSpeed
Index
(秒)
LCP
(秒)
TBT
(ミリ秒)
(※注①)
CLS
1北の快適工房S1.693.042380.11
2imaniS1.911.50420.00
3サントリーウエルネス OnlineS1.911.9417670.36
4ポリピュアEX公式通販S1.961.7123560.00
5アットコスメS2.202.174090.08
6メディプラス公式オンラインショップS2.222.181330.19
7FANCL ONLINES2.292.483080.03
8FKオンラインストアS2.432.725200.45
9ワタシプラス by SHISEIDOS2.481.775150.13
10悠香S2.571.86850.30
11サンスターオンラインショップS2.653.492040.31
12N organicS2.912.05900.19
13ヴァーナル公式S2.961.935140.39
14RICE FORCEA3.233.281430.21
15DECENCIAA3.254.582500.00
16アスカコーポレーションA3.313.811070.27
178時よ!通販生活A3.603.637280.00
18ETVOSA3.842.0217530.51
19新日本製薬オンラインショップA3.894.764550.09
20OZIO公式A3.902.044270.28
21マナラ化粧品A4.114.261070.00
22FABIUSA4.184.053380.00
23ドモホルンリンクルA4.194.971990.13
24ユーグレナ公式通販A4.433.781240.00
25ドクターシーラボオンラインショップA4.654.5212980.58
26メビウス製薬 ONLINE SHOPA4.853.474980.08
27銀座ステファニー公式オンラインショップA4.953.294420.15
28ウェルベストの通信販売B5.005.135840.45
29fracoraB5.037.166440.15
30DHC オンラインショップB5.044.047780.86
31マキアレイベル公式サイトB5.064.408180.09
32haru オンラインショップB5.245.813430.08
33プロアクティブB5.292.202760.28
34江原道B5.292.848830.99
35日本盛オンラインショップB5.373.003940.71
36山田養蜂場B5.383.9826990.03
37富士フィルムヘルスケアサイトB5.464.4812990.00
38MIRAIB5.782.982801.75
39通販のはぴねすくらぶオンラインショップB5.835.691850.78
40HABA online shopB6.183.683380.47
41キューサイ公式ショッピングサイトB6.234.425800.65
42ORBISB6.682.7532550.88
43Maison KOSEB8.315.347410.23
44タカミ公式サイトB8.987.1210090.00
45アンファースカルプD公式通販Z10.487.5011290.56
46ナチュラルガーデン本店Z10.565.572440.13
47BOTANISTオフィシャルサイトZ12.615.5120450.04
48ビタブリッドジャパンZ14.182.6317830.23
49CHAP UPZ29.822.9728370.18
ランク付けについて

「化粧品通販売上高TOP50」のSpeed Indexランクは、下記のヒストグラムに基づいて分類しています。

勝手にスピードテスト SpeedCurve ドーモ Web表示スピード研究会 化粧品通販売上TOP50のSpeedIndex
ランクレンジ
S2.99秒以下
A3.00秒以上~4.99秒まで
B5.00秒以上~8.99秒まで
Z9.00秒以上

1位の「北の快適工房」はSpeed Index 1.69秒と相対的に表示スピードは速いのですが、LCPが3.04秒となっており、Speed IndexとLCPで1.35秒の差が出ていました。メイン画像、コンテンツの表示では、改善・チューニングの余地があるように見えます

わかりやすくするために1位と2位の結果を整理しました。

勝手にスピードテスト SpeedCurve ドーモ Web表示スピード研究会 化粧品カテゴリー1位と2位の結果
化粧品カテゴリー1位と2位の結果

Speed Indexは「北の快適工房」の方が速いものの、コアウェブバイタルを含めると、2位のimaniの方が「メインコンテンツ画像を速く表示、画面のズレなくユーザが最短で操作できる」という点で、顧客体験が優れているように見えます。

調査について2つのポイント

1.独自のランキング指標を追加

指標としては、Speed Index(スピードインデックス)を用いて、Web表示スピード研究会独自でランキング化しました。ヒストグラムを元に、S/A/B/Zという目安となるランク付けを行うことで、相対的なポジション判断が取りやすくなります。

2.「Core Web Vitals(コアウェブバイタル)」のおさらい

Googleが発表している「Core Web Vitals(コアウェブバイタル)」の指標については、以下の3つの要素を元に、総合的に組み合わせてUXの良し悪しを判断するように構成されています。

  • Largest Contentful Paint (LCP)ページ表示速度を測る指標
  • First Input Delay (FID):ユーザー応答性を測定する指標
  • Cumulative Layout Shift (CLS)視覚安定性を測定する指標
勝手にスピードテスト SpeedCurve ドーモ Web表示スピード研究会 コアウェブバイタル
「コアウェブバイタル」の指標

この3つの指標に関する捉え方については「2021年EC売上TOP200サイトのCoreWebVitalsデータ完全版公開!」で詳しく解説していますので、あわせてご参照ください。

健康食品/化粧品のサイトには改善の余地あり

今回の調査では、コアウェブバイタルのすべての指標でGreen(良好)を達成しているのは、49サイト中わずか1サイトしかありませんでした

以前、Web表示スピード研究会がEC売上トップ200サイトを調査した際は、上位50サイト中13サイトが全指標Green(良好)を達成していました。計測時期は2か月ほどずれていますが、「コアウェブバイタル」対策のコンディションには、大きな差があることがわかります。

EC売上トップ200に比べて、健康食品と化粧品通販のECサイトには改善の余地が多くありそうです。このカテゴリーでは「画像は綺麗に、リッチに見せたい」という思いが強い傾向にあり、つい長大なサイトになりがちです。

逆にいえば、「コアウェブバイタル」対策を行えば、「顧客体験を大幅に改善すること」と、大きな「売り上げ向上の可能性がある」と言えるでしょう。

※今回の記事で掲載している計測データの完全版をこちらで公開しています。

同カテゴリー内の優劣がSEOランクに影響する。自社サイトのポジションはどこ?

今回、初の試みとして、SpeedIndexに基づいたS~Zまでの表示スピードの格付けを実施しました。この格付けの目的は、同じ業種、WebサイトカテゴリーのWeb表示スピードをベンチマークし、Sランクのサイトを参考にして、Webサイトの改善方針、指針の検討に役立つように情報を整理して掲載しています。

「コアウェブバイタル」の影響は同じカテゴリーの優劣により影響が出るとされ、すでにいくつか報告が上がってきています。特に激戦区といわれるテレビショッピングやクルマ販売などでは、ランク変化が起こり始めています。

「コアウェブバイタル」は、「より優れたページエクスペリエンス、顧客体験を評価し、改善をめざす」という指標です。今まで以上に意識して計測、課題対策を進める必要があります。この対策を行うためには、常に計測モニタリングをしつつ、各指標をチェックすることが大切です。

この調査について

本記事のCoreWebVitalsの基準値は、Googleの「ウェブに関する主な指標レポート低速なサイトを修正してユーザー エクスペリエンスを改善する」に準拠しています。

 Good
(良好)
Needs
Improvement
(要改善)
Poor
(不良・低速)
LCP2.5 秒以下4 秒以下4 秒を超える
TBT(※FIDの代替)300ミリ秒以下600ミリ秒以下600ミリ秒を超える
CLS0.1 以下0.25 以下0.25 を超える

※注① TBT(FIDの代替指標)について

本計測は、計測ツールSpeedCurveの Synthetic計測サービスを利用しております。FIDはWebサイトに訪れたユーザーリアルデータに基づく統計指標であり、仕様上精緻な計測が難しいため、FID代替え指標の TBT(Total Blocking Time)で計測、集計しています。

従来の多くの計測ではアイドルタイムと呼ばれる、購入客が少ない午後の時間に計測されることが多く、朝、昼、夜のピークタイムや、土日の計測がほとんどされていません。例えば、メルマガやLINEなどでキャンペーン情報を送った時にサイトがどんな状態になるのかを、ほとんどのEC事業者が知らないのが現状です。

今回の調査では、売れている時間帯のコンディションを把握するために、12:30、18:30、22:30の1日3回、比較的高負荷の時間で実施しました。

本記事、計測データの指標について

Speed Index」……Googleが発表したパフォーマンス指標。ブラウジング開始後、経過時間あたりのファーストビューが何秒で表示されるかを総合的に算出したもの。本計測、分析を行っているWeb表示スピード研究会では最低目標値 4秒台、推奨値4秒以下を推奨しています。

参考UR:(Web表示スピード研究会)SpeedIndexの基本合格基準、5秒から4秒の引き上げを決定!!

誤差や数値の違いについて

今回の計測は、12:30、18:30、22:30の1日3回という、ECサイトにおいて比較的高負荷とされている時間帯に行いました。従来の計測結果と乖離があるとすれば、この時間滞とアイドルタイムの違いが一番の違いとなります。

調査概要

調査期間:2021年3月1日(月)12:30〜2021年3月15日(月)12:30までの14日間

調査対象:調査対象のサイトは下記を参考としています。

  • 『通販新聞』(2020年11月12日)「19年度健康食品通販売上高ランキング」
  • 『通販新聞』(2021年1月21日)「19年度化粧品通販売上高ランキング」

調査範囲:1サイトにつき①ECトップページ ②ECランディングページ(LP、キャンペーンページ)の2つのURL(計測したのは①50URL ②50URLの計100URL)。当該サイトURLは、検索エンジンによる検索結果から移動できるURLを用いました。①ECトップページ ②ECランディングページ、それぞれの中央値(median)を平均したものをサイトの代表値としています。

<健康食品通販売上TOP50>

健康食品通販売上TOP50サイトの内、外部から正常計測が確認出来た49サイトを本計測、分析の対象としています

  • LPもしくは、キャンペーンページのEC導線ページを計測対象としています
  • 株式会社ビーボは、2020年12月1日よりから分社化した「株式会社ベルタ」が運営となっている
  • FABIUS(ファビウス)は、ECサイトに該当するページがないため、①は企業ページ内の商品ページを対象として計測
  • 八幡物産のECサイトはスマートフォン対応なし
  • 「世田谷自然食品」はサイト仕様で外部からの定点計測不可のため、対象外

<化粧品通販売上TOP50>

化粧品通販売上TOP50サイトの内、外部から正常計測が確認出来た49サイトを本計測、分析の対象としています

  • LPもしくは、キャンペーンページのEC導線ページを計測対象としています
  • FABIUS(ファビウス)は、ECサイトに該当するページがないため、①は企業ページ内の商品ページを対象として計測
  • ロクシタンは計測できず、プレミアムアンチエイジングは計測中に対象商品ページの提供が終了しているため計測対象外

計測時間:12:30、18:30、22:30の1日3回

測定プロファイル:Apple iPhone X(4G LTE)

1回当たりの計測数:3 checks

計測回数:健康食品通販売上TOP50、化粧品通販売上TOP50のそれぞれ100URL × 1日3回 × 3checks × 1デバイス × 14日間 = 12,600回計測

エミュレート回線品質(4G):ダウンロード 11.7Mbps/アップロード 11.7Mbps/レイテンシー 70ms

サイト調査実施:監修/占部雅一(ドーモ) レポート/種村和豊(Web表示スピード研究会)調査解析/村岡温子、畑山慎治

種村 和豊
種村 和豊

「なりすまし注文」「取り込み詐欺」「転売目的の注文」などECサイトを襲う不正注文の手口や対応方法を解説! | 今日から試せるネットショップ運営ノウハウ powered by カラーミーショップ

4 years 8ヶ月 ago
売り上げに大きな影響を与える不正注文は、ECサイト運営者にとって避けて通れない問題の1つです。狙われやすい商材や手口、事例、対応策について解説します

近年、ネットショップの開設、売上規模やユーザー数が増加するとともに注目されているのが「不正注文」です。売り上げに大きな被害を与える不正注文は、ネットショップ運営者にとって避けては通れない問題の1つでしょう。

よむよむカラーミー ツクルくん ツクルくん

ネットショップの不正注文ってよく聞くけど、具体的に何が起きるの? どうすれば対策できるんだろう。

よむよむカラーミー カラミちゃん カラミちゃん

そこでこの記事では、不正注文の事例や手口、対策方法について解説していきます!

ネットショップを困らせる不正注文とは? 被害額や狙われやすいジャンルも合わせて解説!

ネットショップにおける不正注文とは、第三者が他者の個人情報を使用して商品やサービスを購入することです。また、転売目的の大量注文やいたずら目的での注文、料金を支払わずに商品を手に入れるケースも不正注文と呼ばれる場合があります。

そんな不正注文はクレジットカードや代引きなど、さまざまな決済手段で起こります。なかでもクレジットカード決済は、紛失や情報の流出による不正注文が多発しています。ネットショップ事業者は、自分が被害者と加害者、両方の立場になる可能性があることを認識し、注意深く対策することが求められます。

2020年(1月~9月)のクレジットカードでの不正利用の被害額は178.5億円に

日本クレジット協会の調査によると、2020年(1月~9月)のクレジットカードでの不正利用の被害額は178.5億円に上るとされ、2019年の同期間比の205億円と比較すると13%減少していますが、依然として見過ごせない数値となっています。被害額がもっとも多いのは番号盗用被害です。ECサイト事業者は情報が流出しないための対策をすることが必要です。

期間合計偽造カード被害額番号盗用被害額その他不正利用被害額
2019年1月~ 9月205億円13.3億円167億円24.7億円
2020年1月~ 9月178.5億円6.7億円156.5億円15.3億円
引用:一般社団法人日本クレジット協会「クレジットカード不正利用被害の集計結果について

不正注文は大手のECサイトだけでなく、個人運営のネットショップでも発生しています。ネットショップ・ECサイト運営者にとって不正注文は身近な存在になりつつあります。事業者は対策を講じることが大切です。

不正注文されやすい商材やジャンルとは?

不正利用は、入手後すぐに売却できる人気商品が狙われやすいです。特に不正注文されやすいのは、以下のようなジャンルや商材になります。

  • ブランド品
  • 家電製品
  • AV機器
  • PC・周辺機器
  • チケット
  • ゲーム機器

このような換金性の高い商品を狙った不正注文の被害が多く見受けられます。

さらに最近は、ネットオークションでニーズがある健康食品やコスメといった低価格な商品にも被害が多発しています。

同じ購入者が高額商品を複数回購入する場合や大量注文があった場合は、身分証明書などの提出をお願いしましょう。

ネットショップで起こる不正注文の主な種類やケースは?

ネットショップで多発している不正注文の種類やケースとして挙げられるのは、以下の3つになります。

  • クレジットカードの不正利用による「なりすまし注文
  • 後払い決済を利用した「取り込み詐欺
  • 代金引換を使った「転売目的の注文」や「いたずら注文

クレジットカードの不正利用による「なりすまし注文」

もっとも多い不正注文として知られるのが、クレジットカート決済を利用したなりすましによる注文です。

悪意をもった第三者がクレジットカードの保有者を装い、ネットショップ・ECサイトで注文した商品を受け取り、何も知らないクレジットカードの保有者に請求がいくことで発覚するケースです。

第三者による不正な注文であると確定してチャージバックが発生すると、クレジットカードの請求は無効になります。ネットショップ側は商品代金が支払われないまま商品を失う形になるので、売り上げへの被害がとても大きい不正注文になります。

不正注文に必要な第三者の個人情報・クレジットカード情報は、以下のような手口で入手されます。

個人・クレジットカード情報の入手の手口内容
スキミングスキャナーでの磁気データを読み取り、偽造カードに情報をコピーする
フィッシングサイト正規ポータルサイトを装った偽のサイトへ誘導してカード情報を入力させて取得する
ネットショッピング詐欺架空のECサイトで架空の商品を販売する。注文者には商品が届かずカード情報を盗まれる
ECサイトでの情報漏洩脆弱性のある入り口から侵入して、個人情報などカード情報を盗み出す

場合によっては、カード番号や有効期限だけではなく、不正利用防止のために設定されているセキュリティコードまで盗まれてしまうため対策が必要不可欠です。

個人情報やクレジットカード情報の流出の原因は、上記のように被害者側だけでなくネットショップ側にある場合も。ネットショップ事業者は、このようなケースが発生しないようにセキュリティをしっかり強化するなど細心の注意を払ってショップ運営をしましょう。

後払い決済を利用した「取り込み詐欺」

ネットショップ・ECサイトで導入する店舗が増えている「後払い決済」を利用したケースです。悪意ある注文者が商品を受け取った後、支払いを行わないまま行方をくらますケースです。

売り上げを回収できず商品だけとられてしまうため、売り上げに大きな影響を及ぼします。ネットショップに大きな被害をもたらすため、ショップ運営者を悩ませる不正注文の1つとして注目されています。

この不正注文は転売目的が多いため、転売しやすいジャンルのネットショップが狙われやすいです。

代金引換えを使った「転売目的の注文」や「いたずら注文」

代金引換決済を選択し、商品を受け取らないケースです。

  • いたずら目的で大量に同じ商品や高価な商品を注文し、発送されても受け取らない
  • 転売目的で注文し、商品が届く前にネットオークションやフリマサイトなどで出品、購入されたら商品を受けとり、購入されなかったら受取拒否をする

場合によっては受け取ることもあるため、悪意の判断がしづらく不正注文と断定できないのが特徴です。商品を騙し取られることはないですが、往復分の送料や対応する人件費など余計な費用が発生するため、ネットショップ運営者にとって悩ましいケースと言えます。

不正注文の事例や手口とは?

不正注文対策をするネットショップが増えるにつれて、不正注文の手口も巧妙化しています。 悪意ある注文者はどのような手口で不正注文を行うのか、事例を交えて解説します。

ウィークリーマンションやアパートの空室・レンタルオフィスで商品を受け取る

都市部で増えているのが、ウィークリーマンションやレンタルオフィス、ホテルなど、自宅ではない住所を使って商品を受け取る手口です。なかにはアパートの空室を使った事例や、部屋番号の指定をせず、配達員からの連絡を待って不法侵入した建物で受け取るというケースも確認されています。

宛先をウィークリーマンションやレンタルオフィスにされると、受注時に不正注文であるかを判別するのは困難です。マンション・アパートの住所に部屋番号の記載がない場合は、受注を保留して注文者に確認してから商品を発送するようにしましょう。

海外への転送サービスを悪用する

商品の送り先を海外転送サービスの指定住所にして、住所から不正注文と割り出せないようにする手口です。海外からの注文で配送先が倉庫の住所になっているため、事業者側が不正注文と気づかないケースが多いです。

海外からの注文の場合は、発送前に住所をGoogle検索したりGoogle mapで確認することで不正注文を事前に防ぐことができるでしょう。

荷受代行のアルバイトが受け取る

アルバイトを単発で雇い、アルバイト名義で商品を購入。受け取り次第、指定住所に商品を送らせる手口も横行しています。SNSなどで高収入なアルバイトとして求人を募り、仕事が終わったら報酬を払わないケースもあるようです。

さらに、アルバイト求人時に提出された個人情報を繰り返し悪用するケースもあるので、同じ注文が同じ注文者からあったときは複数の方法で本人確認をしましょう。

購入情報を変えて複数回に分けて注文する

日本の住所表記はさまざまな書き方ができます。住所や氏名の一部を平仮名やカタカナに変えても問題なく配送されることが多いです。これを悪用して、表記を少し変えることでブラックリスト化した情報の網をくぐり抜けて注文されることもあります

類似の住所や氏名を検索できるリストを作成して防ぐ必要があります。商品発送の前に住所や氏名を確認するフローを作るなどして対策を講じましょう。

ネットショップ・ECサイトの繁忙期を狙って注文する

不正注文への細かなチェックを行うのが大変な繁忙期を狙う手口もあります。

この手口は「売れ筋商品の導入時期」「季節の変わり目」「土日・祝日」「深夜」などが狙われやすく、社内チェックが行き届かず目視審査が漏れることを狙っています

事業者のセキュリティ強化が難しい状況をついて注文してきます。閑散期に二重チェックを行う時間を確保して、繁忙期でも警戒できる体制を整えましょう。

高額商品・転売しやすい商品を注文している

オークションやフリマサイトの発展により、転売が簡単に行えるようになりました。高額商品や即日完売の商品など、換金性の高い商品が転売を目的とした不正注文の対象になりやすいです。

高額商品や大量注文は電話連絡で本人確認のための身分証明書の提出をお願いしましょう。クレジットカード決済の場合、カード名義人に電話して本人利用確認をすることで防げる可能性が高いです。

ネットショップができる不正注文の対策とは?

ネットショップ・ECサイトのカード加盟店に対して、リスクや被害発生状況に応じたセキュリティ強化策の導入を求める改正割賦販売法が2018年6月1日に施行されました。

そのなかで、クレジットカードに加盟しているネットショップ・ECサイトは、「多面的・重層的な不正使用対策」を導入することが義務化されていることをご存じでしょうか。

クレジット取引セキュリティ対策協議会が2020年3月に発行した「クレジットカード・セキュリティガイドライン」によると、多面的・重層的な不正使用対策は「本人認証」「券面認証」「属性・行動分析」「配送先情報」の4つを指します。

家電・デジタルコンテンツ・電子マネーなど高額商品を取り扱う加盟店では、「本人認証」「券面認証」「属性・行動分析」「配送先情報」のうち1つ以上を行う必要があります

チャージバックが多発している加盟店では、「本人認証」「券面認証」「属性・行動分析」「配送先情報」のうち2つ以上を導入するように法律で明確化して加盟店へ義務付けたのが、改正割賦販売法です。

違反企業への罰則規定はないので、まだ知らない事業者も多い法律ですが、4つの基本的な対策を行ってセキュリティの強化をしていない場合、カード会社から「リスクの高い加盟店」と判断されてカード決済の手数料率をアップされることもあります

ここからは、多面的・重層的な不正使用対策として推奨されている、「本人認証」「券面認証」「属性・行動分析」「配送先情報」について詳しく解説していきます。

不正注文対策①:本人認証

なりすまし不正利用防止の本人認証には、3-Dセキュアと認証アシストが推奨されています。 クレジットカード会員に特定のパスワードや属性情報を入力させることで、利用者本人が取引を行っていることを確認する本人確認方法です。

3-Dセキュアとは

3-Dセキュアは利用者がカード会員本人であることを確認する仕組みで、カード会員以外の利用を防ぐことができます。カード会員のみが知るパスワードを利用した「パスワード認証」や過去の不正利用実績やデバイス情報を活用した「リスクベース認証」などがあり、国際ブランドが推奨する本人確認手法となっています。

ECサイトで3-Dセキュアを行う場合、本人確認が要求される全取引に対してパスワード確認を実施します。その分、カート落ちのリスクは高まりますが、パスワード入力を省略した結果、なりすましによる不正利用被害が発生しているのが現状です。

カード会員のパスワードが漏洩していた場合は、効果が発揮されない可能性が高いのがデメリットです。

認証アシストとは

認証アシストはカードのオーソリゼーション電文を用いて、カード会員情報がカード会社に登録されている情報と合っているかを確認する方法です。カード会員のパスワードが漏洩していても懸念がないのが特徴です。

認証アシストを導入する場合は、カード会社との直接契約が必要です。国内のカード会社のみが対象で、利用者すべてのカードを確認できない点がデメリットです。

そのため、3-Dセキュアや認証アシストは他のセキュリティと合わせて利用する必要があります

不正注文対策②:券面認証(セキュリティコード)

カード券面のセキュリティコードを認証することで、利用者が本人かを確認する方法です。セキュリティコードによる認証は、カード番号、カード会社、利用者の確認ができる場合に使用できます。既存のオーソリゼーション電文の活用で導入できる点で評価されています。

クレジットカード番号とともにセキュリティコードが窃取されて券面認証を突破される被害が一部確認されていますが、盗難がなければ一定の不正利用防止効果があります。

不正注文対策③:属性・行動分析(不正検知システム)

属性・行動分析(不正検知システム)は非対面取引でのカード利用時に、利用者の入力情報・デバイス情報・IPアドレス・過去の取引情報・取引頻度など加盟店が収集できる情報に基づいて取引のリスク評価(スコアリングなど)を行い、不正な取引であるかを加盟店側で判定する方法です。

利用者のデバイス情報は通常のカード会社が取得できない情報のため、不正検知精度の向上が期待できます。不正取引の手口や傾向は常に変化するので、属性・行動分析(不正検知システム)は、不正利用傾向の分析に基づいて構築された不正判定の条件設定を更新・変更する機能を有することが必要です。

不正注文対策④:配送先情報

不正注文の配送先情報を蓄積することで、商品の配送を事前に止めて被害を防止することができます。情報の蓄積には時間がかかるので、外部の実績あるサービスの利用が有効でしょう。

大手加盟店が独自のデータベースを運用しているほか、カード会社複数社が共同で運用しているサービスやシステムベンダーが提供するサービスがあります。

配送先情報による不正利用対策は、送付先が不自然であるなどからの判断も必要なため、事業者側でのノウハウ蓄積や体制構築も重要です。

不正注文の際に発生するチャージバックとは? 知っておきたい仕組みと流れ

チャージバックとは、ビザ(Visa)、マスターカード(MasterCard)、JCBといった国際ブランド会社によって定められたルールに基づいて、クレジットカード会員を不正・瑕疵のある取引や内容から守るための仕組みです。

クレジットカード会員が不正利用や取引内容に不満があるなどの理由から利用代金の支払いに同意せず、クレジットカード会社が加盟店(ネットショップ側)に対して支払いの取り消しまたは返金を要求することをチャージバックといいます。

チャージバックが行われることで、ECサイト事業者には審議のための取引内容を精査する時間や人件費といったコストが発生します。決済時に「本人認証(3Dセキュア)の利用」をしていない場合、基本的にECサイト事業者が被害額を負担することになり、チャージバック後に不正な注文者から代金や商品を取り戻すことはまず不可能となります。

商材によっては1度に受けるチャージバック額が大きく、経営に影響が及ぶ可能性もあるため、「チャージバック保険」に加入するクレジットカード加盟店もあります。

チャージバック保険とは、チャージバックの発生時に保険会社がその金額を保障する仕組みです。毎月、保険会社に保険料を支払うことで、チャージバック発生時の突発的な費用発生に備えることができます。こちらはあくまでも被害に遭ってからの保証になるので、商材によっては加入が難しいこともあります。

不正注文そのものを抑止するわけではないので、不正な注文者に狙い続けられてしまうことも多いのが現実です。

チャージバックってどんな時に発生するの?

チャージバックはクレジットカードの不正使用により年々増えていますが、実はそれだけではありません。一般的に以下のような場合にもチャージバックは発生します。

  • 第三者の不正利用のため、クレジットカードの保有者がカード利用を認めない場合
  • 保有者がカードで支払っているにも関わらず、購入した商品が未発送、またはサービスが行われない場合
  • 商品不良や破損、または、低品質な商品・サービスを利用として、カード保有者が利用を認めない場合

クレジットカードの不正利用件数が増えたため、チャージバックはそのイメージが強いですが、クレジットカード保有者を不正・瑕疵のある取引や内容から守るための仕組みですので、別の理由でもチャージバックは発生します。

チャージバックの流れ

チャージバックが起こるとどんな流れで対応が行われるのか、実際の流れを紹介します。

  1. クレジットカードの保有者が、不正利用やそれ以外の理由で、カード会社にチャージバック(取引の拒否)の連絡をする。
  2. クレジットカード会社が内容を調査・確認し、チャージバックの判断をする。
  3. 加盟店(ネットショップ側)に理由を含めたチャージバックの通知が届く。
  4. クレジットカード会社によって取り消しが行われる。すでに決済が完了し、加盟店(ネットショップ側)に売り上げが入金されていた場合は、カード会社に返金しなければならない。

チャージバック保険に入っていても、チャージバック発生後に保険料の増額があったり、契約更新の拒否なども起こりえます。

チャージバックが確定した後の商品は返品されるのか

すでに商品を発送した場合、商品は返ってこずネットショップ側の負担になります。ネットショップ側には、チャージバックが確定し売り上げが取り消し・返金になり、さらに商品も失うリスクがあるのです。

また、紹介した流れの後はECサイト事業者が諸々の対応をする必要があります。発送先への返品要求や警察への相談など、余計な時間や手間をとられることもあります。

チャージバックの期間・期限

チャージバックにも期間・期限があります。期間内にクレジットカード会社はチャージバックを行う権利をもっています。

国際ブランド決済会社の定めによると、チャージバックの期間は基本的に取引日から120日程度を期限としています。(チャージバックの内容・理由によっては期限の短縮・延長する場合があります)

したがって、チャージバックを行うには、カード保有者は期間内に申し出る必要があり、事業者は期間が過ぎるまで安心はできません。

チャージバックに異議申し立てもできる

商品の未発送やサービス・商品の不良、低品質を理由にチャージバックの通知が来た際、ネットショップ側はクレジットカード会社、または代理会社に異議申し立てをすることが可能です。 その際は注文情報や発送証明など、取引の正当性を証明する資料をカード会社に提出し、再調査を行ってもらいます。

最終的に判断するのはクレジットカード会社なので、異議申し立てが認められずチャージバックになる可能性もあります。クレジットカードの不正利用によるチャージバックは、申し立ての確認なくカード会社側で判断し確定することもあります。

まとめ

今回はネットショップにとって非常に重要な問題である不正注文を紹介しました。不正注文について事前に予測はできませんが、対策することはできます。

ECサイト事業者は不正注文を防ぐために、以下の対策を行いましょう。

  • 本人認証(3Dセキュア・認証アシスト)で利用者本人が取引を行っているか確認
  • 券面認証(セキュリティコード)での本人確認
  • 属性・行動分析(不正検知システム)での不正な取引判断
  • 配送先情報サービスの利用や自社でのデータ蓄積

この記事はカラーミーショップの公式Webメディア『よむよむカラーミー by GMOペパボ』の記事を、ネットショップ担当者フォーラム用に再編集したものです。

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Googleが始めた越境EC支援の「マーケットファインダー」とは?準備状況の数値化&ビジネスチャンスのある国をランキング表示

4 years 8ヶ月 ago

Googleは9月7日、企業ECサイトの海外進出に向けた準備状況の数値化と、ビジネス機会があるとされる国をランキングで示す「マーケットファインダー」日本版サービスの提供を始めた。

日本国内から海外へ向けて越境ECを活用しビジネス展開していく中小企業をサポートするのが目的。

「マーケットファインダー」は2つの機能を備えている。

海外販売の準備状況のスコアを算出する機能

Googleが用意した質問に答えると、越境ECにどの程度準備できている状況なのかを点数で把握できる。

Googleが提供する、企業ECサイトの海外進出に向けた準備状況の数値化と、ビジネス機会があるとされる国をランキングで示す「マーケットファインダー」日本版サービス 海外販売の準備状況のスコアを算出する機能
海外販売の準備状況のスコアを算出

新しく進出するべき海外市場の発見をサポートする機能

企業ECサイトのURLを入力すると、商品やサービスが新たにどの国でビジネスをしていく機会があるのか、既に越境ECを実施している企業でもその他の国に対してビジネスを広げられる機会があるのか、潜在市場のランキング上位を表示する。

Googleが提供する、企業ECサイトの海外進出に向けた準備状況の数値化と、ビジネス機会があるとされる国をランキングで示す「マーケットファインダー」日本版サービス 新しく進出するべき海外市場の発見をサポートする機能
新しく進出するべき海外市場の発見をサポート
◇◇◇

また、企業が海外進出に必要なオペレーション、マーケティング、新型コロナウイルス感染症対策など役立つガイドも準備。決済手段や各国の法令・ルールなど、ビジネスを始めるにあたってチェックする必要があるポイントをまとめている。実際に日本国外でマーケティング活動を実践するための心構えや視点も確認できる。

Googleは、「マーケットファインダー」について次のように説明している。

Googleトレンドなどさまざまなカテゴリーのなかで、Google検索上で検索数が急上昇した語句や国と地域、検索されているキーワードを把握できるリテール版トレンドクエリとあわせて、「マーケットファインダー」を活用すると、時間と費用をかけずに現地の人々のニーズがどのようななっているかを簡単に確認することが可能になる。

Googleは、デジタル広告に加えて、海外進出する企業に向けて、ビジネスの手助けとして活用できるさまざまなツールを公開。またマーケットファインダーの情報については、ThinkwithGoogleでも公開していく。

瀧川 正実
瀧川 正実

しまむらがベビー・子供用品ブランド「バースデイ」のECサイトをオープン

4 years 8ヶ月 ago

しまむらは9月8日、ベビー・子供用品ブランド「バースデイ」のECサイトをオープンする。

「しまむらオンラインストア」を2020年に立ち上げたしまむらは、2022年2月期中にアベイル、バースデイ、シャンブルといった事業でもECビジネスを拡大する方針を掲げていた。

商品受け取り方法は「しまむらオンラインストア」と同様、「店舗受取り」「自宅配送」の2種類。「店舗受取り」の場合、事前決済に限って全国約300店舗の「バースデイ」店舗で商品を受け取ることができる。また、しまむらグループ約1840店舗(ファッションセンターしまむら・アベイル・シャンブル)でも受け取り可能。

「店舗受取り」は送料無料で、「自宅配送」の場合、配送料は通常サイズで税込550円。

2021年2月期では、「しまむらオンラインストア」の商品受取方法は店舗受け取りが約9割、自宅配送が約1割。「当初の想定よりも高く、オンラインストアと実店舗との相互送客に大きな効果を発揮している」(しまむら)

しまむらの2021年2月期のEC売上高は約17億円。2024年2月期でEC化率2%を目標に掲げており、国内売上高目標5950億円から換算するとEC売上高目標は120億円。2022年2月期は50億円を目標に掲げる。

「しまむらオンラインストア」のECの今後の取り組みについて
ECの今後の取り組みについて(2021年2月期の決算説明会資料からキャプチャ)
瀧川 正実
瀧川 正実

コロナ禍で通販事業の売上3.45倍の435億円に拡大したファーマフーズが急成長のワケ

4 years 8ヶ月 ago

健康食品や化粧品の通販事業を展開するファーマフーズの2021年7月期連結業績は、売上高が前期比204.5%増の467億5200万円、当期純利益は同455.9%増の38億4100万円で、3ケタ増の大幅な増収増益だった。営業利益は同666.6%増の56億7300万円、経常利益は同631.0%増となる57億6700万円。

通信販売事業の売上高は同245.7%増の435億2400万円、セグメント利益は同872.3%増の55億7500万円。広告宣伝費は同237.0%増の248億5800万円だったが、利益回収は大きく進捗した。

ファーマフーズ 通信販売事業の四半期経営成績の推移
通信販売事業の四半期経営成績の推移(IR資料から編集部がキャプチャ)

テレビとインターネットを中心に想定よりも高い率で新規顧客を獲得し、年間の広告宣伝費を増額。通販事業の主力製品「ニューモ 育毛剤」は、テレビやWeb広告に加え、新聞広告など紙媒体においても顧客獲得に注力した。2021年7月末現在の定期顧客件数は77万3844件。リピート購入により「利益回収の早期化」「利益水準の上昇」が続いている。

既存顧客のリピート購入も増加した結果、当期における売上高は267億6300万円となった。サプリメントの販売では、「ニューモ サプリメント」の売上高が38億600万円となり、育毛剤との同時購入により、顧客単価の向上に寄与している。

膝関節サプリメント「タマゴサミン」の売上高は30億6100万円で利益に寄与した。

化粧品の販売では、「ヘアボーテ エクラ ボタニカルエアカラーフォーム」の販売に注力した。1人あたりの新規顧客を獲得する広告宣伝費のCPOを重視した新規顧客獲得を行い、今期末の定期顧客件数は9万8210件(前期末時点は2万6326件)となった。

通信販売事業は今期(2022年7月期)、機能性表示食品や化粧品などの機能性の高い価値ある商品の拡充等を進め、顧客ニーズに対応していく。顧客に高い価値を伝えるため、他にはない研究開発力および機能性などの訴求を行い、魅力的な広告クリエイティブの開発に取り組んでいく。販売体制においては、コールセンター、ECサイト、受注管理および広告管理システムの効率化を実現し、顧客ニーズに迅速に対応する体制を構築していく。

セグメント別の業績は、機能性食品素材を食品メーカーなどに販売している機能性素材事業の売上高は、同10.7%増の28億5200万円、セグメント利益は同3.7%減の7億7000万円。バイオメディカル事業の売上高は同101.4%増となる3億7500万円、セグメント利益は同8100万円(前期は4500万円の損失)だった。

石居 岳
石居 岳

“継続”がキーワードの牧場D2C事例。転機は「食べられる名刺」【ネッ担まとめ】 | ネットショップ担当者が 知っておくべきニュースのまとめ

4 years 8ヶ月 ago
ネットショップ担当者が読んでおくべき2021年8月30日〜9月5日のニュース
ネッ担まとめ

「コロナを契機にネットショップを立ち上げたけど行き詰まってきた」という方も多いかもしれません。売れないとすぐにやめてしまう人も多いですが、そう簡単に軌道に乗るものではありません。商品開発も販促も継続が重要です。

おいしい豚肉に情熱をかける男の歩み

Eコマースで大事なのは「売れること」より「リピートされること」。第一次産業従事者が極上豚肉を直接家庭に届けるまでの軌跡。山西牧場2代目 倉持信宏さん | コマースプラス
https://commerceplus.jp/nobuhiro-kuramochi/

まとめると、

  • 茨城県坂東市で養豚業を営む山西牧場は、既存の流通では自分たちが最も大事にしている味を知ってもらうことが難しいと考え、消費者に直接届ける方法としてEコマースに行き着いた
  • Wixでの自作ショップは「びっくりするほど売れなかった」が、BASEや食べチョクなどを利用することで徐々に売れていった
  • 自農場の豚肉を使ったレトルトカレーを「食べられる名刺」として配ってから認知度が上がり、売上も上がっていった

ものづくりをしている人ってよく「食べたらわかる」って言うんですけど、そもそも食べてもらうフェーズにこぎつけるまでが大変じゃないですか?そこで、当時新商品として作った自農場の豚肉を使ったレトルトカレーを鞄につめて、東京に向かいました。まず食べてもらえる機会と人を増やそうと思って。

売れるまでの苦労は比較的サラッと書かれていますが「びっくりするほど売れなかった」時は相当つらかったと思います。軌道に乗っているネットショップでも立ち上げ期はとても苦労されていますし、最初の注文を今でも覚えているという人も多いです。

売れない中でもふるさと納税や食べチョクなどに出品して認知度を上げていく作業をされていました。転機になったのは「食べる名刺」ことレトルトカレーでした。コロナ前で人に会える時にはこれを配っていたとのことで、かなりインパクトがありますよね。「商品自体には戦えるパワーがあることには確信がありました」ということなので、とにかく食べてもらることを考えたようです。この他にポイントだなと思ったのは下記の点です。

  • 2020年にはクラウドファンディングで資金を集めShopifyでリニューアル。決済手段が豊富だったことと、イケてるショップがShopifyだったことが決め手
  • 商品開発では、それぞれ意味や目的を持って作ること、継続して生産していくことの2つを大事にしている。最終的には素材の良さにたどり着いてほしいという軸はブラさない
  • 商品の開発段階からその制作過程を公開する試みは反響が大きかった。「できました」より「作っているよ」という発信が楽しみにしてもらえる

期待と信頼を前借りしているからこそ、実際に商品を届けたあとでそれに応えることができたか?という部分に、本質的な価値が見えると思うんです。期待を超えることができなければ、きっとお客さんは「ふーん、こんなものか。次に行こう」と思ってリピートには至らないでしょう。

でも、お客さんの期待以上の体験や時間を届けることができれば、その衝撃は「もう一回食べたい、体験したい」という思いからリピートにつながると思います。

ショップ運営の根底に「継続」があるようですね。商品開発もずっと継続して生産していくことを中心に考えられていますし、ショップの運営もリピーターが増えることも考えています。買う側とすれば気に入った商品がすぐになくなってしまうのは残念ですし、無くなってしまえばリピートができませんからね。

ネットショップの場合は値引きやポイントやお試しなどで1回だけ買ってもらうのはそんなに難しくありません。そこからリピートにつなげるには広告やメルマガも必要ですが、やっぱり商品力こそが最重要だと思います。食べてもらえばわかるというのなら、食べてもらったらリピートしてもらわないといけないですよね。

第一次産業でネットショップを考えている人には読んでもらいたい記事です。

2020年流通総額はAmazonが1位で下位も急伸

【2020年EC流通総額ランキング】国内18・海外27のECモール・カート・アプリの流通総額から見る市場トレンド | eコマースコンバージョンラボ
https://ecclab.empowershop.co.jp/archives/70241

まとめると、

  • 2020年(1月~12月)の国内EC流通総額ランキングは1位がAmazon、2位が楽天、3位がYahoo!ショッピング
  • 楽天はトラベルなどの宿泊流通、GORAによるゴルフ流通、ビジネス、楽天24、楽天デリバリー、ラクマ、楽天西友ネットスーパーなどの値を含んだ額
  • Yahoo!ショッピングはPayPayモール、LOHACO、チャームの取扱高を含むが、アスクルBtoBやZOZOUSEDなどの取扱額は含まれない
国内の18のモール、カートサービス、フリマアプリなどの2020年1月~12月の流通総額
国内の18のモール、カートサービス、フリマアプリなどの2020年1月~12月の流通総額
https://ecclab.empowershop.co.jp/archives/70241から編集部でキャプチャ

最上位は2020年、初めてAmazonが奪取した。これまでも楽天は首位を守ってきたものの、その公表値はトラベルや楽天ペイ、ラクマなどを含んだ値となっており、純粋な楽天市場だけの値だけで見ると、数年前からAmazonの方が流通総額が大きいことは業界内では公然たる事実となっていたため、それほど大きな衝撃ではないだろう。

また、Yahoo!ショッピングが初の1兆円を突破し、3番目のモールとして消費者にも一定の認知を獲得することに成功したと言えるだろう。また、メルカリは早ければ今年2021年に、遅くても2022年には1兆円の壁をクリアする勢いだ。

引用文にあるようにAmazonの1位、楽天の2位はそんなに驚きではないですね。3位以下のモール・カートが伸びているのがポイントです。メルカリは1兆円が見えてきていますし、BASEは前年比121.8%増となっており、この2社以外も軒並み20%以上の成長です。

ちなみにShopifyは世界全体で12兆円ほどの流通額で日本は323%増としか発表されていないので、流通額はわかりません。2021年も伸びているはずなので、どれくらいの規模になっているかが気になりますね。

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EC全般

行動ログデータから分析!ECモール「Amazon」と「楽天市場」はどのように使い分けられている? | マナミナ
https://manamina.valuesccg.com/articles/1466

Amazonユーザーが会社勤務、楽天ユーザーが主婦(主夫)というのは納得です。Amazonはパソコン関連や本が閲覧されており、楽天は食品や日用品雑貨が閲覧されています。

ShopifyのクズSEOアプリに注意、 Lighthouseのスコアを良く見せるだけの詐欺も【SEO情報まとめ】 | Web担当者Forum
https://webtan.impress.co.jp/e/2021/09/03/41531

プラグインで機能を追加する仕組みはこういった怪しいものに気をつけないといけないですよね。

「新規参入の可能性」を頭に入れてEコマース事業を展開する | ECM
https://www.ecmj.co.jp/no1957/

縮小のリスクはありますが、「いまさら新規参入したいと思われないカテゴリ」に参入できれば安定しますよね。

Amazon最大のECイベント「Amazon ECサミット2021」を10月開催 DXや越境ECをテーマにセッション提供 | 日本ネット経済新聞
https://netkeizai.com/articles/detail/4481

かなりの数のセミナーがありますので気になるものがあればご参加を。

Amazon、強気のアカウント大量閉鎖で中国越境ECに激震 リストラ・休業も | 36Kr Japan
https://36kr.jp/148962/

「業者による不正レビューのため」で「アカウントを閉鎖された事業者は5万店舗」にもなるとのこと。

置き配の需要増加!メリット・デメリット・トラブル回避方法を知ろう | ECzine
https://eczine.jp/article/detail/9542

利用するモール、配送会社によって微妙に異なるので注意。

今週の名言

僕が楽しいと思うことをやって、その結果、見てくれる人が面白いと思ってくれたら僕はそれで満足なんです

バッドボーイズ・佐田正樹【やりたいことしかやらない】なるべく遊ぶ生き方 | break-time
https://new.akind.center/202108/badboys-sata/

自分が美味いしと思っているものを提供して、その結果として「美味しい」と言ってもらえたら良いですよね。

森野 誠之
森野 誠之

DearOneが大幅改善した公式アプリ開発サービス「ModuleApps2.0」の提供を開始。前バージョンとの違いとは?

4 years 8ヶ月 ago

NTTドコモのマーケティング分野における新規事業型子会社DearOne(旧ロケーションバリュー)は、公式アプリ開発サービス「ModuleApps(モジュールアップス)」を大幅に改善した「ModuleApps2.0(モジュールアップス ニーテンゼロ)」の提供を開始した。

「ModuleApps2.0」の特徴

「ModuleApps2.0」は、企業や自治体を対象とした公式のアプリ開発サービス。機能モジュール(テンプレート)から必要なものを選択してアプリに組み込むだけで、自社の公式アプリを短期間・低価格で開発できる。

DearOne ModuleApps2.0 公式アプリ開発サービス
公式アプリ開発サービス「ModuleApps2.0」

今回、次の4つの改善を行った。

①標準機能モジュールを一新

「ModuleApps」は、アプリに必要な各機能を部品(モジュール化)し、そのモジュールを組み合わせることで低価格、短納期でアプリを開発できるサービスだった。

「ModuleApps2.0」は基本設計思想を受け継ぎ、標準機能モジュールをベースにアプリの開発が可能で、大規模な開発を行わずに必要な機能をすぐにアプリへ実装可能。また、現在の市場ニーズに合わせて標準機能モジュールを一新し、新規モジュールも追加した。

主な新規モジュール

  1. アプリ内メッセンジャー:ユーザーの属性や行動に基づいて、アプリ内でメッセージを発信できる。予約配信、セグメント配信が可能
  2. ARメジャー:スマートフォンのAR機能を活用して家具や家電の大きさを計測し、メモや画像をスマートフォンに保存する

②他のマーケティングソリューションとの連携

「ModuleApps2.0」は標準機能モジュールをベースとしたアプリ開発を行うが、より柔軟なデザイン・機能のカスタマイズが可能になった。特に、他のマーケティングソリューションが提供するソフトウェア開発キットを実装することが容易になった。

また、ユーザーの管理単位をアプリIDではなく個人ID単位に変更したことで、会員システムなどと連動させた場合に、個人単位で管理できる。すでに企業で利用している会員システムやWeb接客などのデジタルマーケティングソリューションとアプリを連携させた統合的なマーケティングが実現可能になるという。

③ユーザー行動分析ツール「Amplitude」を標準搭載

アプリ上でのユーザー行動を精緻に把握するため、米国の行動分析ツール「Amplitude」を標準搭載した。

これにより、アプリに新しく実装した機能の利用状況、クーポンの利用状況などアプリ上でのユーザーの行動をダッシュボードで簡単に分析できるようになった。また、ユーザーセグメントごとに分析できるため、施策結果を次のアプリ改修に生かすことも可能。

④伴走型サービス

DearOneはこれまで多くの有名企業のアプリ運用を支援している。その知見を結集し、アプリ経験豊富なカスタマーサクセスによるアプリ伴走コンサルティングをサービスメニュー化した。

ユーザーの利用状況のレポーティング、コンテンツの内容を含めたアプリ運用改善の提案、アプリ業界の最新情報の提供、今後の機能追加方針についてコンサルティングを行い、企業とともにアプリの成長をめざすという。

「ModuleApps2.0」提供の背景とは

DearOneは「ModuleApps」の提供を通じて、数多くの企業・組織の公式アプリ開発・運用を支援している。公式アプリの普及率が高まり、DearOne調べでは、飲食・小売・消費者サービス分野の売り上げ上位100社のうち、83%の企業が公式アプリを所持しているという。

また、「ModuleApps」を通じて寄せられるアプリに対する要望が「アプリのダウンロード数をどうやって増加させれば良いか」「アプリで配信するクーポンの活用率を上げたい」「アプリから店舗・ECへの送客状況を把握したい」など運用に関する内容が増えていたという。

こうした状況を受け、さらにサービスを進化させた「ModuleApps2.0」を提供を決定した。

藤田遥
藤田遥

売上高150億円、経常利益率9.5%、ウェルネス&ライフサポート企業をめざすティーライフの中期経営計画とは

4 years 8ヶ月 ago

健康茶などの通販事業を手がけるティーライフは、2024年7月期を最終年度とする3か年の中期経営計画(中計)を策定した。中計最終年度の数値目標は、連結売上高150億円、売上高経常利益率は9.5%。

中計のビジョンは「進化するウェルネス&ライフサポート企業」。経営目標として、「コロナ過で大きく変化した消費者のライフスタイルに対応するとともにデジタル変革の推進により、レジリエントな企業体質に生まれ変わる」ことをあげている。

ティーライフの中期経営計画
中期経営計画について(画像はティーライフのIR資料からキャプチャ)

中期経営方針には「差別化戦略の推進」「将来の成長に向けた挑戦」「強固な経営基盤の構築」の3点を掲げた。

ティーライフの中期経営計画
中期経営方針について(画像はティーライフのIR資料からキャプチャ)

小売事業

通信販売の再構築と将来に向けた積極投資に取り組む。国内ではウィッグ販売のブランド力強化、医療用ウィッグの拡大、リモートフィッティングなど、新たな購買体験を提供する。

海外では、中国で健康食品や健康茶のECを手がける特菜芙(上海)有限公司を本格稼働。BtoBの強化やライブコマースの拡大に取り組む。新たな柱となる新商品の開発や、DX革新による新たな販売手法を確立する。さらに、オリジナル商品の拡充やグループ共同開発、オムニチャネル化により、認知度向上を図る。

ティーライフの中期経営計画 小売事業の方針
小売事業の方針(画像はティーライフのIR資料からキャプチャ)

卸売事業

収益性の改善に向けたグループのシナジーを強化する。重点施策としてテレビショッピングビジネスの収益性を改善する。その一環として、グループリソースの活用により、商品企画から製造までを実現、利益率の高い商材を開発。海外ブランド商品の販売も強化する。有名アスリートとの共同開発などにより、認知度の向上を図っていく。

ティーライフの中期経営計画 卸売事業の方針
卸売事業の方針(画像はティーライフのIR資料からキャプチャ)

プロパティ事業

静岡・袋井にある自社の物流センターを活用した、他社の出荷業務を積極的に手がけていく。国内の中心に位置する物流拠点のメリットを生かし、配送コストの削減や翌日配達の実現、3PL事業を強化していく。

3PL事業を新たな収益の柱として育成するため、マテハンや倉庫管理システムの導入といった庫内業務を自動化。さらに、既存センターにおける賃貸エリアの拡大や、新たな物流センターの開拓などキャパシティの拡大を図るほか、自社のノウハウやセンターの立地を生かして、営業力・提案力を強化する。

ティーライフの中期経営計画 プロパティ事業の方針
プロパティ事業の方針(画像はティーライフのIR資料からキャプチャ)

ティーライフの2021年3月期連結業績は、売上高が前期比10.8%増の117億1900万円、営業利益は同81.7%増の9億100万円、経常利益は同75.8%増の9億2400万円、当期純利益は同67.4%増となる7億400万円だった。セグメント別の売上高は、小売事業が同3.0%増の64億100万円、卸売事業が同20.1%増の48億300万円、プロパティ事業が同41.4%増の5億1400万円となっている。

今期(2022年7月期)の連結業績予想は、売上高が119億600万円、営業利益は9億7100万円、経常利益は9億6800万円、当期純利益は7億700万円、自己資本当期純利益率(ROE)は11.8%を見込む。

売上高は毎期13%台の増収、各利益は前期比20%前後の増益を計画しており、中計最終年度の数値目標は売上高が153億200万円、営業利益は14億4600万円、経常利益は14億5500万円、当期純利益は10億1600万円、ROEは14.5%。

ティーライフの中期経営計画 中計の収益計画
中計の収益計画(画像はティーライフのIR資料からキャプチャ)
石居 岳
石居 岳

「ECには興味がない」が出発点。Eコマース先生・川添氏が振り返るネット通販スキルの学びと経験値の積み方 | Eコマース先生・川添隆が先人に聞く「私のeコマースキャリア」

4 years 8ヶ月 ago
EC業界の第一線で活躍する人々がどのようにノウハウや実績を積んできたかを解き明かす連載第1回は、今後の連載インタビューアーとなるEコマース先生「川添隆」氏です【前編】

「Eコマース先生」として個人の活動を行い、ビジョナリーホールディングス(メガネスーパーのグループを運営する親会社)取締役CDO兼CIOを務める川添隆氏。自身がどのようにECについての知見を積んでいったのか、その軌跡を語る。Eコマースが徐々に拡大を遂げ、私たちの生活に浸透していく中で、川添氏自身も学生から新社会人、そしていくつかの転職を経て、徐々にEC業界にのめり込んでいくようになる──。

「Yahoo!オークション」でスニーカーを買ったのが原体験

今でこそ、上場企業のデジタル・IT管掌役員、Eコマース先生としてECの普及・イベント開催や他社のアドバイザーなどを手がけている川添氏ですが、もちろんECに対して“素人”の時期もありました。そもそも川添氏がオンラインを介しての取引に興味を持ち始めたのは、どういったいきさつだったのでしょうか。きっかけは大学生の頃にさかのぼります。

──川添さんがネットでモノを買い始めたのはいつ頃からですか。

川添隆氏(以下川添):大学生の頃にスニーカーブームにあわせて中学時代の物欲を発散しようとしてNIKEの「ジョーダンシリーズ」を集めたくなったんです。しかし定価で買うと数を集められないので、「Yahoo!オークション(現ヤフオク!)」で買い始めたんです。そういう意味では、大学生の頃に「Yahoo!オークション」でスニーカーを買っていたのがEコマースの原体験と言えます。

そこからスニーカーブームの後押しもあって、ジョーダンシリーズ以外のNIKEスニーカーを集めるようになり……。増えてくると家に置けなくなってきて、今度は「Yahoo!オークション」で売るようになっていきましたね。在庫処分みたいな感じで最初は売っていたんですが、徐々に安いスニーカーを買って、ちょっと履いて高く売るといったことをするようになりました。

──高く売るために何か工夫はしていたんですか。

川添:たとえばスニーカーをの汚れを落として傷の補修をして、なかに新聞紙を入れて立体的に映るようにする。そして、撮影の角度や状態がわかるように写真の枚数を多めにしたりして撮影していました。そういう風にコレクト兼在庫処分しているうちに、「Yahoo!オークション」に並んでいるスニーカーを見ていても、「これはもっと高く売れるぞ」というのがなんとなくわかるようになりました。その当時からすでに限定品の新品を購入して転売する転バイヤーもたくさんいましたけど、その目的とは違いました。私は転売目的ではなかったのものの、当時はまだ落札相場が確認しにくい状況で、積み重ねが経験となって素人の私でもが売っても高く売れましたね。

ただ、その時はネットでの取引を仕事にしようとは思ってなくて、単純に趣味の範囲でした。

川添隆(かわぞえ・たかし)氏
1982年生まれ、佐賀県唐津市出身。全国のEコマース担当者を応援し、Eコマースビジネスの可能性を伝えるEコマース業界の先生。企業再生を2社経験し、独自のメソッドと実践を通じてEコマース売上2倍以上に携わったのは6社。販売、営業アシスタントとしてサンエー・インターナショナルに就職。その後、当時サイバーエージェントグループだったクラウンジュエル(現サービス名はZOZOUSED)へ転職。ささげ業務から企画、PR、営業などに従事。2010年にクレッジに転職。EC事業の責任者として自社サイトの売り上げを2倍以上、EC全体を2年で2倍に拡大。LINE@を活用した事例でも成功をおさめる。2013年7月よりメガネスーパーに入社。8年でEコマース関与売上は8倍、自社Eコマースの月間受注は13倍に拡大。現在は親会社のビジョナリーホールディングス 取締役 CDO 兼 CIO(現任)として、Eコマース事業・オムニチャネル推進などの領域、IT・情報システム、新規事業を統括。2017年より代表を務めるエバンでは小売企業、大手メディア、B2Bスタートアップ、D2CブランドへEC・DXのアドバイザーに従事。

マガシーク、スタイライフと聞いてもピンとこなかった

大学時代にネットオークションでスニーカーの売買を手がけた川添氏。とはいえ、当時はあくまで趣味の範囲で、仕事としては考えていなかったようです。大学を卒業してまず就いたのはアパレルの仕事。ただ、その頃もまだECへの興味はなく、店舗での販売・営業アシスタントとして働いていました。

──大学卒業後はどういった仕事に就かれたんですか。

川添:アパレルのモノづくりに携わりたくて、サンエー・インターナショナルに入社しました。当時もECの仕事にはまったく興味はなかったですね。2005年に入社し、その翌年に「セレクソニック(現MIX.Tokyo)」という自社ECが立ち上がるんです。

──自社ECが立ち上がった当時、川添さんはどんな業務をしていたんですか。

川添:私は1年の店舗販売を終えて、本部で営業アシスタントをやっていました。セレクソニックの立ち上げには全く関与していませんし、私が在籍した時に立ち上がったのかは定かではないです。ただし当時の取引先(卸先)にマガシークやスタイライフがあったのは鮮明に覚えています。ただし、その頃はその名前を聞いてもあまりピンとこなくて、単なる卸先の1つくらいの認識でしたね。ECサイトと知ったのは後からです。そのくらい、ECというものへの関心がなかったんです。

──その後、リユースファッションのECを行うクラウンジュエル(ZOZOUSEDを経てZOZOに吸収合併)に転職します。

川添:それは本当にたまたま入ったという感じでした。その当時、ベンチャー企業に転職したいと思って転職活動をしていて、当時のベンチャーだとインターネット系が多かったんです。最初はEC企業に行きたいとかっていう気持ちはなかったですね。あちこち受けて、たまたま入れたのがクラウンジュエルでした。当時はサイバーエージェントの傘下で、ファッションリユースをオークション形式で販売するECサイトをやっていました。

──そこで学生時代のスニーカー売買につながりますね。

川添:そうですね(笑)。狙ってもいなく本当に結果的にです。ただし、クラウンジュエルに入ってからは、買い取りしたものをいかに高く売るかを考えて、高く売れると面白いと感じましたね。たとえばメンズのレザーは総じて値が上がりやすいとか、レディースの方が値はつきにくいけどシャネルは高くなりやすいとか、そうした傾向を発見しながらやっていましたね。

──具体的にどんなことをしていたのですか。

川添:最初は状態確認と商品コメントを担当していて、1日50~80品目くらいをひたすら書いていました。基本的にリユースは1商品1在庫なので、とにかく数を稼ぐ必要がありました。自身がコメントを欠いた商品の売れ行きや価格がどうなったかを気にしていましたね。ブランドコラボも勝手に企画して販売を進めました(笑)

そのうちメルマガも担当するようになるんですが、最初は2人から引継ぎとして文面の体裁を真似て進めていました。2人とも書き方も違って(笑)ただし、本質的な書き方や押さえるべきポイントが本当にわからなかったんですよね。そこで、当時同じサイバーエージェントグループだったネットプライス(ネット通販の草分け的企業)の人に教えてもらいに行ったりもしましたね。

──そこで得たものって大きかったですか。

川添:今でこそ基本なんですが、「件名は大事ですよ(特にガラケーは)」とか本文の構成とか、そういう基本を教えてもらいました。ただし、実際は基本を学んで後は実践でいろんなチューニングをしていきました。クリック数やコンテンツや掲載商品ごとの売れ行きを計測して、どんな商品やどんなコーナーがいいのか、件名が違うとどのくらい影響があるのかをやりながら覚えていきましたね。

その後、買い取りの部署が手薄になったことを機に異動したり、子会社のブランドで卸営業や外部への企画提案やったり、広報や経理をやったりと……。会社の業務全体の流れがわかりました。改めて振り返ると、クラウンジュエル時代にEコマース事業の全般に取り組んで、興味や面白さが少しずつわかっていったんだと思います

メルマガのリンク1つで40万円も売り上げている!

サンエー・インターナショナルを経て、クラウンジェルに入り、そこでささげ業務やメルマガ作成などを担当し、徐々にECの仕事に興味を覚えていった川添氏。その後の転職で入ったSHIBUYA109系のガールズアパレルを扱うクレッジで、本格的にEC担当者として活動をするようになります。その時の成功体験や多くの失敗を経験したことが現在の川添さんの礎(いしづえ)になっているようです。

──クラウンジュエルでECの仕事をした後、再び転職されますね。

川添:ベンチャーでは薄く何でもやる人でしたが、自身のキャリアとしてはどっぷり専門性を持ったほうがよいと考えました。環境としては、取り組みのレバレッジが効いて、1人の存在感もだせる事業規模の事業者側の企業。そして、どの業界でやりたいか? を考えたときに、ECを武器にすれば私として思入れのあるアパレル業界に対して貢献できるんじゃないかと考えました。それで、人材紹介会社経由で2010年にクレッジに入社し、店舗メインの企業におけるEC担当者というポジションになりました。

──ECの専門職として入社して、前職の経験が生きましたか。

川添:クラウンジュエルとクレッジでは事業環境として異なる部分が多くありました。ただし、それよりも改めてEC担当者になってみると、クラウンジュエルでは断片的なことしかやっていないことに気づき、最初は基本的なことも含めてわからないことが多かったですね。

たとえばクラウンジュエルは、ささげもシステムもすべて内製化していました。一方クレッジはSPA型でSHIBUYA109系ブランドを複数展開していたのですが、自社ECはすべてフルアウトソースかつ丸投げという状況。また、ファッションウォーカーやマガシークなどのモールEC展開は、同じ部門だけど卸のチームが担当していたんです。そうしたことは入社してから知って、やはり前職とは勝手が違いましたね。

面接時は「売上アップに向けてサイトのビジュアルはこうした方がいい」「モールECでの販売はこのサイトに注力した方がいい」と言っていましたが、いざ入った瞬間は「さあ、どこから手をつけようか?」となりました。周囲からは私が前職でECやっていたということから期待値が高めで、焦りもありましたね。

──その状況をどう打開したんですか。

川添まずは自分ができることからやりました。たとえばメルマガは確実に改善できると思ったので、その時のメルマガの運用方法を聞いたんです。すると、店舗向けとEC向けの2種類のメルマガにわかれていました。今でこそあるあるとして理解できますが、当時はなんで2種類のメルマガがあるんだろうって思い、「誰が書いてるんですか?」と聞くと「店舗向けのメルマガは各ブランドの販促担当者で、基幹ブランドのLIP SERVICEくらいしか定期配信をしていない。EC向けは、アウトソース先の運営代行業者に丸投げしてます」とのことでした。それで、これはまずいと。

──言い方を換えると、活躍できる場が見つかった感じですね。

川添:そうなんですよ。EC・デジタル部門として“最適化”がされていない。そこでECのメルマガを「私がやりまーす」と言って半ば勝手に担当するようにしました(笑)。店舗向けも配信設定するだけでは左から右に仕事をしているだけだと思ったので、そちらも「私がリライトするから原稿を送ってください」と販促担当者にはたらきかけました。店舗向けのメルマガは、原稿と画像を送ってもらい、メインチャネルであるガラケーに合うように私がリライトして配信。その後、画像を加工して背景をトリミングしたり、メルマガ用の商品撮影をしたりするようになり、販促担当者からは感謝されるようになってある程度信頼関係が築けたと思っています。朝まで飲みに行くのも顔を出していたので(笑)。そうなってくると、ECとしてここぞと告知したい時は店舗向けのメルマガに告知を差し込むのを許可してもらったりもしましたね

分析ツールの「Googleアナリティクス」も入社当時に初めて触れました。「Googleアナリティクス」というのがあって、サイトの分析ができること自体は知っていたものの、実際に触ったり活用法は知りませんでした。主要KPIは本を読んで学んだり、運営代行の会社からもらう数字などを見てある程度理解し、数字を理解するとさらに知りたくなることを探っていったりしていました。細かい使い方は、Google先生で調べて実践するの繰り返しでしたね。

──Web広告はどうしていたんですか。

川添:当時はリスティング広告をやっていて、運営代行会社に全部丸投げしていたんですよ。営業に来る方やセミナーなどで情報収集する中で、「Web広告は有効性がある」ということを知り、自社ECではどうなっているのか確認をしたところ、積極的に運用されておらず、定期的なレポーティングももらっていない状況でした。ようやくレポートを見ても、明らかに売上や利益に貢献していない感じはわかったので、、「こっちでやります」と引き取りました。そうは言ってもまったくやったことがなかったので、まずは広告代理店の5-6社連絡し、2-3社話しを聞いた段階で「まずはリスティング広告からやってみたほうが良い」「自社のROASは低すぎる」「キーワードやキャンペーンの運用がされていない」ということを理解できました。最終的に1社に決めて、部長経由で何とか月額20~30万円(月商は約2,000万前後)の経費申請をねじ込んでもらい、リスティング広告の運用担当もやることになりました。

まずはリスティング広告の仕組みを理解しながら、代理店と一緒にチューニングしていった結果、ROASが300-400%だったのが、1,000%前後まで効率を高め、経由売上自体も増やすことができました。その次に、よりモバイル広告(ガラケー)を精緻に効果測定する方法として、有料測定ツールがあることをを教えてもらい導入をしました。そこで「これでメルマガとかの測定していいですか?」って聞いたら、「測定リンク数の上限内であればOK」だと。そこからガラケーのメルマガやECサイト内のバナー経由売上の測定を始めました。するとメルマガ経由の売り上げがサイト全体の10数%のシェアを占めていることがわかって驚きました。さらに、「メルマガのテキストリンク1個で40万円も売れている!」とかがわかって、楽しくなって研究と実験をしたくなっちゃったんですよ(笑)

それでどんどんデータを取り、メルマガ・ECサイト・ブログなどどこに情報を載せ、どんな内容だと売り上げが伸びるか結果を蓄積していくうちにわかるようになったんです。なので、施策に対しても、事前に「売上を上げるためにここを改良できないか?」と打診もできるようになり……限られた範囲ですが新しいツール入れて、また試す。その繰り返しで、さまざまなことを学んでいった気がします。ちなみに、この時の広告代理店はソウルドアウト社で、当時の担当者も含めて、今でも別の会社でお取引しております。

──クレッジ時代の楽しくなる感じというか、ある種の「成功体験」というのは大きかったですね。

川添運用代行の人も社内の人も含めて、人が動かないとECというデジタル上の店舗って動かないだっていうのは、その時にわかったことですね。あとは、単に指示をしてもなかなか伝わらないというのも感じました。たとえば、クリエイティブの指示は文面だけでは齟齬が生まれるので、設置場所や模範にするデザインを指定するような指示書が必要だとか、代理店や運用代行の方々と打ち合わせする際も「こうしましょう」とフワッと決めずに、誰がいつまでにどの作業を担当するかを明確にするとか、そういった業務の基本はクレッジ時代に学んだことですね。

ただ、その頃はひたすら改善ポイントをつぶしたり、Webで新たにチャレンジできる範囲をちょっとずつ広げていっていましたが、ブランドを巻き込んだデジタル上の企画等はことごとく却下されました(笑)。当時は、今自分の中で持っている「チームづくり×販売手法(売り方)×在庫・MD×集客の掛け算だ」みたいなメソッドは、その時にはまだなかったですね。

──クレッジの後にメガネスーパーに転職しますね。

川添:クレッジがイグジットのタイミングでいろいろとあったのですが、「事業成長のためにあらゆる手を打てる環境」を志向して、星﨑社長が移られたメガネスーパーにいきました。極論すると、w私のECの事業の組み立て・仕事に対する考え方・やり方は、クレッジ時代にほぼ構築されているんですよ。メガネスーパーに行った後は、そのノウハウを体系化したり、より応用したというか。なので、失敗をしまくったのはクレッジ時代です。

【後編】では、EC部門の責任者に就任し、川添氏はさらにギアを上げてEC業務に邁進していくクレッジ時代、そしてビジョナリーホールディングス(当時はメガネスーパー)への転職などの経験をお伝えします。

キヨハラサトル
キヨハラサトル

「共感」から購買意欲を喚起しよう!歴史や人物が付加価値になるストーリー消費とは | 店舗ビジネスに役立つ『口コミラボ』特選コラム

4 years 8ヶ月 ago
ストーリー消費は、商品に付随する歴史やエピソードがモノの価値を高め、それに対する対価を払うようになる消費行動を意味します
"ストーリー"が消費行動を引き起こす ブランドよりも「共感」に価値が生まれる理由 商品やサービスそのものの品質や機能よりも、企業の商品開発までのプロセスや、商品の歴史などを消費者に伝えることに重点を置くことで購買意欲を喚起します。

ストーリー消費とは、商品が生み出された歴史やかかわった人物が付加価値となり、購入意欲が高まった結果起こる消費行動です。

商品に関連する情報を消費者に伝え購買意欲を高める手法は、マーケティングの現場でも取り入れられています。

この記事では、ストーリー消費について紹介します。

なぜいま、ストーリー消費が存在感を高めているか

ストーリー消費は2010年代前半からマーケティングの現場で指摘されてきた現象ですが、コロナ禍において注目を集めています。

コト消費の隆盛といった消費者の意識の変化や、SNS利用の日常化といった生活の変化も関係しています。

まずはストーリー消費の存在感が増している理由を説明します。

モノがあふれ、市場がコモディティ化

現代の日本では、一定水準の生活環境を整えることは難しくありません。日用品や生活家電、電子機器、消耗品にいたるまで、消費者のこだわりを満たす商品が購入可能な価格で販売されています。

このような社会のなかで、消費者にとって物理的に満たされたいという欲求はあまり生まれません。たとえば100円均一のマグカップであっても、容易に壊れてしまったり取っ手のない不良品であったりということはほとんどありません。生活用品以外の分野でも、安価で高性能な商品があふれています。

こうした中で消費者には「今しかできない体験をしたい」「他人とのつながりを感じたい」という欲求が高まっていきます。

コロナ禍により、コト消費に制限

「今しかできない体験」を求める消費者の行動は「コト消費」と関係しています。

コト消費は商品を入手するまでの過程や、体験、あるいは特定の空間での滞在そのものに価値を見出し、対価を支払う消費行動です。

商品の機能に意味を見出したり、所有することに意味を見出す消費とは異なる消費として定義されています。

2020年からの感染症の流行拡大により、旅行といった非日常から、買い物といった日常まで、多くの活動が制限されています。

こうした中、外出や店頭での体験を経てモノを購入するといったコト消費を行うことが難しくなりました。オンラインショッピングでは、多くの場合商品をスペックから判断し購入するしかありません。

モノ消費「付加価値」に意味を見出す消費者

こうした中、消費者はモノを差別化できる「個性」を求めています。商品に付帯する「ストーリー」は、まさに消費者の求める個性となります。

歴史や作り手の思いは、同類の製品との差別化ポイントであり、商品に付加価値を与えます。また、消費者自身が製品に手を加えることもストーリーの一つとなります。

たとえば「数年の試行錯誤を経て商品化された缶コーヒー」「母親が付けていたアクセサリーをリメイクした指輪」「自分でアレンジした衣服」はストーリー消費の一つの形態といえるでしょう。

ストーリー消費を成立させる2つのトレンド

続いて、このようなストーリー消費を成立させる2つのトレンドについて解説します

SNSの普及:ユーザーの発信が「共感」の波を拡大

SNSの普及は、商品にまつわる「ストーリー」を拡散しやすくしました。SNSでの発信には複雑な手続きは必要なく、一般消費者は自分の言葉で自分の感想を発信します。

情報を発信する側のユーザーはなぜ発信するのでしょうか。自分の体験を誰かに共有して役に立ちたかったり、感動を誰かに伝えたかったり、あるいは自慢をして心理的に満たされたかったりということが考えられます。こうした心の動きを生むのが、商品を他と差別化する「ストーリー」です。

SNSのコンテンツや情報は、似た価値観をもった消費者に届きやすく、情報を受け取ったユーザーには共感が生まれます。ユーザーは共感を元に購買を検討し行動します。商品にまつわるストーリーが、消費を引き起こす可能性を持っているといえるでしょう。

また忘れてはいけないのが、消費者はSNSに限らず、メディアを通じて常に膨大な量の情報に触れているという点です。こうした中で、ある情報を強く印象づけることはどんどん難しくなっています。ストーリーは、情報の波の中で消費者に情報を印象づける有効なファクターとなります。

みさまる@着物さんのTwitter投稿
▲みさまる@着物さんの投稿:Twitter

「世間が支持するか」ではなく「自分にとって魅力的か」が重要

ストーリー消費を支える消費者の価値観には、「自分にとって魅力があるかどうか」があります。世間の多数が良いと思うかどうかではなく、自分がかっこいいと思えるかどうかを大切にする考え方です。

株式会社テスティーの2019年の調査では、20代男性60.7%、20代女性78.6%が「ブランド価値より、自分に合ったものが欲しい」と回答しました。

モノに対する価値観、株式会社テスティーの2019年3月調査結果
▲モノに対する価値観調査結果円グラフ:株式会社テスティー(2019年3月調査)

 

高級ブランドという社会的な価値よりも、「パーソナリティ」を大切にしていることがわかります。

商品にまつわるストーリーがこうしたパーソナリティと合致しているものであったり、肯定するものであったりする場合には、ストーリー消費を引き起こすと考えられるでしょう。

ストーリーマーケティングのポイント

ストーリー消費は、商品に付随する歴史やエピソードがモノの価値を高め、それに対する対価を払うようになる消費行動です。

商品やサービスそのものの品質や機能よりも、企業の商品開発までのプロセスや、商品の歴史などを消費者に伝えることに重点を置くことで購買意欲を喚起します。

こうした消費行動を喚起させることを目的としたマーケティング手法は、ストーリーマーケティングと呼ばれます。

続いて、ストーリーマーケティングの3つのポイントを整理します。商品にまつわるストーリーを展開する場合には、これら3つのポイントを意識するべきでしょう。

1. 「真実」を伝える

ストーリーマーケティングを実施する上で重要なのは背景やストーリーですが、これらは事実であることが大切です。

感動を呼ぶ話や、消費者に共感されるような理念であっても、作り話では意味がありません。虚偽の話を宣伝に活用した場合、消費者からの信用を失ってしまう可能性があります。

事実を伝え、本当に共感してくれる消費者に購入してもらうからこそ、ストーリーマーケティングは成功します。

2. 「共感」を得る

2つ目のポイントは共感を得ることです。共感は、消費者の行動を呼び起こすもっとも重要な要素です。

たとえば、企業や従業員が目標達成に向けて困難を乗り越える姿を伝えることは、消費者の共感を得ることができます。

商品の性能について伝えるだけでなく、どんな経緯でその商品の開発に至ったのか、販売開始までのどのような歴史があったのかに焦点をあわせます。

成功した部分だけでなく、過去の失敗や、試行錯誤のプロセスなどを盛り込むことで、より大きな共感につながります。消費者が自分自身を投影できるような身近な話を用いて伝えることで、より記憶に残り、共感のポイントが多いストーリーとなります。

3. 「繋がり」から広がる

ストーリーが消費者に与えた共感は、その消費者がつながる人物に共有され、そこでも共感を生み出す可能性があります。

共感はこのように消費者による宣伝行動につながり、またSNSを通じて拡散していきます。

ストーリーマーケティングと類似した概念

最後に、ストーリーマーケティングに類似した概念を紹介します。

類似1. コミュニティマーケティング

コミュニティマーケティングとは、ある特定のコミュニティに対して商品の宣伝を行うアプローチです。人間の帰属意識を大切にする価値観をベースに、購買行動につなげます。

たとえばSNSを活用したオンライン上のコミュニティや、イベントなどを通じたオフラインのコミュニティに対する情報発信や、限定ノベルティの配布などはコミュニティマーケティングの一手法といえるでしょう。

ブランドの商品所有者だけが参加できるクローズドなイベントは、コミュニティへの帰属意識を高めます。こうしたつながりのなかで、商品やブランドへの愛着が増強されます。

コミュニティマーケティングは宣伝の主体である企業や組織と、消費者との間に双方向のやりとりが可能な点にあります。消費者の反応を引き出すような施策により、消費者からの商品やブランドに対する評価を引き出し、改善に活かすということもできます。

個人のライフスタイルが多様化し、以前のようなマスマーケティングよりも、ターゲットを絞った広告宣伝の重要性が高まっています。このような市場の変化に合致した施策といえるでしょう。

類似2. 共感マーケティング

共感マーケティングは、消費者の共感を呼ぶ仕組みをつくることに焦点を当てるマーケティング手法です。

インフルエンサーによる発信や口コミの集積により、消費者の共感を呼び起こし、それを消費者行動に結びつけます。インフルエンサーや口コミの内容は、必ずしも商品にまつわるストーリーとは限りません。

共感マーケティングでは、共感を広めることに専心してしまい、肝心の商品や情報に魅力がなければ拡散されない点に注意が必要です。

消費者がストーリーに付加価値を見出すことで起こる購買行動

SNSなどを通じた情報発信が日常化していることや、消費機会の変化、消費意識の変化にともないストーリー消費やストーリーマーケティングの存在感が強まっています。

商品のスペックや価格が市場における差別化につながらない現代で、商品の持つストーリーは消費者にとって大きな付加価値となります。今後も消費者に選んでもらうための重要なファクターであり続けるでしょう。

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