スマートニュース、セルフサーブ型広告を提供へ
スマートニュースは、広告主が自らアカウント開設や配信設定を行える「セルフサーブ型広告」を7月から提供する。
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レビューマーケティングプラットフォーム「ReviCo」のReviCoは6月5日、ジーニーが提供・開発するサイト内検索ツール「GENIEE SEARCH」とシステム連携したと発表した。
自動連携により、「ReviCo」が保有するレビューデータを「GENIEE SEARCH」の検索結果のソート(表示順)やファセット(絞り込み)に活用できるようになった。検索結果画面でレビュー評価順やレビュー件数を表示できるようになる。ユーザーはサイト内で自分に合った情報を絞り込みながら、他のユーザーのレビューを参考にして効率的に商品の購入を検討できる。

また、「ReviCo」が保有するレビューデータ、「GENIEE SEARCH」が提供する商品データとユーザーのサイト内行動データを基に、商品の関連性と検索頻度の高いキーワードのハッシュタグを自動生成する「AIハッシュタグ」を活用できるようになった。レビューデータを活用することで、実際に商品を購入したユーザーによる信頼性の高いリアルな情報から、購買意欲向上につながる訴求効果の高いハッシュタグを生成できる。

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オリジナル記事:レビュープラットフォーム「ReviCo」とサイト内検索「GENIEE SEARCH」が連携、ハッシュタグ生成やレビューデータの検索活用など実現
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大丸松坂屋百貨店は、「大丸東京店」内にある複合型体験ストア「明日見世」に、コーヒー専門通販・サブスクリプション「PostCoffee」が手がけるコーヒースタンド「PostCoffee KIOSK(ポストコーヒーキオスク)」をオープンした。また、「MY OASIS」をテーマにした「明日見世Vol.4」の展開も開始している。
「PostCoffee KIOSK」では、世界各地の銘店ロースターのスペシャルティコーヒーを日替わりで提供する。ハンドドリップコーヒー、エスプレッソドリンクのイートイン、テイクアウトが可能。ドリンク以外にも、世界のロースタリーのなかから厳選した著名ロースタリーのコーヒー豆などを販売する。

「明日見世」に出店した理由をPOST COFFEEの下村領氏(CEO/代表取締役)は次のように話す。
2020年からサブスクサービスを開始し、2023年10月に下北沢に実店舗をオープンした。店舗オープンから1年半くらい経つが、オンラインではアプローチできなかったお客さまにアクセスできている感覚があり、すごく手応えを感じている。
「PostCoffee」を立ち上げる前、渋谷で3年ほどコーヒー店を経営しており、そのときに小さなスタンド型のコーヒー店を運営したいと思っていた。当時は実現する術がなかったが、今回大丸松坂屋百貨店さんからお話をいただき、このタイミングでチャレンジしようと思ったことがきっかけだ。(下村氏)
POST COFFEE CEO/代表取締役の下村 領氏
また、東京駅から近く、性別や年齢を問わずさまざまな人が訪れる「大丸東京店」の立地を生かし、「オンラインでは、顕在的なニーズを持っている人や、Instagramを利用している人などアプローチできる人が限られてしまう。オフラインでは、接点が持ちにくかった人との接点作りに期待している」(下村氏)と言う。
「明日見世」では3か月ごとにテーマを設定し、それに沿ったブランド・商品を展開している。「明日見世Vol.4」は、「MY OASIS」をテーマに5月28日~8月19日まで実施。寝具やスキンケアアイテムなど、国内のリアル店舗初出店1ブランドを含む全20ブランドを展開している。




また、大丸松坂屋百貨店は「明日見世」出店者向けの新プランを開始した。出店者は課題や目的に応じて全5つのプランから選べるという。新プランは次の通り。

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オリジナル記事:大丸松坂屋百貨店の複合体験ストア「明日見世」にコーヒースタンド「PostCoffee KIOSK」がオープン
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※期間内のPV数によるランキングです。一部のまとめ記事や殿堂入り記事はランキング集計から除外されています。
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ケイシイシイは、「小樽洋菓子舗ルタオ」のポイント制度を刷新した。紙のカードからスマホ対応のデジタルへシフトし、実店舗と自社ECサイトのポイント連携も始めた。
「小樽洋菓子舗ルタオ」ではこれまで、実店舗では紙タイプのスタンプカード、自社ECサイトではデジタルのポイントカードを採用、そのため相互に連携していなかった。ポイント制度の刷新で、消費者は店舗とECの双方で共通のポイントを利用できるようになった。

ポイントのリニューアルに関する主な変更点と特長は次の通り。
最終購入日から25か月後の月末まで有効。※有効期限を過ぎたポイントは自動的に失効となる
ルタオ直営店舗、グラッシェル札幌ステラプレイス店、自社ECサイト「ルタオ公式オンラインショップ」でポイントを共通化した。催事などの期間限定店舗や、ECモールへの出店店舗は対象外となる。

現在の紙のスタンプカードは顧客の継続利用を可能としているが、デジタルと紙のスタンプカードのポイント併用は不可。利用者にはデジタルポイントへの移行手続きを勧めている。
スマートフォンからの会員証の登録方法は次の通り。

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オリジナル記事:ルタオ、ECと店舗のポイント連携を開始。紙のカードからスマホ対応のデジタルへ
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KDDIグループのECモール「au PAY マーケット」を運営するau コマース&ライフは5月29日、ヘルプページで提供しているチャットボットに生成AIを組み込んだ「カスタマーサポートチャットボット」を導入したと発表した。

今回の生成AI搭載により、問い合わせ内容の文脈、背景にある要望を的確に把握し、顧客が言語化できない意図を汲み取り、最適な回答にスムーズにたどり着けるようにサポートするという。
「カスタマーサポートチャットボット」の利用者数は1.7倍以上に増加し、予測提案機能による起動メッセージやシナリオ提示で解決率も1.2倍に向上したという。
顧客の質問の内容に適切な回答にたどり着けないケースの解決に向け、2025年5月から生成AIチャットボットのトライアルを実施。その結果、生成AIを組み込む以前と比較して、顧客の未解決率が約10%低減。生成AIチャットボットの正式導入を開始した。
従来のFAQベースのチャットボット検索は、キーワード単位で情報が集約されるため、顧客の本質的な疑問や問い合わせに至った背景までの情報を取得することができなかったという。生成AIチャットボットにより対話を繰り返すことで、目的や背景まで深く理解できるようになり、さらなるサービス改善のための情報収集につなげる。
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オリジナル記事:KDDIのECモール「au PAY マーケット」、生成AIをカスタマーサポートチャットボットに搭載
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旅行比較サイト「トラベルコ」を運営するオープンドアは6月4日、「トラベルコ」の新機能としてAI技術を活用したQ&A機能の提供を開始したと発表した。
これまでのQ&A機能は、入力キーワードがQ&Aの内容文やそれに付随する辞書ワードに登録されていない場合、ユーザーの目的とするQ&Aを表示できないという課題があった。
新たにAIを活用した機能では、ユーザーが入力したキーワードや文章をAIが解析し、関連性の高いQ&Aを表示する。同機能はトラベルコのWebサイト(パソコン版/スマートフォン版)、アプリ(iOS版/Android版)で利用できる。オープンドアは今後も、商品検索などの機能にもAIの導入を順次進めていくとしている。
「トラベルコ」は国内・海外1500以上の旅行サイトをまとめて比較できる旅行比較サイト。国内・海外のホテル、航空券、パッケージツアー、新幹線・飛行機パック、オプショナルツアー、国内レンタカー、高速バス、海外Wi-Fi、海外旅行保険など、多くの旅行商材をカバーしている。オリコン顧客満足度ランキングの「航空券比較サイト」「ホテル比較サイト」において2年連続で1位を獲得。「サイト・アプリの使いやすさ」「検索のしやすさ」「検索結果の充実さ」「比較のしやすさ」を評価した項目別ランキングでは、ホテルが2年連続で全項目で1位を獲得した。また、「国内」「海外」「アプリ」の全部門においても、航空券・ホテルともに2年連続で第1位の評価を受けている。
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オリジナル記事:AIが入力されたキーワード・文章と関連性の高いQ&Aを提案。オリコン顧客満足度2年連続1位「トラベルコ」のAI活用例
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アイリスオーヤマの公式通販サイト「アイリスプラザ」を運営するアイリスプラザは6月1日から、新会員サービスを開始した。従来の会員ランク「レギュラー」「シルバー」「ゴールド」に加え「VIP」を設立。会員ランクごとの特典内容を変更した。
新会員サービス「VIP会員」はアイリスプラザで頻繁に商品を購入する顧客向けに新設した最上位ランク。「VIP会員」のランク条件は、「年間税込1万円以上の買い物と対象カテゴリ合計3つ以上の買い回り」としている。
会員ランクは過去1年間の買い物回数の累計によって毎月1日に更新。「VIP会員」の特典はお買い物ポイント6倍、レビューポイント付与、「VIP専用シークレットSALE」への特別優待などを提供する。

なお、これまで「レギュラー」「シルバー」「ゴールド」にも付与していたレビューポイントは6月1日から対象外。「VIP会員」のみの特典に変更した。
また、これまでゴールド会員の優待制度だった月に1度の限定キャンペーンへの特別優待は5月で終了。「VIP会員」のみに「VIP専用シークレット SALE」への特別優待を用意している。
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オリジナル記事:アイリスプラザが会員特典を刷新、“超優良客”を優遇する新会員サービス「VIP会員」とは
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マツキヨココカラ&カンパニー傘下のAppBrewが運営する美容プラットフォーム「LIPS(リップス)」が発表した「LIPSベストコスメ2025 上半期」によると、2025年に上半期は高級ラインの化粧品「デパコス」に消費者からの注目が集まった。
また、「LIPS」など美容プラットフォームや各種SNSでは、安価に手に入れられる「プチプラ」化粧品とデパコスをバランスよく組み合わせた投稿が多く見受けられたことも特長となっている。
「LIPSベストコスメ」は、「LIPS」ユーザーのクチコミに基づいたランキングおよび投票企画をもとにアイテムを選出し、表彰する企画。
2025年上半期の受賞部門は、人気を集めた商品を表彰する「新作賞」、各カテゴリーの化粧品の商品特長から選出し表彰する「こだわりアワード」の2部門を設定(編注:本記事では「新作賞」の大賞受賞商品を紹介)。クチコミの集計期間は両部門ともに2024年10月21日〜2025年4月14日。
「新作賞」の対象クチコミ数は7万5193件、対象アイテム数は5473点となっている。「こだわりアワード」の対象クチコミ数は13万7610件、対象アイテム数は1万3417点。
資生堂のブランド「SHISEIDO」の人気商品が1位を受賞。「発酵カメリアエキス+」をはじめとしたブランド独自の処方技術に、絶大な信頼を寄せる声が多く寄せられているという。AppBrewは「エイジングケアが気になる世代や、ハリのある若々しい印象の肌であり続けたいプレエイジングケアを意識する層から大きな支持を集めている」と考察している。

2位はコーセーの「DECORTÉ」ブランドが受賞。発売直後から大きな話題となり、発売初日にECサイトでは全色が完売し、しばらく品薄状態が続いたという。「LIPS」では、「衝撃の美唇」「衝撃の美唇」といったユーザー発信のキャッチをもとに、複数色をレビューするクチコミが多く見受けられたという。

2025年元日の発売後、SNSでの注目度が高まり、話題となった。「YVES SAINT LAURENT BEAUTE」は、ロレアル傘下の子会社が運営する、イヴ・サンローランのメイクアップライン。「YSL メイクミーブラッシュ パウダー」は、じんわり色づくパウダーチークの人気のトレンドをけん引する存在となっているという。

新作大賞4位~10位の商品・ブランドは次の通り。

新作大賞から見る2025年上半期のトレンドとして、AppBrewは「値上げラッシュが続くなかで、高価ながらも効果(リターン)を期待し、選択している人が増えているのではないか」と見解を示している。
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オリジナル記事:【2025年上半期の化粧品トレンド】デパコス商品に注目が集まる傾向。大賞はSHISEIDOのセラム
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アダストリアとサザビーリーグは、EC配送用梱包材「シェアバック」のクリーニングや入出荷検品などのオペレーション業務の受託をスタートすると6月4日に発表した。
今回の取り組みは、「シェアバッグ」を提供するcomveyが開始した多様な人材が活躍できる場を創出する新プロジェクト「おもいをとどける。みんながよろこぶ。」への参画を通じて実現した。
プロジェクトは「シェアバッグの普及によるEC利用者のストレス軽減や梱包ゴミ・環境負荷削減に加えて、障がいの有無に関わらず多様な人材が活躍し、ユニバーサルなコミュニケーションが行われる社会を実現する」という目的を掲げている。アダストリアとサザビーリーグは目的に賛同、プロジェクトに参画する。

アダストリアでは特例子会社WeOurのスタッフがメンテナンス事業に従事する。We Ourは多様性と働きがいのある環境作りを進めており、約240人の障がいのあるスタッフが活躍。2021年には、厚生労働大臣が認定する「障害者雇用優良中小事業主認定(もにす認定)」を取得している。
We Ourでは廃棄在庫・サンプル商材などの再販事業、リペア・リユース・リサイクルを主とするサーキュラー事業を展開しており、グループ全体の事業活動における環境負荷の低減と営業活動の両立に向けた取り組みを手がける。プロジェクト参画で、環境にやさしい配送方法を消費者に提供すると同時に、障がいのあるスタッフの雇用機会や業務を創出。ファッションに関わるさまざまなシーンを通じてノーマライゼーションの実現をめざすとしている。
サザビーリーグは特例子会社サザビーリーグHRがメンテナンス事業を担う。サザビーリーグHRは、障がいのある人の仕事の機会を創出するため、2009年にサザビーリーグの特例子会社として設立。ソフトウェア開発、SNS調査分析、DTP業務、グラフィックデザイン、物流システム関連業務、オフィスコーヒーサービスなどを手がける。
サザビーリーグは2024年12月、CVC事業としてcomveyへ出資。グループで展開するブランド「agete」「Madhappy」でcomveyのシェアバッグのサービスを利用している。
今回のプロジェクト参画で、環境にやさしい配送方法を提供すると同時に、障がいのあるスタッフの新たな職域として、サザビーリーグHRの業務活動の幅を拡大。多様性を認め合える社会作りををめざすとしている。
※このコンテンツはWebサイト「ネットショップ担当者フォーラム - 通販・ECの業界最新ニュースと実務に役立つ実践的な解説」で公開されている記事のフィードに含まれているものです。
オリジナル記事:アダストリアとサザビーリーグ、繰り返し使うエコな梱包材「シェアバッグ」のメンテナンス業務を受託。なぜ?
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ガルエージェンシーが、コミカルなRPGゲーム風フィクション動画「ガルゴンクエスト」を配信。工夫があり面白い。文字を読むのは面倒。
ガルゴンクエスト
https://www.galu.co.jp/archives/2025/05/12759
https://www.tiktok.com/@galu_quest

STORESは6月4日、BtoB取引向けあと払い決済サービス「STORES ビジネスあと払い by Digital Garage」の提供を開始した。デジタルガレージが展開する請求書カード払いのサービス基盤を活用している。
「STORES ビジネスあと払い by Digital Garage」は、取引先から受け取った請求書の支払いをクレジットカード払いできるサービス。登録・申請後、最短3営業日後に「STORES ビジネスあと払い」が請求書発行元へ立替払いする。

最大60日後に立替払い金額とサービス手数料がカード会社から引き落とされる。支払期日を延長でき、事業の資金繰りの改善や急な支払いにも対応できるという。銀行振り込みの手間を省き、業務の効率化にもつながるとしている。

サービス手数料(税別)は立替払い金額の通常2.7%〜3.0%。サービス開始キャンペーンとして、サービス手数料を1.98%に割引するキャンペーンを2025年8月31日まで実施する。
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オリジナル記事:STORES、BtoB取引向けのあと払い決済サービス「STORES ビジネスあと払い」を提供開始
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PC・周辺機器・サービスの販売やサポートを手がけるレノボ・ジャパンは、決済面の改善というアプローチで、自社ECサイトの利便性を高めることに成功した。当初は購入ステップの煩雑さの解消が第一目的だったが、カートからの離脱防止、購入者数の増加、顧客体験の向上実現といった成果をあげている。購入頻度が少なく価格も高額な「PC」という商材だったからこその相乗効果もあったと評価するその改善アプローチとは。Japan eCommerce Online Business Managerの暮石龍生氏に話を聞いた。

レノボ・ジャパンは実店舗など流通先の小売店のほか、自社ECでも製品を販売している。PCという製品の特性上、実店舗と自社ECのそれぞれで販売展開する意義は大きいという。
レノボ・ジャパンのECの強みは、豊富な製品展開やカスタマイズなどのサービスにある。
ECでも即日出荷に対応する製品を数多く取りそろえているほか、学生や教員、学生の子どもを持つ保護者などが学割価格で購入できる「学生ストア」や、60歳以上の顧客がお得に購入できる「シニア割り」を用意するなど、幅広い顧客ニーズに応えられる体制を整えている。
販売場所として、オンラインでどこからでも買えるようにしておくことは重要だ。加えて、PCはカスタマイズのニーズが高い。お客さまの用途に合わせて中の部品をハイスペックにしたり、グラフィックカードを取り付けたり……といった選択肢を多数用意して提供する必要がある。
実店舗では置ける製品の数に限りがあるため、幅広いラインアップを見せる役目はオンラインが担うようにしている。そのため、結果的にEC限定になる製品もいくつかある。一方で、特長のある製品は店頭で現物を見たいというお客さまも多いので、オフラインとオンラインで双方の良さを生かした販売手法を採用している。(暮石氏)
レノボ・ジャパン Japan eCommerce Online Business Manager 暮石龍生氏
PCは安くても10万円弱で、高額なものだと30万~40万円台になる高価格帯製品のため、「顧客がどう買いたいか」に寄り添うことが重要になる。

レノボ・ジャパンによると、PCの平均購入頻度はおよそ4年に1度のペース。そのため、消耗品など日常的に買い物をするECサイトとは異なり、PCの販売サイトは会員登録する割合が低い。仮に登録した場合も、次回購入時にはクレジットカード情報が古くなっているケースが多いため、購入実績があってもカード情報の入力が再度必要になってしまうという。
また、外出先でスマホやPCの画面にクレジットカード情報を入力する行為は、少なからず顧客の買いにくさにつながってしまう。レノボ・ジャパンはECサイトを運営する上で感じていた顧客体験、特に決済周りの課題を解決したいと考え、2024年10月中旬にAmazonのID決済サービス「Amazon Pay」を導入した。
「Amazon Pay」を導入すれば、お客さまはAmazonアカウントに登録している住所やクレジットカード情報などを用いて、レノボ・ジャパンのECサイトでも最短3ステップで購入できるようになる。私自身も「Amazon Pay」が使えるECサイトで買い物をする際に、その利便性に魅力に感じていた。間違いなくお客さまのニーズもあるだろうと思い、導入を決めた。(暮石氏)

「『Amazon Pay』自体が社会のインフラになりつつある」と語る暮石氏。その通り、「Amazon Pay」はすでに決済時の選択肢の1つにラインアップされていると言える。レノボ・ジャパンのECサイトでも、特に詳細な説明を必要とせず、「Amazon Pay」ボタンをショッピングカート内に置くだけで、すぐに決済手段として利用され始めたという。「Amazon Pay」を導入した初週から、全決済手段のうち10%を超えるシェアを占めたのだ。
「Amazon Pay」の導入当初は、少なくとも2%程度、多く見積もって5%程度の決済シェアを想定していた。予想を大きく上回る「Amazon Pay」の利用率に驚いたと同時に、「Amazon Pay」の導入でお客さまに対する有効な決済手段が1つ増えたことが大きな強みになったと実感した。(暮石氏)
PC業界はレノボも含め、有数の巨大なグローバルブランドが各国で販売展開しているケースが多く、各国で新たな決済手段を導入するにも、グローバルの許諾を得る手間が発生しやすい。
そんななかで、レノボ・ジャパンがいち早く日本のサイトで「Amazon Pay」を導入できたのは、システム全体の主導権を握る米国がすでに導入していたため。米国のレノボが一足先に「Amazon Pay」を導入していたことから、グローバル側もROI(投資利益率)が高いと把握していた。日本からの導入の提案もすぐに承諾が得られ、早期に導入が完了できたという。
レノボ・ジャパンは2025年3月期中のシステム拡張における1つの大きな施策として、「Amazon Pay」の導入を年度初めから計画していた。実装までのスケジュールについて暮石氏は「年度内から次年度が始まってすぐあたりに導入が完了する想定だったが、開発スタートからわずか半年後の2024年10月には実装に至ったため、とてもスムーズに進められた」と振り返る。
2024年、10月から12月頃にかけては年末商戦となるため、レノボ・ジャパンは「Amazon Pay」を導入した時期に自社独自のキャンペーンを展開していた。そのため、純粋に「Amazon Pay」だけによるコンバージョン効果は正確に計測できなかったものの、少なくとも決済シェアが10%を超えた状況からも、ポジティブな効果があったと見ている。
当初はクレジットカード決済を利用するお客さまの一部が「Amazon Pay」に移行すると想定していた。しかし、実際にはクレジットカードや銀行振込、分割払いなど、ほかの決済の割合が均等に減り、「Amazon Pay」が10%のシェアとなった。それは、クレジットカードから「Amazon Pay」に置き換わったのではなく、購入者数そのものが純増したためだと考えている。これまでならショッピングカート内で離脱してしまっていたお客さまが、「Amazon Pay」でコンバージョンにつながったのかもしれない。
ECではほかの施策も平行しているため、必ずしも「Amazon Pay」のみの効果とは言い切れないが、カートページからのコンバージョン率は導入前と比較して30%以上向上しており、「Amazon Pay」が大きく貢献していると見られる。(暮石氏)

レノボ・ジャパンでは、「Amazon Pay」と共同で実施したキャンペーンでも、大きな成果があがっている。キャンペーン内容は、「Amazon Pay」を使って製品を購入し、キャンペーンに応募した顧客から抽選でPCやAmazonギフトカードをプレゼントするというもの。

キャンペーン前の時点ですでに「Amazon Pay」の決済シェアは14%に達していたが、キャンペーン開始後は16%にまで上昇。キャンペーンの効果で購入者数が純増し、シェアは2ポイント上昇した。
お客さまにとって魅力に思われるキャンペーンをさまざま実施しているが、Amazonとの共同施策では、「Amazonギフトカード」などをキャンペーンのアイテムとして活用できることがメリットだ。「Amazon Pay」をはじめ、Amazonのサービス自体がインフラとなりつつあるので、大半のお客さまは「Amazonギフトカード」がもらえる企画を喜んでいただけているだろう。反響の大きさに、あらためてAmazonの持つ強みを感じる。(暮石氏)
なお、「Amazon Pay」の利用者には、Amazonアカウントに登録している情報で簡単に購入できることだけでなく、支払いに「Amazonギフトカード」が使えることも広く認知されている。
利用者にとっては決済が簡単かつ「Amazonギフトカード」でお得に購入でき、導入サイトにとっては「Amazon Pay」を導入していることが自社製品・サービスの購買の後押しになるため、「Amazon Pay」は“買う側”“売る側”の双方に大きなメリットをもたらしている。

レノボ・ジャパンでは年々、スマホ経由の注文が増えている。「Amazon Pay」以外の決済手段も、よりスマホファーストでコンバージョンが向上できるUI/UXをめざしていきたいという。
「Amazon Pay」では、ほかの決済手段を選んだ消費者が入力画面で一定時間作業が止まっている場合に、ポップアップウィンドウで「Amazon Pay」の利用を提案する機能「Web接客型Amazon Pay」がある。情報の入力を煩雑に感じたユーザーの離脱防止が期待できる機能で、「Web接客型Amazon Pay」などの「Amazon Pay」の機能活用も、今後の検討課題だと捉えている。

クレジットカード決済を選んだお客さまのなかには、決済が正常に終了できないケースも常に一定数発生している。現状でもそうしたお客さまの解決策の1つに、別のクレジットカードや銀行振り込みなどと並んで、「Amazon Pay」が有力な手段になっていることは間違いない。
PCは平均して4年に1度の買い物。なおかつ一般的に高額商品であることを考えると、クレジットカードの審査が落ちる可能性は当然高くなってしまうだろう。その点、Amazonユーザーは日常的にAmazonを利用しているはずなので、アカウント上には最新のクレジットカード情報が登録されていると考えられる。決済方法に「Amazon Pay」をラインアップしていることが、お客さまの手助けや買い物をする際の利便性になっていると思うので、引き続き利活用を進めていきたい。(暮石氏)
PCは高額商品かつ換金性も高いため、不正注文のリスクが高まりやすい。レノボ・ジャパンではクレジットカード注文に対して、日頃から社内外の関係部署で対策を講じ、トラブルが起きた際も徹底して対応する。ただ、不正注文の手口は年々巧妙さを増す一方で、多くのEC事業者にとって対策にかかるコストや労力は、大きな負担となっているのではないだろうか。
「Amazon Pay」はこうした不正注文によるリスク対策においても、導入企業の役に立っているという。大前提として、導入企業はAmazonの有する世界水準の堅固なセキュリティレベルが享受できることに加え、不正注文に対してもチャージバックリスクを限りなくゼロにできる。万が一「Amazon Pay」経由の決済で不正注文が発生した場合、必要な手続きをとれば支払保証ポリシーの対象※となり、導入企業にリスクが生じない仕組みとなっている。
※支払い保証ポリシーとは、Amazonマーケットプレイスの販売事業者に対する保証。不正利用やチャージバックなどのトラブルから販売事業者を保護するための仕組み。このポリシーが適用されると、販売事業者は責任を負うことなく、Amazonが代わりにリスクを負担する(ただし、一部の条件の場合は対象外となる)。
このほか、Amazonマーケットプレイスの購入者に対する保証は「マーケットプレイス保証」。Amazonにおいて顧客が販売事業者の出品商品を安心して購入してもらうために、購入商品のコンディションや配送を保証する。一定の条件を満たす場合、配送料を含めた購入総額のうち、最大30万円まで保証を受けられる制度。「Amazon Pay」を利用した購入においても、同等の保証対象となる(同)。
現時点では、レノボ・ジャパンのECで「Amazon Pay」の支払保証の対象となる事案は発生していない。ただ、前述したように「Amazon Pay」を導入したことで購入者数が純増したことを踏まえ、「『Amazon Pay』の決済シェアが10%を超えているので、その分のリスク軽減につながっている」(暮石氏)と捉えている。「Amazon Pay」は導入企業にとって、安心して販売展開するための支えにもなっているようだ。
レノボ・ジャパンは「Amazon Pay」のほか、セラーセントラルで管理できる「Amazon出品サービス」、クラウドサービス「アマゾン ウェブ サービス(AWS)」など、Amazonの提供するさまざまなサービスを利用している。今後も活用の幅を広げていきたい考えで、なかでも「Amazon Pay」の取り組みや訴求には強い関心を寄せている。
「Amazon Pay」での決済で、「Amazonギフトカード」で支払ったお客さまがベネフィットを得られるプログラムがある。こうしたプログラムはお客さまとの関係構築や体験の向上に寄与すると考えている。今後はより訴求を強化していきたい。(暮石氏)

レノボのPCは「ThinkPad」をはじめ、「ThinkBook」「Yoga」「Legion」など、多様なユーザーの用途や好みに沿ったブランドとシリーズを展開している。一般的に「PCは何でもいい」と、複数のブランドや販売店から比較検討する消費者が多いなか、圧倒的な人気と長い歴史を持つ「ThinkPad」は、指名買いするファンを多数抱えている。暮石氏は「それが『ThinkPad』の強みであり、ほかのブランドをいかにそのレベルまで押し上げていくかが課題」と話す。
「ThinkPad」を継続的に購入しているファンにも、新たにほかのブランドのファンになるユーザーにも、買いやすく利便性の高いECサイトを引き続きめざしていく。
Amazon Payは、©2025 Amazon.com, Inc. 又はその関連会社。Amazon及びこれらに関連するすべての商標は、Amazon.com, Inc. 又はその関連会社の商標です。
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オリジナル記事:レノボ・ジャパンECサイトでの購入者純増成功事例。カートページからのCVRが30%以上も向上した施策とは?
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NEXERがオーガニックファームたにぐちと共同で実施した「いつも買うお米」に関する調査によると、米の価格高騰で6割以上がいつもと同じ米を「買っていない」、51.7%が「価格」を重視して選んでいる。購入場所はスーパーが最も多く、次点でネット通販が7.8%だった。
調査対象は、事前調査で「普段からお米を買っている」と回答した全国の男女778人。調査期間は2025年5月2日~13日。
米の価格が高騰している今、米はいつも同じものを買っているか聞いたところ、「はい」は34.4%、「いいえ」は65.6%だった。
同じ米を買っている理由は、「同じところから買うと安い」「地元の米を購入している」など。同じ米を買っていない理由は「安いものを買っているから」「備蓄米を買うようになったから」などがあがった。

米を買う際に最も重視しているのは「価格」が最多で51.7%、続いて「銘柄」が19.2%、「味」が14.8%だった。
「価格」を重視する理由は「前は銘柄で選んでいたが、何でも価格高騰で少しでも出費を抑えたい」「米の価格が高いから」などがあがった。
NEXERとオーガニックファームたにぐちは、調査結果を踏まえて「価格が高騰しているのは米だけではない。出費の多さに危機を感じている人が多いのかもしれない」と考察している。

米はいつもどこで購入するかを聞いたところ、最も多かったのは「スーパー」が74.6%、続いて「ネット通販」が7.8%、「道の駅・直売所」が3.1%だった。
「スーパー」で購入する理由は、「食材と一緒に」「近くて、駐車場もあり、便利なので」「価格が安いので」「ポイントがつく」などがあがった。
「ネット通販」で購入する理由は、「安く買える」「買って帰るのは重いから」「送料を入れても店頭より安価だから」「昨今の価格高騰により割引券を併用している」など。

調査概要
※このコンテンツはWebサイト「ネットショップ担当者フォーラム - 通販・ECの業界最新ニュースと実務に役立つ実践的な解説」で公開されている記事のフィードに含まれているものです。
オリジナル記事:【コメ購入の消費者調査】選び方は「価格」が最多、購入場所は7.8%が「ネット通販」
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Amazonが新たに運用を開始した約2分間のAI(人工知能)音声による商品紹介は、会話形式でユーザーに詳細を伝えることができます。何かをしながらのオンラインショッピング、アクセシビリティ対応の観点からもユーザーの利便性アップに貢献するでしょう。Amazonによる従前のAIサービスの解説を交えながら、新サービスの特長を解説します
AmazonはAIを使って、商品の詳細や顧客レビューを短くまとめたポッドキャスト風の音声クリップの表示をモバイルアプリで試験運用しています。

Amazonによるとこの機能は現在、米国の限られたユーザーが利用できます。音声クリップにより、ユーザーは従前のように長い商品説明をスクロールして読む必要がなく、重要な情報を素早く理解できるように設計されています。
この新機能はAmazonの商品カタログ、レビュー、その他のWebソースから情報を収集します。そして、大規模言語モデル(LLM)を使ってスクリプトを生成。「AIショッピングエキスパート」と呼ばれる合成音声によって読み上げられます。この音声クリップは、実際の会話を真似るように設計されており、表示時間は通常約2分間です。
Amazonの新しい音声要約は、AIが生成したものであることを示す免責事項の表示から始まり、生成AIによって合成された「2人」の「ホスト」による気軽な会話が続きます。Amazonの検索および会話型ショッピング担当バイスプレジデントであるラジブ・メータ氏はニュースリリースで次のように説明しています。
この機能は、商品検索を楽しく便利にしてくれます。利用するユーザーは、自分の買い物についてまるで友達が話し合ってくれているように感じるでしょう。何かをしながらでも、外出先でも利用できます。(メータ氏)
対象商品の画像の下に「ハイライトを聞く」ボタンが表示され、ユーザーはそれをタップして聞くことができます。Amazonによると、このツールは現在、購入前にじっくりと検討する必要がある商品でテストしているとのことですが、具体的な例は示されていません。

注目すべきはAmazonがこの機能を、視覚、聴覚、認知機能などさまざまな制約を持つユーザーに配慮した「アクセシビリティツール」として位置付けていないことです。
しかし、この音声形式は視覚に障がいのある消費者、目で見るよりも耳から学ぶことを好む人に役立つ可能性があります。広告代理店NivoAdsの創業者であるヤシン・エルカルムディ氏はLinkedInの投稿で、このツールは「マルチタスクを行う『ながら族』の人、聴覚学習者、そして長文のテキストを読み飛ばすのにうんざりしているすべての人」にとって役立つと指摘しています。
エルカルムディ氏はまた、販売事業者に対し、大規模言語モデルが商品コンテンツをより良く解釈できるように、商品リストのバックアップとSEOを調整するよう提案しています。「アルゴリズムは進化していますから、販売事業者も同様に進化しなければいけません」(エルカルムディ氏)
Amazonは、このツールを動かすLLMを明かしていません。スクリプトが生成され、その後、合成音声によってナレーションされる短編の音声クリップに変換されます。Amazonは今後数か月以内に、より多くの米国の消費者と商品にこの機能を展開する計画だと発表しています。
この音声機能は、Amazonがユーザーの購入体験にAIを組み込む取り組みの一環です。
Amazonは2025年3月、「Amazon Interests」というAI搭載ツールを立ち上げました。これは、個々の消費者の好みに合わせて商品を表示するツールです。

この機能は、マーケットプレイスの販売者向けのAmazonの生成AIアシスタントである「Project Amelia」など、既存のAIツールに基づいて構築しています。
メータ氏が強調したその他のAmazonのAIツールには次のようなものがあります。
2025年の初めには、「Buy for Me」の試験運用も開始しました。これは、消費者がAmazonアプリを離れることなく、サードパーティブランドのECサイトから購入を完了できる、エージェントAIを活用したチェックアウトツールです。

Amazonによると、「Buy for Me」は、人間による操作を最小限に抑えて購入プロセスの一部を実行できます。これは「エージェントコマース」として知られるプロセスであり、商品発見からチェックアウトまでのショッピング体験を自動化するために、テクノロジー企業やEC小売事業者が次々と取り入れています。
Amazonは、AIへの取り組みを加速している小売事業者の一つです。2025年5月に開催されたGoogleの年次開発者会議「Google I/O 2025」で、Googleは質問に対して生成AIが文章などで回答する新サービス「AIモード」、エージェントチェックアウト向けの機能、および仮想試着室の最新状況を説明しました。
米国の大手ホームセンターHome Depotも生成AIを活用した取り組みを進めています。商品担当エグゼクティブバイスプレジデントであるビリー・バステック氏によると、同社では、生成AIアシスタント「Magic Apron」が顧客エンゲージメントとオンラインコンバージョンを向上させています。このツールは、商品レビューを要約したり、住宅改修製品に関する質問に答えたりできます。

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オリジナル記事:ECの商品説明は「見る」→「聴く」時代へ? Amazonが始めた「AI音声要約」とは | 海外のEC事情・戦略・マーケティング情報ウォッチ
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東京商工リサーチ(TSR)は5月28日、2024年度の「本社機能移転状況」調査の結果を公表した。それによると2024年度に他都道府県に本社・本社機能を移転した企業は前年度比18.7%増の1万6271社と大きく増加した。

規模別では、資本金1000万円以上が前年度比17.4%増の2809社で3年ぶりに増加。資本金1000万円未満は同19.0%増の1万3462社と3年連続で増えた。前年度は小・零細企業の本社移転が件数を押し上げたが、2024年度は中堅規模以上の本社移転も増加した。
地区別で転入超過数(転入-転出)が多かったのは九州でプラス148社だった。台湾の半導体受託製造企業・TSMC(台湾積体電路製造)の熊本進出で、製造業を中心に活況が続き、設備・IT投資も活発に。製造業と情報通信業の2産業は、九州エリアの8県すべてで転入超過だった。半導体に加え、自動車の主力工場の進出が、関連企業や取引先の吸引力を強めたと見ている。

中部がプラス147社で続いた。中部はトヨタ自動車やスズキなどの大手メーカーが本社を置き、工業が盛んな地区。関東、近畿どちらへも商圏を広げやすく、特に関東からの転入が目立った。中部5県のうち、愛知県(マイナス20社)を除く4県で転入超過となった。
転出超過だったのは、関東、近畿、四国の3地区。関東がマイナス284社と圧倒的に多かった。関東から地方への転出に歯止めが掛からず、4年連続で転出超過となった。
県別の転出入は、転入超過のトップが埼玉県。転入が1507社に対し、転出は1257社で、差し引きプラス250社の転入超過となった。主に東京都からの転入が多く、2年連続で転入超過数が大幅に増加している。産業別では、「サービス業他」がプラス100社で転入超過数が最も多い。農・林・漁・鉱業(超過数ゼロ)を除く、9産業で転入超過となった。

転入超過2位は千葉県でプラス192社だった。ただ、前年度1位から2位にランクダウン。埼玉県と同様に東京都からの転入超過が中心で、産業別では、「卸売業」が56社増で転入超過数が最多。「金融・保険業」と「運輸業」を除く8産業で転入超過だった。
転出超過数は、1位が東京都でマイナス1158社。産業別では、10産業すべてで転出超過となった。転入数は2022年度3723件、2023年度3983件、2024年度4584件と増加が続いている。だが、2023年度に減少した転出数が再び2024年度に増加に転じ、東京都から隣接する埼玉県、千葉県、神奈川県への流出が強まった結果、転出超過数が再び増加した。
このほか、大阪府はマイナス264社、愛知県がマイナス20社と、大都市圏の中心都市から周辺都市に転出する傾向が目立った。
産業別の本社移転は、小規模事業者が多い「サービス業他」が前年度比18.22%増の6211社で最も多かった。次いで、「情報通信業」が同21.4%増の2031社、「小売業」が同23.4%増の1757社と続き、上位3産業で全体の約6割(同61.4%)を占めた。この3産業は、比較的規模の小さい事業者が多く、移転などの意思決定がしやすいことで本社を移転した企業が多いと見ている。
情報通信業は、リモートワークが定着した業種で、人材確保やコスト抑制などで都心から地方への移転が加速したとみられる。特に、九州への転入が目立ち、福岡県を筆頭に九州全県で転入超過となった。

前年度との比較では10産業中、9産業で移転企業が増加した。唯一減少したのは運輸業で255社(前年度比1.9%減)だった。県別の転入超過数は、千葉県が4産業、埼玉県が3産業で転入超過数でトップになり、首都圏内の移転が活発であることがわかった。産業を細分化した業種(中分類)別では、移転企業数の最多が「専門サービス業」で2027社だった。次いで、「情報サービス業」が1434社、「飲食店」が776社と続いた。
TSRでは他の都道府県に本社・本社機能を移転した企業のうち、移転年度から遡って2年以内の最終利益が判明した企業を抽出し、黒字と赤字企業の構成比を算出した。2024年度の移転企業では、黒字企業が構成比67.1%(1805社)と、約7割を占めた。前年度まで2年連続で赤字企業の割合が拡大していたが、2024年度は一転し黒字企業の割合が増加した。赤字を解消するためのコスト削減をめざした本社移転より、商圏拡大や需要、人材獲得を狙った「攻め」の移転が増えた可能性があるとしている。

コロナ禍が落ち着き、リモートワークからオフィス出社に戻す企業が増えている。コロナ禍で都心回避で企業移転が進んだが、コロナ禍が落ち着くと再び都心への回帰が見込まれていた。ただ、今回の調査では、中小・零細企業を中心に、上昇が続くオフィス賃料などのコスト抑制や、都心を離れて地方マーケットを開拓する動きが強まったことがわかった。また、深刻な人手不足が加速しており、人材獲得や従業員の働き方改革を狙った移転もトレンドになっていると東京商工リサーチは指摘している。
地区別で、転入超過数が上位の九州と中部は、製造業の転入が際立った。製造業が転入超過だったのは、九州・中部以外では東北(プラス5社)だけだった。製造業は、投資規模が大きく、雇用創出力も強いことから周辺都市や関連産業への波及が期待できる。TSRでは製造業の誘致は、地域経済の活性化への起爆剤として、隣接する地域や地場産業の構造転換を促す契機になる可能性があると分析した。
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オリジナル記事:「他都道府県への本社移転」は1.6万社、転入超過の県別トップは埼玉県で、2位は千葉県
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MMDLaboが運営するMMD研究所は、LP表示速度改善ツール「LandingHub」を提供するTeNと共同で「消費者のWebサイトの表示に関する調査」を実施、その結果を公表した。それによるとサイトの読み込みが遅いと離脱する割合は約4割、サイト表示で我慢できる時間は「10秒以下」が7割超だった。
20歳~69歳の男女1万人のうち、直近1年間にスマートフォンでWebサイトを利用した7491人を対象に、スマホでWebサイトを見ている際の読み込みについて聞いたところ、「読み込みが遅いと感じたことがある」と回答した割合は43.0%だった。

スマホのWebサイトの読み込みが遅いと感じたことがあると答えた回答者3219人を対象に、スマホで読み込みが遅いと感じたことがあるWebサイトのジャンルを聞いたところ、「ニュース、メディアサイト」が30.2%と最多。「ECサイト(Amazonや楽天などの総合モール型)」が27.3%、「動画配信サービス」が17.6%で続いた。

スマホのWebサイトの読み込みが遅いと感じたことがあると答えた回答者3219人を対象に、表示が遅い時の我慢できる時間を聞いたところ、最も多かったのは「4秒~5秒程度」で27.3%。10秒以下(「1秒以内程度」~「6秒~10秒程度」の合算割合)の回答は71.3%となった。

スマホのWebサイトの読み込みが遅いことでストレスを感じると回答した3003人を対象に、ストレスを感じ始める時間を聞いたところ、最も多かった回答は「6秒~10秒程度」で27.4%。10秒以下と回答した割合は52.6%だった。
スマホのWebサイトの読み込みが遅いと感じたことがあると回答した3219人を対象に、スマートフォンのWebサイトの読み込みが遅いと感じた際に離脱した経験を聞いたところ、「経験がある」が39.5%、「経験はない」が60.5%となった。

スマホのWebサイトの読み込みが遅いと感じたことがあると回答した3219人を対象に、Webサイトの読み込みが遅いと感じるシチュエーションを聞いたところ、「欲しい情報を探しているとき」が46.4%と最も多く、次いで「スキマ時間など、時間が限られているとき」が34.5%、「商品やサービスを比較、検討しているとき」が26.5%と続いた。

Webサイト離脱経験者512人を対象に、途中で離脱することの多いWebサイトのジャンルを聞いたところ、「ニュース、メディアサイト」が32.0%と最も多く、「ECサイト(Amazonや楽天などの総合モール型)」(23.6%)、「ブログ、まとめサイト」(19.1%)と続いた。

Webサイト離脱経験者512人を対象に、Webサイトから途中で離脱する理由を聞いたところ、「ページの表示が遅かったから」が54.9%と最も多く、次いで「通信環境が悪くて表示されなかったから」が40.8%、「広告やポップアップが多くて煩わしかったから」が35.4%だった。

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オリジナル記事:サイトの読み込みが遅いと離脱するは約4割。サイト表示で我慢できる時間は「10秒以下」が7割
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製菓・製パン材料、器具専門店の富澤商店がギフト販売に参入する。6月9日から「富澤商店公式オンラインショップ」で初となるギフトセット商品の取り扱いを開始する。
ギフトセットは、全16種類で展開。利用シーンは帰省の手土産、離れて暮らす家族への夏の挨拶、日頃の感謝を伝えるちょっとした贈り物などを想定している。ギフトの一例は次の通り。
愛媛県産みかんを使った、爽やかな寒天ゼリーのセット。3種の味わいが楽しめる夏にぴったりなギフトとしている。

紅茶と甘いお菓子、ジャムを詰め合わせた、富澤商店ならではのアフタヌーンティーセット。

富澤商店のロングセラー商品「豆菓子シリーズ」から、人気の4種類を詰め合わせたバラエティ豊かなセット。お茶請けやおつまみにはもちろん、手土産やカジュアルギフトにもおすすめとしている。

商品名:富澤商店のうま辛めんたい3種
価 格:3240円(税込)※送料込み

その他、ジャム、ご膳シリーズ、ナッツ&ドライフルーツ、パスタセットなど多数展開している。
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オリジナル記事:富澤商店、初のギフトセット販売
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