デジタルマーケティング事業のデジタルホールディングス傘下でLTV(顧客生涯価値)マーケティングを手掛けるオプトは、AIエージェントを基盤にした広告運用の構造変革を本格的に始めた、と5月18日発表した。AI開発の米国Anthropic(アンソロピック)の大規模言語モデル(LLM)「Claude(クロード)」の法人向け最上位プラン「Claude Enterprise Plan」を全社に導入した。
Claudeは高い知能と安全性を備えたAIモデルで、複雑な文脈の理解、高度な推論、クリエイティブな文章生成に優れる。オプトはClaudeの導入でAIエージェントによるオペレーションの自律化を中心に、これまで人手を前提にしていた運用構造を見直した。広告運用は従来、企画・制作・分析といった顧客の成果に直接結び付く実務に十分な時間を確保することが難しかった。
構造変革では、広告運用のオペレーションの主役をAIに移し、人はより高度な戦略支援に専念。AIとの役割分担でコンサルタントの専門性を顧客の事業成長に直結する領域に集中させる。オプトはClaudeシリーズを中核にした広告運用プラットフォーム「OPT Ad Agent(オプトアドエージェント)」を構築した。高度なセキュリティと拡張性を備えた独自プラットフォームという。
OPT Ad Agentの活用で①戦略対話の時間最大化とパートナーシップの強化②分析・改善サイクルの飛躍的な高速化③高水準な運用品質の全社共有④顧客の事業成長に深く関わる支援体制の追求--の提供価値を実現。①はデータ取得、集計、レポート作成、異常値検知などのオペレーション業務を24時間体制でAIエージェントが自動実行。②は並列処理で時間を大幅に短縮する。
