Aggregator

ヴァリューズがWebサイト、アプリの競合分析サービスを開始。

9 years 10ヶ月 ago
マーケティング分析サービス『【eMark+】Pro』に、スマートフォン分析機能が正式リリース

ネット行動分析サービスを提供する株式会社ヴァリューズは、ネットユーザーの行動ログとデモグラフィック(属性)情報を用いたマーケティング分析サービス『VALUES eMark+』の有償サービス『【eMark+】Pro』から、スマートフォン分析機能を正式リリースした。

この機能により、性別や年代をはじめ、居住エリア、職業、未既婚、子供の有無などのユーザー属性を把握できる。例えば「30代~40代で子供のいる主婦が、スマートフォンでどのようなサイトをよく閲覧しているか」などを分析できる。

競合他社などベンチマークしたいサイトを指定すると、訪問者数や訪問回数、PVに加え、CVの推移も集計。また、検索キーワードや訪問直前にどのようなサイトを見ていたかなど、広告や集客施策に活用できるデータも得られる。

『【eMark+】Pro』の競合サイト分析例
『【eMark+】Pro』の競合サイト分析例

オプションで、アプリに特化した分析サービスも提供。自社アプリだけでなく他社アプリのユーザー層、利用率、リピート状況がわかるため、ターゲットユーザーに対してどのようなアプリが人気なのか、競合アプリのインストール数や継続率がどう変化しているかなどを把握できる。同じくオプションで、行動ログモニター会員へのアンケート調査も実施可能。

費用はPC、スマホのデバイス別で、初期費用が30万円〜、月額費用も30万円〜(それぞれ税抜)。

uchiya-m

GMO-PGと三井住友銀行の合弁会社、SMBC GMO PAYMENTが事業を開始

9 years 10ヶ月 ago
まずはEC向け決済サービスを三井住友銀行の顧客に対し導入図る

ネット決済代行のGMOペイメントゲートウェイ(GMO-PG)と三井住友銀行の合弁会社、SMBC GMO PAYMENTが2月から事業を開始した。まずは、GMO-PGが提供しているEC向け決済サービスを三井住友銀行の顧客に対し導入を図り、将来的にはGMO-PGとSMBCグループのリソースを活用した新たな事業展開も見据える。

昨年6月にGMO-PGは三井住友フィナンシャルグループおよび三井住友銀行と資本業務提携しており、ネット決済代行の合弁会社を設立するとしていた。これに伴い、11月2日のSMBC GMO PAYMENTを設立。2月から事業を開始した。

新会社の資本金は初年度3億1200万円で、三井住友銀行が80%、GMO-PGが20%を出資。2年目以降、GMO-PGが増資し49%まで持分を引き上げる予定。代表取締役会長 兼CEOには三井住友銀行から池澤正光氏が就任、代表取締役社長兼COOにはGMO-PGの村上知行氏が就任した。

新会社のロゴ

中川 昌俊

ネットショップ担当者フォーラム編集部

ネットショップ支援会社を中心にEC業界にかかわる企業や人を取材していこうと思っています。

読んで少しでも経営に役立ったり、なるほどと言ってもらえるような記事の執筆を心がけます。

nakagawa-m

USEN 店舗向けBtoB通販に参入

9 years 10ヶ月 ago
会員限定で安価に販売、スマホアプリのみで注文可能に

USENは2月4日、USENサービスに加入している店舗向けに、備品や消耗品などの店舗用品を販売するECサービス「USEN CART」を開始した。店舗向け通販についてはすでにアスクル、大塚商会、モノタロウなどがサービスを提供しているが、USENでは会員限定に安価に商品を提供するほか、1000円以上の購入で送料を無料にするなどの差別化を図ることで、事業の拡大を図る。

「USEN CART」では、レジロール、アメニティグッズ、洗剤、掃除用品、飲食店向け消耗品、メニューや看板、電球など、店舗運営に補充が必要な消耗品や備品類に特化して販売。取扱商品点数は約3600点。

USEN会員のみがサービスの利用が可能で、タブレット端末やスマホから専用アプリをダウンロードし、アプリから注文する形となる。

配送は宅配便を利用。最短で10時30分までにご注文すると、当日の午後に商品を届ける。

USEN CART

中川 昌俊

ネットショップ担当者フォーラム編集部

ネットショップ支援会社を中心にEC業界にかかわる企業や人を取材していこうと思っています。

読んで少しでも経営に役立ったり、なるほどと言ってもらえるような記事の執筆を心がけます。

nakagawa-m

「オムニチャネル時代の『ウェブ接客』」などが学べるセミナー 2/29開催

9 years 10ヶ月 ago
「既存のサイトに集客力や接客サービス機能を強化する仕組みを作りたい」といった課題を解決するセミナー

大手システムインテグレーターのTISは2月29日、「TIS EC最新ソリューションセミナー第1回 ~お客様をつなぎとめるオムニチャネル時代の『ウェブ接客』~」と題したセミナーを東京都渋谷区で開催する。ナビプラス、ミックスネットワークが共催。

▼セミナーの詳細はこちら

今回のセミナーは次のような課題を抱える事業者の悩みを解決するもの。

  • 既存のサイトに集客力や接客サービス機能を強化する仕組みを作りたい
  • 他社に負けない魅力ある商品を、購入者がきちんと見られる仕組みを作りたい
  • ECサイトに訪れた人が、なぜ購入しないのかが分からない、分析・気付きを得る仕組みを作りたい
  • ECとコールセンターの情報をつなぐことで、サイトからの離脱を減少させ、売上アップができる仕組みを作りたい

最先端のテクノロジーを用いたソリューションを紹介。それらを組み合わせて、スムーズに導入を進めるための「勘どころ」を、2回シリーズで解説するという。

プログラム内容

  • ECサービストータルソリューション「RetailCube」コンセプト(TISの津田剛氏)
  • EC市場 2016年の最新動向と脱集客のカギ(ナビプラスの高橋敏郎氏)
  • 「EC×動画」の最前線 動画活用のコツとケーススタディ(ミックスネットワークの橋本督二郎氏)
  • ECのクロスチャネル最適解~ドロップユーザを電話に誘導することで得られるもの~(TISの阪本悟氏)
  • オムニチャネルを成功に導くマーケティングオートメーション導入のポイント(TISの伊藤直広氏)
  • 失敗しないECサイト再構築の進め方(TISの山本豪氏)

開催概要

  • 日時:2月29日(月)15:00~17:45(14:30)
  • 場所:デジタルガレージ セミナールーム(東京都渋谷区恵比寿南3-5-7 デジタルゲートビル9階)
  • 人数:50人
  • 料金:無料(事前登録制)
  • 主催:TIS
  • 共催:ナビプラス、ミックスネットワーク
  • 詳細と申し込みhttp://www.tis.co.jp/seminar/201602_01.html

瀧川 正実

ネットショップ担当者フォーラム編集部 編集長

通販、ECに関する業界新聞の編集記者を経て、EC支援会社で新規事業の立ち上げなどに携わり、EC業界に関わること約9年。まだまだ、日々勉強中。

takikawa

ECサイトの業績に関わる“1秒”の価値。ユーザーの期待に応える表示速度を

9 years 10ヶ月 ago
サイトの表示速度がCVに与える影響や、改善の投資対効果を最大化するポイントとは?

ECサイトの表示速度はコンバージョン率を左右する。しかし、どのページの表示速度を改善すればコンバージョン率が最大化するのか、また、そのためにどれほどの費用を投資すべきかを判断するのは難しい。この課題を解決するのが、サイトのパフォーマンスが業績に与える影響を可視化するツール「mPulse(エンパルス)」だ。同サービスを提供するSAOSTAの秋山氏と村田氏が、具体的な数字を示しながら解説した。 写真◎Lab

セミナーのポイント
  • ページの表示時間が長くなるとコンバージョン率は下がる
  • 表示速度を1秒短縮して年商1,200億円増
  • ECサイトの表示速度は2秒以内が鉄則
SOASTA INTERNATIONAL INC ゼネラルマネージャー 秋山 英二 氏
SOASTA INTERNATIONAL INC ゼネラルマネージャー 秋山 英二 氏

ページの表示時間が長くなるとコンバージョン率は下がる

ゼネラルマネージャーの秋山氏は、サイト表示速度とコンバージョン率の関係性に関する独自の調査結果を公開した。

BtoCサービスを提供しているA社は、モバイル経由のアクセスでは表示速度が3秒のときにコンバージョン率が最大化し、表示時間が長くなるにつれてコンバージョン率が下がり、7秒で半減したという。

B2Bサービスを展開するB社のケースでは、パソコン経由のアクセスでコンバージョン率が最大となる表示速度は2.5秒だった。越境ECを手掛けるC社の直帰率は、表示速度が3秒のときに最も低くなっている。ECサイトの表示速度とコンバージョン率や直帰率には明らかな関連性が見られた

日本企業のデータ

表示速度を1秒短縮して年商1,200億円増

秋山氏は、サイト表示速度を改善してコンバージョン率を向上させた事例も紹介した。その1つは、事務用品小売りの世界最大手、米ステープルズの事例だ。同社は北米に1,600店舗を持ち、25か国でビジネスを展開している。同時にオンライン販売にも注力しており、2014年のECサイトにおける売上は100億ドルに達しているという。

同社はサイトのパフォーマンスを改善すべく、ECサイトを訪問したユーザーが実際にどのような体験しているのかを確認するため、レスポンス計測ツール「mPulse」を利用して調査を実施した。「ページ表示時間」「各ページの表示時間に対するセッションの分布」「直帰率」などを計測した結果、ページ表示時間と直帰率には相関関係があり、ページ表示時間が遅くなるにつれてコンバージョン率は下がることが判明した。

staplesのデータ

さらに、ECサイトの各ページがコンバージョン率にどの程度影響しているかを計測し、パフォーマンスを向上させるべきページを選定。改善が必要なページに対して下記のような施策を実施した。

  • 改善すべきページの選定
  • ページ構成要素の最適化(画像サイズの最適化、JavaScript/CSSのサイズ削減、サードパーティー/コールの削減、最適化、データベース参照の最適化 など)
  • マネージメント、他部門からの理解

その結果、ページ表示時間の中央値は1秒削減、98パーセンタイルの表示時間は6秒削減され、コンバージョン率は10%向上したという。ステープルズのEC売上高が100億ドル(約1兆2,000億円)であることを考えれば、サイト表示速度の売上への貢献度は年間約1,200億円になる。

ECサイトの表示速度は2秒以内が鉄則

こうしたECサイトのパフォーマンス改善に役立つのが、Webサイトレスポンス計測ツール「mPulse」だ。テクニカルディレクターの村田氏はデモンストレーションを交えながら、その機能について紹介した。

SOASTA INTERNATIONAL INC テクニカルディレクター 村田 達宣 氏
SOASTA INTERNATIONAL INC テクニカルディレクター 村田 達宣 氏

レスポンスのリアルタイムモニタリングをはじめ、直帰率やコンバージョン率などのKPIを設定し、レスポンス時間との相関をグラフで表示する。モバイルを含めたOSやブラウザごとのアクセス状況についても表示可能だ。

これら複数の要素の相関関係に基づき、「モバイルから商品説明ページへのアクセスは多いが、Androidデバイスへのレスポンスが悪く、改善が必要」といった具体的な課題を抽出できる

mPulseのデモ

サイトパフォーマンスの改善にあたっては、ユーザー体験をリアルタイムで計測し、分析しなければ実態が見えてこない。また、すべてのページに改善策を講じるのは現実的ではない。まずは自社ECサイトの実態を詳細に把握し、ビジネス上もっともインパクトのあるページに改善のための資源を集中することが重要となる(村田氏)。

また、米国のEC小売事業者トップ200社から12社をピックアップし、2014年と2015年の「レイバー・デイ(労働者の日、米国の祝日)」の直前の1か月間のデータを取得して比較したところ、PCからのアクセスでコンバージョン率が最も高かったサイト表示時間は、2014年の3秒から2015年は2秒と短縮されていたという。また、モバイルからのアクセスでコンバージョン率が最も高いサイト表示時間は、2014年の6秒から2015年の2秒へと大幅に短縮されている。

ユーザーの期待値が高まっている一方、ユーザーの期待値に対してページのロード時間は高速化されていないことが判明した。すなわち、多くの機会損失が発生していることになる。ピックアップした12社のサイト表示時間は平均値よりも早い。ユーザーは他のECサイトにも同じようなパフォーマンスを求めており、ページロード時間は2秒以内を目指さなければならなくなっている(秋山氏)。

サイト表示時間はコンバージョン率や離脱率に大きく影響する。さらに、ユーザーのサイト表示速度への期待値は急速に高まっており、EC事業者にとって表示速度の改善は急を要する課題だ。エンドユーザーのリアルな体感を計測、分析した上で、サイトのどこを改善すべきか把握すること。そして、継続的に改善していくことが求められている。

関連リンク:

伊藤 秀樹

ライター

楽天新春カンファレンス2016の注目企画「ほぼ仲山市場 探索ツアー」に潜入レポート

9 years 10ヶ月 ago
消耗戦に陥らないネットショップはどのような価値を提供しているのか。4店舗の施策を紹介

「楽天新春カンファレンス2016」の注目企画を聞いたインタビューで(インタビュー記事はこちら)、今年新たに始まる注目企画としてあがったのが「ほぼ仲山市場 探索ツアー」。楽天大学の仲山進也学長、元「ほぼ日刊イトイ新聞」でプロデューサーを務めた西本武司さんが、イベントスペースにブースを構えるショップの話を聞いて、買いたいと思う商品を一緒に探すツアー企画。今回、そのツアーに潜入した。

消耗戦に陥らないネットショップが提供している価値や施策を紹介

仲山学長によると、「ほぼ仲山市場 探索ツアー」のコンセプトは、消耗戦に陥らないネットショップがどのような価値を提供しどんな施策を行っているか、を知ってもらうことだという。

ツアーを行う前、西本さんがなぜツアーに参加することになったかについての説明が行われた。西本氏は、仲山学長と仕事を一緒にする機会があり、楽天の出店者について説明を受けたという。

西本氏は、店舗の1つ1つが優れたコンテンツであると感じ、楽天市場のショップから直接話を聞いてみたいと要請し、今回のツアーが開催されることになったという。

ツアーの趣旨を紹介する楽天大学・仲山進也学長(左)と西本武司氏

ツアーの趣旨を紹介する楽天大学・仲山進也学長(左)と西本武司氏

今回のツアーにブースを構えたのは8店舗。参加者は8グループに分かれ、各店舗の話を15分ずつ聞き4店舗を回るという内容。筆者も1つのグループに入り、4店舗のプレゼンを聞いた。

最初に訪問したのがナッツやドライフルーツなどを取り扱う「小島屋」さん。ヒット商品の「ヨーグルト専用のドライフルーツミックス」を開発するきっかけは、店長仲間から「レーズンが苦手だからレーズンの入っていないヨーグルト専用のフルーツミックスってないの?」と言われたことだった。

ドライフルーツ屋の意地もあり、最高のモノを作ってやろうと思い、取り組み始めた。(小島靖久店長)

自信をもって売り出せるものを作るため、実際に試した組み合わせは300種類にもなるという。その中から最高の組み合わせを選んだ後、各ドライフルーツの最適な分量の組み合わせを行う必要があるため、作業は連日深夜にも及んだが、不思議と疲れや止めようという気持ちにはならなかったという。

「小島屋」の小島靖久店長

小島靖久店長

次に訪れたのは「いわゆるソフトドリンクのお店」のブース。

運営元のナカヱが手がける企画はユニークだ。たとえばエイプリルフール。「ヘルシア緑茶」は「ヘルシワ緑茶」、「MATCH」は「MATCHO(マッチョ)」といった商品としてサイトに表示。

商品説明は「筋肉にうれしいビタミンとプロテインをモリモリ配合。シュワッと弾ける炭酸が眩しいマッスルをさわやかに演出するレモン風味です。朝からベンチプレスに励む彼の差し入れに!」といったように作りこんでいるという。

また、ユーザーから募った投票で1位になった「大井のおっさん」は「お~いお茶」をもじったもの。ボトルのパッケージデザインを伊藤園からもらい、それを加工して実際に商品を作成。投票者にプレゼントしたという。

社員も面白がっていろいろなアイデアを出してくるし、何より自分が楽しいのでやっている。この時期が来ると、みんな気合が入る。(中江トシヒロ店長)

「いわゆるソフトドリンクのお店」の中江トシヒロ店長

中江トシヒロ店長(画面左)

続いて訪れたのはボーイズラブマンガやノベルを専門に販売する「コミコミスタジオ」のブース。

そこで渡されたのが「ボーイズラブ診断」という質問用紙。記載されている質問に「YES」「NO」で答えていくと、その人におすすめのジャンルのボーイズラブコミックを診断するというもの。「甘々系」「コミカル系」「ハード系」など、実際に分類されたボーイズラブコミックスを読んでみる、という体験をした。

サイトでは、「甘々系」「コミカル系」「ハード系」といったジャンルごとに商品を探せるようにしているほか、ブログで注目の新作情報などを発信。作者のサイン会などを開催することで、この分野の商品に関してはアマゾンよりも売り上げているという。

アマゾンよりも商品の到着が遅く、送料がかかるにもかかわらず、「コミコミスタジオ」で買ってくれるお客さまがたくさんいる。サイト上でボーイズラブへの愛が感じられるからだと思う。(内藤剛社長)

「コミコミスタジオ」の内藤剛社長

内藤剛社長

最後の4ブース目は、「邪悪なハンコ屋 しにものぐるい」の伊藤康一店長が「紙芝居ボード」を使い、サイトの特徴やどんなハンコを販売しているか、販売を始めた経緯などを紹介。オリジナルデザインのハンコのイメージが数多く掲載された冊子や実際のハンコの押し心地などを試せるようにした。

もともとハンコを販売していたわけではなく、オリジナルTシャツのデザインをして販売していたところ、スタンプが欲しいというお客さまの要望があったので販売し始めた。(伊藤康一社長)

「邪悪なハンコ屋 しにものぐるい」の伊藤康一社長

伊藤康一社長

ツアーには、卵を販売する「卵の庄」、「保護猫カフェ ネコリパブリック」、「イーザッカマニアストアーズ」、「よなよなの里」といった有力店舗もブースを構えていた。

店長や店員自身がまず楽しんで仕事することでファン作りにつながる

今回のツアーを通じて最も感じたのは、「店長や店員自身がまず楽しんで商品開発や売り場作りをすると、必ずそれに共感するユーザーがいる」ということだ。

こうした共感ユーザーはコアなファンとなり消耗戦に陥らない店舗に成長することができる。コアなファンを作ろうと無理な施策などを行っても、恐らくファンから見れば浅はかな戦略、と見破られてしまうだろう。

今後、中小のECサイトが生き残るためには、「自分たちにしかできないことを見つけることが大事だ」とよく言われる。とはいえ、自分たちにしかできないことを見つけることはなかなか難しい。

それならば、自分たちが面白いと思うことを突き詰めていくのはどうだろうか。それがゆくゆくは他社がまねできないものになるのではないか。今回のツアーではこんなことを学べたような気がする。

中川 昌俊

ネットショップ担当者フォーラム編集部

ネットショップ支援会社を中心にEC業界にかかわる企業や人を取材していこうと思っています。

読んで少しでも経営に役立ったり、なるほどと言ってもらえるような記事の執筆を心がけます。

HTTPS移行でPageRank喪失は起こらない、たとえ302リダイレクトであっても ―― HTTPS移行FAQフォローアップ

9 years 10ヶ月 ago

Web担当者Forumの連載コラムでピックアップした、Googleのジョン・ミューラー氏によるHTTPS移行によくあるQ&Aのフォローアップ。HTTPS移転でPageRankは失われない、301でも302でもどちらでも使える、移行処理を速めるためにHTTPのサイトマップを送信するなど。

- HTTPS移行でPageRank喪失は起こらない、たとえ302リダイレクトであっても ―― HTTPS移行FAQフォローアップ -

Posted on: 海外SEO情報ブログ - SuzukiKenichi.COM by Kenichi Suzuki

Kenichi Suzuki

楽天・三木谷社長が語る2016年の楽天市場 「対面販売以上のクオリティーを」 | 通販新聞ダイジェスト

9 years 10ヶ月 ago
三木谷社長は、2016年の楽天市場のテーマを「クオリティー」と説明、楽天市場が生まれ変わり流通総額の拡大をめざすとした

楽天は1月26日、東京都港区のグランドプリンスホテル新高輪で「楽天新春カンファレンス2016」を開催した。当日は、参加した「楽天市場」出店店舗同士の交流の場や課題解決のための講座などを設けた。また、放送作家で脚本家の小山薫堂氏が基調講演を行ったほか、三木谷浩史社長(=写真)が講演を行った。

三木谷社長は、2016年の楽天市場のテーマについて「クオリティー」とした。「クオリティーを上げることに対して、病的なまでのこだわりが必要。『一人くらいいいじゃないか』ということではなく、一人でも不満を持つ客がいれば対応するべきだ」と説明した。

「楽天新春カンファレンス2016」で三木谷浩史社長が講演

取り組みの一環として、レビューで低い評価をしたユーザーに対し、投稿から2分以内に同社のカスタマーサービスが電話をかけて、不満点や苦情などを聞き取るサービスを始める。同社のECコンサルタントも即座に苦情への対応を行う。ユーザーに対してはお詫びとして、「楽天スーパーポイント」を500から2000ポイントプレゼントする。

三木谷社長は「顧客満足度の向上は、どんなプロモーションよりも売り上げ増が図れるのではないか。100分の1、100分の2のデトラクター(批判者)を放置すると、少数派でもマイナスの声の方が大きくなってしまう。4万店舗の集合体である楽天市場のクオリティーを上げるには、1店舗ごとの意識が必要だ」とした。あまりにも悪い評価が付いた店舗についてはいったん閉店させたり、悪質な場合は退店させたりすることで、モールのクオリティーをキープするという。

また、三木谷社長は社会変化や最新技術に対し、楽天市場がどう対応していくかについても説明。スマートフォンなどのスマートデバイスの普及に伴う「Smart」や、民泊や配車サービスなどに代表される「オウンドエコノミー(所有型経済)からシェアリングエコノミー(共有型経済)へ」、さらには「Automation」をキーワードとした。

「Automation」では、ディープラーニング(機械学習)やAI(人工知能)の発達により、「近い将来、車は確実に自動操縦が普及するだろう」と断言。楽天市場においては「ユーザーをハッピーにするために使っていきたい」。具体的には、データ戦略や商品ジャンルへの特化戦略、ロジスティクス、ユーザー高還元に活用するという。

データ戦略においては、昨年から「ページ診断サービス」を開始。ページのどの部分にユーザーが興味を持っているかを可視化していくもので、すでに約70店舗が利用しており、購入率は約32%向上しているという。

また、ユーザーの行動パターンにあわせてマーケティング手法を変えている。「最終的には、楽天会員一人ひとり、それぞれ違うデザインのページ、違うアイテムを見せるようなパーソナライゼーションをやりたい」。さらに、購買行動を分析して最適な商品やプランをプロモーションする。例えば、楽天トラベルでカニを楽しむツアーやプランを選んだユーザーには、楽天市場のカニをレコメンドするといった仕組みを考えているという。

このほか、学生など若年層を対象とした特別会員サービス「楽天ヤング」を刷新し、15歳から25歳の学生向けに「楽天学割」とする。会員数が1200万人を超えた楽天カードについては、「利用高では業界3位だが、2年以内に1位にしたい」。18日から、楽天カードを使って楽天市場で買い物をすると、3%のポイント(プレミアムカードはさらに1%プラス)が上積みされる施策を開始。「当然リピート率が高くなる。楽天カードとしては“逆ざや”になるが、外部で使ってもらうことで吸収ができる。楽天スーパーポイントが使える店舗をもっと増やしていきたい」とした。

三木谷社長は「通信販売は顧客の顔が見えず、不備があった場合の修正がやりにくいので、対面販売以上にクオリティーを高めないといけない。20年間培ってきたものをベースに、楽天市場が生まれ変わり、現在の流通総額2兆円から5兆円、10兆円と増やし、社会の基盤にしていきたい」と意気込みを述べた。

「通販新聞」掲載のオリジナル版はこちら
楽天 三木谷社長が講演、「品質向上にこだわる」(2016/02/04)

HTTPS移行のよくあるQ&A 13連発。順位は? インデックスは? 作業は? 【海外&国内SEO情報ウォッチ】

9 years 10ヶ月 ago

Web担当者Forumの連載コーナー、「海外&国内SEO情報ウォッチ」を更新。今週は、HTTPS移行のよくあるQ&A 13連発。順位はどうなる? インデックスは? やるべき作業は?』、titleタグの重要性が落ちたってホント?』、『meta descriptionタグは自動と手動のどちらで作成すべきか』など10記事+3記事。

- HTTPS移行のよくあるQ&A 13連発。順位は? インデックスは? 作業は? 【海外&国内SEO情報ウォッチ】 -

Posted on: 海外SEO情報ブログ - SuzukiKenichi.COM by Kenichi Suzuki

Kenichi Suzuki

Adobe Analyticsの便利ツールを公開しました

9 years 10ヶ月 ago
Adobe Analyticsの便利ツール「KAISEKI-Assist」の第二弾がリリースされました。 現在利用できるのは、レポートスイートの設定情報を自動でExcel化する「autoSDR」と、分類(SAINT)の編集をExcelのみで行える「autoClassify」の2つです。 変数設定の管理・更新「autoSDR」 Adobe Analyticsの計測設定の確認・反映を、わかりやすい一覧画面で行い、ブラウザでAdobe Analyticsの管理画面を行き来しなくても設定・確認できるようにするためのExcelマクロです。 分類の管理・更新「AutoClassify」 Adobe Analyticsのカテゴリー(分類)設定をExcelで行い、ボタン1つでAdobe...

洋菓子店やパン屋向けECパッケージ「EC Challenge」を提供開始、ECホールディングス

9 years 10ヶ月 ago
製造カレンダー・温度帯設定・予約販売など特化機能を搭載

EC運営代行事業などを手がけるECホールディングスは2月16日、洋菓子店やパン屋のECサイト運営に特化したECサイト構築パッケージ「EC Challenge」の提供を開始する。ECサイト運営の業務負荷を抑えるシステムに設計。実店舗の運営をしながらECも展開できるようにし、ネット通販に進出していない町の洋菓子店などのEC進出を支援する。

ECホールディングスは、ネットショップ運営代行事業のほか、「Ciappuccino(チャプチーノ)」「DOUGHNUTPLANT(ドーナッツプラント)」というスイーツブランドを展開し、実店舗やECサイトで販売している。

この運営ノウハウを活用。オープンソース「EC-CUBE」をカスタマイズした「EC Challenge」の提供に至った。

スイーツECなどに特化した機能として、製造カレンダー・温度帯設定・予約販売&期間販売・複数配送先設定・ギフト対応・セット販売・定期購入・定期購入&頒布会などの機能を付けた。

利用料金は月額9800円から。売上規模や業務内容に合わせたカスタマイズも可能。

ECサイト構築パッケージ「EC Challenge」

中川 昌俊

ネットショップ担当者フォーラム編集部

ネットショップ支援会社を中心にEC業界にかかわる企業や人を取材していこうと思っています。

読んで少しでも経営に役立ったり、なるほどと言ってもらえるような記事の執筆を心がけます。

nakagawa-m

Adobe Analyticsの便利ツールを公開しました

9 years 10ヶ月 ago

Adobe Analyticsの便利ツール「KAISEKI-Assist」の第二弾をリリースしました。

レポートスイートの設定情報を自動でExcel化する「autoSDR」と、分類(SAINT)の編集をExcelのみで行える「autoClassify」の2つです。

【Facebookは終わるのか?】2016年 アメリカの10代が”イケてない”と言った4つのサービス

9 years 10ヶ月 ago

日本は少子化が進む一方で、アメリカでは新たなテクノロジーやサービスに敏感な若い世代が多く生まれています。

その中でも最近特に注目されているのが、現在18才以下のジェネレーションZ。

アメリカ国内において、ミレニアル世代とジェネレーションZを合わせた37歳以下の若者は、全人口の半分以上を占めています。

サービスの成功は、若者ユーザーに響くかどうかが大きな鍵となっています。

年齢別にみるアメリカの人口の割合

年齢別にみるアメリカの人口の割合


今回は13~18歳の、アメリカ人60人を対象に実施したアンケートをもとに、アメリカ人10代に使われなくなった4つのサービスと、愛されている6つのサービスを紹介します。

もう”イケてない”と言われた4つのサービス

Facebook
facebook
【回答】
・時代遅れ(14歳)
・自分の親や友達の親に投稿を見られるから使わない(16歳)
・Facebookは、イベントを開くときにはいいけど、ちっともお気に入りのアプリではない(15歳)

【なぜイケてないのか】
調査対象だった10代の大半がFacebook登録者にもかかわらず、Facebookはお気に入りのアプリではないと応えました。

親に見られる心配や、広告でごちゃごちゃした見た目が理由です。

しかし、鬱陶しいと思うことと、Facebookを持たないこととは別なようです。

「Facebookアカウントを持ってるでしょ。あなたもだよね?」という社会からのプレッシャーがあり、アカウントを持たない場合、その理由を毎回、説明しなければなりません。

Google+
google-
【回答】
・そもそもGoogle+を使うときがいつなのか知らない(16歳)

【なぜイケてないのか】
言われてみれば、たしかにGoogle+をメインで使っている人を見たことがありません。Google+を使わずとも、他のSNSで足りているという印象が強いです。

以下のグラフを見ても、そもそもGoogle+を利用している人が少なく割合も減少しているのが分かります。

アメリカのソーシャルメディア利用状況

アメリカのソーシャルメディア利用状況

Whisper
whisper
【回答】
・単純にもう誰も使ってない(17歳)

【なぜイケてないのか】
Whisperは、他のユーザーと匿名で秘密を共有できるアプリです。2013年に大流行しましたが、ブームはすでに去りました。

学校や友達などの酷い悪口を言うことが多く見受けられ、「マイナスな発言がたまるSNSは人気が長続きしない」ことを裏付けました。

またWhisper利用にあたって社会的に注意するべきことが多く、煩雑だと感じられているようです。これは、Facebookにも当てはまる傾向です。

Vine
vine
【回答】
・Vine動画はみるけど、自分も友達も誰も動画を投稿したことがない(16歳)

【なぜイケてないのか】
6秒の動画をアップするサービスとして人気を博したVineですが、観ることはあっても自分で動画をアップする機会は「ほとんどない」という意見が目立ちました。誰もが参加者になれないと熱は冷めてしまうのかもしれません。

そんな中、人気を独占する6つのアプリ・サービスとは?

ここまでは、「流行」「廃り」が早いのかと感じさせる辛辣な回答が並びました。

そんな辛口な彼らを魅了するアプリはどんなものでしょうか。大体予想はついているかもしれませんが、理由と共に見ていきましょう。
Snapchat
snapchat
【回答】
・スナップチャットは私のコミュニケーション方法の1つといってもいい(15歳)
・テキストメッセージと役割は変わらないし可愛い自分の顔写真ものせられるから好き(16歳)
・今、自分がどこにいて何をしているかということを短く簡単に伝えられるから良い(17歳)

【使われる理由】
Snapchatは親しい人とのネットワーク内交流で、自分のパーティーではしゃいでいる写真を見られても問題ありません。

いいね!の数やコメントを気にする必要もなく、とにかくほかのソーシャルネットワークと比べ、自由にふるまえる場所として利用され人気があります。

Spotify
spotify
【回答】
・友達の音楽の好みを知ることができる(14歳)
・友達がシェアする音楽をみて新しいお気に入りの曲をみつけられる(14歳)

【使われる理由】
Spotifyはその名を世界に轟かせている音楽ストリーミングサービスです。今の10代は、好みの音楽も不特定多数の人と共有しています。無料で聞けて、シェアできることは、当たり前なのです。

Instagram
instagram
【回答】
・他のみんなが何をしているのか知りたい(15歳)
・Instagramでみつけた面白い写真を友達に送れる(15歳)
・自分が今何処で何をしているのかを全部シェアできるから(15歳)

【使われる理由】
Instagramは不動の人気をキープしています。「snapchatでも写真を共有し、Instagramでも共有するの?」と思われる方も居るでしょう。全ての写真をポストするのがSnapchatで、その中で、自分が最もかわいく写っている1枚を載せる場所がInstagramというような使い分けをしているようです。

Instagramでは、フォロー返しのマナーを強制されず、気に入らない写真にタグ付けされる心配もありません。

また、広告が少なく、コンテンツ自体にフォーカスされている印象です。

Twitter
twitter
【回答】
・なんらかの形で有名人とつながることができるから(18歳)
・いつでもツイートできるしFacebookのようにごちゃごちゃしてないから(17歳)
・自分の心にためていたことを吐き出せて、それに同級生が同情してくれるから(19歳)

【使われる理由】
ダークホースだったのはTwitter。日本では、まだTwitterを頻繁に利用する人も多いが、アメリカでは、新規ユーザー獲得が苦境だと言われていました。

しかし結果は、意外にも10代からの人気は高いままです。簡単な検索では自分が見つからないと感じられるため、親や家族の目の届かないところで、学校の不満を漏らしたりしています。

Netflix
netflix
【回答】
・Netflixで良い(16歳)
【使われる理由】
アメリカではテレビよりも、Netflixをはじめとするストリーミング配信サービスやケーブルテレビが利用されています。

PwCは、過半数を超える人がストリーミング配信のメディアを好んだと発表しました。HuluやAmazonプライムの利用者の割合も多かったがNetflixの利用率は圧倒的で、ケーブルもNetflixもHuluも登録している家庭でも、ほとんどはNetflixを利用するといいます。

ただし、ドラマのアップロードはHuluの方が早いため、Huluを利用するというユーザーも多いです。

Facebook Messenger
Facebook-Messenger
「あれ?Facebook離れしているんじゃないの?」と思われる方もいるでしょう。Facebook Messengerは利用率も高く、今回の調査対象者の80%以上が頻繁にFacebook Messengerを利用していると応えました。

KikやSnapchatもテキストメッセージとしては、Facebook Messageに劣るようです。

生き残るFacebookの利用シーン

グループ機能
Facebookを使う目的の多くはグループ的なものです。グループをチェックするためだけにfacebookを使い、重要なところを見て、すぐログアウトしてしまうようです。

難しいアルゴリズムによる配置ではなく、上にあるものが新しいというシンプルなニュースフィードが親しまれています。

検索機能
初めて会った人とつながりたいとき、まず最初に使うのがFacebookでしょう。このような場面において、TwitterやInstagramはあまり使われません。実名で検索するだけで、だいたい誰でも見つけることが出来るのが特長です。

他サービスへのサインアップ
他のサービスに登録する際、面倒な手間を省くためにFacebookアカウントでを利用する機会が増えています。

Facebookが、ネット上の身分証明書のような機能を持ち、アカウントを残しておくだけで、意外な使い道があるものです。

まとめ

上記のサービスの失敗例と成功例からみたなかでアメリカの10代向けにサービスをつくる前に心得るポイントは3つ。

1. 社会的なプレッシャーを感じさせないもの(少なくとも親には気付かれないこと)
2. 仲の良いコミュニティだけで自分の好むものを主張でき、友達の好むものを知れるもの
3. ユーザーが当事者で受け身にならないもの

Written by btrax

関連記事

【アメリカでは誰もLINEを使わない?】国別にみる若者が使うアプリの違い 5選
米国のミレニアル世代・ジェネレーションZに効果的なブランド構築方法
~Facebook離れは本当なのか~ 米国若者ソーシャルメディア最新実情

crevoAdmin

ファッションレンタル「メチャカリ」の返却品を「ZOZOUSED」で販売、クロスカンパニー

9 years 10ヶ月 ago
USED品の販売強化により、商品の新たな循環モデルを確立

ファッションブランド「earth music&ecology」などを展開するクロスカンパニーは2月4日、ファッションレンタルサービス「メチャカリ」で利用した中古品を「ZOZOUSED(ゾゾユーズド)」内で販売する取り組みを開始した。

クロスカンパニーはUSED品をより多く販売できる環境を整備。ファッションレンタル事業の強化につなげ、商品の新たな循環モデルを確立する考え。

「メチャカリ」はクロスカンパニーが扱うブランドの新品アイテムを同時に3点までレンタルすることができ、返却すると1点から何度でも借り換えることができるサービス。

60日間借り続けたアイテムは、そのままもらうことができる。譲り受けたアイテムは3点にカウントされず、新たにファッションアイテムを借りることが可能になる(参照記事)。

従来、返却されたアイテムはクロスカンパニーが運営するECサイト「CROSS COMPANY COLLECTION(クロスカンパニーコレクション)」でUSED商品として販売していた。

今回、「ZOZOUSED」と共同で商品データ連携システムを開発。商品情報を自動連携できるようにすることで、「ZOZOUSED」でも販売できるようにした。

システム連携のイメージ

こうした施策で、従来よりも数多くのUSED品を販売できる環境を整える。

「ZOZOUSED」を運営するクラウンジュエルでは、共同開発した商品データ連携システムを活用し、他ブランドもUSED品を手軽に「ZOZOUSED」に出品できるようにする。今回の取り組みを皮切りに、ブランド公式ユーズドショップの展開を拡大させていく考えだ。

公式のユーズドショップを開設

中川 昌俊

ネットショップ担当者フォーラム編集部

ネットショップ支援会社を中心にEC業界にかかわる企業や人を取材していこうと思っています。

読んで少しでも経営に役立ったり、なるほどと言ってもらえるような記事の執筆を心がけます。

nakagawa-m

専門家がワイン選びを電話でサポートする「Amazonソムリエ」を開始

9 years 10ヶ月 ago
ワインを購入するユーザー層の拡大や利用頻度の増加につなげる

Amazonは2月4日、「Amazonお酒ストア」内の「Amazonワインストア」で、「Amazon ソムリエ」サービスを開始した。

専門家との電話を通じ、多くの取扱商品の中から希望に合ったワインを購入できるようにする。ワイン初心者からワイン通まで、ユーザー層の拡大、利用頻度の増加につなげる。

「Amazonソムリエ」は、Amazonお酒ストア内の「Amazon ワインストア」で提供する。

利用方法は、ログイン後にワインの商品ページで「次の画面で電話番号を入力いただくと、お客様のお電話がなります」のリンクをクリック。ユーザー自身の電話番号を入力すると、Amazonから電話がかかってくる仕組み。

シチュエーションや合わせる料理、ギフトの送り相手といった要望を伝えると、専門家からお勧めのワインなど、ワイン選びのアドバイスを受けることができる。

通話終了後には専門家が提案したワインの商品URLなどをメールで受け取ることも可能。注文は電話上で行うことはできない。

提案するワインはAmazonで取り扱う商品のみ。出品者がAmazon上で販売している商品に関しては、現在のところ提案されない。

Amazonは、ワインの取り扱いを強化しており、現在の取り扱い点数は8000点以上まで拡大。ワインを一定の温度に保ったまま管理する「定温倉庫」や、温度管理した配送する「保冷お届けサービス」などワイン専用サービスを拡充させている。

Amazonソムリエ

中川 昌俊

ネットショップ担当者フォーラム編集部

ネットショップ支援会社を中心にEC業界にかかわる企業や人を取材していこうと思っています。

読んで少しでも経営に役立ったり、なるほどと言ってもらえるような記事の執筆を心がけます。

nakagawa-m

人気記事トップ10

人気記事ランキングをもっと見る