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第64回HCD-Netサロン「出版記念:ノーマンに学ぶHCDとデザイン思考」開催のご案内

10 years 1ヶ月 ago

  HCDライブラリー第0巻「人間中心設計入門」が出版されました。この本は、「人間中心設計(HCD)」初めての入門書であり、人間中心設計を基本にユーザビリティ、ユーザエクスペリエンス、デザイン思考が学べる教科書です。この本の中では、D.A.ノーマンの最新著書「誰のためのデザイン? 増補・改訂版」より引用している部分があります。

  ここでは、もう一度原点に立ち返り、本当にノーマンの最新著書からどのようなことが学べるのか?ということをテーマとしました。最初にノーマンの著書の翻訳者でもある伊賀聡一郎氏に話題提供をしていただき。会場の方も含めてディスカッションをします。今回は、出版記念イベントとして、出版記念・交流会およびお得な書籍込みの参加費も企画いたしました。皆様のご参加をお待ちしています。

 

■日時:5月27日(金)18:20~20:40 (受付開始:18:00~)

 

■会場:芝浦工業大学 芝浦キャンパス 301教室

(東京都港区芝浦3-9-14)

http://www.shibaura-it.ac.jp/access/shibaura.html

 

■プログラム:

18:20-19:00 「誰のためのデザイン? 増補・改訂版とは(仮)」

・伊賀 聡一郎氏(パロアルト研究所 )

 

19:00-19:20 「ノーマンとデザイン思考」

・山崎 和彦氏(千葉工業大学)

 

19:20-19:40 「ノーマンに学ぶHCDとデザイン思考」ディスカッション

・伊賀 聡一郎氏(パロアルト研究所 )

・山崎 和彦氏(千葉工業大学)

・モデレーター:松原 幸行氏(HCD-Net)

 

19:50-20:40 出版記念・交流会

 

■定員:40名(先着順)

 

■参加費:

HCD-Net会員:2000円/ HCD-Net会員(書籍込み)3500円

一般:5000円/ 一般(書籍費込み):6500円

・書籍は、HCDライブラリー第0巻「人間中心設計入門」(2700円)です。

・会場での書籍販売はいたしません。

・交流会費は参加費に含まれています。

 

■参加申込方法:

タイトルを「第64回HCD-Netサロン参加希望」として以下の内容を

hcdnet_registration@hcdnet.org までご連絡ください。

---------------------------------------------------

氏名:

所属先名:

会員種別:正会員/賛助会員/学生会員/一般/一般学生

書籍:書籍込み/ 書籍無し

電話番号:

メールアドレス:

参加費領収書の宛名:

※記載がない場合は所属先名で発行いたします。

----------------------------------------------------

※受付メールを事務局より返信いたします。参加費の支払い方法の案内は受付メールに記載されています。受付メールが2、3日(土日祝日を除く)で届かない場合は事務局にご連絡ください。請求書をご希望の場合は本文にその旨と、請求書のあて先と郵送先をご指定ください。

 

※不測の事態や事故等によりプログラムが変更される場合があります。予めご了承ください。

Fujikawa

w2ソリューション、創業以来使用してきたロゴマークを変更

10 years 1ヶ月 ago
本社も東京・東銀座駅すぐそばに移転

ECサイト構築パッケージを提供するw2ソリューションは4月25日付で本社を移転し、創業以来使用してきたロゴマークを一新すると発表した。

新しいロゴマークは社名の由来でもある「"win-win"という贈り物を全世界に届ける 」という想いを、リボンとwで表現しているという。

新しい住所は下記のとおり。

  • 新住所 :〒104-0061 東京都中央区銀座四丁目14番地11号 七十七銀座ビル7階
  • TEL:03-5148-9631※番号の変更はなし
  • FAX:03-5148-9632 ※番号の変更はなし

w2ソリューションの新しいロゴ

中川 昌俊

ネットショップ担当者フォーラム編集部

ネットショップ支援会社を中心にEC業界にかかわる企業や人を取材していこうと思っています。

読んで少しでも経営に役立ったり、なるほどと言ってもらえるような記事の執筆を心がけます。

中川 昌俊

アリババが東南アジア最大級のECモール「Lazada」に10億ドルを出資

10 years 1ヶ月 ago
今後急成長が見込まれる東南アジアEC市場に本格参入する

中国最大のECモール「タオバオ」「Tmall」などを運営する Alibaba(阿里巴巴、アリババ)は4月12日、東南アジア最大級のeコマースプラットフォーム「Lazada(ラザダ)」を展開するLazadaグループに、約10億ドル(約1082億円)を出資したと発表した。

中国最大のECグループが東南アジアECに本格参入。今後、東南アジアECへの資本投入が進んでいくことが予想される。

アリババは5億ドル分の新規発行株式と既存株主から残り5億ドル分の株式を取得。さらに、Lazadaの株式残分をアリババが取引締結後、12〜18か月以内に適切な市場価格で取得する可能性もあるとしている。

「Lazada」は、2012年にRocket Internetが設立。現在、インドネシア、マレーシア、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナムの6か国で事業を展開している。デジタル機器、家電などを中心に、ファッション、日用品などさまざまなカテゴリの商品を数十万点扱う東南アジア最大級のECモールとなっている。

「Lazada」が展開している6か国はすでにスマートフォンなどの普及率が高い一方、EC化率はまだ低い。そのため、今後急成長が見込まれる市場と言われている。

Lasada

中川 昌俊

ネットショップ担当者フォーラム編集部

ネットショップ支援会社を中心にEC業界にかかわる企業や人を取材していこうと思っています。

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中川 昌俊

あなたの会社の賃上げ状況はどう? 約7割の中小企業が2016年に賃上げを実施する予定

10 years 1ヶ月 ago
賃上げ実施理由は、「処遇改善による人材の定着化」「人材確保(採用)のために必要」など

約72%の中小企業が2016年に賃上げ(定期昇給/ベースアップ・賞与などの引き上げ)を予定している――

商工中金が4月7日に発表した「中小企業の賃金動向に関する調査」によると、人材の定着化や人材確保のために、2016年は約72%の中小企業が定期昇給やベースアップ、賞与などの賃上げを実施する予定という。賃上げを予定する企業は回答企業4640社のうち72.2%。

賃上げを予定する理由は、全産業で「処遇改善による人材の定着化」が64.6%で最も多い。「自社の業績改善を反映」が44.1%、「人材確保(採用)のために必要」が43.3%で続いた。

商工中金は、「人手不足感が今後も高まることを見込んで、待遇改善による労働力の確保を狙う動きがうかがえる」と指摘する。

あなたの会社の賃上げ状況はどう? 約7割の中小企業が2016年に賃上げを実施する、商工中金の「中小企業の賃金動向に関する調査」

2016年に賃上げを予定する理由

小売業の賃上げ予定理由を見てみると、全産業と同様に「処遇改善による人材の定着化」がトップで65.5%。次に多かったのが「人材確保(採用)のために必要」で49.8%。「自社の業績改善を反映」は43.8%だった。

調査では、定期昇給に関する制度の有無も聞いた。「定期昇給制度あり」と回答した企業は66.9%。定昇制度のある企業では2015年に85.1%が定期昇給を実施している。

賞与などの一時金について、2016年夏は52.0%が「引き上げる予定」と回答。ただ、2015年の冬実績(66.9%)から大幅に減少している。一方、「引き下げる予定」は2015年冬実績(20.3%)から25.0%に増加した。

商工中金は、「景気回復基調に伴い一時金で労働者の待遇改善を行う企業が多いものの、減少させる企業も少なからずあり、一時金の動向は二極化している」とした。

商工中金が4月7日に発表した「中小企業の賃金動向に関する調査」

賞与などの一時金の動向

瀧川 正実

ネットショップ担当者フォーラム編集部 編集長

通販、ECに関する業界新聞の編集記者を経て、EC支援会社で新規事業の立ち上げなどに携わり、EC業界に関わること約9年。まだまだ、日々勉強中。

瀧川 正実

スマホECでは特に重要! 商品詳細ページへのクリック率を上げるサイト内検索、最適化の3ステップ | ECサイトの販売力をUPするユーザスループット最適化(UTO)

10 years 1ヶ月 ago
「検索結果ゼロ件」を解消して商品詳細到達率を上げよう(連載第3回)

ECサイトを訪れる多くのユーザーは、「商品を探す」「商品を見る」「商品を吟味する」「商品をカートに入れる」というプロセスを経て購入します。今回は「商品を探す」ために誰もが使う「サイト内検索」にフォーカスし、前回ご紹介した1つ目のKPI「商品詳細到達率」を向上させるためのサイト内検索のチェックポイントと改善方法を紹介します。

スマートフォンの利用率が増えている昨今では、サイト内検索の最適化は特に優先すべき課題になりつつあります。

なぜなら、PCと違ってスマートフォンでは、

  • 文字入力の打ち間違いが多く、思い通りの検索結果が出ない
  • 画面が小さいため検索結果で確認できる商品数に限界がある

以上のような制約を受けるからです。

商品を探しやすいサイト内検索にするには、下記の3つのステップがあります。

①ちゃんと検索されるようにする
②ちゃんと検索結果を表示する
③ちゃんとクリックさせる

それぞれを順にご説明します。

①ちゃんと検索されるようにする
─視認性、絞り込み、ソートの改善

まず、はじめにチェックすべきはサイト内検索の「利用率」です。利用率は高いほうが望ましいです。なぜなら、サイト内検索の利用ユーザーの方が、非利用ユーザーよりもCVRが高いという事実があるからです。

サイト内検索を使うユーザーは具体的に“欲しいもの”のイメージがあるため、訪問者の中でも購入意欲の高いユーザーであることはイメージしやすいと思います。

サイト内検索の利用率はGoogleアナリティクスで確認できる

サイト内検索の利用率が上がらない原因は、検索ボックスやカテゴリ検索の視認性が悪いということに尽きますが、意外にこの点に無頓着なEC事業者が多いのも事実です。

40代後半より上の女性ユーザーが多く、またカタログの商品名や商品コードを見ながら注文されることが多い、とあるECサイトでは、フリーワードと商品コードの検索ボックスの大きさを1.5倍にしただけで、売上が15%増えたという事例もあります。

利用率は、「検索される/されない」以外に、「より詳しく検索される/されない」という観点でもチェックする必要があります。

具体的には、例えば「ワンピース」で検索した際の検索結果が500件超あるにも関わらず、絞り込み機能やソート機能が不十分な場合、不便を感じて商品を探すのをやめてしまうかもしれません。

ユーザーのニーズに沿うのならブランド、カラー、素材、柄、丈などでの絞り込みや、レビュー評価順や値引き順などでのソートができるほうが便利でしょう。

②ちゃんと検索結果を表示する
─表記ゆれの解消

購入意欲の高いユーザーがキーワードを入力して検索してくれたにも関わらず、「検索結果ゼロ件」を返してはいないでしょうか?

絶対に取り扱っているはずの商品を検索したのに「あなたがお探しの商品は取り扱いがありません」と言われ、がっかりした経験がある方も多いでしょう。

サイト内検索を最適化する前の「検索結果ゼロ件率」は平均で30%~40%です。検索結果ゼロ件になる原因はいくつか存在し、それぞれにあったケアをする必要があります。

検索結果ゼロ件の原因別の解決方法
検索結果ゼロ件の原因別の解決方法

まず、取扱いのない商品を検索された結果、検索結果ゼロ件になる場合。これは結果の出しようがないですが、検索回数が多いようであれば、新たなニーズとして商品企画部やMD部にエスカレーションすると良いでしょう。

商品と関連するキーワードがあるのに検索結果がゼロになる場合は、表記方法のミスマッチが原因になっている場合がほとんどです。

「brandA」というブランド名だったら、「ブランドエー」でも「BRANDA」でも「ブランドa」でも自動でヒットするようなエンジンに切り替える必要があります。ミスマッチに法則性があれば、表記ゆれを自動吸収できます。

ミスマッチの法則性がなく自動吸収が難しい場合は、同義語登録をします。例えば「ソックス」でも「靴下」でも同数の結果がヒットされるようになります。

関連キーワードの登録がない場合はアイテムデータの再設計が必要です。関連キーワード登録後のよくある落とし穴として、商品名と説明文ではヒットするものの、カテゴリ名をインデックス対象としておらず検索結果ゼロ件、または検索結果件数がかなり減ってしまう、といったことがあります。

ここまで、検索結果ゼロ件になった場合の対応方法を整理しましたが、実は抜本的に検索結果ゼロ件問題を解消する方法があります。それは、サジェスト(オートコンプリート)機能を実装し、検索結果ゼロ件を招くキーワードの入力を回避することです。また、カテゴリの絞り込みにおいて検索結果ゼロ件になるカテゴリをあらかじめ非表示にすることも有効です。

③ちゃんとクリックさせる
─商品詳細ページに誘導する仕掛け

サイト内検索の利用率が上がり、検索結果の表示もちゃんとできたら、次は「ちゃんと商品をクリックしてもらい、商品詳細ページを見てもらおう」という話です。当たり前の話ですが、商品がクリックされないことには『商品詳細到達率』を上げることはできません。

「システムとしてサイト内検索が機能している」のと、「検索の精度や操作性が優れていてよく使われている」のは全く別の話ですが、前者で満足しているEC事業者は多いです。

例えば「液晶テレビ」で検索するとテレビ台やコード類が上位表示される。「ベルト」を探しているのに時計やバッグ、ワンピースが上位表示される。そのようなことはよくあることです。

そこだけ見ると笑い話のようですが、よく検索されるキーワードを把握していても、そのキーワードの検索結果でどんな商品が並んでいるのかまで把握していますか?

実際に検索結果を見た上で、その妥当性を確認するのは必要ですが、そこで「初見では妥当なものが出ていそう」という判断だけでは不十分で、検索結果に「接客」の要素が反映されているかどうかが重要です。

例えば、「ロジック」の観点からは、検索結果を作るインデックスの中にアイテムの閲覧数、販売数、レビュー評価点、お買い得度など、ユーザーの購入可能性を高める要素を加味した検索結果を作ることで、クリック率を上げることが可能です。

「操作性」の観点からは、一般的な新着や価格順のソート軸以外に、人気順や商品レビューの点数や件数も追加したり、検索結果一覧のデザインをリスト型とボックス型に変更できるようにしたり、検索結果の各商品にカラーバリエーションや商品レビューを表示したりすることも有効です。

最後に、実は検索結果一覧を通過せずに商品詳細ページへ遷移させる方法があります。それにはサジェストを使います。サジェストされた候補キーワードをマウスオーバーした際に商品画像を出すというやり方です。

候補キーワードのマウスオーバーで商品画像を表示している例
候補キーワードのマウスオーバーで商品画像を表示している例

販売中の商品のみを出すようにすれば、0件ヒットにもならず、また検索結果一覧から該当商品を絞り込むなどして選択する手間も省け、離脱も防げるようになります。

◇◇◇

「商品詳細到達率」のKPIを改善するためのサイト内検索のあるべき姿について解説しましたが、いかがでしたでしょうか?

サイト内検索ひとつとっても様々な現状把握の仕方、改善のポイントがあります。まずは、サイト内検索の現状を把握することをお勧めします。

次回も「商品詳細到達率」を向上させるための施策になりますが、レコメンドの活用方法を改めて整理します。

高橋 敏郎

ナビプラス株式会社

高橋 敏郎(たかはし・としろう)

ナビプラス株式会社 執行役員 セールス&マーケティング部 部長

大学卒業後、インターネット広告代理店にてIT関連メディアやリスティング広告、サイト構築の営業に従事。その後、人材紹介会社におけるインターネット関連企業の採用支援業務などを経て、2010年の会社設立とともにナビプラス株式会社に参画。

現在は、大手EC事業者への営業のほかマーケティングやアライアンス関連業務などを担当している。

高橋 敏郎

アパレル企業に吹き荒れる逆風。円安・暖冬などの影響で倒産が増えている

10 years 1ヶ月 ago
2015年度(2015年4月~2016年3月)のアパレル関連業者の倒産件数は、前年度比6.5%増の311件

2014年4月の消費税増税、2012年以降に進んだ円安などで、アパレル関連業者の経営環境が悪化。この秋冬シーズンは、記録的な暖冬でアパレル企業にとって稼ぎ頭である重衣料の販売が不調に終わったため、倒産する企業が増える懸念がある――。

帝国データバンクが4月8日に発表した「アパレル関連業者の倒産動向調査」によると、アパレル関連企業の倒産が増えていることがわかった。2015年度(2015年4月~2016年3月)のアパレル関連業者の倒産件数は、前年度比6.5%増の311件となり、4年ぶりに300件を上回った。

アパレル卸売業者の倒産件数は同18.8%増の152件で、過去10年で最大の伸び率を記録。

一方、小売業者の倒産件数は同3.0%減の159件だった。小売業者の倒産件数は前年比で減少したのは、2014年4月の消費税増税の影響が一巡したためという。

アパレル企業に吹き荒れる逆風 円安・暖冬などで倒産するケースが増えている、帝国データバンク調査

アパレル小売業・卸業の倒産件数の推移(画像は編集部がキャプチャ)

負債規模別では、「1~5億円未満」の構成比が28.9%、「5~10億円未満」が同4.2%となり、いずれも過去5年間で最も高い数値となった。大型倒産が減少し、中規模倒産にシフトしている傾向にある。

アパレル小売業者では2015年、男性向けファッション通販サイト「MAYHEM」運営のワールドコンクエスト、若年女性向けのアパレル小売りシー・エス・ピーなどが経営破たんしている。

調査の対象は、負債額1000万円以上で、法的整理のみの倒産。

瀧川 正実

ネットショップ担当者フォーラム編集部 編集長

通販、ECに関する業界新聞の編集記者を経て、EC支援会社で新規事業の立ち上げなどに携わり、EC業界に関わること約9年。まだまだ、日々勉強中。

瀧川 正実

SEOの進化-The Evolution of SEO-

10 years 1ヶ月 ago
Google自身の進化や、ユーザー行動の変化に併せ、SEOの内容も進化し続けています。一昔前までは目新しかった施策が、現在では効果を出すことが難しくなっていることはよくある話です。今回の記事は、そうしたSEOにおける変化を、過去の施策と現在の施策を比較し、まとめた記事となっています。今後も様々な変化が起こることが予想されますが、現状の確認を行う上でも、わかりやすい内容となっています。– SEO Japan

コラムニストのウィンストン・バートン氏による、検索エンジン最適化(SEO)が長年に渡って変化してき経緯を考察している。そして、SEOは今後どのように進化していくのだろうか?

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*リンク先の記事は英語の記事となっています。

確かに、SEO担当者の仕事は時をかけて進化している。Googleがスパム手法への取り締まりを強化したことや、モバイルの台頭や、検索結果画面の変化など、その要因はさまざまだろう。今日のSEO担当者が実際に行っていることは何であろうか?そして、彼らの役割は、どのように変化してきたのだろうか?

過去と現在との比較

内部最適化(On-page optimization)

かつては、内部の最適化のために、SEO担当者はURLに2つから5つほどのキーワードを含めていた。そして、各ページ要素(タイトル、メタディスクリプション、見出し、ボディコンテンツ、その他)をそのキーワードに基づいて最適化していた。

しかし、事態は変化している。現在においては、セマンティック検索と機械学習の進化に伴い、最適化の対象としたキーワードだけではなく、多くの関連キーワードにおいても上位に表示されるようになっている。特定のキーワードの文字列に合致しているという理由ではなく、ユーザーが求めているニーズを満たすコンテンツを作成することが重要になっており、より良い体験をユーザーに提供できるようになっているのだ。

近年のSEO担当者は、コンテンツの作成への理解だけでなく、コンテンツのプロモーションへの理解も必要とされている。かつては、検索ボリュームに基づいた既存のランディングページの最適化が全てであった。しかし、今日では、ユーザーのニーズを満たす、新しいコンテンツの作成、最適化、拡大を、既存のコンテンツの最適化と併せて行うことが求められている。そして、その目的は、検索結果に上位表示されるために必要な、ソーシャルシグナルとリンクの獲得やブランド強化といったことになる。

デバイス

デスクトップはWebにおける主要なデバイスであったため、最適化の対象はデスクトップのみであった。しかし、これは既に過去の話である。

今日では、人々がコンテンツを消費する方法として、モバイルの台頭が著しい。デスクトップも依然として重要ではあるが、モバイルにおけるデジタルメディアの消費量は、過去数年で飛躍的に伸びており、この傾向は今後も続いていくことだろう。comScoreによると、デジタルメディアで消費される時間の65%がモバイルであるということだ。また、2015年には、Googleのモバイルにおける検索数がデスクトップの検索数を追い抜いている

SEO担当者はモバイル体験の最適化に注力すべきであり、特にアプリへの注力が求められている。また、モバイルページの読み込みは、2秒以内に行えるようにすべきだ。

ローカル

Googleは、ここ数年で、ローカル検索結果をたびたび変更している。10パックから7パックへ、そして、現在は3パックになっている。かつてのローカルSEOではスパム行為が安易に行われていた。ビジネス名にキーワードを盛り込む、スパム的なディレクトリサービスからリンクを獲得する、会社の所在地をでっちあげる。こうした施策が行われていたのである。

現在、ローカル検索においてはポジティブな評判が何よりも重要であり、(ピジョンアップデートのおかげで)関連性やコンテンツなどの伝統的なランキング要素も考慮されるようになっている。

ソーシャル

FacebookやTwitterやその他のSNSが台頭する以前は、オンラインでの共有はEメールやインスタントメッセージが主流であった。つまり、SEOの施策とは別の領域の話であったのだ。

今日では、ソーシャルメディアはあらゆる場面に登場するサービスとなっており、注意を払わないマーケターは非常に危険な立場に追いやられるほどになっている。ソーシャルメディアとSEOは手を取り合うべき関係になっており、ブランドの露出、オーディエンスとの接点、顧客エンゲージメントの構築などを増加させる役割を担っている。近年のSEO担当者はコンテンツのプロモーションのためにソーシャルネットワークを活用すべきであり、露出を最大化させるべく、シェア数とリンク数の両方の獲得を目指すべきだ。

リンク

リンクは検索結果のランキングを決定する重要な要素であるが、過去数年間で、リンク構築の方法は劇的に変化している。

初期のSEOの時代は、全てが量によって決定されていた。より多くのリンクを獲得することが、より良いことであったのだ。アンカーテキストの重要度も高く、キーワードリッチなアンカーテキストは、そのキーワードにおける検索結果の上位表示に大いに役立っていた。疑わしいサイトから容易にリンクを獲得し、SEO担当者はリンク交換、直接的な要求や購入により、高ページランクのサイトからキーワードリッチなアンカーテキストでリンクを獲得することを保証していた。

現在は、量だけが問題になってるわけではない。質が重要となっているのだ。権威のあるサイトからのリンクや自身のサイトと関連性のあるサイトからのリンク。こうしたリンクが重要になっており、スパム手法を用いたリンク獲得は、(最善でも)その効果が無効化され、(最悪の場合は)Googleからペナルティを受けることになる。さらに、検索エンジンは”自然な”リンクプロフィールを好む傾向がある。自然なリンクプロフィールとは、followとnofollow、アンカーテキストにおけるキーワードリッチとブランド名など、リンクの種類が自然なバランスになっていることである。

今日のSEO担当者は、高品質なコンテンツを作成し、ユーザーに価値をあたえる関連性の高いリンクの獲得に注力しなければならない。また、自身のサイトの被リンク状況を確認し、悪影響を与えるリンクや低品質なリンクを除外し、健全なリンクプロフィールを保つことも重要となっている。

テクニカルSEO

テクニカルSEOはここ数年では大きな変化は起こっておらず、その基本原則は今でも適用されている。しかし、クライアントのサイトがモバイルフレンドリーであり、可能な限り早くロードされるように努めるべきだろう。テクニカルSEOは開発者にとっての必須項目となっている。

まとめ

時をかけ、SEOは劇的に変化している。そして、我々はその変化に対応しなければならない。SEO担当者の仕事は、伝統的な最適化の手法から、クライアントのサイトとエンドユーザーを、複数のデバイスとプラットフォームで結びつける手法へと変化している。

検索エンジン最適化のスペシャリストではなく、自身をコンテンツ体験のアナリストとして捉えるほうが良いだろう。つまり、カスタマージャーニーにおけるあらゆる段階において顧客を魅了するために、Webにおけるあらゆる資産に最適化を行うプロフェッショナルとなるべきなのだ。この作業を効果的に行うことができれば、検索結果における競争の勝者となるだろう。

この記事は、Search Engine Landに掲載された「The evolution of SEO」を翻訳した内容です。

SEO歴の長い方にとっては、目新しい内容ではなかったかもしれません。しかし、新たにSEOを始める方や、専門的にSEOを行っていない方にとってはわかりやすくまとめられた内容となっているのではないでしょうか?サイトのジャンルや規模によってはその限りではない場合もあるかと思いますが、全体的に良い内容であったと思います。– SEO Japan

SEO Japan

「駿河屋」「あみあみ」大手ホビーEC2社が秋葉原に実店舗を開設

10 years 1ヶ月 ago
買取サービス、イベント開催などオムニチャネルを推進

ゲーム、DVD、フィギュアなどのECサイト「駿河屋」を展開するエーツーは4月9日、秋葉原に実店舗を2店舗開設した。フィギュアECサイト「あみあみ」を運営する大網も4月27日に秋葉原に実店舗を開設する。いずれも、実店舗で買い取りサービスを展開することで、買取を強化するほか、イベントなどを実店舗で開催することで、顧客との距離を縮め、よりコアなファンづくりにつなげていく。

エーツーでは4月9日に、アニメ・ホビーに特化した「駿河屋秋葉原アニメ・ホビー館」と、特にレトロゲームが充実したゲーム専門ショップ「駿河屋秋葉原店ゲーム館」を2店舗同時に開設した。

ネットで人気の「メガ福袋」も数量限定で販売するほか、ネットで商品の査定依頼を行い、査定結果と商品を店舗に持ち込むとその場で換金できる新サービス「O2O買取サービスあんしん持込」も開始する。

「駿河屋秋葉原アニメ・ホビー館」外観

大網は4月27日に「あみあみ秋葉原店」を開設。あみあみの実店舗としては「橋本駅前店」に続き2店舗目で、都心の大規模店舗としては初めての開設となる。

「あみあみ秋葉原店」では「あみあみ」で販売しているフィギュアを幅広く取り揃えるほか、買取センターも併設。他にも展示/イベントスペースを設け、発売前フィギュアなどの展示も行っていく。人気声優を起用したWEB動画番組との連携も企画しているという。

「あみあみ秋葉原店」外観

秋葉原はアニメ・ホビージャンルの商品が集まる日本最大のスポットであり、両社は秋葉原に店舗を構えることで、ブランディング強化につなげるとともに、オムニチャネル戦略を進めていく考え。

中川 昌俊

ネットショップ担当者フォーラム編集部

ネットショップ支援会社を中心にEC業界にかかわる企業や人を取材していこうと思っています。

読んで少しでも経営に役立ったり、なるほどと言ってもらえるような記事の執筆を心がけます。

中川 昌俊

Amazon、シニア層に特化し、しっかりと商品の良さを紹介する「Amazonおとなセレクトストア」を開設

10 years 1ヶ月 ago
特集ページなどを用意し、読み物としても楽しめるようにしている

Amazonは4月12日、アクティブシニア向けの商品を紹介する「Amazonおとなセレクトストア」を開設した。販売だけでなく、商品に関するエピソードや強みなどをしっかりと紹介。写真も大きめの画像を使用するなど、コンテンツを豊富にすることで、こだわりのあるシニアに訴求できるようなページ作りにした。

ページ制作には数々の雑誌の編集長を歴任した林信朗氏に編集に協力。 ハイクオリティな文章と写真を用いたストア作りに注力したとしている。

 日々の食に彩りを加える調味料から全国お取り寄せ商品までを集めた「食の逸品」、 日常で頻繁に使う上質な商品を揃えた「プレミアムな日用品」など6カテゴリーで編集。 さらにオープン第一弾の季節の特集として「旅名人の旅小物」「手軽にダイエット」「家族が集まる休日は焼き肉&BBQ」と3つの特集を掲載し、読み物としても楽しめるようにした。

シニアでも安心して購入できるよう、ストア上に注文や配送についての案内ページへの誘導を分かりやすく表示した。

「Amazonおとなセレクトストア」で販売する商品は約1500アイテム。紹介文や写真などを編集できるよう、すべてAmazonが取り扱っている商品のみを紹介している。

Amazonではアクティブシニアが今後、さらにオンラインストアを利用と見込んでおり、シニア向けサイトを開設したとしている。なお、Amazonがシニア層に特化したストアを展開するのは日本が初めてとなる。

おとなセレクトストア

中川 昌俊

ネットショップ担当者フォーラム編集部

ネットショップ支援会社を中心にEC業界にかかわる企業や人を取材していこうと思っています。

読んで少しでも経営に役立ったり、なるほどと言ってもらえるような記事の執筆を心がけます。

中川 昌俊

オンワード、ネット通販の強化&リアル店舗の大規模整理へ

10 years 1ヶ月 ago
ネット通販は現在(2016年2月期)の売上高120億円から、2019年2月期に3倍増となる360億円まで拡大させる

オンワードホールディングスはECを強化する一方で、リアル店舗の大規模整理に着手する。2019年2月期までに国内リアル店舗の整理で220億円の減収を見込む一方、ネット通販は現在の売上高120億円から、3倍増となる360億円まで拡大させる。

4月11日に発表した、2019年2月期を最終年度とした中期経営計画で明らかにした。

オンワードHDは2019年2月期業績として、売上高2800億円(2016年2月期は2635億円)、営業利益100億円(同38億円)を計画。2014年2月期の業績水準までの業績回復をめざす。

店舗の整理などで収益の改善につなげる一方、拡大傾向にあるネット通販を強化する。

オンワード、ネット通販の強化&リアル店舗の大規模整理へ

オンワードHDの中期3か年計画(画像は編集部が資料からキャプチャ)

2016年2月期のEC売上高は、国内が114億円、海外ECが6億円の合計120億円。2019年2月期までに国内の売り上げは310億円、海外を50億円規模まで拡大させる。EC化率は現在の4%から12%をめざす。

FasebookやInstagramなどのSNS活用、アフィリエイトを含む異業種とのコラボレーションなどで自社店舗やECサイトなどの送客を強化。主力のECサイト「ONWARD CROSSET」と他ECサイトの在庫連携も始めるなどして、利便性も向上させる。

瀧川 正実

ネットショップ担当者フォーラム編集部 編集長

通販、ECに関する業界新聞の編集記者を経て、EC支援会社で新規事業の立ち上げなどに携わり、EC業界に関わること約9年。まだまだ、日々勉強中。

瀧川 正実

あの有名店長らがホンネで語るECの裏側 人気サイトを支える「バックヤード」の秘密

10 years 1ヶ月 ago
アイルが実施した「バックヤードカンファレンス」のトークセッションを3回にわけて紹介(Part1)

消費者から支持を得ている人気ECサイトはやっぱり「バックヤード」業務に力を入れていた――。「SILVER BULLET」を運営するピー・ビ―・アイの高木孝代表取締役、「よなよなの里」の井手直行氏らEC業界のトッププレーヤーが、EC業務の「バックヤード」についてホンネを語り合った「バックヤードカンファレンス」のトークセッション。ECサイト運営の根幹を支える「バックヤード」業務を有名店長らはどう捉えているのか。各店舗の取り組みなどから売れる「バックヤード」作りを考えてみる。

優秀なスタッフはバックヤードに優先的に配置

トークセッションは、「バックヤードの重要性についてどう考えているか」、「人の採用・育成・評価はどのようにしているか」「経営側と現場側の意思統一にはどのような工夫をしているか」の3テーマ。

  • 「SILVER BULLET」を運営するピー・ビ―・アイの高木孝氏(モデレーター)
  • 「よなよなの里」の井手直行氏
  • 「自転車グッズのキアーロ」の佐々木伸一氏
  • 「ア ハッピーマリリン」の三宅幸子氏
  • 「ランプショップ ノエル」の久保雅也氏

といったEC業界で名の知れた豪華面々が、「バックヤード」についてホンネを語り合った。

高木孝氏(以下、高木氏)商品写真の見せ方とかページの作り方とかそもそもお店が違えば同じ商品も売れ方違うと思っています。1店舗で売上をずっと伸ばすって素晴らしいことなんですけど、なかなか商品を買う人って多様性があるので面として何個もみせたい。それをやる為に当時は在庫をA店、B店、C店という風に割り振らなければいけなかった。それをどこで売れても同時に在庫を一括で管理できないかとアイルの山本さんに相談して。それでできたのが「CROSSMALL」だった。それがもう7年目。すごく多くの方に使ってもらっている。どんどんブラッシュアップもしている。

お店としては、売れるのはいいんですけど、売れた後のフロントの喜びとバックヤードにいる人の悲しみ、苦しみがある。「うわ、売れたよ。明日受注処理大変だ」みたいなのがずっとありました。でも縁の下の力持ちなので、なんとかそこにスポットを当てたいなと。「みんなが頑張ってくれているおかげで今があるんだよ」というのを言いたかった。だから「ぜひバックヤードを表彰するようなイベントをやりましょう」と山本さんから提案された時に、すぐに賛同させてもらいました。それでここでトークセッションのモデレーターをやらせてもらっています。パネリストの人達にいくつか質問を準備してますが、まずは自己紹介をかねてバックヤードの重要性について、どう考えているか、お願いします。

高木 孝 氏
SILVER BULLET

井手直行氏(以下、井手氏)みなさんのテーブルにもある「よなよなエール」というクラフトビールのメーカーの者です。バックヤードが充実していないとご存知の通り結局受注が間に合わなかったり、出荷が間に合わなかったり、お客さんの対応ができなかったり。ということで、縁の下の力持ちでとっても大事だなと思っています。うちのスタッフも今日5名来ていますが、大事な優秀なスタッフはバックヤード部門にちゃんと優先して送る。スタッフはちゃんと成長して大きい仕事もできると思っているので、とても大事な部門だと日頃から思っています。

佐々木伸一氏(以下、佐々木氏)ここにいる皆様もたぶん最初は一人ではじめられたと思います。ページを作って、受注して、出荷して。だんだん売れるようになって人手が足りなくなって、発送のパートさん雇おうか、受注のスタッフさん入れようかとやってきたと思います。今だからごめんなさいなんだけど、当時の僕は、自分の手が全部回らないから、本当は自分がやった方が上手くやれるけど、仕方ないから雇った人たち、とすごく失礼な考え方をしていました。当然、まわりから協力は得られず、指示したことはできない。高圧的に物を言ったら、現場から上がってこなければいけない本当の意見も聞けないという時期が出店してから3、4年目あたりにピークに達しました。そこからチーム作りというのをすごく意識しました。

端的に言うならバックヤードって二人羽織の後ろの人だと思ってます。フロントが頭の人ならバックヤードは体です。手足動かして心臓で血液動かして。だからお店が成立する。二人羽織だから自分の頭で考えたことがそのまま伝わるわけではない。だから自分の体と同じように動いてもらうためにはきちんとコミュニケーションとって、お互いの理解を深めて。二心同体っていうんですかね。今はバックヤードの人たちはそういうふうに一緒にやっていく仲間と思っています。

三宅幸子氏(以下、三宅氏)私は服を売ってるんですけど、沢山売るのが本当に好きなんです。沢山売って、沢山の方に喜んでいただくのが大好きでどんどん売っちゃうんです。だけど、ただただ売るってことだけをやって発送が間に合わなかったことがあったんです。それがつい最近なんですけど、スタッフの方から「社長いくらでも売ってください、あとはやっておきます」という言葉が出るまでにうちは成長できてきました。

その陰にあったのは、本当に小さなミスとかをその時に1個ずつ解決すること。あとは、色々なシステムで合理化してもらうこと。その2点が重要だったと思います。バックヤードの重要性って実はお客様にきちんとお届けする以外に、お客様とのコミュニケーションを一番しているところなので、それを企画側に伝えるということが重要ではないかと思います。

先日うちの朝礼の3分間スピーチでカスタマーの人が、企画の人に「こういうお客様が、ページが分からないという質問がくるので直してください」って言うのだけど、企画の人はこれがお客様に伝わるんだと思って精一杯やっているんですね。「それがどこで伝わらないか」というのがわからないので、バックヤードの人がしっかり受け止めて企画の方に流してもらう。そこが課題でもあるんですけど、それができるようになったら最強だと思うし重要性はそこにあるんだなと思います。

久保雅也氏(以下、久保氏)僕たちはアロマと帽子、大きく分けて2つネットで通販やっています。元々10年くらい前にアロマランプを母親から継いで売り始めた。その時はバックヤード業務は外注していました。ただ自社にモノがなかったので、お客様から問い合わせがあった時になかなか自分達でモノが見れなかったりして、「自分達でちゃんとやっていこう」と自分たちで出荷を行うことにしました。

出荷が多くなる中でフロント側はもっと売りたい、でも中でこんなに出荷は出せないと問題になった時、楽天のチームビルディングというのをやってもらって。それで社内全体で話す機会がどんどん増えていくと、バックヤードもうまく回りはじめてつながったんですね。僕たちがお客様に喜んでもらうには、商品を仕入れて、ページを作って、お客様から注文があって、バックヤードをしっかり通っていく「バトンタッチ」というのが大事だとわかりました。だからバックヤードは力を入れて見てますね。

久保 雅也 氏
ランプショップ ノエル

コミュニケーション部分は社内に置いておきたい

高木うちもバックヤード大事にしていて、今日もグランプリを頂いたんですけど、とはいえまだまだやらなきゃいけないこと沢山あって、「ゴールはないな」って思っています。経営者とかフロントの人たちって毎晩のように飲んだり話したりして情報をブラッシュアップして、「あれいいね」、「これやろう」とか言ってるんですけど、バックヤードはやってる人いるんでしょうけどあまりなくて。バックヤードの人たちの交流を増やせば、もっと色々な発見があるはず。ずっと会社の中にいると、天井は会社になっちゃうんで。とはいえ「どこまで全部自社でやるのか」、「どこから外注に振るのか」のラインがあると思うんですけど、どうされてますか?

井手ちょっと前まで全部自分のところでやっていましたが、今、出荷は自社では少し、あとは地元の運送会社とヤマトさんにほとんど振っています。基本は自分たちで極力やりながら、外注を使うところもお互い連携しながらやっています。ここにいる人たち楽天のチームビルディングプログラムの卒業生なんだけど。そういうの経験しているので外注さんとか運送会社とやる時も「チーム」として同じ社員のように同じ目標に向かってやっていくのを大切にしています。そうしながら切り分けています。

高木「少しは自分でやる」の「少し」を分けるラインはありますか?

井手細かいものとか、ビールで特殊な賞味期限短くて自分たちでやらなければいけないのをやっています。ただ、かなり会社が大きくなっているので極力出荷のところは外に出しています、特にビールは夏を中心に需要が高く、季節によって売れ行きが変動するので、外注が便利です。

井手 直行 氏
よなよなの里

高木波があるからこそ外注使ってやっているんですね。佐々木さんは、外注に振るときに気を付けていることはありますか?

佐々木基本的には外注したくないんです。ただ、前職が日本酒屋なので父の日の波動がスゴイわけです。通常時の10倍注文がある。だからといってそれに合わせて10倍の人は雇えないし、10倍インフラ投資はできない。ただバックヤードを出荷にかぎらず内側においておきたいっていうのはコミュニケーション。例えばページ制作してくれた時に「これ文法的に順番違うよね」「この画像で、このキャッチにしないとお客さんに伝わらないよね」っていうのをその場で言える。今はクラウドあるしスカイプだFacebookメッセンジャーだ、とやりとりはできるんですけど、そこにいる安心感があるためです。

現職の「自転車グッズのキアーロ」は、出荷をアウトソースしていたのを戻しました。そこまでの規模感がなかったっていうのもありますが、僕みたいに中途で入ってきたりすると自転車のパーツのことなんて全く分からないけど、商品ピッキングとか、出荷作業をすることで一番覚えるというメリットがあります。社外に出すとしても切り離して出すんじゃなくて社内にはすべての要素を置いておきたいなという考え方です。

高木三宅さんは、外注使ってよかったことと、使う上で気にしていることってあります?

三宅ページ制作と撮影を外注にお願いしています。お願いするにあたって、マリリンはこうでないとだめとか、マリリンはこういう気持ちでやっているっていう「マリリンイズム」を外注スタッフさんと最初の頃は毎週お話して、意思統一していきました。うちくらいだとなかなかWEBに長けた人って見つかりづらいのと、トヨタ自動車のお膝元で大変条件が良い給料を皆さんもらっていることもあり、なかなか人が来てもらえないので、プロの部分はプロにまかせようということにしています。

高木「マリリンイズム」って教えるのに時間かかります?

三宅かかりますね。当社のスタッフも外注の人とやるということでストレスかかりますし、外注の人にもやりたいやり方とか、もっとこの方が売れるよって持っておられるので、そこの部分を擦り合わせていくのには毎週話していって3カ月~半年ぐらいかかります。

今の外注は、チーフが「マリリンの服を着ています」という人なので、「マリリンの服が大好きな人にページをやってもらったらどんなすごいことになるのかな」っていうワクワク感を持っています。

三宅 幸子 氏
ア ハッピーマリリン

久保当社は佐賀なのでネット通販に長けている業者とか採用段階でWEBが得意って人がいなくて。業者と組むとなると県外になる。県外だとなかなか会うこともできないし、メッセンジャーなどのテキストベースで話はできるけれど、やっぱり会って自分たちはこういう想いでやっているんだってしっかりできる関係性でやりたい。そのため、僕らは業者を使っていないです。

元々外注で発送していたのを社内に入れてからは自分たちでやると決めています。新しくオープンした帽子屋さんも基本的には自分たちでやっています。プログラミングとか必要な時は自社でやって、デザインに関しては、帽子屋が県外の福岡で、博多だと人が集まりやすいのでデザイナーだけを博多で雇って、アロマと帽子両方のデザインをやってもらおうかと考えています。

カスタマー対応で重要なのはマニュアルではなく「会社のカルチャー」

高木バックヤードはネット通販では接客に代わる部分です。接客としてのバックヤードで「気を付けていること」、「こういうことやっている」、「やって良かった」などエピソードありますか?

井手ルールとか作ってもムダだと思っています。こういう言葉遣いで、クレームがきたらこういう対応してってマニュアル作っても無駄。カスタマー対応で大事にしているところは、「会社のカルチャー」だと思っています。お客さんのことを本当に考えてお客さんのクレームのままで終わらない。お客さんがこういうことを求めていたらノーでは終わらない。最大限やる。そういうマインドを常日頃から私を中心にスタッフが心がけていると、だんだんカスタマースタッフもそういう対応になってくるからあまり細かいことは言わない。お客さんが喜ぶことをとことんやる。短期的には赤字でもいいから。クレームがあっても、クレームが来る前よりもはるかにファンになってもらうようにやろうという会社の方針だから、カスタマーもちゃんと自分たちで考えて行動してくれ、ファンになってくれるお客様も増えています。

高木よなよなさんはファンが多いイメージがあります。クレームもやっぱりあるものですか?

井手クレームありますよ。いつもクレームある時に、クレームを収めて終わりにしちゃだめだと伝えてます。最近もえらいクレームがあって。スタッフがそつなく終わらせようとしてたから違うよと。クレームが起こらなければいいんじゃなくて、それ以上の満足が得られるような対応やろうよと。そしたらクレームのお客さんがすごく感激してくれて、「これからも飲み続けますよ」、「広めるよ」と言ってくれました。

高木具体的にどんな対応だったんですか?

井手メルマガ配信停止と言ったのに、2年ぶりに送られてきたから激怒された。「もうメルマガ送りません」って収めようとしていたのを、それでいいのかと。お客さんが満足いくまでコミュニケーションとっていこうと。精神的な負担をかけたんだからお詫びのひとつもないとだめだろうと。手紙も送ろうと。そうしたら怒っていたのが良い感じになりました。

高木もともと好きだから怒ってるんですよね。

井手そうそう。すごくヘビーなリピーターがいて、その方の誕生日が発送日にかさなったことを知ったスタッフが、受注部門のみんなでお手紙を書いたんです。「誕生日おめでとうございます。注文いつもありがとうございます。お客様がくれるコメントがいつもうれしくて」ってみんなで書いて送ったんです。僕は全然知らなかったんですけど。そしたらお客さんがとても素敵なコメントくれて。それをこんなことあったんですってメールで回覧がきて、僕それ見て涙がでました。ウチのスタッフかっこいいなって思って。

高木佐々木さんもクレームとかあると思うけど、そういう場合どうしてるの?接客にどう結び付けてる?

佐々木前職で言っていたのは、「お問い合わせに対して、答えをつけてそれで終わりじゃだめだよ」と。「自分にファンをつけなさい」と。「自転車グッズのキアーロ」、ではなくて「キアーロの寺尾さん」だったり、人が出た上で好きになってもらうようにしなさいと。

あと、クレーム対応は「大変申し訳ございませんでした」で電話切ったらうちの負け。最後お客さんが「ありがとう」って言ってくれて、こっちも「ありがとうございました」で切らないとだめだよってよく話しをしていました。「大変申し訳ございませんでした」と自分の気持ちがメソメソした状態で切るよりも、ゴールが先に設定されると人はできることを考えるからです。

同じように前職の「あさ開」でやっていたのは「報連相の禁止」。クレーム案件でお客さんの損失を自分のポケットマネーで埋めていいと思えるラインだと判断したら、自分の裁量でやっていい。そこを超えるんだったら相談しろよと。報連相ってみなさん結構やりたがると思うんですけど、全部にフィードバックしないと、報告・連絡している方は全くやる気がないんですよ。日報書けって言われて、もう帰れるのに時間かけて書いたものに対して、上司からフィードバックなかったら何の為に書かされてるの?って思いません?それが嫌だったのと、あとは自分の頭で考えなくなるんですよ。「自分がどう思うか」まで、あるいは「AとBということを考えていて迷っていて判断がつけられないのですけど、どうしたら良いですか」なら聞くけど、「お客さんが○○って言ってるんですけど、どうしたらいいですか」では即差し戻します。

高木自分で考えることが成長につながる、ということでいいですか?

佐々木そう。あとはそれが違った場合も怒らない。萎縮してしまうので。「なるほど、その対応もすごくいいけど、もうちょっとこうやったらお客さんに対してすごくいいと思わない?」というのを繰り返していくとだんだん判断基準が揃ってくるんです。

高木正解は1個じゃないしね。

佐々木そうなんです。逆に良いアイディア出してきたということも、チーム内に共有されるとチーム全体のスキルが上がるので、そういうやり方をします。

佐々木 伸一 氏
自転車グッズのキアーロ

高木アパレルってサイズ違いとかって多くて、クレームにつながることがあると思うんですけど、どう接客につなげてますか?

三宅うちは私が短気で、とにかく私を出さないようにしてと。私のところまで持ってきたらお客さんとはケンカしかないから、私のところにもってこないように頑張ってねと言っています(笑)。

うちのスタッフはお客さんに寄り添ってお話をしているなと、対応を聞いて思っています。お客さんが言いたいことをまずは聞いている。お客様もある程度話すと満足される。もう1つは毅然と「それはうちはできません」とはっきり言わなきゃいけないことについてはお伝えしています。

高木できないって言う判断基準がありますか、それともその人が決めるんですか?

三宅それは受注とカスタマーの部署のチーフが決めて、あとから報告もらってます。よく耳にするのは、「あなたのお名前は?」とよく聞かれてますね。それは相手が怒っているのではなくて、この人良かったから、という形で名前を聞かれていて。それを聞くと暖かい気持ちになるし、私には絶対持っていないものを持っているんだなと。ありがたいなと思っています。

高木名指しでかけてくる人もいると思うけどカスタマー部署からしたらやっぱり嬉しいでしょうね。

三宅そうですね。カスタマー冥利につきると思います。

高木毎日かけてくる人もいますよね(笑)。久保さんのところはどうですか?

久保僕らも明確なルールは決めていないんですけど、言葉遣いやお客さんとの距離感の取り方といったところで1個決めているのは「カリスマ美容師を目指せ」ということです。僕らの軸でいくと、けっこうフレンドリーなのは町の八百屋さん、固いのがホテルのコンシェルジュ。うちらはどこ目指すかと考えた時カリスマ美容師って良くないかと。言葉遣いは丁寧なんだけど、こっち側から最近どうですか、とか。少しプライベートな話を嫌じゃない感じで聞いたりとかする距離感って面白いねと言っています。

僕がカスタマー対応をやっていた時、ある女性のお客さんから注文でもないのに電話がきて「近くの街の歯医者さんを好きになったんだけど、どうしたらいい?」という恋愛相談がきて。「治療に行ったらどうですか?」などと話して、結果報告がかかってきたということもありました(笑)。

別の話で2年前に、「高校生の息子に彼女ができた。息子がクリスマスに彼女にアロマランプを贈りたい」という相談があったのだけれども、そのお母さんが注文するのを忘れていて、注文がなかったんです。サポートの人間がそれに気づいて連絡したところ、「注文するのを忘れていました。どうしたらいいですか?」と電話がかかってきました。スタッフが「行っていいですか」というので、佐賀から熊本に車走らせてアロマランプ届けさせました。そういうところは力入れてお客さんが喜ぶことは何でもやろうとやっています。

高木結局、バックヤードがお客さんとの一番の接点、というか面ですよね。お客様からしたらカスタマーサポートの人がその店舗の人となるから、それはやっぱり気を使った方がいいですよね。

お酒を飲みながらも、真剣なトークセッションとなった
◇◇◇

このコーナーは、EC業務管理ソフト「CROSS MALL」を提供するアイルが2015年2月3日に実施した、ECバックヤードに携わる人の情報共有・アワード表彰・交流を目的とした「バックヤードカンファレンス」のトークセッションなどの模様を紹介。昨年実施された「バックヤードカンファレンス」の中で行われたトークセッションの模様を3回に分けて紹介する。

Part2は4月15日掲載予定です。

◇◇◇

【アイルからのお知らせ】

「バックヤードフェス2016」を4月23日に開催

昨年実施した「バックヤードカンファレンス」をさらに拡大。今回は有力ECショップの対談だけでなく、壁紙の貼り方や着物の着方などのワークショップ、物流倉庫体験ができるゾーンを設けたほか、ECショップで販売している人気商品をその場で購入できるようにするなど、まさにお祭りのような雰囲気で実施する。

昨年実施した、バックヤードの優れたショップを表彰するバックヤードアワードも合わせて開催する。参加はECサイトにかかわる人のみならず、一般の参加も可能となっている。

  • 日時:4月23日(土) 開場:11:00 ~ 閉場:21:00
  • 会場:COMMUNE246(コミューン ニーヨンロク)
    • 東京都港区南青山3-13​
    • 地下鉄「表参道」駅「A4」出口から国道246号を外苑方面に徒歩2分
  • HP:https://cross-mall.jp/backyard_fes_2016/
中川 昌俊

42社の最新ソーシャルメディア活用の事例集など。EC企業は目を通しておきたい報告書

10 years 1ヶ月 ago
経済産業省が「ソーシャルメディア活用に関する調査報告書」を公表、「ozie」、ピーチ・ジョン、ジーユーなどの事例を紹介

ozie」(柳田織物)、ヤッホーブルーイングピーチ・ジョンファンケルなどの通販・EC企業、ジーユー良品計画、ナショナルブランドなど8業種42企業が実施している最新のソーシャルメディア活用をまとめた調査報告書を、経済産業省が4月11日に公表した。

公表したのは「報告書」「事例集」「ソーシャルメディア活用先進事例報告会(YouTube)」。

「ソーシャルメディアがもたらしている事業活動への影響」「国内外の先進的なソーシャルメディアの活用事例」「効果向上に向けた先進的な取り組み」「『ソーシャルメディア活用先進事例報告会』のアンケート分析」「ソーシャルメディア活用の課題と活用促進の方策」をまとめている。

FacebookやTwitterなどのソーシャルメディア活用を強化したい企業は目を通しておきたい情報だ。

報告書などに関するURL

「報告書」について

次の5ポイントで構成。ソーシャルメディアを活用して事業活動を高度化する取り組み普及にあたっての課題、その解決策の検討内容を取りまとめた。

  • ソーシャルメディアがもたらしている事業活動への影響
  • 国内外の先進的なソーシャルメディアの活用事例
  • 効果向上に向けた先進的な取り組み
  • 「ソーシャルメディア活用先進事例報告会」のアンケート分析
  • ソーシャルメディア活用の課題と活用促進の方策

経済産業省が「ソーシャルメディア活用に関する調査報告書」を公表。42企業がソーシャルメディアを活用する目的

事例にあがった42社がソーシャルメディアを活用する目的

「事例集」について

ソーシャルメディア活用のベストプラクティスとして、42社の取り組みをまとめている。企業によるソーシャルメディア活用の目的を①販売促進②認知向上③製品開発④サポート⑤その他、に分類し事例を紹介。

経済産業省が「ソーシャルメディア活用に関する調査報告書」を公表。事例集の公開事例

事例集で掲載されたジーユーの取り組みについての公開例

掲載企業は次の通り。

  • 製造BtoC
    • ジーユー(アパレル)
    • トヤマかばん店(アパレル)
    • ピーチ・ジョン(アパレル)
    • 富士重工業(自動車)
    • 柳田織物(アパレル)
    • ヤマハ発動機(自動車)
  • 製造BtoB
    • 京都機械工具(産業工具)
    • コニカミノルタ(精密)
    • ツネイシホールディングス(造船)
  • 食品・日用品
    • 上澤梅太郎商店(食品)
    • 花王(化粧品・トイレタリー)
    • カルビー(食品)
    • キングジム(日用品)
    • クロス・クローバー・ジャパン(日用品)
    • サッポロビール(飲料)
    • 日本コカ・コーラ(飲料)
    • ファンケル(化粧品・トイレタリー)
    • 船橋屋(食品)
    • ヤッホーブルーイング(飲料)
  • 流通
    • kedama(トラ男)(専門店)
    • Circles(専門店)
    • サダマツ(専門店)
    • 大丸松坂屋百貨店(百貨店)
    • タワーレコード(専門店)
    • 日本トイザらス(専門店)
    • 良品計画(専門店)
    • ローソン(コンビニエンスストア)
  • 情報・通信
    • 米IBM(情報・通信)
    • 米アドビ(情報・通信)
  • 運輸・旅行
    • アールエヌティーホテルズ(旅行)
    • エイチ・アイ・エス(旅行)
    • 米ジェットブルー航空(空運)
    • 全日本空輸(空運)
  • 金融
    • 米アメリカン・エキスプレス(カード)
    • 大阪信用金庫(信用金庫)
    • 三菱東京UFJ銀行(銀行)
  • サービス
    • ケンタッキーフライドチキン(外食)
    • スターバックスコーヒージャパン(外食)
    • Z会(教育)
    • 米タコベル(外食)
    • ドミノ・ピザ ジャパン(外食)
    • 米ブルー・ボトル・コーヒー(外食)

瀧川 正実

ネットショップ担当者フォーラム編集部 編集長

通販、ECに関する業界新聞の編集記者を経て、EC支援会社で新規事業の立ち上げなどに携わり、EC業界に関わること約9年。まだまだ、日々勉強中。

瀧川 正実

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