「最も嫌いな広告」の種類は? しつこいと感じる回数は? 1日2〜3回が不快感の境界線【アト調べ】

街頭ビジョンや雑誌・新聞広告は不快感が少ない? オンライン・オフラインの使い分けも調査。

今井扶美(Web担編集部)

6:00

アトは、「広告への印象や行動変容」に関する調査を実施した。20〜60代の男女1,019人が回答している。

広告を“不快”と感じやすい媒体、1位は「YouTube」


同じブランドやサービスの広告に対し、どのくらいの頻度で目にすると、不快(しつこい、嫌悪感がある)と感じ始めるか

まず、同じブランドやサービスの広告について、どのくらいの頻度で目にすると不快に感じるかを聞くと、「1日に2〜3回」が34.7%で最も多く、「1日に4回以上」が21.3%、「1日に1回」が10.6%となった。合計すると、「1日に複数回」見た時点で不快感を抱くという人が半数を超えた。


それぞれの広告・PRについて、「不快・しつこい・邪魔だ」と感じる程度

また、媒体ごとの広告・PRについて、どの程度不快だと感じているかを聞くと、YouTube動画広告では81.4%、SNSタイムライン広告では80.9%、バナー広告では77.0%、ダイレクトメール(DM)では75.5%が「非常に不快」または「やや不快」と回答した。一方で、街頭ビジョンや雑誌・新聞の記事広告では不快感が比較的低く、オフライン広告の中でも差があることがわかった。

オンラインでは「閲覧の中断」、オフラインは「無関係な情報」が不快要因


オンライン広告(SNSやサイトバナー広告)を「不快」と感じる、または「読み飛ばしたい」と思う理由/オンライン広告(SNSやサイトバナー広告)に対して、「不快に感じない」または「役に立つ」と感じる理由

オンライン広告を不快に感じる理由を聞くと、「コンテンツの閲覧を中断される」が70.3%で最も多く、「同じ広告が何度も繰り返し表示される」が54.2%、「画面を占有して操作しづらい」が53.2%と続いた。

一方で、オンライン広告を不快に感じない・役に立つと感じる理由では、「無料コンテンツを楽しむための『対価』として納得している」が40.8%で最多となった。次いで、「期間限定の割引クーポンやキャンペーン情報が得られる」が24.3%、「興味が高い商品やサービスの広告が表示されやすい」が24.2%と続いた。


オフライン広告(チラシやサイネージ)を「不快」と感じる、または「すぐに捨てたい」と思う理由/オフライン広告(チラシやサイネージ)を「不快に感じない」または「役に立つ」と感じる理由

オフライン広告を不快に感じる理由では、「自分に全く関係のない情報が入っている」が63.8%で最多に。次いで、「ポストがいっぱいになって片付けるのが手間」が45.7%、「紙の廃棄が環境に悪いと感じる」が45.0%の順となった。

一方で、オフライン広告を不快に感じない・役に立つと感じる理由では、「興味があるものを好きなタイミングで見ることができる」が33.2%で最も多かった。次いで、「クーポンや割引券、サンプルがついている」が31.6%、「自分の居住エリアの役立つ情報が載っている」が30.2%となった。

広告の記憶に残りやすさは「オン・オフ併用」が最多


サービス名や内容に関して、どんな広告が記憶や印象に残りやすいか

続いて、サービス名や内容について、どのような広告が記憶に残りやすいかを聞くと、「オンライン広告とオフライン広告のどちらでも見かける」が27.9%で最も多く、「オフライン広告で見かける」が18.4%、「オンライン広告で見かける」が15.4%となった。


オフライン(チラシや看板)とオンライン(SNSやサイト)、それぞれどちらがきっかけで検討・購入・来店がしやすいですか

また、検討・購入・来店のきっかけについて、オフラインとオンラインのどちらの広告が影響しやすいかを聞くと、「スーパー・ドラッグストア・ホームセンター」や「暮らしのサービス」では、オフライン広告の方が高い傾向だった。一方、「ECショップ」や「金融・保険」では、オンライン広告の方がきっかけになりやすい傾向が見られた。


広告における「情報の性質」について、デジタルと紙でどのようなイメージを持っていますか

さらに、広告における情報の性質について、デジタル・紙でそれぞれどんなイメージを持っているかを聞くと、「信頼度」「正確さ」では紙媒体が優位となった。「保存・保管のしやすさ」でも紙媒体が半数を超えている。一方で、「情報の最新性」「パーソナライズ化された情報」ではデジタル媒体のほうが優勢となり、媒体ごとの役割の違いが表れた。

調査概要

  • 【調査期間】2026年3月30日〜31日
  • 【調査対象】調査回答時に20〜60代の男女と回答したモニター
  • 【有効回答数】1,019人
  • 【調査方法】PRIZMAによるインターネット調査
  • 【調査元】アト
  • 【モニター提供元】サクリサ
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