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アリババグループ傘下のアプリ「淘宝」がAppleのアワードで“革新的な体験”と評価されたポイントは?

1 year 1ヶ月 ago

Alibaba Internationalの日本法人である淘宝日本は、アリババグループ傘下のショッピングアプリ「淘宝(TAOBAO/タオバオ)」が2025年度の「Apple Design Awards」の「インタラクション」カテゴリーを受賞したと発表した。

淘宝日本によると、アワード受賞は仮想現実(VR)に対応したゴーグルタイプのMRデバイス「Apple Vision Pro」向けの空間買い物アプリ「淘宝Vision」の革新的な体験が高く評価されたとしている。中国発のインターネットプラットフォームとしては初の快挙という。

「淘宝Vision」は、「Apple Vision Pro」の空間コンピューティング技術を活用し、従来のECアプリでは体験できなかった没入感のあるショッピングを実現。美容商品のページでは成分の解説を自動表示したり、家電や自動車の内部空間を仮想的に体験できる。

便利で魅力的なショッピング体験を提供していると評価された

また、リビングにソファを実寸大で配置し、素材や色をその場で切り替えて確認することも可能。こうした機能により、ユーザーはまるで実物を手に取っているかのようなリアルな感覚で商品を選ぶことができる。

Appleではアワードのサイト上で同アプリについて「プラットフォームに合わせて完璧に調整された直感的なインターフェイスと簡単な操作を提供している」と評している。

鳥栖 剛

Amazonの「プライムデー」、2025年は7/11から4日間で開催

1 year 1ヶ月 ago

アマゾンジャパンは7月11日から7月14日までの4日間、「Amazon.co.jp」でAmazonプライム会員向けのセール企画「プライムデー」を実施する。2024年に好評だったという「先行セール」は7月8日から7月10日の3日間実施する。

プライムデーは2025年で11回目。「お得な4日間でワクワク広がる」をテーマに掲げ、100万点以上の商品を特別価格で提供する。先行セールは3日間、「プライムデー」4日間を合わせて計7日間にわたってセールを実施する。

ポイントアップキャンペーンや大型ポイント還元も実施。対象カテゴリーとブランドセレクション購入で最大18%ポイントアップキャンペーンを行うほか、10万ポイントが当たるチャンスも用意する。

6月17日からプライムデーのセールページを公開し、ユーザーごとの検索や閲覧履歴などから、最適な商品やAmazon限定商品などを紹介。「プライムデー」の目玉商品として「Amazon Fire TV stick HD」やアイリスオーヤマのモニター、カゴメのトマトジュースのケース販売、コカ・コーラの「い・ろ・は・す天然水」のケース販売、「Yunth(ユンス)美容液 ビタミンC 導入美容液」などを公開している。そのほか、セールページでは「Amazonインフルエンサー・プログラム」に参加するインフルエンサーのお薦め商品も紹介している。

関連した取り組みとして、6月27日から6月29日までリアルイベント「Amazonプライムデーフェス」を六本木ヒルズアリーナで実施。「プライムデー」のセール商品展示やAmazonオリジナルグッズやギフトカードなどが当たる抽選会も行う。

鳥栖 剛

イケアがポイントプログラム「IKEA Familyのリワードプログラム」を導入、50円の購入で1ポイント付与

1 year 1ヶ月 ago

イケア・ジャパンは6月18日、会員制度「IKEA Family」メンバー向けの新たな特典プログラム「IKEA Family のリワードプログラム」を日本国内で開始すると発表した。

「IKEA Family」は入会費・年会費無料の会員制度で、日本国内では1010万人以上の会員を抱えているという。「IKEA Family」メンバーは、会員限定の特別価格商品や配送料金、誕生日クーポン、オープンから1時間ドリンクバー無料、持ち帰り・組み立て時に不意に壊れてしまった時の14日間の無料交換保証、イベントやワークショップへの参加などの特典がある。

新たにスタートしたポイントプログラム「リワードプログラム」は買い物、ECサイト、IKEAアプリでの「IKEA Family」アカウントへのログイン、欲しいものリストの作成・保存、店舗が実施するイベントの登録・参加など、イケアとのさまざまなインタラクション(交流)を通じて「ポイント」をためることができる。ポイントはイケアでの買い物やレストランでの食事の割引に利用できる「リワード」に交換できる。

ECサイト、リモートショッピング、店舗で50円の購入(税込)ごとに1ポイントを付与。キッチンプランナーのデザインを作成して保存すると20ポイント、「IKEA Family」のイベントやワークショップに登録して参加すると10ポイントなどのポイント付与の仕組みを用意している

ポイントはイケアでの買い物やレストランでの食事の割引に利用できる「リワード」に交換できる
鳥栖 剛

採用向けSNS投稿、「やりすぎ」と感じる若手求職者は約半数。演出感の強い投稿は逆効果の傾向

1 year 1ヶ月 ago

シスコムが10〜30歳代の若手求職者を対象に実施した就職活動時のSNS活用に関するアンケートによると、就職活動中にチェックする企業のSNSは、10~20歳代で1位がInstagram、30歳代ではYouTubeだった。投稿に関して過半数が「やりすぎ」と感じた経験があり、特に歌やダンスは過半数が「面白いと思わない」と回答している。

チェックするSNSはInstagram、YouTube

就職活動において企業のSNSアカウントをチェックするか聞いたところ、「SNSをチェックする」が55%、「SNSをチェックしない」が45%だった。チェックするSNSアカウントは、全体の1位が「Instagram」、2位が「YouTube」、3位が「X(Twitter)」で、年代別による大きな差異はなかった。

就職活動において企業のSNSアカウントをチェックするか(左)、企業のどのようなSNSアカウントをチェックするか(右:複数回答可)
就職活動において企業のSNSアカウントをチェックするか(左)、企業のどのようなSNSアカウントをチェックするか(右:複数回答可)

半数以上が「やりすぎ」「無理してる」と感じたことがある

企業のSNS投稿で「やりすぎ」「無理してる」と感じたことがあるか聞いたところ、「感じたことはない」が44%だった一方、「たまにある」は37%、「よくある」は19%だった。合計56%がSNSの投稿に関して「やりすぎ」「無理してる」と感じたことがあることがわかった。

​ 企業のSNS投稿で「やりすぎ」「無理してる」と感じたことがあるか ​
企業のSNS投稿で「やりすぎ」「無理してる」と感じたことがあるか

「やりすぎ」と感じるのは不自然に高いテンションや演出感

どのような投稿が「やりすぎ」だと感じたかを聞いたところ、最も多かったのは「社員が不自然にテンション高く演出感が強い」で256人、続いて「若者言葉を無理に使っている」が146人、「社員のプライベートを切り売りしてる感じがする」が134人、「オフィスの『オシャレアピール』がしつこい」が132人、「採用目的が見えすぎて“下心”を感じる」が82人だった。

どのような投稿が「やりすぎ」だと感じたか(複数回答可)
どのような投稿が「やりすぎ」だと感じたか(複数回答可)

社員のダンス・歌の投稿は「面白いと思わない」が過半数

社員のダンスや歌などのSNSコンテンツは話題になりやすく、取り入れる企業も多い。実際の印象を聞いたところ、「面白いと思わない」が54%(383人)、「面白いが、入社したいとは思わない」が34%(242人)で、88%にネガティブな印象を与えていることがわかった。「面白いから入社したいと思う」と回答したのは12%(83人)だった。

ダンスや歌などの面白SNSコンテンツをどう思うか
ダンスや歌などの面白SNSコンテンツをどう思うか

「面白いと思わない」と答えた回答者の意見は、「普段の業務と関係ないから」「ダンスや歌などの業種じゃない限りは、企業PRには結びつかないと思うから」などがあがった。

「面白いが入社したいとは思わない」と答えた回答者からはは、「見るだけなら面白いが自分がその一員になるのは嫌」「現場のリアルな雰囲気が伝わらないから」などがあがった。

「面白いから入社したいと思う」の意見では、「親しみやすいから」「楽しそうで人間関係も良さそうだと思えるから」などがあった。

調査結果を踏まえ、シスコムは「若手求職者は、派手さよりも“リアルな職場像”に安心感を覚え、自分の価値観と照らし合わせている。無理に盛らず、普段の雰囲気が伝わる投稿の方が企業イメージとして良い印象が残るのではないか」と考察している。

調査概要

  • 調査時期:2025年5月20~23日
  • 調査機関:シスコム
  • 調査対象:全国の男女708人(10代:227人、20代:240人、30代:241人)
  • 調査方法:インターネット調査
大嶋 喜子

総務省、デジタル広告の広告主向け指針を公表

1 year 1ヶ月 ago

総務省が「デジタル広告の適正かつ効果的な配信に向けた広告主等向けガイダンス」を公表。ブランドを毀損するリスク、アドフラウドにより広告費が流出するリスク、デジタル社会の不健全なエコシステムに加担するリスクについて、広告主が経営層を含めて主体的に対策を推進するための指針を示している。

「デジタル広告の適正かつ効果的な配信に向けた広告主等向けガイダンス(案)」に関する意見募集の結果及びガイダンスの公表
https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01ryutsu02_02000442.html

「デジタル空間における情報流通の諸課題への対処に関する検討会」による検討過程は以下で確認できる。

デジタル空間における情報流通の諸課題への対処に関する検討会
https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/kenkyu/digital_shokadai/

noreply@blogger.com (Kenji)

ECの決済手段、最多は「クレジットカード」68%、次点で「コード決済アプリ」が27%【決済サービス利用調査】

1 year 1ヶ月 ago

インフキュリオンが実施した「決済動向2025年調査」によると、インターネット経由での購入時の決済方法は「クレジットカード」が68%で、「コード決済」は27%だった。店舗のレジなどの対面時では「コード決済アプリ」と「クレジットカード」が拮抗している。調査は全国の16〜69歳の男女2万人を対象に実施した。

コード決済の利用率は過去最高の72%

利用している決済手段を聞いたところ、最も多かったのは「クレジットカード」で81%、続いて「コード決済アプリ」が72%、非接触のICカード型決済「FeliCa型電子マネー」が55%だった。

「コード決済アプリ」の利用率は調査を開始した2015年以降で最高値を記録。全体的にサービス利用率が増加している。

Visa、JCBといったクレジットカードの国際ブランドがついたデビットカード「ブランドデビット」の利用率は29%で、2024年調査から11ポイント増加したという。

決済サービスカテゴリ利用率推移(複数回答可)
決済サービスカテゴリ利用率推移(複数回答可)

年代別で見ると「コード決済アプリ」の利用率は10歳代で83%と突出している他、「ブランドデビット」でも10歳代と20歳代の利用率が約4割となっており、若年層での利用が浸透している。

年齢別の決済サービスカテゴリ利用率(複数回答可)
年齢別の決済サービスカテゴリ利用率(複数回答可)

決済カードや決済アプリについて、利用している個別のサービスを聞いたところ、最も多かったのは「PayPay」で56%だった。これに「楽天カード」が49%、「交通系ICカード」が36%で続いた。

利用している決済カードや決済アプリの個別サービス(複数回答可)
利用している決済カードや決済アプリの個別サービス(複数回答可)

インターネット経由の決済手段はクレカが69%、コード決済が27%

店舗のレジ(対面)でよく利用しているサービスと、インターネット経由(非対面)での購入時によく利用しているサービスについてそれぞれ聞いたところ、対面では「コード決済アプリ」が最多で57%、続いて「クレジットカードが」が55%だった。

インターネット経由の決済では「クレジットカード」が最多で68%、「コード決済アプリ」が27%だった。

対面・非対面での購入時に利用する決済サービス(複数回答可)

調査概要

  • 調査手法:インターネット調査
  • 調査対象:日本国内16~69歳男女2万人
  • 詳細調査対象:勤労状況・世帯年収・生計上の立場(扶養者・被扶養者)の3観点を組み合わせた8カテゴリに属する(調査対象者から各カテゴリ103人ずつ無作為に抽出)
  • 対象人数:824人(8カテゴリごと103人)
  • 調査期間:2025年4月4日~9日
  • 調査主体:インフキュリオン
大嶋 喜子

「AIエージェントは小売業の事業発展の中心」と位置づけるWalmartのAI開発・活用の今とこれから | 海外のEC事情・戦略・マーケティング情報ウォッチ

1 year 1ヶ月 ago
米国の大手小売りチェーンWalmartは、AI活用を進める企業の1社です。Walmartが新たに提供を始めた消費者向けAIアシスタントについて紹介します

米国小売大手のWalmartは、AIアシスタントや、ユーザーに代わり人工知能(AI)が自律的に行動し購買行動をサポートする「エージェントコマース」を開発・運用する取り組みの一環で、新たに開発したAIアシスタント「Sparky(スパーキー)」の提供を始めました。「Sparky」はオンライン上で買い物する消費者をサポートするAIアシスタント。Walmartは今後さらに「Sparky」のAI機能を高度化し、利便性の向上、顧客1人ひとりに最適な提案を実現する計画です。

Walmart発のAIアシスタント「Sparky」が顧客の買い物をサポート

AIの活用がEC業界で注目を集めるなか、Walmart(米国のEC専門誌『Digital Commerce 360』によると、2025年のWalmartのEC売上高は1538億8000万ドルに達すると予測)は、開発したAIアシスタント「Sparky」の展開を強化し、消費者に広く使ってもらおうとしています。

Walmartは先日、「Sparky」のサービス提供を始め、「エージェントコマース」を推進していることをアピールしました。新たなこのAI搭載ツール「Sparky」は、顧客がオンラインで買い物をする際に商品を検索したり、異なる選択肢を比較したり、レビューをふるいにかけたりするのをサポートします。

「Sparky」の活用イメージ。さまざまな顧客のニーズに対応し自律的に行動する(画像はWalmartのニュースリリースから追加)
「Sparky」の活用イメージ。さまざまな顧客のニーズに対応し自律的に行動する(画像はWalmartのニュースリリースから追加)

Walmartが6月6日に公開したニュースリリースによると、「Sparky」は現在、全ての商品カテゴリーで利用可能。消費者はWalmartのモバイルアプリや、笑顔のアイコンのついた「Ask Sparky」ボタンからアクセスできます

WalmartのAIアシスタント「Sparky」による顧客とのチャット例。AIアシスタントにはECサイト内の「Ask Sparky」ボタンやモバイルアプリからアクセスできる (画像提供: Walmart)
WalmartのAIアシスタント「Sparky」による顧客とのチャット例。AIアシスタントにはECサイト内の「Ask Sparky」ボタンやモバイルアプリからアクセスできる (画像提供: Walmart)

「Sparky」の特長

Walmartの技術戦略および新興技術担当シニアバイスプレジデントであるデジレー・ゴスビー氏は、「多くの人が常にオンラインにつながっている現代の世界において、『Sparky』は単に質問に答えるだけでなく、信頼できるパートナーとして設計されています」と説明しています。

Walmartは、この新たな顧客向けアシスタントのAI機能について、時間をかけて、より高度なAI機能にアップグレードしていく予定です。このアップグレードには、自動再注文機能や、消費者がテキストだけでなく、画像、音声、動画でも顧客とやり取りできるマルチモーダル入力機能などが含まれます。

レビュー要約、商品比較、購入シナリオ設計まで実現

一般的なチャットボットとは異なり、「Sparky」は小売業のユースケースに特化して調整された大規模言語モデルで学習しています。Walmartによると、「Sparky」は、詳細な商品の問い合わせに対応したり、顧客レビューを要約したり、モバイルアプリ内でユーザーが商品を比較するのをサポートしたりできます。

ゴスビー氏は、「Sparky」が消費者をサポートする一例として、どのスポーツチームが試合をしているかを確認し、適切なユニフォームを見つけたり、ビーチの天気を調べて服装の提案をするといった、購入につながりやすいシナリオの設計をサポートできる――と説明しています。

「Sparky」はまた、イベントの計画やギフト選びもサポート可能で、おもちゃ、装飾品、そのほかさまざまな行事に特化したアイテムを提案することもできます。

「Sparky」は、商品に関する質問に答えたり、購入を提案するアイテムを比較したりすることで、オンラインショッピングの際に不明な点があるときの漠然としたイメージを不要にし、お客さまが自信を持ってカートに追加できるような提案をします。「Sparky」は、商品に関連する質問に即座に包括的な回答を提供し、お客さまが特定の機能を素早く理解し、商品を比較し、確かな情報に基づいた買い物の選択をするのに役立ちます。(ゴスビー氏)

「Sparky」は、Walmartが持つ既存のAIを活用したショッピングツール群に基づいて構築されています。「これには現在、商品レビューの要約、商品の説明と比較、ナビゲーションバー内のAI対応検索が含まれています」(ゴスビー氏)

WalmartのAI活用施策の変遷とめざす「AIエージェント」の高度化

販売事業者向けサポートツールの活用

Walmartは販売事業者向けにも、業務をサポートするAIツールを開発し、導入しています。2025年3月にAIツール「Wally」を発表しました。これは、Walmartの店舗やECサイトに卸売りする販売事業者に向け、商品の効率的な調達をサポートするために設計された生成AIアシスタントです。

Walmart独自のデータに基づいて構築された「Wally」がマーチャンダイジングをサポートする
Walmart独自のデータに基づいて構築された「Wally」がマーチャンダイジングをサポートする

顧客向けAIエージェントの高度化

「Sparky」の機能には、Walmartが昨今強化している、ユーザーに代わり自律的にAIが行動する「AIエージェント」への投資拡大も反映しています。「Sparky」は、コンテンツの生成にとどまらず、ユーザーに代わって商品の選定や決済取引の完了といったタスクを実行します。

Walmartの最高技術責任者であるハリ・ヴァスデフ氏によると、AIエージェント領域におけるWalmartの従前の取り組みは、社内向けのツールと顧客向けのモバイルアプリを主な焦点としていました。

しかし、「Sparky」の登場により、Walmartが手がけるAIエージェントはより高度な顧客向けのコミュニケーション機能に進化しています。Walmartは、「Sparky」をマルチモーダルエージェントへと進化させ、日用品の自動再注文、サービスの予約、消費者の好みに基づいてパーソナライズした提案など、より複雑なタスクを処理できるようにする計画です。

ゴスビー氏は「最終的に、『Sparky』は利用者の日ごろの煩雑なタスクを解決し、もっと時間を割きたい大切なことのための時間を確保してくれるでしょう」と予測しています。

たとえば、「Sparky」への「夕食のメニューはどうしよう?」という漠然とした問いが、家族全員が満足する1週間分の献立の提案につながり、その材料は自動で買い物カートに追加されるようになります。「この水漏れしている蛇口をどう直したらいい?」という問いには、「Sparky」により、必要な工具を当日配送で注文できる旨の段階的なガイダンスがされるようになるでしょう。

「Sparky」は単なる機能ではありません。AIエージェントを深化する次のステップへの基盤となるものです。Walmartが描くショッピングの未来への道筋を加速させる「Sparky」は、小売業に革命をもたらすだけでなく、お客さまに提供する新たなカスタマーエクスペリエンスへの道を開いています。(ゴスビー氏)

消費者によるAI活用の拡大と、AIへの「信頼」の壁

Walmartはいまや、AIエージェントの活用を探るリテール企業やテクノロジー企業に仲間入りしています。たとえば、2025年4月にはAmazonが「Buy for Me」という機能を試作し始めました。これは、消費者がAmazonアプリから直接、他のブランドの商品を買えるようにするものです。

Amazonが手がける「Buy for Me」の活用イメージ(画像はAmazonのニュースリリースから追加)
Amazonが手がける「Buy for Me」の活用イメージ(画像はAmazonのニュースリリースから追加)

Walmartは、6月初旬に発行したレポート「Retail Rewired 2025」(エージェント型AIが小売業界に与えている変化を分析し、今後の方向性を示す内容のレポート)で、AIのなかで特に「AIエージェント」を小売業の「次の事業発展の中心」と位置づけ、「目には見えないが、上質な購入体験に不可欠なもの」と表現しています。

このレポートによると、現在、消費者の27%がインフルエンサーによる商品の提案よりもAIによるレコメンデーションを信頼しており、多くの人が価格の比較、価格下落の通知、過去の自身の好みに基づく選択肢の絞り込みにすでにAIを利用しています。

しかし、AIへの依存度が高まっているにもかかわらず、消費者はAIを活用するタイミングや利用方法に関しては、まだ慎重です。検索の仕方は依然として従来のスタイルが主流となっており、調査回答者の46%は、デジタルアシスタントやAIエージェントに買い物の全てを任せることについて「やや抵抗がある、または非常に抵抗がある」と答えています。

Walmartの調査結果によると、消費者は日用品のようなリスクが低いアイテムの購入にはデジタルアシスタントを使うことに抵抗がないようです。しかし、家具のような高額な商品や、食品のように個人的なこだわりが強い商品となると、AIに任せることへの信頼には壁があり、抵抗感があるようです。(「Retail Rewired 2025」より)

この記事は今西由加さんが翻訳。世界最大級のEC専門メディア『Digital Commerce 360』(旧『Internet RETAILER』)の記事をネットショップ担当者フォーラムが、天井秀和さん白川久美さん中島郁さんの協力を得て、日本向けに編集したものです。

Digital Commerce 360

Aiロボティクスの新ヘアケアブランド「Straine」にタレントの山下智久さんが就任

1 year 1ヶ月 ago

生ビタミンC配合美容液などの化粧品D2Cブランド「Yunth(ユンス)」などを展開するAiロボティクスは、新ヘアケアブランド「Straine(ストレイン)」のブランドアンバサダーにタレントの山下智久さんを起用したと発表した。6月18日に新CM動画を公開、テレビCMとして7月から放送する。

「Straine」はストレートシルクケア成分を独自配合したヘアケアブランド。髪の内部構造に着目した「トリプルストレート処方」を採用した。縮毛補修発想で髪の内側の構造に着目し、ストレートシルクケア成分を独自配合した。まっすぐまとまる髪のために科学的に研究し導きだした3つの処方を採用。髪の構造を深く理解したアプローチで髪質を再整し、潤いを保ちながら、滑らかな指通りを実現する。9種の必須アミノ酸と7種のケラチンを配合し、髪内部を補修しながら、理想の“シルクストレート質感”へと導くという。

6月19日から全国のバラエティストア(ロフト、ハンズ、ショップインなど)で先行発売し、7月1日から全国のドラッグストアで販売。今後ECモール(楽天市場、Amazon)での展開する。本体・詰め替え用のほか、お試し1回分の発売も予定しているという。

山下智久さんを起用したCMは「ストレート星からの使者」篇、乱れ髪がストレートに変身する「ビフォーアフター」篇の2篇を「YouTube」で公開。そのほかCMのメイキング&インタビュー動画も公開している。

Aiロボティクスの新ヘアケアブランド「Straine」にタレントの山下智久さんが就任
「ストレート星からの使者」篇のカット
Aiロボティクスの新ヘアケアブランド「Straine」にタレントの山下智久さんが就任
「ビフォーアフター」篇のカット
鳥栖 剛

2029年に売上2200億円、営業利益400億円、時価総額1兆円をめざすAiロボティクスの戦略

1 year 1ヶ月 ago

生ビタミンC配合美容液などの化粧品D2Cブランド「Yunth(ユンス)」などを展開するAiロボティクスは、2029年3月期に売上2200億円、営業利益400億円、当期純利益280億円、時価総額1兆円をめざす方針を掲げている。

2025年3月期の売上高は前期比101.2%増の142億600万円、営業利益は97.3%増の24億8000万円た。2029年3月期まで売上高・営業利益ともに毎期2倍の成長を目標とする。

2029年3月期まで売上高・営業利益ともに毎期2倍の成長をめざす(画像はIR資料から編集部がキャプチャ)

達成に向けた具体的な動きとして、「M&A戦略」「新規ブランドの創出」「既存ブランドの拡大」に取り組む。

「M&A戦略」「新規ブランドの創出」「既存ブランドの拡大」に取り組む(画像はIR資料から編集部がキャプチャ)

新規ブランドの創出

  • 複数ブランドをローンチ
  • D2Cブランド事業の展開を加速

既存ブランドの拡大

  • 新商品を連続的に投入し、新たな需要を換気
  • 海外(中国など)展開

M&A戦略

  • D2Cブランドの多角化
  • マーケティングの強化

新規ブランド創出・既存ブランド拡大

「新規ブランドの創出」「既存ブランドの拡大」では今後も、再現性高くヒット商品を市場へ連続的に投入し、新たな需要を喚起することをめざす。新規ブランドは1年に1つずつ創出。売り上げの層を厚くする。

新規ブランドは2025年6月にヘアケアブランドを投入したほか、今後はライフスタイルブランド、食品ブランドにも着手する予定。

毎年1ブランド新規ブランドを投入する考え(画像はIR資料から編集部がキャプチャ)

海外展開は中国、台湾、東南アジアなど海外地域での事業展開を通じて、既存ブランドのさらなる拡大を図る。2025年3月期の海外売上比率は2.7%、2029年3月期の海外売上比率を20.0%まで高める。

2029年に海外売上比率を20%まで高める(画像はIR資料から編集部がキャプチャ)

M&A

M&A戦略はブランド強化とマーケティング強化の2軸で進める。ブランド強化のためのM&Aとして、「売上高40億円以上」「今後EC販売での成長余地を残す」「ブランドとして特定分野で一定のシェア」がある企業をターゲットとする。 マーケティング強化のためのM&Aはコア技術であるマーケティングシステムの制度のさらなる強化を図る。ターゲットは「AIシステムの強化」「マーケティングチャネルの拡大」「優秀なエンジニア人材の確保」と設定した。

ブランド強化とマーケティング強化の2軸でM&A戦略を進める(画像はIR資料から編集部がキャプチャ)
鳥栖 剛

「ネクストエンジン」のNEが株式上場へ。HameeがNEを切り離しスピンオフさせる理由とは?

1 year 1ヶ月 ago

Hameeは6月13日、グループ会社で「ネクストエンジン」などを展開するNEをスピンオフ・上場すると発表した。Hamee株主に対して、NEの株式を現物配当で交付する。上場は11月を予定している。

「ネクストエンジン」のNEが株式上場へ。HameeがNEを切り離しスピンオフさせる理由とは?
「ネクストエンジン」などを展開するNEをスピンオフする(画像はIR資料から編集部がキャプチャ)

スピンオフ・上場の理由について、「経営スピードと事業効率の最大化」「プラットフォーム事業に対する適正な評価の確保」「成長戦略の自由度の拡大」の3点をあげている。

経営スピードと事業効率の最大化

Hameeによると、コマース事業とプラットフォーム事業という質の違う2つの事業成長を最大限に担保するため、意思決定プロセス単純化、労働環境、給与水準などをそれぞれの事業に合わせる必要があると判断したという。

現組織体制では全体最適が優先されるため、課題の根本的な解決が困難となっている。これが非効率化につながっているとし、スピンオフでHameeとNEが適正な制度と迅速な意思決定を採用することで、事業成長速度と資源効率の向上が期待できるとしている。

プラットフォーム事業に対する適正な評価の確保

Hameeに対する市場からの評価は、ECや卸販売の売上比率の高さからコマース企業の側面が強調されているという。

これにより、プラットフォーム事業に対してSaaS企業としての市場評価が適切に反映されず、株主価値を最大限に発揮できていないと考えている。スピンオフにより、HameeとNEが適切な評価を得ることを可能にするとしている。

成長戦略の自由度の拡大

成長戦略を描く際に全体最適を過度に意識した場合、取り得る選択肢の自由度が担保されず、成長戦略の実現に影響が生じる可能性があると指摘。スピンオフによってHameeとNEの事業特性に合った柔軟な戦略オプションを選択することが可能となると説明した。

NEは11月に上場予定

スピンオフまでのスケジュールは、7月28日のHameeの株主総会でスピンオフ議案の議案を決議。議案の承認が得られた場合、11月4日にNEをスピンオフを実行、株式を上場する予定だ。

上場した場合、NEは2026年4月期第3四半期からHameeの連結から外れる。

「ネクストエンジン」のNEが株式上場へ。HameeがNEを切り離しスピンオフさせる理由とは?
NEは11月に上場予定(画像はIR資料から編集部がキャプチャ)
鳥栖 剛

えっ、厳しい環境下で売上・利益が2倍増のAiロボティクス、大きな成長を遂げた理由は?

1 year 1ヶ月 ago

生ビタミンC配合美容液などの化粧品D2Cブランド「Yunth(ユンス)」などを展開するAiロボティクスの業績が好調だ。主力商品を中心に販売を伸ばしており、2025年3月期の売上・利益は前期比で約2倍と大躍進している。

厳しい環境下で売上・利益が2倍増のAiロボティクス、大きな成長を遂げた理由は?
2025年3月期の売上・利益は前期比約2倍の大躍進(画像はIR資料から編集部がキャプチャ)

2025年3月期の売上高は前期比101.2%増の142億600万円、営業利益は97.3%増の24億8000万円、経常利益は同96.3%増の24億2200万円、当期純利益は同106.4%増の17億300万円。売上増加に伴う粗利の増加が大幅増益に寄与した。

厳しい環境下で売上・利益が2倍増のAiロボティクス、大きな成長を遂げた理由は?
売上増加に伴う粗利の増加が大幅増益に寄与した(画像はIR資料から編集部がキャプチャ)

主力ブランドである「Yunth」は7つの新商品を投入しラインナップを拡大。「Yunth」ブランドのの「生VC美白美容液」は、楽天ベストコスメ総合大賞第1位を獲得した。

「Yunth」ブランドのその他商品も各方面の賞を受賞するなど、堅調に推移。2024年2月から開始した美容家電ブランドの「Brighte」は、「ELEKI BRUSH」がAmazonや「楽天市場」のランキングで1位を獲得するなど、好調に販売数を伸ばした。2025年3月からは同ブランドに新たにヘアドライヤー「SHOWER DRYER」を追加し商品ラインナップを拡充している。

販路別の売上構成費は、自社ECとECモールで88.7%。店頭卸は11.3%。ブランド別売上構成比は「Yunth」が65.4%、「Brighte」が33.4%、「その他」が1.2%となっている。

厳しい環境下で売上・利益が2倍増のAiロボティクス、大きな成長を遂げた理由は?
EC販路が売上高の約9割を占める(画像はIR資料から編集部がキャプチャ)

「Yunth」の定期会員数は過去最高を更新し、前期末比33.6%増の13万7319人となった。利益コントロールのために新規獲得数は抑制したものの、継続率の向上で定期会員数は増加したという。

厳しい環境下で売上・利益が2倍増のAiロボティクス、大きな成長を遂げた理由は?
会員数は前期末比33.6%増の13万7319人(画像はIR資料から編集部がキャプチャ)

店頭卸は取り扱い店舗数が増加。バラエティストアなどの国内総店舗数に対しての配荷率は30.9%、ドラッグストアは49.2%となった。

厳しい環境下で売上・利益が2倍増のAiロボティクス、大きな成長を遂げた理由は?
ドラッグストアの配荷率は約半数まで達成(画像はIR資料から編集部がキャプチャ)

2026年3月期の業績予測は、売上高が前期比97.1%増の280億円、営業利益は同93.5%増の48億円、経常利益は同97.1%増の47億7500万円、当期純利益は同95.5%増の33億3000万円としている。そのほか指標として「Yunth」の定期会員数は同25.3%増の17万2000人とした。

鳥栖 剛

ECのネット決済代行サービス市場、2025年度は14.4%の7793億円の見込み。2029年度までに1.2兆円まで拡大する見通し

1 year 1ヶ月 ago

デロイト トーマツ ミック経済研究所が発刊した「ECにおけるネット決済代行サービス市場の現状と展望2025年版」によると、2024年度のネット決済代行サービス市場は前年度比14.2%増の6812億円だった。

「PayPay」などID決済の利用拡大、クレジットカード情報の保護を目的とした国際的なセキュリティ基準「PCI DSS」への対応・維持に関する業務負荷低減ニーズから決済業務のアウトソース化が促進され、2桁成長となったと分析している。

コロナ禍で停滞していた旅行や交通チケット、イベントチケットといった取り扱いの増加、コロナ禍でECを使い始めた新たな利用者層の定着、巣ごもり消費で急増したデジタルコンテンツの堅調な伸びなども寄与しているという。

2025年度も、安定して伸びている物販やデジタルコンテンツの他に、不動産や教育費用など非物販系のサービスにおけるオンライン決済シーンの拡大が続いているため、市場全体は高い伸びが続くと予想。上位の有力企業が牽引する形で2桁の伸びが予想され、2025年度の市場規模は前年度比14.4%増の7793億円になると予測した。

2025年度から2029年度まで平均成長率13.6%で推移し、2029年度には1兆2904億円の市場規模になると予測している。

ECのネット決済代行サービス市場、2025年度は14.4%の7793億円の見込み。2029年度までに1.2兆円まで拡大する見通し
2029年度までの年成長率は13.6%増と予測

決済手段別の構成比は、クレジットカードが約7割、コンビニ決済は約2割を占め、市場の伸びを牽引しているとした。また「後払い」決済市場は、購入者と事業者両者の認知度が高まり成長が続く。BtoBの掛け払いも注目度が高まるとしている。

鳥栖 剛

【TikTok Shop Japan責任者の登壇決定!】ファンケルのLTV向上策、アンドエスティのマケプレ戦略、楽天のAI最前線なども聞けるセミナーイベント【6/26-27<無料>】

1 year 1ヶ月 ago

EC業界の専門紙「日本ネット経済新聞」を発行する日本流通産業新聞社は6月26日(木)tと27日(金)の2日間、媒体初の大型オンラインセミナーイベント「Commerce NEXT by 日本ネット経済新聞」を開催する。

キーノート(基調講演)にはファンケル、アンドエスティ、楽天、サントリーウエルネスのキーマンが登壇する。

さらにアーカイブ配信(7月2〜18日)にTikTok Shop Japan ゼネラルマネージャー 執行役員 邱開洲氏の登壇が決定。日本でスタートする「TikTok Shop」について、日本事業の責任者にサービスの魅力や展望、海外事例などを詳しく聞く。

TikTok Shop Japan ゼネラルマネージャーも登場

キーノート以外にも多彩なスペシャリストセッションを用意した。EC業界の最注目課題である「AI活用」「LTV改善」「CX向上」「セキュリティ」などの知恵やノウハウを紹介する。

セミナーは専用スタジオで収録した、番組風のリッチな動画を配信する。

▼詳細・申し込みはこちらから▼
→ https://commercenext.jp/

6月26日(木)のセッション

キーノート(基調講演)

  • 「コマース領域におけるAI活用の最前線と未来 〜楽天が描く顧客体験の進化〜」
    講師:楽天グループ 常務執行役員 小林悠輔氏
  • 「他社とつながり成長加速へ 「and ST」の描く”共創戦略”」
    講師:アンドエスティ 取締役CTO 櫻井裕也氏

スペシャリストセッション

  • 「AIが導くECビジネスの新時代 最新トレンドと事例から学ぶ成功戦略」
    講師:ecbeing 上席執行役員 斉藤淳氏
  • 「不安定な時代でもEC売上は伸ばせる〜売上120%増加したShopifyとKOMOJU導入企業『生活の木』の今とこれから〜」
    講師:DEGICA Account Executive 加藤洋平氏、生活の木 マーケティング本部 デピュティーゼネラルマネージャー 中村佳央氏
  • 「EC年商10億円を超えた20社の共通点とは?〜CVR・F2転換率など16指標の実データ公開〜」
    講師:W2 執行役員 セールス&マーケティング本部 本部長 鴨下文哉氏
  • 「大手企業が続々導入!マーケットプレイスの魅力と将来性を訊く」
    講師:Mirakl 代表取締役社長 佐藤恭平氏

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6月27日(金)のセッション

キーノート(基調講演)

  • 「LTVアップを実現!変動する市場環境における通販ビジネスの新常識」
    講師:ファンケル 上席執行役員 通販営業本部 本部長 村岡健吾氏
  • 「シニア世代こそデジタルでつながれる!健康行動習慣化アプリ『Comado』が1年半で想定以上のDLを実現した舞台裏とは?」
    講師:サントリーウエルネス サービス推進部長 磯田純氏

スペシャリストセッション

  • 「オルビス、ワークマン、LOWYA、KAMOなどの最新事例紹介!〜視聴体験をワンタグでSNSライクに〜」
    講師:visumo 代表取締役社長 井上純氏
  • 「3Dセキュア義務化とEC不正対策:ロクシタンジャポン、スプリング・ジャパンの成功事例に学ぶ」
    講師:Forter Ltd 日本担当カントリーマネージャー 野田陽介氏、ロクシタンジャポン 情報システム部 ディレクター 吉田諭史氏、スプリング・ジャパン セールス・マーケティング部 部長  徐智瀚氏
  • 「【ECサイトの不正対策完全ガイド】不正対策の最前線と新ガイドラインに沿った実務対策」
    講師:かっこ O-PLUX事業部 ディビジョンマネージャー 小野瀬まい氏
  • 「売れる企画を作るためには『1人のお客様』に着目せよ! CVR1.4倍を達成した定性分析の手法を徹底解説」
    講師:ビービット オムニセグメント事業部 部長 生田啓氏

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アーカイブ配信(7月2~18日)のセッション

  • 「スタート前から注目度急上昇!「TikTok Shop」の全貌に迫る」
    TikTok Shop Japan ゼネラルマネージャー 執行役員 邱開洲氏

聴講申込者に3大特典

  1. 「ネット通販売上ランキングTOP200」データ進呈
    ※スペシャリストセッションの聴講&アンケート回答が条件
  2. EC市場データブック「EC白書(抜粋版)」進呈
    ※全体アンケート回答者にデータ提供
  3. 期日までの登録でアーカイブ視聴可能
    ※アーカイブ視聴は7月18日(金)まで

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6/26+27開催の「Commerce NEXT by 日本ネット経済新聞」
6/26+27開催の「Commerce NEXT by 日本ネット経済新聞」

開催概要

  • イベント名:「Commerce NEXT by 日本ネット経済新聞」
  • 会期:2025年6月26日(木)11:00~15:00、27日(金)11:00~15:00
  • 視聴方法:オンライン配信(EventHubで配信)
  • 主催:株式会社日本ネット経済新聞「日本ネット経済新聞」
  • 参加費:無料(事前登録制)
  • 詳細・申込:https://commercenext.jp/
ネットショップ担当者フォーラム編集部

Answer engine optimization:最適化すべき6つのAIモデル

1 year 1ヶ月 ago
{ "@context": "https://schema.org", "@type": "FAQPage", "mainEntity": [ { "@type": "Question", "name": "Google AI Overviewや生成AIの回答は何のデータを基に抽出されていますか?", "acceptedAnswer": { "@type": "Answer", "text": "Google AI OverviewやChatGPT検索などの生成AIは、検索インデックスやWeb上の信頼できる情報を基に回答を生成します。特にGoogle AI Overviewは検索上位20位以内のページを中心に、Perplexityは独自クローラーで収集した信頼ソースを優先しているとされています。" } }, { "@type": "Question", "name": "AI検索に向け企業が取り組むべきことはなんですか?", "acceptedAnswer": { "@type": "Answer", "text": "まずはGoogleやBingでの上位表示を前提としたSEOを継続しつつ、構造化データやFAQ設置などAIに引用されやすいコンテンツ作成が重要です。Perplexityなど独自ロジックのAIもあるため、信頼性・明確性のある情報設計が求められます。" } } ] }

この記事は、2025年 3月 25日に Search Engine Land で公開された Bruce Clay氏の「Answer engine optimization: 6 AI models you should optimize for」翻訳したものです。

この記事で分かるAI検索6モデルの特徴・仕組み

AIモデル名特徴仕組み(見解)
Google AI Overview検索上部にAI要約を表示し、検索体験を変革Google検索上位10〜20位の情報をもとに、Geminiが回答を生成している可能性が高い
Google AI Mode検索画面全体をAI応答中心に切り替える新機能クエリ・ファンアウト技術で複数ソースを並列検索・統合し、詳細な応答を提示
Google GeminiGoogle検索やAI製品群の中核を担う大規模モデルGoogle検索結果やAP通信など外部ソース、ユーザー履歴をもとにパーソナライズされた回答を生成
Bing CopilotBingに統合された対話型AI検索GPT-4ベースのPrometheusモデル+リアルタイムのBing検索結果を統合して回答を生成
ChatGPT検索ChatGPTにリアルタイム検索機能を組み込んだ新体験Bing検索+提携コンテンツを活用し、GPT-4oで文脈を加味した応答を生成
Perplexity AI出典を明記した簡潔な回答に特化したAI検索独自クローラーでWeb全体を収集し、信頼ソースを優先して即時要約・回答を提示

Google AI OverviewやChatGPT検索など、注目すべき6つのAI検索について、それぞれがどのようにコンテンツを取得しているのか、そしてそれがSEOにどのような影響を及ぼすのかを探ります。

AIを活用した検索技術は、私たちの情報の探し方を根本から変えつつあります。長年にわたって、GoogleやMicrosoft Bingでの検索順位は、検索における可視性の基盤となってきました。

しかし、AIを活用した検索が普及していくなかで、順位の優先度は変化していくのでしょうか?

検索エンジンが関連性を重視、評価していたSEOの初期時代とは違い、私たちは今、AIとSEOが混在した不安定な時代にいると思います。

どのAI回答エンジンが勝者となるかは、今後の展開を見守るしかありません。SEOが依然として重要であることに変わりはありませんが、AIは確実に、その「ルール」を書き換えようとしています。

この記事では、以下の内容を詳しく解説します。

  • 注目すべき6つのAI検索プレイヤーと、それぞれのコンテンツ取得の方法
  • ユーザーの検索行動がどこへ向かっているかを示す市場シェアと利用傾向
  • AI回答エンジンが、いまだに従来の検索エンジンに依存している理由
  • 企業が今すぐ始めるべき、AI活用型検索に向けた最適化アクション

AIモデルとリアルタイム検索

本題に入る前に、AIプラットフォームがどのように動作しているかを簡単に見ておきましょう。AIモデルは、それぞれ特定の時点までに収集されたデータをもとに学習されています。

たとえば、GoogleのGemini 2.0 Proは、2024年8月までの知識で学習されており、一方、OpenAIのGPT-4oは2024年6月まで延長したデータでトレーニングされています。こうした情報は日々更新される可能性があります。

したがって、最近の出来事やトレンドに関する質問では、モデル内部の情報だけでは足りません。AIはリアルタイムにウェブからデータを取得し直し、その場で要約を生成します。

つまり、AIがどれだけ正確かつ最新の情報を提示できるかは、ウェブから新しいデータを取得し、それを適切に処理する能力にかかっているのです。ここが非常に重要なポイントです。

また注目すべき点として、AI検索エンジンが独自のWebインデックスを構築できるようになってきていることが挙げられます。

たとえば、Perplexity AIの「PerplexityBot」は、GoogleやBingのインデックスに依存せず、独自にウェブをクロールしてデータベースを作成しています。それでもなお、多くのAI検索エンジンは、従来型検索エンジンの検索結果を活用しており、実際にそれに依存しているのが現状です。

ウェブサイトの管理者が、これらのクローラーによるコンテンツ取得を制限したい場合は、robots.txtの設定によってアクセス管理を行うことができます。

それではここから、AI検索エンジンが現代のSEOにどう関わってくるのかについて、さまざまな角度から見ていきましょう。

Google:AI Overview

AI Overviewは、Google検索に大きな変化をもたらしました。

GoogleのGemini AIモデルを活用して生成されるこのAI回答は、複数の情報源からデータを取得し、迅速かつ包括的な回答を提供するよう設計されています。

SEOの専門家にとって、これはチャンスであると同時に、新たな課題も意味します。

AI OverviewはGoogleの検索インデックスをもとに表示内容を決定しますが、同時にユーザーが検索結果をどう扱うかという行動そのものにも変化を与えています。

AI Overviewの仕組み

GoogleのGemini 2.0 AIモデルは、特定の検索クエリに対する概要を即座に生成するためにAI Overviewを支えています。
このAIが生成した回答は、Googleの検索結果ページの最上部、しばしば従来のオーガニック検索結果よりも前に表示されます。

市場シェアと導入状況

Googleは依然として検索市場を圧倒しており、米国内のシェアは約87.28%を占めています。
1日あたり数十億件にのぼる検索の中で、AI Overviewはオーガニック検索のトラフィックやユーザー行動に大きな影響を及ぼし始めています。

SEOにとっての意味

Googleでの上位表示は今も変わらず重要です。というのも、AI Overviewは基本的に検索結果から情報を取得しているからです。

Rich Sanger氏とAuthoritasの調査によると、AI Overviewに引用される情報の46%は、オーガニック検索結果の上位10件からのものでした。

私自身のSEO代理店での経験では、AI Overviewに取り上げられるには検索順位で上位20位以内に入っている必要があるという印象があります。ただし例外もあり、AI Overviewで引用されているサイトの中には、そもそもランキング上には現れないようなものも存在します。

AI Overviewに取り上げられると、引用元へのクリックが増える傾向があり、特に取引意図のあるクエリではその傾向が顕著です。こちら(Adi Srikanth氏のAIOがWebトラフィックに与える影響を探る)の調査では、トランザクショナルクエリ(何かをしたいという取引型のクエリ)においてAI Overviewに引用されたページのクリック数は、引用されなかったページの約3.2倍に達していました。情報検索クエリの場合でも、約1.5倍の差が見られました。

一方で、コンテンツがGoogleで上位表示されていなければ、AI Overviewに表示される可能性は極めて低いため、従来以上に堅実なSEO対策が求められます。成功のための具体的な方法については諸説ありますが、私としては、テクニカルSEO、ページ内最適化、そして優れたコンテンツ制作をバランスよく組み合わせた堅実なSEO施策を、ブレずに継続することを強く推奨します。

なお、ウェブサイト管理者は、自分のサイトの情報が AI 生成回答に利用されるかどうかを制御できます。
たとえば「Google-Extended」をrobots.txtでブロックするように記述できますが、これを行うことでGoogleがGeminiなどのAIモデルがあなたのサイトを学習や回答生成に使うことを禁止できます。この設定をしてもGoogleの検索ランキングには影響しませんが、Geminiが生成するAI回答であなたのコンテンツが使われることはなくなります。

注意点:AI Overviewへの掲載状況は、従来のオーガニック検索よりも変動しやすい傾向があるという調査結果も出ています。

まとめ:AI Overviewは、従来の検索結果を完全に置き換えるものではありませんが、ユーザーが検索結果をどのように利用するかに大きな変化をもたらしています。
現時点では、SEOの基本方針は変わりません。Google検索に最適化されたコンテンツは、AI Overviewにも取り上げられやすくなるという点を押さえておくと良いでしょう。

Google:AIモード(AI Mode)

2025年3月、Googleは、よりAIを活用した検索体験を提供するための新たなオプション機能として「AIモード(AI Mode)」を発表しました。

このAIモードは、標準のGoogle検索における「AI Overview」とは異なり、検索画面全体をAIが生成した応答中心のインターフェースに切り替えるというものです。

つまり、オーガニック検索結果の横にAIの回答が表示される従来型とは異なり、ユーザーはAIによる説明を中心とした検索体験へと移行できるのです。

画像クレジット: The Keyword blog、Google

AIモードの仕組み

AIモードは、より詳細かつ会話的で、視覚的にも強化された回答を提供する、Google検索における新たなオプション機能です。Bingの「Copilotトグル」に似た構造で、従来の検索結果に代わって、AIが生成した応答を中心に据えた検索体験へと切り替えることができます。

GoogleはこのAIモードについて、「高度な生成AIモデルと、Googleが誇る情報システムを統合したものであり、検索体験の中に直接組み込まれています。高品質なウェブコンテンツへのアクセスに加えて、ナレッジグラフや実世界のファクト、数十億点におよぶ商品データなど、リアルタイムな情報源も活用しています。さらに『クエリ・ファンアウト』(query fan-out)技術を使い、関連する複数のサブトピックとデータソースにわたって同時に検索を実行し、それらの結果を統合してわかりやすく整理された回答を提示します」と説明しています(上記の発表リンク)。

Search Engine Land によれば、Googleは「AIモードもAI Overview同様、ユーザーが関連情報やアクションにつながるコンテンツを見つけやすくするため、応答の中に関連リンクを表示します。どのタイミングでリンクを挿入するかについては、AIモデルが学習を重ねています」と述べています。たとえば、ユーザーがチケット予約などの具体的なアクションを起こす可能性がある場合には、リンクが積極的に表示されます。また、ハウツー系の検索では、画像や動画など視覚的な情報を優先的に提示する判断も行います。

SEOへの影響とは

GoogleはAIモードについて、「我々の根本にある品質・ランキングシステムに基づいており、モデルの推論能力を活用した新たなアプローチにより、回答の正確性を高めています。可能な限りAIによる回答を提示したいと考えていますが、有用性や品質に十分な自信が持てない場合は、従来のウェブ検索結果を提示します」と説明しています。

現在、AIモードはテスト段階にあり、AI Overviewのようにクリック率(CTR)にどのような影響を与えるかについては、まだ明らかになっていません。

まとめ:検索の進化とSEOの基本
AIモードの登場は、検索体験がAI主導型へと本格的に移行しつつある兆候です。とはいえ、少なくとも現時点では、従来の検索における上位表示が依然として非常に重要であると考えられます。

さらに深掘り│GoogleのAIモード:SEO担当者・マーケターが知っておくべき要点

Google: Gemini

Google’s AI Mode: Here’s what matters for SEOs and marketers

Geminiは、ChatGPTや他の生成AIツールに対するGoogleの競合プロダクトです。独立したチャットボットとして提供されるだけでなく、Google検索におけるAIオーバービューの基盤としても機能しています。

Googleは今後数か月をかけて、スマートフォンからスマートホームガジェットに至るまで、あらゆるアシスタント対応デバイスにGeminiを展開し、デフォルトのAIアシスタントとして統一していく方針です。

この動きは、検索とユーザーインタラクションの中核にAIを据えるという、Googleの長期的な戦略を象徴するものです。

Geminiの仕組み

Geminiは、Google検索結果と、AP通信などのサードパーティのコンテンツパートナーから情報を取得し、それらを統合して回答を生成します。検索ランキング情報もそのまま応答に組み込まれるため、ユーザーは単なる生成回答以上に、検索精度の高い情報に触れられる仕組みです。

また、Geminiはユーザーの検索履歴、YouTubeの視聴履歴、アプリの使用状況などをもとに応答をパーソナライズすることが可能です。これにより、従来の「クエリに対して一律の回答を返す検索体験」から、「ユーザー個別の関心や行動履歴に最適化された応答」へと進化しています。

市場シェアと利用実績

Statistaの調査によると、Geminiは2025年1月時点で約900万件のダウンロードを記録し、世界で3番目に多くダウンロードされたAIアプリとなっています。
またSimilarwebのデータによれば、主なユーザー層は25〜34歳が約30%と最多で、続いて18〜24歳が約21%となっており、Z世代〜ミレニアル世代が中心であることが分かります。

画像クレジット: gemini.google.com 分析、Similarweb

SEOにとってこれが意味すること

Google検索でのランキングは今なお重要ですが、それだけではありません。GeminiはGoogleの検索インデックスだけでなく、コンテンツパートナーシップからのデータも活用しています。

そのため、自然言語のクエリに最適化されたコンテンツ、コンテキストを補完するための構造化データ、「教えること」を主眼とした教育的コンテンツの重要性が高まっています。

また、Geminiはユーザーの履歴に基づいて回答をパーソナライズするため、同じ質問であってもユーザーごとに表示内容が異なる可能性があります。たとえば、あるユーザーが特定ブランドのYouTubeチャンネルを頻繁に視聴している場合、Geminiはそのブランドのコンテンツを引用したり、関連づけたりする傾向が強くなります。

さらに、Geminiは常に直接リンクを提示するわけではないため、クリック率(CTR)は不確実です。ある調査によると、参照トラフィックの量において、GeminiはChatGPTやPerplexityに次いで第3位とされています。

まとめ:
Geminiでの可視性を高めるには、Google検索で上位を獲得できる質の高いサイトを運営するという基本は変わりません。ただし、GeminiのAIによるパーソナライゼーションと会話型検索の進化が加わることで、対策にはより高い複雑性が求められます。

マイクロソフト:Bing Copilot

Bingは、検索結果にAIを直接統合した最初の大手検索エンジンであり、2023年2月に「Bing Copilot」(旧称:Bing Chat)をリリースしました。Microsoftは2019年からOpenAIに多額の投資を行っており、その成果として、AI検索においてGoogleよりも先行した形になります。この展開は、今後の検索エンジン市場における勢力図に影響を与える可能性があります。

Bing Copilotの仕組み

MicrosoftのPrometheusモデル(OpenAIのGPT-4を基に構築)を使用しています。

リアルタイムのBing検索結果と外部データソースに基づいてAIサマリーを生成します。

AIによる回答は、従来のウェブページ一覧よりも上位に表示されることがあります。

「ディープサーチ」をクリックすると、より詳細なAI回答が得られ、これにはウェブ上の情報源へのリンクも含まれます。

また、BingにはCopilotトグルがあり、よりインタラクティブで高度なAI検索モードを選択できます。

市場シェアと採用状況

Bingは米国の検索市場の約 7.48% を占めています。
Googleと比べると規模は小さいものの、AIを活用した検索を早期に導入したことや、他の AI プラットフォームがBingの結果に依存していることから、Bingの市場シェアは今後さらに拡大する可能性があります。

SEOにとってこれが意味すること

GoogleのAI Overviewとは異なり、Bing Copilotは必ずしも検索上位のコンテンツだけを参照するわけではありません。とはいえ、上位表示されているページの方が引用されやすい傾向は明確に存在します。

Rich Sanger氏の調査によると、Bing Copilotに引用されるURLの70%以上が、Bing検索の上位20位以内に入っているとされます。

AI検索機能の普及に伴い、Bing経由でのトラフィック獲得チャンスは確実に拡大しています。

まとめ:
これまではGoogle対策がSEOの中心でしたが、BingのAI化と他社ツールへの影響力の高さを踏まえると、Bingはもはや「ついでの対策対象」ではなくなりつつあります。今後は、Bingのアルゴリズム特性を理解し、Googleとは異なる視点でSEO戦略を設計することが求められるでしょう。

OpenAI:ChatGPT検索

ChatGPT検索は、AIを活用したリアルタイムWeb検索機能をChatGPTに統合することで、従来の検索体験を強化しようとするOpenAIの取り組みです。

この機能は当初、「SearchGPT」プロトタイプとして2024年半ばにリリースされ、後にChatGPTに統合されました。これにより、ユーザーは事前学習された知識だけでなく、ライブ検索機能を利用できるようになりました。

2024年10月までに、OpenAIはSearchGPTをChatGPTに完全に統合し、リアルタイムのWeb検索を実行できるようにしました。これにより、ユーザーのクエリに対して、より新しい情報源に基づいた回答を提供できるようになったのです。

この統合により、ChatGPT検索は従来の検索エンジンの直接的な競合としての位置づけを強め、GoogleやBingといったプラットフォームに代わる、AIを活用した新たな検索手段をユーザーに提供できるようになりました。

しかし問題は、依然として既存の検索エンジンの結果に依存しているという点です。

ChatGPT検索の仕組み

ChatGPT検索には、GPT-4oの微調整バージョンが搭載されています。このモデルは、合成データ生成技術を用いて事後学習が行われており、その一環としてOpenAIの「o1-previewモデル」からの出力の抽出が含まれています。つまり、すべての応答がWebから直接取得されているわけではなく、一部の回答はAIによって合成されたものとなっています。

SearchGPTは、Bingなどのサードパーティ検索プロバイダーだけでなく、独自の情報を提供するコンテンツパートナーシップからもデータを取得しています。これにより、複数の情報源を活用した回答が生成される仕組みとなっています。

市場シェアと導入状況

ChatGPTは、現在最も広く利用されているテキスト生成AIツールです。Statistaのデータによると、2023年には、ChatGPTが世界の生成AIユーザーシェアの約20%を占めていました。

TechCrunchの報道によると、ChatGPTの週間アクティブユーザー数はわずか6か月で2倍に増加し、現在では4億人以上のユーザーがその検索機能を利用しているとされています。

画像クレジット:「2023年の世界における主要な生成型人工知能(AI)テキストツール市場ユーザーシェア」Statista.com

SEOにとってこれが何を意味するか

SearchGPTは、Bingのインデックスに依存しているため、WebコンテンツがBingにおいてインデックスされ、上位表示されるように最適化することが今後のSEO戦略において重要です。Bingにインデックスされていないコンテンツは、SearchGPTの応答として取り上げられる可能性が低くなります。

SEO業界では、SearchGPTがBing内で信頼性の高い上位ランクの情報源を優先する一方で、Bingの上位ランク外の情報源も取り入れているといった見解が広まっています。

SearchGPTによる回答には、クリック可能な情報ソースが含まれることもあり、これがWebサイトへのトラフィックを生み出す可能性があります。実際に、中小企業391社のウェブサイトを対象に行われたトラフィック分析によると、ChatGPTによる参照トラフィックは2024年9月から2025年2月にかけて123%増加しており、この期間中、AI駆動型検索エンジンの中で最も多くの参照トラフィックを生み出したプラットフォームとなりました。さらに、ChatGPTは教育系やテクノロジー系のWebサイトに対するトラフィック誘導の増加にも貢献しており、2024年11月までには、3万を超えるユニークドメインが参照トラフィックを受け取ると見込まれています。

ChatGPTの会話形式による情報提供は、ユーザーの検索行動や情報の受け取り方を大きく変えつつあります。今後も「役立つコンテンツ」を重視することで、Webサイトの競争力は確実に高まるでしょう。

一方で、SEO初期と同様に、ChatGPTを利用した検索も操作に対して脆弱であることがテストによって明らかになっています。そのため、誤解を招くような結果や、偏った情報が表示されるリスクもある点には注意が必要です。

まとめ:ChatGPTは、検索エンジンの未来にとって最大の脅威となり得る存在です。ただし、SearchGPTがBingに依存している以上、AIが生成する検索結果でも上位に表示される可能性を高めるためには、Bingでの最適化を優先することが不可欠です。

Perplexity AI

Perplexity AIは、大規模言語モデルとリアルタイムのWebデータを組み合わせ、出典付きで簡潔な AI 回答を提供する独立系のAI検索エンジンです。

その最大の特長は、「引用(ソース)」にあります。

Perplexityの創設者Aravind Srinivas氏は、Lex Fridman氏とのインタビューで次のように述べています。

初めて論文を書いた際、共著の先輩から「論文内の主張はすべて引用で裏付けるべきだ」と教わりました。それは、他の査読済み論文か、自分の実験データに基づくものでなければならないという意味です。引用がない主張は、単なる意見に過ぎないのです。

「これは単純な原則ですが、“正しいことしか言えなくなる”という点で非常に本質的です。」

私たちはこの原則を踏まえ、「チャットボットを正確にする最善の方法は、インターネット上で確認でき、かつ複数の情報源から裏付けがとれる情報しか言えないようにすることだ」と考えました。

2022年後半にサービスを開始し、現在ではGoogleなどの従来型検索エンジンの代替、あるいは競合として注目を集めています。

Perplexity AIの仕組み

Perplexityは、独自の検索インフラを構築しており、Web全体をクロールしてリアルタイムに情報をインデックス化。ユーザーの検索クエリに対して、AIが即時に回答を生成します。

Googleのように全Webページを網羅するのではなく、ユーザー行動に基づき「検索頻度が高く、信頼性の高い」情報を優先的にインデックス化。これにより効率性と正確性を両立しています。

全ての回答にはソースへのリンクが付いており、出典を明記しない従来のチャットボットとは一線を画しています。

市場シェアと普及状況

2024年初頭時点で、Perplexityは月間アクティブユーザー数が1,500万人に達したと報告されています。

市場全体ではまだ規模は小さいものの、AI検索市場の約6%を占めるまでに成長しています。

また、ジェフ・ベゾスやNVIDIAなどの著名な投資家の支援を受け、評価額はわずか1年足らずで5億ドルから90億ドルへと急騰しました。

SEOにとってこれが何を意味するか

Perplexityが重視しているのは、「Web上の信頼できる情報源」です。つまり、自社サイトが権威性のあるWebメディアとして認識されることが、可視性を確保するうえで不可欠です。

ある調査では、Perplexityが参照している情報の約60%が、Google検索の上位10件と一致していることが明らかになりました。

また、Perplexityには好んで参照する「信頼ソース群」が存在する可能性も示唆されています。

GoogleやBingと異なり、Perplexity独自のランキングロジックがあるため、最適化のアプローチも異なります。

明確な見出し、セクションの整理、FAQの挿入など、構造化されたコンテンツが有利に働くとされています。

ただし、参照元リンクは設置されているものの、そこからのトラフィックは現時点では限定的です。

まとめ:Perplexityは、AI検索の勢いを背景に、主要検索エンジンからユーザーを奪うポテンシャルを持った有力な存在です。一方で、Perplexityも他のAI検索エンジン同様に「Web上の既存情報に依存」しており、AI向けに最適化された高品質なコンテンツを持つことが、引き続きSEOにおける競争優位となります。

AI検索とSEOの未来展望

AIの台頭により、検索エンジンの利用総量が大きく減少するという予測もあります。たとえば、Gartnerは「2026年までに従来の検索の利用は25%減少する」としています。しかしそれでも、「信頼性が高く最適化されたコンテンツを持つWebサイト」の重要性は揺るぎません。

どのAI検索エンジンが覇権を握るかは、まだ見えません。GoogleのAI OverviewsPerplexityを巡る法的訴訟が進行中であり、今後の司法判断がプラットフォームの運用に大きく影響する可能性があります。

では、今すぐにそのAI検索を最適化すべきでしょうか?

まずは、自社の業界やターゲットに合ったAI検索エンジンの利用状況を調査し、参照トラフィックが見込めるかを検討しましょう。

すでにSEO施策を行っている場合は、PerplexityなどAI検索向けに追加の最適化を行う価値があるか、トラフィックを継続的に観測して判断するのがよいでしょう。

当然ながら、Googleは依然として主要な検索エンジンであり、最適化の優先度は高いままです。

ただし、状況は一様ではありません。GoogleのAI Overviewによりクリック数が増加したと報告するサイトもあれば、大幅なCTR低下を経験しているケースもあります。

実際、ある調査では「GoogleのAI Overviewが表示されたクエリでのCTRは、前年の1.41%から0.64%に低下」したというデータもあります。

画像クレジット: Seer Interactive

また、ChatGPTやPerplexityのようなAI検索では、従来型検索に比べてニュースサイトやブログへの参照トラフィックが96%も少ないという報告もあります。

Emarketerのデータも、これを裏付ける結果を示しています。

画像クレジット: emarketer

いくつかのデータでは、AI検索エンジンからの参照トラフィックに一定の「序列」が存在することが示唆されています。

たとえば、ChatGPTは総合的な参照トラフィックで他を上回る一方、業界や分野によってはその傾向が異なります。

画像クレジット:「中小企業のウェブサイトではChatGPTやその他のAIエンジンからのトラフィックが増加している」ウィリアム・カマー、Search Engine Land
画像クレジット:「中小企業のウェブサイトではChatGPTやその他のAIエンジンからのトラフィックが増加している」ウィリアム・カマー、Search Engine Land

こうした変化が続く中でも、SEOの基本は変わらないと安心してよいでしょう。

確かにアプローチや手法は変わるかもしれませんが、土台は同じです。ユーザーを第一に考え、ターゲット層が利用するプラットフォームに最適化された優れたウェブサイトを作り、検索での可視性を保つために変化に柔軟に対応し続けることが重要です。

SEO Japan編集部より:Google一極のSEOではAI時代を捉え切れません。鍵は「構造化+良質コンテンツ」。まず Google 評価を固めつつ、Bing や Perplexity でも拾われる情報設計に再構築しましょう。検索変化の背景はこちらの記事で、AI Modeの対応は当社遠藤のブログ記事低評価コンテンツ基準の解説もぜひご参照ください。

Google AI OverviewやChatGPT検索など生成AIのよくある質問

Google AI Overviewや生成AIの回答は何のデータを基に抽出されていますか?

Google AI OverviewやChatGPT検索などの生成AIは、検索インデックスやWeb上の信頼できる情報を基に回答を生成します。特にGoogle AI Overviewは検索上位20位以内のページを中心に、Perplexityは独自クローラーで収集した信頼ソースを優先しているとされています。

AI検索に向け企業が取り組むべきことはなんですか?

まずはGoogleやBingでの上位表示を前提としたSEOを継続しつつ、構造化データやFAQ設置などAIに引用されやすいコンテンツ作成が重要です。Perplexityなど独自ロジックのAIもあるため、信頼性・明確性のある情報設計が求められます。

seojapan

佐川急便、スマホで海外発送に必要なインボイス対応の送り状を購入店舗で作成できるサービスを開始

1 year 1ヶ月 ago

佐川急便は6月16日、商品を購入した店舗から直接海外に発送する際に使用する送り状発行で新たな運用サービスを開始したと発表した。

運用開始の第1号として、5月からアルペンが運営するスポーツ用品店「AlpenTOKYO」への提供を開始している。

佐川急便、スマホで海外発送に必要なインボイス対応の送り状を購入店舗で作成できるサービスを開始

新しい送り状発行の運用は、訪日観光客のスマートフォンで専用の二次元コードを読み取ると、所定のフォームが表示される。そこに荷物の送り先となる住所を入力し、送り先情報を含んだ二次元コードを発行。そのコードと商品を店舗カウンターへ持参、店舗スタッフに提示し、スタッフが処理することで、インボイス対応済みの送料が表示され、発送に必要な送り状が発行される。

訪日観光客はスマートフォンを使用して、言語や文字に制限されることなく海外発送に必要なインボイス対応の送り状を作成できるようになる。

また、購入品を持ち歩く必要がなくなるため、手荷物預かり所を捜す行為やコインロッカーの不足、観光地や公共交通機関での混雑などにストレスを感じる必要もなくなると見ている。加えて、販売店舗スタッフの送り状発行作業も軽減され、店舗運営の効率化にもつながると見込む。

宮本和弥

クレカ決済承認率の改善、約7割のEC事業者が「重要な課題」と認識。年商が高い事業者ほど重視する傾向

1 year 1ヶ月 ago

YTGATEがEC事業者を対象に実施したクレジットカードの決済承認率(オーソリ承認率)の認知度に関する調査によると、年商100億円以上の大手企業を中心に、約76%のEC事業者が決済承認率の改善に意欲があると回答し、7割以上が改善について「重要な課題」と認識していることなどがわかった。

6割以上が「詳しく知らなかった」

クレジットカード決済承認率という言葉の認知について聞いたところ、「言葉を知っており、意味も理解していた」が37.5%で、6割以上が「言葉を知らなかった」または「意味を理解していない」と答えた。

クレジットカード決済承認率の認知
クレジットカード決済承認率の認知

EC事業者の年商規模別に決済承認率の認知度について見ると、年商100億円以上の企業では「内容までよく知っている」が約30%と高く、年商10億円未満では 「知らない」割合が高くなっている。

決済承認率の認知度(年商規模別)
決済承認率の認知度(年商規模別)

全体の約76.5%が改善ニーズを察知

クレジットカード決済承認率(オーソリ承認率)の把握・ニーズについての考えを聞いたところ、最も多かったのは「ある程度ニーズがある」で51.5%、続いて「非常にニーズがある」が25.0%で、合計すると約76.5%が承認率改善のニーズを感じていることがわかった。

クレジットカード決済承認率のニーズに対する考え
クレジットカード決済承認率のニーズに対する考え

年商規模別に決済承認率向上のニーズを見ると、年商100億円以上の企業では、約75%が承認率改善の必要性を感じており、大手企業を中心に課題意識が高い傾向がある。

クレジットカード決済承認率のニーズに対する考え(年商規模別)
クレジットカード決済承認率のニーズに対する考え(年商規模別)

7割が決済承認率の改善を「重要な課題」と認識

クレジットカード決済承認率を把握・改善することはどの程度重要な課題だと考えているかを聞いたところ、「非常に重要な課題」が24.6%、「やや重要な課題」が45.9%で、合計すると全体の約7割が決済承認率を把握・改善することを「重要な課題」と認識していることがわかった。

クレジットカード決済承認率の改善はどの程度重要か
クレジットカード決済承認率の改善はどの程度重要か

EC決済の課題は「不正利用の増加」「エラーや認証遅延」など

勤務先の自社ECサイトの決済に関して課題に感じていることを聞いたところ、次のような回答があがった。

  • 不正利用の増加、クレジットカードの利用限度額の超過、カード情報の誤入力。本来の顧客決済が拒否され、売上機会の損失につながることを強く懸念している
  • 多様な事案によるエラーや、認証遅延などの問題が生じ、クライアントの感情が爆発する局面が増加する傾向
  • 決済手段が多様化しており、特にキャッシュレス化の波は避けられない。主要取引先に対して提案などを進めている

調査概要

  • 調査期間:2025年5月26日~27日
  • 調査機関:マクロミル
  • 調査方法:インターネット調査
  • 調査対象:全国の20~70代のオンライン事業者309人
大嶋 喜子

アイリスオーヤマ、初の赤ちゃん用紙おむつを自社ECで販売。ヘルスケア売上高400億円に向けてベビー用品を拡充

1 year 1ヶ月 ago

アイリスオーヤマは、赤ちゃん用の紙おむつの本格生産に着手し、6月16日から自社ECサイト「アイリスプラザ」で予約販売を始めた。赤ちゃん用の紙おむつを起点に、今後はベビー用品など衛生用品のラインアップを拡充。子育て家庭との接点を広げ、製品・サービスの提供機会を創出する。

アイリスオーヤマは新製品の赤ちゃん用紙おむつ「あんしんGenki!パンツ」の本格生産を開始

新製品のおむつの名称は「あんしんGenki!パンツ」。開発には、アイリスオーヤマがこれまでにマスク、ウェットティッシュ、ペットシーツなどで培ってきた不織布の知見を活用している。

シルキーエンボス製法によって不織布の表面の盛り上がりを大きくすることで柔らかい肌触りにし、肌への負担を軽減する。ムレを防ぎ、肌を快適に保つために全面通気シートを採用している。

「あんしんGenki!パンツ」製品イメージ

アイリスオーヤマが実施した子育て家庭向けの調査結果によると、毎月の子育て費用は平均で約2万円、そのうちおむつ代が約2割を占めているという。良質な紙おむつを手頃な価格で提供することで、子育て家庭の経済的負担軽減をめざす。

「あんしんGenki!パンツ」の製品仕様

アイリスオーヤマは、2030年にヘルスケア事業全体で売上高約400億円をめざしている。今後も生活者の暮らしに密着した商品開発に取り組む。

衛生用品のラインアップ拡充を図り、2030年までにヘルスケア事業の売上高400億円をめざす(アイリスグループの発表資料から追加)
衛生用品のラインアップ拡充を図り、2030年までにヘルスケア事業の売上高400億円をめざす(アイリスグループの発表資料から追加)
大嶋 喜子

形を見つけて毎週1万ドル!CHEETOS SHAPE HUNT

1 year 1ヶ月 ago

フリトレーの菓子「Cheetos」による施策。インスタグラムとティックトックから毎週出題されるテーマに沿った形を見つけて、ビデオか写真を撮影して「#CheetosShapeHunt #Entry」を付けて投稿すると、優秀作品に1万ドルが当たる。

CHEETOS SHAPE HUNT
https://www.cheetos.com/ShapeHunt

https://www.mediapost.com/publications/article/406510/cheetos-tries-a-shape-contest-to-boost-flagging-sa.html

noreply@blogger.com (Kenji)

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