ネットショップ担当者フォーラム

再配達は1日約200万件…パナソニックが再配達問題の解決に「宅配ボックス実証実験」

9 years 6ヶ月 ago
  • 1日の再配達は約200万件(パナソニック試算)
  • 再配達は全配達の20%(パナソニック試算)
  • 在宅中に荷物を受け取るのは難しい受け取りに困ったことがある人は56.5%(パナソニック調査)

パナソニックの試算や調査によると、宅配の再配達を巡るこうした現状が浮き彫りになった。

また、2014年12月に宅配大手3社が一部営業所でサンプル調査を行ったところ、初回配達で完了するのが全体の80.4%、残り2割が再配達を必要とした。再配達1回目では15.7%、同2回目で2.6%が配達を完了し、3回目以上の再配達で完了するものも0.9%になったという調査結果がある。

こうした状況を受け、パナソニックは10月18日、「宅配便の再配達」問題を解決するため、「宅配ボックス実証実験」を開始すると発表した。日本郵便、ヤマト運輸と共同で行う。

パナソニックが開発した戸建住宅用宅配ボックス「COMBO(コンボ)」を100世帯に設置。宅配便の再配達の状況を調査し、2017年1月下旬に中間発表、4月中旬に最終結果発表をする予定。

「COMBO」は電気工事不要の後付け宅配ボックスで、宅配業者が荷物を入れて施錠するという仕組み。施錠後は「なつ印」ボタンで一度だけ伝票に押印できるなど、不正利用防止機能が搭載されており、利用者は専用鍵を使っていつでも荷物を取り出すことが可能。

実験は、福井県であわら市が推進する「働く世帯応援プロジェクト」の一環として行う。共働き世帯を対象に、家族が留守でも宅配便が受け取れる宅配ボックスの需要などについて調査する。

再配達は1日約200万件…パナソニックが再配達問題の解決に「宅配ボックス実証実験」

実証実験は福井県であわら市が推進する「働く世帯応援プロジェクト」の一環で行う

パナソニックでは、この実証実験によって宅配便の再配達の状況を把握。宅配事業者の労働時間、CO2の排出量などを公表する。

国土交通省によると、宅配便配達の走行距離の内25%は再配達のために費やされ、年間約42万トンのCO2が排出されているという。

瀧川 正実

ネットショップ担当者フォーラム編集部 編集長

通販、ECに関する業界新聞の編集記者を経て、EC支援会社で新規事業の立ち上げなどに携わり、EC業界に関わること約9年。まだまだ、日々勉強中。

瀧川 正実

「アフィリエイト広告が成果につながらない」と思ったらこの11項目を確認してみよう【チェックリスト付き】 | アフィリエイトの効果が出ていないEC事業者のためのアフィリエイト再入門講座

9 years 6ヶ月 ago

アフィリエイト広告を運用していて「提携数や稼働率は伸びてきているのに、オーダー件数が伸びないな……」と思ったら、管理画面のレポートからコンバージョン率を調べてみましょう。もしかすると、広告運用を根本から見直すタイミングかもしれません。

一定数のクリックは発生しているのに、それでも成果につながらないという場合、まずはコンバージョン率を確認してみましょう。

コンバージョン率の計算方法

オーダー件数 ÷ クリック総数 = コンバージョン率

商材や他の広告を利用して露出をかけているかといった条件によって異なりますが、一般的な物販であれば0.1%を切っていたら、また、無料会員登録や資料請求など、比較的簡単に申し込みできるリード系であれば0.8%を切っていたら「コンバージョン率が低い」と言えます。

実は、コンバージョン率が低い原因の多くは広告主側にあります。コンバージョン率が平均以下である場合は、以下のチェック項目について見直しを行いましょう。

コンバージョンアップのためのチェックリスト

バナーの説明とリンク先であるランディングページの説明は統一されていますか?

商品の魅力をきちんと伝えていますか?

あえてこのサイトで購入するメリット」はありますか?

リンク先から商品購入までの導線はわかりやすいですか?

商品点数が多い場合、検索や関連商品などで購入者にとって購入しやすい構造になっていますか?

画像が重くて表示するのに時間がかかる、ということはありませんか?

「送料が分りにくい」「合計金額が分りにくい」など、購入をためらわせる要素はありませんかか?

ショッピングカートの使い勝手は良いですか?

入力しやすい申し込みフォームを利用していますか?

申し込みフォームで必要以上の項目を入力させていませんか?

会員登録してからでないと購入できないなど、購入までのハードルが高過ぎたりしませんか?

上記のチェック項目を見直して、送客された見込み客を取りこぼさないよう、ネットショップを整えていきましょう。

成約につながりにくいネットショップだと判断されれば、アフィリエイターに「紹介するだけ損」だと思われてしまいます。有力なアフィリエイトサイトほどシビアに商品を選定しているので、リンクを貼り変えられてしまうといったことも、残念ながら起こり得ます。

大事なのは「あえてここで購入する理由」

報酬率さえ高ければ紹介してもらえると思いがちですが、アフィリエイターの中には、たとえ報酬率が低くても、ユーザーにとって利便性が高く買いやすいならモールへの送客を選択する場合もあります。

メーカー保障がある、ラッピングサービスがある、問い合わせに迅速に対応している、使い方に対するサポートがある……といった、本店ならではのメリットを伝えていく必要があります。

この「あえてこのネットショップで購入する理由」を、ニュースメールでアフィリエイターに伝えましょう。そして、アフィリエイトサイトで購入メリットを訴求してもらうことはもちろん、その前にネットショップ内でメリットが伝わることが大切です。

アフィリエイトサイトでどう掲載されているか確認する

アフィリエイト別レポートから、アフィリエイトサイトを上から20サイトほどを見て、購入意欲を高める紹介をしてくれているかどうか確認しましょう。

もしも御社と提携しているアフィリエイトサイトが、説明不足でバナーを貼っているだけのサイトばかりだったら、購入意欲の高い送客は難しいと言えるでしょう。

アフィリエイターへの個別連絡が可能なASPなら、アフィリエイターに直接働きかけてみましょう。

クリック報酬を設定しているとコンバージョン率が下がることも

その他の理由として、以前お伝えしたとおり、クリック報酬ではバナーなどの広告がクリックされた時点で成果となるため、難易度の低さから、アフィリエイトサイトによっては広告主にとって無意味なクリックが多数発生することもあり、注意が必要です。

レポートなどを確認し、広告の表示回数とクリック数が同数程度である場合などは、そもそも有効な送客がされていないと判断できますので、成約という効果を求めるのであれば、プログラムの見直しを含めて検討する必要があります。

そもそも、世の中にニーズのある商品なのかを見直してみる

筆者がASPにいた頃、ある広告主から「他の広告は使っていないが、費用対効果が高いと聞いたのでアフィリエイトだけ利用することにした」と言われたことがありました。

現在も同様のお問い合わせをいただきますが、まずはリスティング広告やFacebook広告などを小額で利用してみて、「そもそも、商品にニーズがあるのか?」「ネットで売れる商品なのか」ということを調査してからアフィリエイトを利用されることをお勧めしています。

なぜなら、アフィリエイトは成果報酬とはいえASPの基本使用料が発生しますし、半年や1年といった期間は成果が出なくても運用を続けなければなりません。短期間で結果を出せるかどうかは、商品の知名度などに左右されます。アフィリエイト広告は提携・稼動を積み上げながら、時間をかけてアフィリエイターとリレーションを築いていく手法であり、他の広告に比べて運用に手間も時間もかかる手法なのです。

誰でも知っているようなメジャーな商品であれば別ですが、「市場があるかどうか分らないけれど、成果報酬だからアフィリエイトをスタートしてみた」といった考えで、積極的な紹介が進むことはありません。

できることならまずは他の広告を使ってみて、どんなキーワードで、どんなユーザーにニーズがあり、どんな時間帯に購入される商品なのか……といった基本情報を得てから、アフィリエイトをスタートすることをお勧めします。それらの体験を持って開始した方が、アフィリエイターとスムーズに交流できるからです。

アフィリエイト広告では、アフィリエイターに選ばれることで提広告を掲載してもらえます。選ばれるための活動は、アフィリエイトプログラムの中だけではありません。そもそもニーズのない商品は、アフィリエイトでも売れないということを認識しておきましょう。

鈴木 珠世

鈴木 珠世

コミュニケーション・マーケティング コンサルタント

2004年よりギフトメーカーのWebショップ担当を経験。「モノを売る楽しさ」「アフィリエイトの楽しさに目覚め、2008年よりファンコミュニケーションズ、そしてリンクシェア・ジャパンにて、ネットショップ運営者やアフィリエイトサイト運営者に向けた教育・啓蒙活動に従事。その後、売れるネット広告社にて新規媒体営業と通販事業者向けのコンサルティングを行う。

日本アフィリエイト協議会による、アフィリエイト業界関係者が選ぶ「アフィリエイト業界MostValuable Player(MVP)」2012、2013、2014の3年連続の受賞など、受賞歴も多い。共著にて「成功するネットショップ 集客と運営の教科書」を出版。

現在フリーにて、ネットショップ(通販企業)向けのコンサルティングを開始。

鈴木 珠世

今年も「いい買い物の日」がやって来る/Yahoo!ニュースからショッピングへ【ネッ担人気記事ランキング】 | 週間人気記事ランキング

9 years 6ヶ月 ago

去年に続いて第2回となる「いい買物の日」特設サイトがオープンしました。11月5日からは大規模セールも予定されているそうです。

  1. 「ニッセンがセブン&アイの“お荷物”になった理由」を通販専門紙が分析

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    なぜニッセンは凋落したのか? ニッセン低迷の理由、市場や消費動向の変化を踏まえて、自社ECサイトの対策を考えよう

    2016/10/14
  2. ヤフーら参加の「いい買物の日」10/18スタート、大手39社が参画する大規模イベントに

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    「Tポイント1111万ポイント」「メルセデス・ベンツAクラス」など、総額約3億円規模の豪華商品が当たるという

    2016/10/17
  3. 「Yahoo!ニュース」から「Yahoo!ショッピング」への誘導を年内開始、ヤフーが集客強化

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    月間150億PVの「Yahoo!ニュース」など各種「Yahoo!サービス」からの導線を新たに作る

    2016/10/18
  4. 「どれ買おうかな」がGoogleからAmazonへ。検索エンジンのショッピング利用が減少傾向【ネッ担まとめ】

    ネットショップ担当者が読んでおくべき2016年10月10日〜17日のニュース

    2016/10/18
  5. ユニクロのEC売上は30%増の421億円に拡大、EC化率は5.3%台に

    国内ユニクロ事業の売上高に占める通販・EC売上高の構成比率は前期比0.9ポイント増の5.3%

    2016/10/17
  6. 地域活性には「唯一の正解」がない。想いをもった人達の「ぶつかり稽古」が地域を動かす!

    楽天が実施している地域自治体との取り組みについて責任担当者の塩沢友孝シニアマネージャーが紹介 Vol.2

    2016/10/18
  7. クルーズが主力のゲーム事業を売却し、「SHOPLIST」に経営資源を集中

    確実性の低いゲーム事業を売却し、その売却益をSHOPLISTを強化させるための投資に充てる

    2016/10/14
  8. 「楽びん!」の配送エリアが拡大、渋谷区、目黒区、世田谷区、港区全域で配送可能

    これまで港区内では50%のエリアでサービスを提供

    2016/10/17
  9. 【A/Bテスト】アップセルに効果的なタイミングはいつ? SNSボタンを設置するのに効果的な場所はどこ?

    アップセル率を最高に上げる方法はこれだ!! (連載第4回)

    2016/10/17
  10. Amazonや楽天に行くとき、人は何を探してるのか?【今週のネッ担アクセスランキング】

    2016年10月7日~13日にアクセス数の多かった記事のランキングを発表! 見逃している人気記事はありませんか?

    2016/10/14

    ※期間内のPV数によるランキングです。一部のまとめ記事や殿堂入り記事はランキング集計から除外されています。

    uchiya-m

    フリマアプリ「フリル」の決済手段に「Paidy」が新たに追加

    9 years 6ヶ月 ago

    フリマアプリ「フリル」を運営するFablicは10月20日、「フリル」の決済手段として、「Paidy」を導入し、提供を開始した。CtoCサービスで「Paidy」を導入したのは「フリル」が初めてとなる。「フリル」のユーザーの多くは10 代後半から30 代前半の女性で、「Paidy」ユーザーの利用層と親和性が高いため、導入を決定したとしている。

    「Paidy」は、携帯電話番号とメールアドレスを入力するだけで利用できるオンライン決済サービス。会員登録は不要で、利用者は支払い方法で「Paidy」を選択後、メールアドレスと携帯電話番号を入力し、SMSもしくは自動音声により取得した4桁の認証コードを入力するだけで決済できる。利用代金は月の利用料金をまとめてコンビニなどで支払うことができるほか、「分割払い」にも対応。導入サイトには、代金の未払いリスクに対して100%の支払い保証を行っている。

    「フリル」の利用者はこれまで、クレジットカード決済、携帯キャリア決済、LINE Payなどの決済手段を利用することができたが、「Paidy」が導入さたことで、コンビニ後払いを利用することができるようになり、利用促進が期待される。

    なお、Fablicでは10月22日から新たなテレビCMの放送も開始する予定。流通額拡大に向けた動きを加速している。

    山田孝之さんを起用した新テレビCMを10月22日よりオンエア

    中川 昌俊

    ネットショップ担当者フォーラム編集部

    ネットショップ支援会社を中心にEC業界にかかわる企業や人を取材していこうと思っています。

    読んで少しでも経営に役立ったり、なるほどと言ってもらえるような記事の執筆を心がけます。

    中川 昌俊

    Facebookメッセンジャー上での会話から最適な商品を提案する「eBay ShopBot」を公開、eBay

    9 years 6ヶ月 ago

    米eBayは10月20日、Facebookのメッセンジャー上で会話する感覚で最適な商品を見つけてくれるパーソナル・アシスタント「eBay ShopBot」(イーベイ ショップボット)のβ版を公開した。検索画面に、より詳細な検索条件を打ち込むことは難しいが、会話する感覚で探している商品を伝えることで、より最適な商品を見つけることができる。。

    人工知能(AI)の技術を使用することで、文脈上の理解、予測機能、学習能力の提供を可能にするとともに、AIとeBayの膨大かつユニークな品揃えを融合させることで、ユーザーに最適な商品を提案できるようにする。

    「eBay ShopBot」に対して話しかけたり写真を送ると、より理解するための質問が「eBay ShopBot」から投げかけられ、そうした会話を行った後、最適な商品が提案される。

    「eBay ShopBot」はshopbot.ebay.comに行くか、FacebookメッセンジャーでeBay ShopBotと検索すると、使用できる。

    「eBay ShopBot」との会話のイメージ

    中川 昌俊

    ネットショップ担当者フォーラム編集部

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    中川 昌俊

    千趣会が店舗との連携機能を備えたスマホアプリの提供開始、従来の3アプリを統合

    9 years 6ヶ月 ago

    千趣会は10月19日、スマートフォン向け無料アプリ「ベルメゾン ショッピングアプリ」の提供を開始した。

    新アプリは従来提供してきた3つのアプリを統合。オムニチャネル戦略ツールとして、ネットと店舗の情報を連携したサービスを提供していく。ベルメゾンの売上高は46.1%がすでにスマホ経由。スマホアプリを強化し、事業拡大につなげていく。

    千趣会はこれまで、「ベルメゾン商品検索」「ベルメゾンカタログプラス」「ベルメゾンお得情報」の3アプリを配信してきた。これらを統合し、ダウンロードの効率を高めて集客力アップにつなげていく。

    アプリの内容と導線も整理。ユーザビリティを向上させ、離脱低減と受注効率化UPを図る。

    ベルメゾンの店舗(ベルメゾン12店舗、ケイカラット6店舗)との連携も実施。アプリ内に会員証機能を搭載し、店舗購入でのポイント付与、店舗でのポイント利用を可能にする。

    今後は店舗でのチェックイン機能やGPSを利用したPUSH通知配信なども順次追加予定。

    ベルメゾン ショッピングアプリ
     

    中川 昌俊

    ネットショップ担当者フォーラム編集部

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    中川 昌俊

    Amazonを追撃するウォルマートが通販サイト「Jet」を33億ドルで買収した理由 | 海外のEC事情・戦略・マーケティング情報ウォッチ

    9 years 6ヶ月 ago

    世界最大手の小売企業であるウォルマート・ストアーズは、ECサイトでの商品販売ではディスカウント価格で商品を提供し、商品店舗受け取りサービスを行うことによって売上アップを図っています。

    ウォルマートが会員制のECマーケットプレイス「Jet」を運営するジェット・ドット・コムを33億ドルで買収したことを発表したのは9月19日。業界関係者の多くは、この買収がどのような成果を上げるのか注視しています。

    業界アナリストや関係者たちの最大の関心事は、ウォルマート(インターネットリテイラー社発行「全米EC事業 トップ500社」第4位)が、ジェットのスマートカートプライシングシステム(単なる値引きではなく、さまざまな買い物方法によってディスカウントする仕組みを)を自社のECサイトに組み込むかどうか、ということです。

    ウォルマートの動向を分析しているKanter Retail社のアナリスト、ローラ・ケネディ氏は、このように話します。

    “毎日がお買い得”というウォルマートの謳い文句と、スマートカートの仕組みは矛盾するのではないかと考えてしまいます。もちろん、低価格と価格決定の柔軟性を両立させることは重要ですが、ウォルマートが自社サイトでスマートカートを採用し、その仕組みでECサイトを運営するとは思えないのです。

    ジェットはある特定商品を大量に発注したり、返品不可などのオプションを付けることで、配送コストを削減しています。そうすることで、消費者がより安く商品を購入できるようにするのが、ジェットが消費者に提供している価値です。

    ウォルマートのCEO、ダグ・マクミロン氏は先日、現在はウォルマートe-commerceの社長に就任したマーク・ローイ氏(ジェットの創設者でありCEO)と、投資家やアナリスト向けのプレゼンテーションに登壇しました。

    ウォルマートは、ジェットのスマートカートプライシングシステムをサイトに組み込むかどうかの明言を避けました。ローイ氏はプレゼンテーションの中で、「消費者はスマートカートに好意的に反応した」と説明、ジェットの初期成長はスマートカートが寄与していると話しました。

    ジェットは創業後14か月間で、12億ドルのランレート(進行中の年度や四半期の通期業績予想を、期首から現在までの傾向を延長して推計した年換算値)を達成しています。

    リピート客がカートに入れる商品の数は6.9個なので、ほぼ7個です。消費者は多くの商品をカートに入れます。すべての商品を同じ物流センターから受け取ることになるので節約につながります。私たちは、サイト全体のエコシステムを利用して、コストを削減しています。

    このようにローイ氏は語りました。またECの価格決定に関しても大変興味深い話をしました。

    「消費者が通りを歩いているとわかったら、販売者は消費者を呼び止めて、私の商品は供給コストが低いので、もっと商品の値段を安くできますよ!と売り込むことができるでしょう」とローイ氏は言います(編集部補足*たとえば、商品にはベンチマーク価格として「Amazon」での販売価格をサイト内に表示したり、1つの店舗で購入するほど割引額は大きくなるなど、さまざまな買い物方法によってディスカウントする仕組みを構築している)。

    「Amazon」よりも「Jet」が価格面で魅力的な理由はなぜ。そのビジネスモデルを研究④
    たとえば、Amazonでの販売価格が表示するJet独自の仕組み(画像右、画像は編集部が追加)

    ウォルマートがジェットを買収したのは、アマゾン(インターネットリテイラー社発行「全米EC事業 トップ500社」第1位)からシェアを奪い取るためだと言えるでしょう。

    マクミロン氏をはじめ、ウォルマート役員達は、自社だけでアマゾンからシェアを奪うのは無理だと判断。ジェットを率いるローイ氏に賭けたのです。それは、アマゾンとの差を少しずつ縮めていくためです。

    ウォルマートがアマゾンに勝つには、大規模な店舗ネットワークの活用が必要です。世界中に1万1539の小売店舗を展開。全米でウォルマートは4629店、Sam's Club(会員制スーパーマーケット)は654店あります。

    3年前に発表されたフォーブス誌のレポートによると、全米人口の90%近くが、ウォルマートの店舗から車で15分圏内に住んでいるそうです。

    ウォルマートの店舗ネットワークの規模を鑑みると、オンライン注文には割引を適応し店舗で受け取ってもらうというサービスに、ジェットのスマートカートモデルを利用することが考えられるでしょう。

    オムニチャネル トップ500社」のレポート(インターネットリテイラー社発行)によると、店舗受け取りサービスを利用する消費者は増えており、2015年はネット通販利用者の約40%が店舗受け取りサービスを利用したそうです。オンライン注文商品の店舗での受け取りサービスは、長期にわたって売り上げに貢献しました。その理由は以下の通りです。

    配送コストの削減

    店舗スタッフにオンラインでの注文商品を店舗の棚から準備させ、消費者に店舗へ取りに来てもらう。このことによって、すぐにコスト削減を実現することができます。ウォルマートの近くに住んでいる人が大多数なので、店舗受け取りサービスのメリットを享受できない消費者をそれほど心配しなくてすむわけです。

    ローイ氏も、ウォルマートが店舗受け取りサービスを本格的に実施した場合、大きなコスト削減につながる可能性を示唆しました。

    店舗受け取りサービスを活用することによって、配送コストを70%~80%と大幅に削減することができます。EC用の倉庫に商品を運んで、店舗に大量輸送できるようになれば、配送コストは1つの荷物につき1ドルになり、非常に競争力が高くなるのです。

    こうローイ氏は語りました。

    店舗への送客

    小売チェーンがあえて目をつぶっている課題は、店舗の売り上げがオンラインのそれに追いついていないということです。店舗売り上げが落ちて、オンライン売上だけが上がっている場合もあります

    インターネットリテイラー社の季刊レポート「オンライン小売業者の財務動向」によると、今期はオンラインの売り上げが小売業者の成長に寄与しましたが、店舗がメインの企業の多くは、店舗売り上げが引き続き不調でした。

    レポート内で分析した13の小売チェーンのオンライン売り上げは、第2四半期で2015年対比18%アップ。全体の売り上げが0.9%ダウンしている現状とは大きな違いです。全体の売り上げに占めるオンライン売り上げの割合は、2015年の9.8%から11.7%にまでアップしています。

    Internet RETAILER

    世界最大級のネット通販業界の専門誌「Internet Retailer」は、雑誌のほか、Web媒体、メールマガジンなどを運営。Vertical Web Media社が運営を手がけている。

    Eコマースの戦略に関し、デイリーニュース、解説記事、研究記事、電子商取引におけるグローバルリーダーをランク付けする分析レポートなどを発行している。

    Internet RETAILER

    カゴメ、農産物や青果をECサイト上で販売する「農園応援」事業を開始

    9 years 6ヶ月 ago

    カゴメは10月18日、通販事業の新たな取り組みとして、農産物や青果を販売する「農園応援」事業を開始した。まずは同社のECサイト「健康直送便」内で販売していく。今後はこれまで通信販売事業で築いてきたノウハウを活用して新たな事業も拡大させていくとともに、地域農業活性化に貢献していきたいとしている。

    カゴメでは1998年から通販事業「健康直送便」を開始。「お店では買えない特別なカゴメ」をコンセプトに、野菜ジュースやサプリメントなどを取り扱っており、新聞広告や折り込みチラシなどで顧客を獲得。現在は38万人の顧客を有しており、約88億円の売り上げ(2015年12月期)となっている。

    「農園応援」では、これまで通販では扱ってこなかった、農産物や青果を販売する。全国各地の生産者を訪ね、ECサイト上で「いつ・だれが・どこで・どのように」という物語とともに紹介することで売り上げにつなげていく考え。

    第1弾として、山形県上山市の「果樹楽園うばふところ」の「ゴールド ラ・フランス(青果)」(2kg、税別5500円)と、北海道で育ったトマトを北海道の工場で搾った「北海道余市トマトジュース」(190g×18本、税別4500円)を販売する。2017年以降、取扱商品を拡大して、展開していく予定としている。

    「農園応援」のティザーイメージ

    中川 昌俊

    ネットショップ担当者フォーラム編集部

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    中川 昌俊

    上位500サイトの「カゴ落ちメール」導入率が12.2%に、ナビプラス調査

    9 years 6ヶ月 ago

    ナビプラスが10月17日に発表した「国内EC売上TOP500サイトの『カゴ落ちメール』の導入調査」によると、ECサイトで買い物カゴに商品を入れたままで離脱したユーザーをメールでフォローする「カゴ落ちメール」の導入数は61サイトで、導入率は前回調査(2015年冬)から2.2ポイント上昇し12.2%となった。

    同調査は日本ネット新聞の売上高調査で上位500となったサイトを対象に実施。調査期間は8月1日~9月15日。

    「カゴ落ちメール」の導入サイトは、15年夏が34サイト(6.8%)、15年冬が50サイト(10%)、16年夏が61サイト(12.2%)となり、導入率は1年間で約1.8倍になった。

    「かご落ちメール」の導入サイト数と導入率の推移

    EC売上高別普及率を見てみると、売上高1000億円以上のサイトで導入率は38.5%、売上高500億円以上のサイトで36.4%となっており、売り上げ上位のサイトでは、北米TOP1000サイトの導入率(35.2%)を上回る水準まで普及が進んでいるとしている。

    EC売上高別導入率の推移

    配信のタイミングは、2015年夏の調査では、「サイト離脱後1日以内」が最も多く、次いで「サイト離脱後1週間以内」となっていたが、今回は最「サイト離脱後1時間以内」にメールを配信するサイトが約4倍になるほか、1週間以内に配信するサイトは大きく減少するなど、離脱後早くに1通目のメールを配信する傾向が高まっている。

    「かご落ちメール」1通目の配信のタイミング

    メールの内容は94.8%が商品情報(商品名・画像など)を掲載しているもので、大半でカゴに入れた商品を掲載していた。クーポンの表示は5%程度と低かったとしている。

    「カゴ落ちメール」は大規模なシステム投資やシステム開発が必要なく、導入しやすい機能だとして、今後も導入が広がっていくと同調査では予測している。

    中川 昌俊

    ネットショップ担当者フォーラム編集部

    ネットショップ支援会社を中心にEC業界にかかわる企業や人を取材していこうと思っています。

    読んで少しでも経営に役立ったり、なるほどと言ってもらえるような記事の執筆を心がけます。

    中川 昌俊

    CPM分析って何なの?使うことで通販事業者にどんなメリットがあるの? | アラタナECコンサルがお伝えするECビジネスの課題を解決するヒント

    9 years 6ヶ月 ago

    cpm_アイキャッチ画像

    ネットショップを運営する上でネットショップの健康状態をチェックするために顧客分析は、かかせません。また、チェックしたい内容や改善したい内容によって顧客分析の手法はさまざまです。今回は、「CPM分析」について紹介したいと思います。

    1. CPM分析とは
    2. 売上を伸ばすために必要なリピーター対策
      -1.パレートの法則
      -2.顧客分析の目的と戦略
    3. CPM分析の方法
      -1.抽出すべきデータ
      -2.データ結果から読み解く課題

    CPM分析とは

    CPMとは、Customer Portfolio Management(顧客ポートフォリオマネジメント)の頭文字をとって付けられた顧客分析手法の1つです。

    【目的】リピーターを増加させることによって利益を拡大する。
    【手法】顧客の購買データを元にグループ分けをし、それぞれの属性にあった施策を行いながら定期的に顧客の育成状態をチェックする。

    CPM分析によって分類分けされた属性にあった施策を行うことで、リピーター・リピート回数を増加させ、将来的な利益を拡大させる目的があります。

    売り上げを伸ばすために必要なリピーター対策

    売上を上げるために、なぜリピーター対策を行わなければならないのか。それは、売上の8割を既存顧客(リピーター)が担っていると言われているからです。

    パレートの法則

    パレートの法則

    有名なパレートの法則では、既存顧客の上位2割が売上の8割を担うと言われています。上位客を増やすことで全体の売上が向上し、一人当たりのLTVの最大化を図ることができます。
    ※LTVとは…顧客生涯価値といい、1人の顧客が取引期間を通じて企業にもたらす利益(価値)のこと。

    ネットショップも実店舗と同じように、集客→接客→追客がとても大切です。

    集客ばかりに時間とお金をかけて、既存のお客様を見落としていませんか?SEO・LPO・広告などにより新規客をどんどん増やしても、お客様がリピートしてくれなければ、お客様はザルのように流れて落ちてしまいます。

    無題

    接客・追客によるリピーター対策をすることで、一度訪問したお客様を手放すことなく安定した売上を作ることができ、新規流入に伴って売り上げが向上していきます。

    顧客分析の目的と戦略

    では、リピーター対策をするためにどのような施策をすればよいのでしょうか?

    そこで必要となるのが顧客分析です。顧客分析によって現状の課題を明確にし、課題解決のための施策を練ることができます。ただし、顧客分析にはそれぞれ目的と戦略が異なり、顧客分析の目的を履き違えると的確な施策を打つことができません。以前紹介したRFM分析は、上位客のみにフォーカスしコスト削減による利益最大化を目的とした短期的戦略です。

    RFM分析の方法 データ抽出の方法とアクションプランへの落としこみ方

    RFM分析の特徴としては、離反してしまったお客様の引き上げは目的とせず、上位のお客様だけに施策を絞ることでコスト削減をすることができ、目の前の売り上げをすぐにつくることが可能となります。

    ただしCPM分析は、【離反客の引き戻し・初回客の引き上げ・上位客の離反防止】を目的とした顧客育成によるLTV向上のための中長期的戦略なのです。

    どちらも、既存顧客への施策であり、売り上げを上げるという最終的なゴールは同じですが、目的と戦略が異なります。目の前の売り上げを増加させるためのRFM分析とは異なり、CPM分析はお客様の成長による将来的な売り上げの最大化へとつなげるためのものとなります。

    CPM分析はすぐに結果が出るものではないので、根気が必要ですね。

    CPM分析の方法

    CPM分析では、過去の購買履歴から顧客を10パターンに分類します。

    パレートの法則
    ※ここで使用する在籍期間・購入金額は、例として挙げています。サイトの状況に合わせて抽出する期間や金額を変更して分類してください。

    抽出すべきデータ

     

    購入回数/購入総額/在籍期間/離脱期間

    上記項目のデータを元に条件ごとで顧客を分類します。

    パレートの法則

    各属性は上記のように分類することができ、初回客から優良客へと引き上げる事がCPM分析における課題となります。

    データ結果から読み解く課題

    分類された顧客をバブルチャートに表記することで現在の顧客の状況をまとめてチェックすることができ、優良顧客のポジション(右上のバブルの大きさや縦軸)を指標として自社の具体的課題を知ることができます。時間の経過と共に、優良現役客のバブルの大きさが大きくなり、上昇していくことが理想の状態といえます。

    横軸:在籍期間/縦軸:平均総額(1人あたりLTV平均)/バブルの大きさ:顧客数
    パレートの法則

    また、コツコツ客が優良客へと引きあがる曲線のことをリピート曲線と呼びます。この曲線は、どのサイトにも存在しコツコツ客を一定期間フォローし続ければ、必然的に優良客へと引きあがるこをと表しています。

    上図では、コツコツ現役客の在籍期間は約26カ月、優良現役客の在籍期間は約40カ月ですので、約13カ月間フォローすれば必然的に約6倍の金額(LTV)になることが分かります。これらの指標を元に施策を行い、定期的に分析することで顧客の成長や新たな課題の発見をすることができるようになります。

    CPM分析は、顧客属性に合わせて施策を行うことで離脱を防ぎ、初回客→よちよち客→コツコツ客→優良客へと成長させ一人当たりのLTVを増加させるために必要な分析手法なのです。

    「ECコンサルコラムサイト「ECコンサル」」掲載のオリジナル版はこちら:
    CPM分析の方法~売上の最大化を図る(2016/10/05)

    アラタナ ECマーケティング支援サービス「ECコンサル」

    2014年サービスローンチ。メンバー全員がGAIQ以上の資格保持者にて構成されているチームで、安心感のあるサービスを提供している。既存のECサイトは独自ドメインであればカートシステムを問わずサービス提供が可能で、新規ECサイトの構築から売上アップまで一貫してのご提案できる。

    「ECサイト」を専門にサービスをご提供しており、検索順位やCPAに一喜一憂せず、結果=売上にこだわって戦略立案から施策検証まで行う。

     

    アラタナ ECマーケティング支援サービス「ECコンサル」

    メールを配信する感覚でDMを自動発送できるサービスを開始、エイジアとDMS

    9 years 6ヶ月 ago

    メール配信システムなどを提供するエイジアは10月17日、通販向け物流サービス提供のディーエムエス(DMS)と業務提携し、マーケティングオートメーションを活用したEC事業者向け販促支援サービスを共同で提供することを明らかにした。マーケティングオートメーションでは、適切なタイミングでメールを発信することで消費者との接触を図るが、ダイレクトメール(DM)をメールを配信する感覚で発送できるようにすることで、消費者との接触の幅を広げ、購入率向上につなげていく。

    エイジアが提供しているマーケティングオートメーション「ウェブCASオートリレーションズ」をDMSにOEM提供し、DMSブランドのマーケティングオートメーション「DMSオートリレーションズ」としてEC事業者に提供していく。

    さらに、「ウェブCASオートリレーションズ」と「DMSオートリレーションズ」をDMSのDM発送拠点とデータ連携させることで、メールを配信する感覚でDMを自動発送できる仕組みの構築に共同で取り組む。

    マーケティングオートメーションを提供する事業者はこのところ増加しており、各種データとの連携ができるかの他、外部サービスが利用できるかといった点も差別化点となっている。最近ではLINEメッセージやFacebookメッセージ、SMSとの連携サービスなどが出てきている。

    中川 昌俊

    ネットショップ担当者フォーラム編集部

    ネットショップ支援会社を中心にEC業界にかかわる企業や人を取材していこうと思っています。

    読んで少しでも経営に役立ったり、なるほどと言ってもらえるような記事の執筆を心がけます。

    中川 昌俊

    地域活性には「唯一の正解」がない。想いをもった人達の「ぶつかり稽古」が地域を動かす! | Eコマースは地方を元気にする~楽天が地方自治体と取り組む活性化の現場レポート~

    9 years 6ヶ月 ago

    地域の活性化。コトバでいうのは簡単でも、実際にカタチにするのは難しいことです。よく聞かれる質問に、「どうやったらネットショップで成功するのか」「地方が活性化するのには具体的に何をすればよいのか」というものがあります。私はそした時、「これ!といった唯一の正解があるわけではないので、一緒に考えましょう」と回答します。ひょっとすると無責任のように聞こえるかも知れませんが、でもそれはECコンサルタントをしていた当時の経験がそう言わせています。

    • 自分の店舗をよくしたい(売上をあげたい・利益を増やしたい・ファンを増やしたい)と考える人
    • そのお店を応援、サポートしたい人

    前者が楽天の出店店舗さん、後者は楽天のECコンサルタント。この2者が互いに寄り添って、ああでもないこうでもないと試行錯誤するなかからお店の飛躍・成長は生まれるものだと信じているわけですが、ひとつ、昔の事例を紹介させてください。

    ECコンサルタントはキャッチボールの相手

    福井県越前市にある武生製麺という会社は、「越前そばの里」というショップを楽天に出店しています。

    私がECコンサルタントとして担当していた2005年当時、店長の毛利田(もりた)さんとは毎日電話で話していました。内容はいつも他愛もない話。売上アップに直結するような魔法のようなアドバイスが、私から矢継ぎ早に出てくるわけでもありません(そんな魔法みたいな話があったらいいのになとは思いますが)

    くだらない世間話や家族の話をしながら、お互い腹を割って話をするなかで、「ああー、でもこんな企画があったら家族と一緒にワイワイできるかもですね」なんてことを話すだけでした(今考えるとそれで本当によかったのかはやや疑問ではあります)。

    越前そばの里

    毛利田さんは、ソバについてはプロだから、業界やソバの知識について、私は敵うわけがない。じゃあどうやってシロートの私が店舗さんに価値貢献できるのか……当時、先輩から「ECコンサルタントはキャッチボールの相手だと店舗さんに思ってもらえるといいよ」と教わっており、ただひたすらそれを実践していました。

    店舗さんにとっての、店舗運営の答えは「私たちECコンサルタントのなかにあるんじゃなく、店舗さんのなかにある。ECコンサルタントの仕事ってのはそれをうまく引き出してあげること」

    そんな教えを受けた私は、ただただキャッチボールの相手として電話口で大きな声でお話をしていたのでした。そこで意識していたことは「シロート目線」つまりは「一般消費者の代表としての目線」を持つということでした。

    たとえば、ソバ屋さんにとっては当たり前のソバのオイシイ茹で方が、商品ページのなかに案内されていない。こんなところをシロートの私は、「これってどうやって茹でるのが一番ウマいんですか」と聞きまくっては、「じゃあ商品ページに載せましょうよ」なんて話をしていたことを思い出します。

    こんなやりとりも、店舗さんとECコンサルタントが共にパートナーとして、自分の強みや価値を提供しあう、お互いに「ぶつかり稽古」の日々であったなと今になって思い返しています。

    そして、これっていまの地域活性という仕事でも一緒だなと思うのです。

    「その地域をよくしたいと考える地元の人」
    「その地域やそこにいる人たち、を応援、サポートしたいという人」

    この2者の「熱量」と「化学反応」。これが地域活性における大事なキーワードなのだと思います。

    熱い想いは周りを動かす

    よくうちのメンバーから「担当エリアの自慢話」を聞くことがあります。ちょうど先週(10月5日)に包括連携協定を締結した鰺ヶ沢町との、最初の「なれそめ」の話です。

    10月5日の鰺ヶ沢町×青森銀行×楽天の包括連携協定の会見のひとコマ。
    (中央が鰺ヶ沢町 東條町長、右が青森銀行 竹内常務、左が楽天役員 野原)

    2016年月頃。柘植(つげ)という、楽天メンバーの1人が興奮して私のところに駆け寄ってきました。

    柘植 :いやー、この間、行ってきた鰺ヶ沢って町がヤバいんですけど
    塩沢 :え、なになに、どんな風に?(てか鰺ヶ沢ってどこ?)
    柘植 :いや、そもそも仙台でのふるさと納税の勉強会に、わざわざ青森から町の職員が参加していて、当日配布した地域活性事例集にやたら共感して、これだ!って思って、連絡くれたんですよ。
    塩沢 :ほおほぉ~(へえ、鰺ヶ沢って青森なのね)
    柘植 :で、包括連携協定だなんだって熱くグイグイくるもんだから、実際に行って、話をきいたんです、そしたら
    塩沢 :そしたら?
    柘植 :「この町には高校が1校だけある。でも定員割れしそうで、今後、町から高校がなくなるかも知れないんです。なくなるとさらに若者の流出に歯止めがきかなくなるんです。これを何とかして止めたいんです」というわけです
    塩沢 :ふむ
    柘植 :「なので、楽天と一緒に、小学校・中学校さらには高校まで一気通貫したEC教育を実現させたいんです!」なんて熱く語ってくるわけです。いやーこの熱い想いに何とか応えたくってですねえ

    なんて、熱量120%で語ってくるのでした。

    こうした現象を私は心のなかで勝手に「憑依した」と呼んでいますが、役所・役場の方の熱い想いが、うちのメンバーに伝わって(憑依して)何とかこの町を元気にしたいんです! みたいに話を持ってくるケースが最近多くなってきました。すごく嬉しいことです。

    包括連携協定の会見直後、この協定実現まで尽力した3名での記念写真。
    (中央が鰺ヶ沢町 政策推進課の保村氏、とその想いが憑依した右に楽天の地域活性課 柘植、左に同 荒木)

    このような「熱」のぶつかり合い(化学反応)がいま、全国各地でいくつも起きています。そんな事例を紹介します。

    「移住したい町」を目指して町長が先陣を切る!

    楽天に出店している馬刺し専門店「若丸」の店長・下平洋一さんが、人口約9500人の長野県・飯島町の町長に就任した、というお話は前回の寄稿で紹介しましたが、飯島町の現状は、“消滅可能性都市”として名前があがったほど、全国的にも深刻な状況です。

    町には高校がなく、中学を卒業した人が町を出て行き、地元に戻ってこないという、若い人材の流出などさまざまな問題を抱えています。

    そのような現在進行形の課題に真っ向から立ち向かう下平町長は就任直後、まず役場のなかに「営業部」を立ち上げました。「町のなかに営業部?なんで?」と私も聞いたときはそう思いました。ここには町長の2つの想いがあります。

    1つは「儲かる飯島町を作る」こと。そのためには、地域で埋もれている資源を発掘して、磨いて、発信する。その結果、人を呼び込む。具体的には「自然」「食」「文化」「花」の4つのジャンルにわけて、それぞれに売り出すものを作ろうということで進めています。

    そして、そこから生まれた「町の魅力」を、現在、出店している楽天ふるさと納税のページや、今後、出店を検討しているネット上のアンテナショップ(ネット版「道の駅」とでもいいましょうか)のなかでも発信していくという意味で、楽天の活用をお考えいただいています。

    そして町長のもう1つの想い。「じゃあ、それを誰がやるのか?」という話。

    飯島町の営業部の部員は町の職員ではありません。約80名の町民です。町役場からは特命チームとして3名が参加しているだけで、残りは全員、ボランティアの町民なのです。

    自ら営業本部長として陣頭指揮をとる下平町長はこう言います。

    今までの町民は 「行政は、自分たちに何をしてくれるんだろう?」と指をくわえて眺めていただけだでした。これじゃ町は変わらない。大事なのは「住民力」なんです。町民が自分たちで「飯島町の魅力を売り出していこう!」というのが営業部創設の理由なんです。

    聞くところによると、この営業部員、30代の働き盛りの若者から、最高齢では80代のご年輩の方まで幅広い世代が参加しているとのこと。今までは公民館活動を自分たちのためだけにやっていたような人たちが、「町のため」に立ち上がって、地元飯島町がどうやったら元気になるかの知恵を出し合っている様子は、まさに「行政×町民」の協働による『チーム飯島町』が形成されているといえます。

    「行政はサービス産業」と言い切る下平町長が、消滅可能性都市という言わばレッテルを逆手に取り、『時代の転換期』『ピンチはチャンス』という精神で、町長とトップセールスマンという一人二役で先陣を切り、ここに想いをもった町民(営業部員)の「熱」が加わることで、飯島町が きっと遠くない将来、移住したい町として名前があがり、みんなが「まじいい!」と集まってくることを私は強く信じています!

    元楽天社員が地域を動かす「熱」になる!

    もうひとつ、別の町のお話。

    地域おこし協力隊として、現在は鹿児島県にある長島町という町に移り住んだ1人の元楽天ECコンサルタントの話を取り上げます。その名は土井隆くん。彼は2008年の楽天新卒。ECコンサルタントとして3年間活躍した後、楽天を卒業。転職した会社で新サービスの立ち上げを経験し、その後起業しました。

    そんな彼が地域おこし協力隊として移住したときのニュース画像がこれ。

    左は、長島町の井上副町長、右が地域おこし協力隊として移住している土井くん

    朝6時台にこのニュースをみた私は、度肝を抜かれて、すぐに彼に連絡。このやりとりが5年ぶりくらいだったように記憶しています。

    こんな かる~い感じで、彼とは久々の再会を果たし、それから2週間後には、私はうちのメンバー2人と長島町へ二子玉川(楽天本社)から7時間くらいかけて長島町へ向かったのでした。

    少しだけ長島町の説明をすると、鹿児島県の北西部に位置する、人口約1万人の温暖な気候の町です。基幹産業は漁業で、特にブリの養殖は世界一で29カ国に輸出。100億円以上の産業にまで成長。課題は「魚の業界では長島のブリはメジャーだが、流通は基本ビジネス向け(BtoB)のみで、最終消費者にはほとんど知られていない」「そもそも鰤といえば氷見で、長島とはほとんどの人が想起しない」「鰤王というブランドをそもそも誰も知らない」そんなところでした。

    そして、この町も、飯島町と同じく町内に高校がなく、若い人材の流出が町の課題の1つでした。

    長島町に初めて訪問したのは11月初旬。土井くんの住まいである漁協の加工場の隣にある家では夜な夜な打ち合わせ兼宴会が始まります。途中から井上副町長も参加され、盛んな情報交換(=ぶつかり稽古)が朝方まで行われました。

    それ以降、

    • ふるさと納税の出店
      (我々が訪問した1か月後、12月にオープン http://www.rakuten.co.jp/f464040-nagashima/
    • 楽天トラベルの説明会を町内の宿泊施設向けに開催
    • 長島町のアンテナショップ出店(現在準備中)

    など、このあたりがECに絡むところですが、それ以外にも土井くんが長島に行ってからの施策は数多くあります。具体的な取り組みをすべて紹介すると膨大になってしまうので、ここでは抜粋をして紹介させてもらいます。

    まずは、前述のとおり、楽天ふるさと納税を鹿児島県内で一番早くスタートさせました。また、ふるさと納税を利用したクラウドファンディングで野外映画館建設のための資金を集め、さらに、長島町の特産物をお弁当として販売するキッチンカー「長島大陸ブリうま食堂」をオープン!さらにさらに、食材の宝庫である“長島大陸”の生産者と飲食店関係者を直接結びつけるために“長島大陸視察ツアー”を実施。最後に、教育といった領域では、高校のない長島町でICTをフル活用し、アクティブラーニングを実施するN高等学校プログラム・通信制私立「長島大陸Nセンター」開設までと、息つく暇も与えないほどの、言ってみれば「権藤、権藤、雨、権藤」ばりの活躍ぶりであります。

    また先月9月末には楽天のカフェテリア(社員食堂)で長島フェアを開催しましたが、そこでも夏休みに長島町の中学生に勉強を教えに行っていた大学生たちが、長島町の役場の人たちが東京に来るならとお手伝いにきてくれました。

    単なる「交流人口の増加」というワードだけでは、決して読み取れない「長島LOVEの応援団」が増殖していっている様がここからみてとれます。

    楽天のカフェテリアで行われた長島フェアに手伝いに来た大学生ら(写真前の半被を着た人たち)

    想いのつまった「熱」のある人間が動けば、その波動は周囲のヒト・コト・モノを本気で動かしていけるのだと思います。

    そして、私たち楽天の地域活性の仕事は一言でいうと「この地域のことを想う熱い人たち」にいかに会えるかだと思います。私自身も「あばれはっちゃく」などと揶揄(?)されながらも、日々、全国を飛び回り、多くのエネルギーレベルの高い人たちと接し、時にはガッツリ憑依しながら(笑)、一緒になって地域を元気にするお手伝いができたらと思っています。

    自治体によるEC活用の「失敗例」と、楽天が果たすべき役割

    自治体がネットショップの支援をするというと、

    • 「県産品のみをネットショップ支援の対象とする」
    • 「補助金を出して、ネットショップを開始してもらう」

    この2つがよくみられます。が、これだけでは失敗パターンに陥ってしまいがちです。

    何故か?

    まずひとつめ、「県産品のみをネットショップ支援の対象とする」についてです。

    現在、我々が「EC先進県」としてご紹介しているのが、岐阜県・島根県・佐賀県の3県であります。これらの県に共通していること、それは「ネットショップ支援」と「県産品の振興」を切り離していること。ネットショップは商売の方法のひとつであって、売っているものは「県産品」に限らないからです。むしろ「県産品」に限定することなく、ネットの世界であらゆるものを販売し、売上・利益をあげてもらうことが産業振興の上で極めて重要であると言えます

    これを提唱されたのは、元岐阜県庁の職員で、現在は飛騨市長の都竹(つづく)淳也さんです。都竹さんとは、岐阜県と楽天の包括連携協定の締結などでご一緒してきましたが、都竹市長の上記のようなお考えが、現在の楽天地域活性課の原点になっています。(都竹市長率いる飛騨市と、楽天との取り組みは、もう少し後の回でご紹介させてください!)

    ちなみに、県産品ではなく、いわゆる型番商品でも地方において売れてますという事例をひとつご紹介します。岐阜県の高山市(飛騨市の隣)にて、楽天で成功している酒屋さん「酒類の総合酒販店 フェリシティー」というお店です。2014年、2015年と2年連続でショップオブザイヤーを受賞されています。

    高山という都市部から離れた地域に店舗を構えていながら、価格競争の厳しい洋酒、ウィスキー、シャンパンを即日配送で対応した点がお客様に評価されました。ただそれだけではありません。社長の塚本さんはそういったサービスに加えて、ページクオリティを追求していらっしゃいます。商品に対する熱量の高さがページをみても、伝わってきます。

    もうひとつ、「補助金を出して、ネットショップを開始してもらう」についてですが、「これだけ」だとなかなか成功しにくいですよと我々はお伝えしています。

    その地域の事業者にとって、ネットショップの利用は「目的(ゴール)」ではなく、あくまでも「手段(ツール)」であります。これを活用して自分のご商売をどのように発展させていきたいかが本来、最も重要なわけですが、たとえば楽天への出店に際し補助金を出すとなると、その出店自体が目的化してしまいがちです

    我々がやりたいのはむしろ逆。補助金などに頼らずに楽天に出店する「本気度の高い」店舗さんたちに対して、「学ぶ環境を提供する」ということがやりたい。「本気の人たち(店舗さん)を応援すること」 これが自治体さんと我々楽天とで一緒にやっていきたいことなのです。

    このあたりのお話、Eコマースを使った事業者サポート(ネットショップ支援)については、次回詳しくお話をさせていただきたいと思います。「EC先進県である佐賀県。何故こんなに元気なのか?」「地元の高校生や大学生へのEC人材育成に本気で取り組んでいます!」みたいなところを お伝えしていきます!

    塩沢 友孝

    楽天株式会社 ECカンパニー 地域活性課 シニアマネージャー

    楽天には2003年8月入社、社員番号は555番、今年で14年目。無類の野球好き(とくに高校野球)、2児の父(NHKの『おとうさんスイッチ』に5年前に出ました)。普段は全国の地方自治体への事業提案などで弾丸出張の機会が多く、今回の連載では、「どうやったら地元を元気にできるか?」と常日頃からお考えの自治体職員の皆さまに特にお読みいただきたく、何か少しでもヒントになれば幸いです。

    塩沢 友孝

    「Yahoo!ニュース」から「Yahoo!ショッピング」への誘導を年内開始、ヤフーが集客強化

    9 years 6ヶ月 ago

    「Yahoo!ニュース」から「Yahoo!ショッピング」へ誘導を年内に開始、ヤフーが集客強化

    10/13開催の「Yahoo!ショッピング」戦略共有会で明らかにした

    ヤフーは「Yahoo!ショッピング」への集客を強化する。

    月間150億PVの「Yahoo!ニュース」など各種「Yahoo!サービス」からの導線を新たに作り、「Yahoo!ショッピング」への集客に力を入れる。

    現在、「Yahoo!ニュース」のヘッダー部分に「Yahoo!ショッピング」への誘導枠を設置するための開発を進めている。2016年12月までに開発を終了し、リリースする方針。

    ヤフーでは「eコマース革命」後、取扱高が右肩上がりで拡大。広告売上も伸びており、全社的に「Yahoo!ショッピング」へ力を入れていく方針を掲げている。

    「Yahoo!ショッピング」の集客強化について、7月までにyahoo!検索の検索結果ページの表示を変更し、ショッピングに関連するワードが検索された際、検索結果ページの最上部で商品条件の絞り込みが行えるようにしている。

    ヤフーは「Yahoo!ショッピング」の集客強化の一環として、ヤフーの検索結果からの集客にも力を入れている

    7月までに検索結果ページの表示を変更した

    瀧川 正実

    ネットショップ担当者フォーラム編集部 編集長

    通販、ECに関する業界新聞の編集記者を経て、EC支援会社で新規事業の立ち上げなどに携わり、EC業界に関わること約9年。まだまだ、日々勉強中。

    瀧川 正実

    「どれ買おうかな」がGoogleからAmazonへ。検索エンジンのショッピング利用が減少傾向【ネッ担まとめ】 | ネットショップ担当者が 知っておくべきニュースのまとめ

    9 years 6ヶ月 ago

    何でもかんでもGoogleで検索……という時代があったように思いますが、商品ならAmazon、トレンドならTwitterなど、自分が探したいものがあるところで検索する傾向が強まっているようです。

    Googleのシェアも奪っているAmazon

    検索もアマゾンの時代? 5割超のユーザーは商品探しでグーグルよりもアマゾンを使う | ネットショップ担当者フォーラム
    https://netshop.impress.co.jp/node/3572

    まとめると、

    • 55%が「商品検索をアマゾンですると回答」。2015年の44%から11ポイント上昇
    • ショッピングに検索エンジンを使用するのは28%。昨年から6ポイント下降
    • この傾向はすでに4~5年続いているが、グーグルは「痛手は負っていない」とコメント

    日本のGoogleでもそうですが商品検索をすると結果が出すぎてしまって逆に迷いますよね。プライム会員が増えていることも影響していそうですが、Amazonで買う傾向は強まっています。

    商品の検索だけの話なので、Googleが全体的にダメージを受けているわけではないようです。

    関連記事

    ECが盛り上がるとCO2排出量が増加する。法改正の動き

    通販・EC企業に省エネの義務付け? 経産省が省エネ法上の荷主の扱いを見直しへ | ネットショップ担当者フォーラム
    https://netshop.impress.co.jp/node/3564

    まとめると、

    • ECの拡大で小口荷物のトラック輸送が拡大し、CO2の排出抑制が課題になっている
    • 通販やECは発送段階で所有権が購入者に移るので、現行法上は規制の対象外
    • 法改正が行われた場合は大手EC・通販事業者に規制が課せられる可能性がある

    昨年国土交通省が発表した「宅配の再配達の発生による社会的損失の試算について」(PDF)にもあったように、再配送の多さが問題になっています。

    ヤマト運輸のオープン型宅配ロッカー「PUDO(プドー)」のように、荷物を受け取りやすくするための動きもありますが、そもそもの「荷主」の定義を見直すことで、CO2の排出を減らしていこうというのが今回の動き。

    モールの扱いがどのようになるかが気になるところです。

    関連記事

    Facebookアカウントの運営に行き詰まったら

    こんな使い方があったのか!Facebookコメント欄活用テクニック&返信事例6つ | Social Media Lab
    http://gaiax-socialmedialab.jp/post-45207/

    まとめると、

    • クイズ、アンケート、診断系など、反応しやすい投稿がファンの投稿を引き出す
    • 返信する・しない、いいね!の使い分けなどのルールを事前に決めておく
    • 企業側が返信しなくてもユーザー同士の投稿で盛り上がる場合も

    まずはコメント欄を活用するにあたって、コメント欄を活発化させなくてはいけません。取り掛かりやすいところで、クイズや質問形式の投稿で、ファンが反応しやすい投稿をしてみましょう。ある程度運用に慣れてきたら、ファンとともに独自性を模索していくことができるようになります。

    Facebookページが流行ったころにいいね!を集めてそれっきり……という人も多いはず。せっかく集めたファンなので、こちらから盛り上げていかないといけないですよね。新ネタを考えるのも大変なので、過去のキャンペーンや他社の企画も参考にしてみましょう。

    その他の業界動向

    おちゃのこサジェストをリリースしました | おちゃのこネットブログ
    http://blog.ocnk.net/blog/2016/10/ocnk_suggest/

    商品名や商品説明で使われている言葉をサジェストしてくれます。ひらがな一文字でもサジェスト。商品点数が多いところは効果を発揮しそうです。

    【スポンサードサーチ】スポンサードサーチ機能改善のお知らせ | Yahoo!プロモーション広告
    http://promotionalads.yahoo.co.jp/support/release/2016/1012.html

    Google AdWordsに合わせてこちらも変更です。拡大テキスト広告が追加され、コンバージョン測定機能が改善されます。11中旬の予定なので今から準備を。

    化粧品のネット広告表示、85%に「問題表示のおそれ」 | 通販最新ニュース
    https://www.tsuhannews.jp/...

    JAROと日本化粧品工業連合会(粧工連)が共同で300件の広告を調査。問題表示の内容は「効能効果等又は安全性を保証する表現の禁止」がトップで216件(72%)とのこと。

    「お風呂での思いつきを忘れなくなる」格安ツール | コマースデザイン
    http://www.commerce-design.net/blog-staff/160930-ohuro-idea/

    お風呂で「磁気ボード」のすすめ。自社の商品が思わぬ使われ方をしていることがあります。ネットの声を探してみましょう。

    [対談]オムニチャネルの先にあるもの リアル小売の逆襲はここから始まる | ECzine
    http://eczine.jp/article/detail/3662

    スモールスタートでできることから広げていくのがオムニチャネルの基本。システムありきではうまくいきません。

    人生最大の買い物の失敗を防ぐ!「VR住宅」がスゴイ | R25

    http://r25.jp/it/00053120/

    モデルハウスならぬVR(仮想現実)ハウス。AIも流行ってますがVRもお忘れなく。

    女子大生は「LINEでの告白や悪口」もスクショしてしまう。大人が知らない「8割がシェアする」スマホとスクショの世界(100人アンケート) | アプリマーケティング研究所
    http://appmarketinglabo.net/mobile-screenshot/

    URL無しでスクショとなると、スクショされるそうな画像に何を入れるかがポイントですね。

    Ingressユーザーに愛される、伊藤園のファン作りの秘訣とは | SELECK
    https://seleck.cc/843

    伊藤園がマーケティングの一環としてスマホゲームIngressとコラボ。「せっかくコラボレーションするならユーザーのことを第一に考えたい」と、やることが徹底しています。売上は2桁増。

    今週の名言

    大学のマインドを伝えるためには、職員が考えないと

    志願者数日本一の座を守る近畿大学 派手な広報戦略を支える地味な日常業務とは|dot.ドット
    https://dot.asahi.com/aera/2016100600150.html

    外部に書いてもらうと文章はきれいですが伝わらないことも多いです。自分たちの良さは自分たちが考えないとダメですよね。

    森野 誠之

    運営堂

    運営堂代表。Web制作の営業など数社を経て2006年に独立後、名古屋を中心に地方のWeb運用を支援する業務に取り組む。現在はGoogleアナリティクスなどのアクセス解析を活用したサイト・広告改善支援を中心にWeb制作会社と提携し、分析から制作まで一貫してのサービスも開始。豊富な社会・業務経験と、独立系コンサルタントのポジションを活かしてWeb制作や広告にこだわらず、柔軟で客観的な改善提案を行っている。理系思考&辛口の姿勢とは裏腹に皿洗いを趣味にする二児のパパ。

    森野 誠之

    ヤフーら参加の「いい買物の日」10/18スタート、大手39社が参画する大規模イベントに

    9 years 7ヶ月 ago

    ヤフーは、2回目の開催となるネット通販の買い物イベント「いい買物の日」(10月18日スタート)に参画する。イベントの主催は『いい買物の日』実行委委員会。

    今回のイベントにはヤフーを含めた39社が参加。リアルを含めたネット通販イベント「いい買物の日」を盛り上げる。開催規模は2015年と比べると「8倍になる」(ヤフー 執行役員 決済金融カンパニー長・谷田知昭氏)。

    ヤフーでは「Yahoo!ショッピング」「LOHACO」「ヤフオク!」などのサービスが参加。11月5日からは「Yahoo!ショッピング」などで大規模セールを実施する予定。

    前年にヤフー、ファミリーマート、ソフトバンク、TSUTAYA、Tポイント・ジャパンで「いい買物の日」を企画。11月11日を「いい買物の日」と定めてキャンペーンなどを実施した。

    ヤフーによると2015年11月11日の取扱高は、前年同期比7倍に達したという。

    今回は「Tポイント1111万ポイント」「メルセデス・ベンツAクラス」など、総額約3億円規模の豪華商品があたるキャンペーンなどを行う。39社・78ブランドが各種セール・キャンペーンを実施する予定。

    ヤフーら開催の「いい買物の日」10/18スタート、大手39社が参画する大規模イベントに

    「いい買物の日」は10/18~11/11まで開催する(画像は編集部がキャプチャ)

    参加企業について

    • ヤフー
    • Tポイント・ジャパン
    • ソフトバンク
    • ファミリーマート
    • TSUTAYA
    • ウエルシア薬局
    • JXエネルギー
    • 青山商事
    • マルエツ
    • アルペン
    • レインズインターナショナル
    • キタムラ
    • ニッセン
    • JR九州ドラッグイレブン
    • ドトールコーヒー
    • 夢の街創造委員会
    • ロッテリア
    • 吉野家
    • シャディ
    • 凸版印刷
    • ニッポンレンタカーサービス
    • スリーエフ
    • エディオン
    • BookLive
    • カラーズ
    • 平成エンタープライズ
    • YKK AP
    • アマナイメージズ
    • 三越伊勢丹ホールディングス
    • メルセデス・ベンツ日本
    • ジョイフル本田
    • 愛眼
    • ジェイ・エス・ピー
    • かわべフードサービス
    • Tトラベル
    • しまうまプリントシステム
    • Tマネー
    • 復刊ドットコム
    • カルチュア・コンビニエンス・クラブ

    瀧川 正実

    ネットショップ担当者フォーラム編集部 編集長

    通販、ECに関する業界新聞の編集記者を経て、EC支援会社で新規事業の立ち上げなどに携わり、EC業界に関わること約9年。まだまだ、日々勉強中。

    瀧川 正実

    「楽びん!」の配送エリアが拡大、渋谷区、目黒区、世田谷区、港区全域で配送可能

    9 years 7ヶ月 ago

    楽天マートは10月14日、即時配送サービス「楽びん!」で、一部区内に限定していた港区の配送エリアを全域に拡大した。

    利用者は渋谷区、目黒区、世田谷区を合わせた都内4区でサービスの利用が可能となる。

    「楽びん!」はこれまで、港区内50%のエリアでサービスを提供していた。新たに新橋や汐留、お台場、浜松町といったエリアを含む区内全域でのサービス提供を始めた。

    またサービス拡充にあわせ、配送カテゴリー「レストラン」の対象店舗に、人気のカレー店、寿司のチェーン店、うなぎやとんかつの老舗店、スペイン料理店、メキシコ料理店など、新たに80以上の店舗を追加した。

    「楽びん!」は現在、1000円以上の商品を注文すると、送料が無料になるキャンペーンを行っている。10月21日から11月1日まで、「レストラン」の対象店舗で501以上の単品メニューがすべてワンコイン(500円)で購入できるキャンペーンも開催する。

    中川 昌俊

    ネットショップ担当者フォーラム編集部

    ネットショップ支援会社を中心にEC業界にかかわる企業や人を取材していこうと思っています。

    読んで少しでも経営に役立ったり、なるほどと言ってもらえるような記事の執筆を心がけます。

    中川 昌俊

    ユニクロのEC売上は30%増の421億円に拡大、EC化率は5.3%台に

    9 years 7ヶ月 ago

    カジュアル衣料品店「ユニクロ」を展開するファーストリテイリングが10月13日に発表した2016年8月期通期連結決算によると、国内ユニクロ事業における通販・EC売上高は前期比30.1%増の421億円だった。

    同事業の売上高に占める通販・EC売上高の構成比率は同0.9ポイント増の5.3%。

    国内ユニクロ事業を手がけるのはファストリ傘下、ユニクロの通販・EC売り上げはここ数年、右肩上がりを続けている。

    2015年8月期の国内ユニクロ事業におけるオンラインストアの売上高は324億900万円(売上構成比率4.1%)、2014年8月期は255億4700万円(売上構成比率3.5%)。2013年8月期は242億円(同3.5%)、2012年8月期は206億円(同3.3%)。

    ユニクロのEC売上は30%増の421億円に拡大、EC化率は5.3%台に(ファーストリテイリングが手がける国内ユニクロ事業のEC売上高の推移)

    国内ユニクロ事業におけるEC売上高の推移。決算期は8月期

    国内ユニクロ事業の売上高は7898億円。近年は国内ユニクロ事業に占めるダイレクト販売の構成比率は3%台で推移していたが、2015年に4%台へ上昇。2016年は1.1ポイントも拡大し、5%台へとネット比率が増えた。

    経産省が発表した資料によると、2015年のEC化率は、

    • 日本のEC市場(BtoC)のEC化率 → 4.75%
    • アパレルECのEC化率 → 8.11%

    ユニクロの通販は1999年に開始。当初はカタログをメインに事業を展開していたが、現在はオンラインが中心となっている。

    瀧川 正実

    ネットショップ担当者フォーラム編集部 編集長

    通販、ECに関する業界新聞の編集記者を経て、EC支援会社で新規事業の立ち上げなどに携わり、EC業界に関わること約9年。まだまだ、日々勉強中。

    瀧川 正実

    【A/Bテスト】アップセルに効果的なタイミングはいつ? SNSボタンを設置するのに効果的な場所はどこ? | A/Bテストの結果をカンニングシートとしてバラします!

    9 years 7ヶ月 ago

    こんにちは、加藤公一レオです。前回はコンバージョン率が高い「申込方法」と「エントリーフォーム最適化(EFO)テクニック」について紹介したが、今回は通販会社にとってもっとも重要な「アップセル」のノウハウについてお話ししよう!

    そもそも「アップセル」とは何か?

    アップセルとは利用者が申し込もうとしている商品よりも、上位の商品を売ることである。化粧品や健康食品を扱っている多くの通販会社が無料サンプルを提供しているのは、購入へのハードルを下げるためである。

    何百億円という大きな売上を立てて大成功している多くの通販企業は、アップセルをうまくやっている。当たり前のことだが、多くの人を引き上げ、リピートさせ、クロスセルさせ、年間購入単価(LTV)を上げていくことが通販の成功の秘訣である。

    ここでオフラインのアップセルの方法についてお伝えしておこう。

    例えば無料サンプルを注文するために通販会社に電話をすると、コールセンターでは利用者の住所や電話番号を聞いた後で、必ず聞くことがある。それは、

    お客様、よろしかったら無料サンプルだけではなく、本商品も購入しませんか?

    というアップセルトークである。

    1個買おうとしている人にはまとめ買いを勧め、ファンデーションを買おうとしている人には美容液を勧めるのだ。

    しかしネットの世界ではアップセルは大失敗してきた。なぜかと言うと、オフラインではコールセンターで人間が対応するが、ネットで対応するのは人間ではなくHTMLで書かれたページであり、システムだからだ。 これだけでもネットは非常に不利なのである。

    しかし!! ネットでのアップセル率が悪い理由は他にあるのだ!! そこで今回紹介したいのがネットの世界でアップセルを劇的に上げる方法だ!

    私が普段コンサルティングをしている中で一番オススメする最高のテクニックであり、私の全クライアントがこの方法を用いて、全クライアントが“大成功”している!!! 実際の成功例と失敗例をクイズとして出題する。

    では、早速はじめよう!

    【A/Bテスト】アップセルするのに有効なタイミングはどっち!?

    【A】ランディングページ内でアップセルを行う

    【A】ランディングページ内でアップセルを行う

    【B】申込確認画面でアップセルを行う

    【B】申込確認画面でアップセルを行う

    正解はこちら!

    正解は【B】!
    申込確認画面でアップセルを行う

    申込確認画面でアップセルを行う

    多くのネット通販会社が間違っている点は、ランディングページの中でアップセルを狙おうとしていることにある。

    例えば、ネット広告で「無料モニターセット」を掲載しているのに、あわよくば本商品も買ってもらおうと、ランディングページの「無料モニターセットを申し込む」のアイコンの下に、「本商品を申し込む」のアイコンを置いていたりする。

    さらに、その下に「本商品を定期で申し込む」や「商品Bも一緒に申し込む」のアイコンを設置したりして失敗しているのだ。

    ネット広告をクリックして、ランディングページに来て申し込もうとしている人に、突然そんな選択肢を与えたら、コンバージョン率は低下するに決まっている

    何より消費者は無料に弱い。無料サンプルがあれば、無料の方を選ぶのだ。1個買いと3個買いがあれば、1個買いを選んでしまう。

    こんな選択肢の並べ方では、99%以上の人が“無料”の方しか申込まない。そう。アップセルをするのに、このタイミングはまだ早いのだ。

    ではいつアップセルすれば良いのか? ズバリ!! あと一歩で商品が申込完了になる「確認画面」のタイミングで、アップセルを狙うと劇的にアップセルができるのだ!!

    「完了ページ」が目と鼻の先にある「確認画面」でアップセルをすることで、アップセル率は上がる。これはコールセンターが、顧客の情報をすべて手に入れた後に、アップセルトークをするのと同じやり方である。

    面倒な申込フォームを入力して確認画面まで辿り着いた人の99%は、あとワンクリックで完了画面に遷移する。そこから離脱することはほとんどない。

    しかし、世の中の99%のネット通販の確認画面は、単純に入力内容を確認させているだけだ。もったいない、非常にもったいない。アップセルすべきは確認ページなのに……

    重要なので繰り返すが、このタイミングが一番のビジネスチャンスなのである!

    あと一歩で商品が申込み完了になる確認画面のタイミングで、アップセルを行うと劇的にアップセルが成功するのだ!!

    確認ページでは「ちょっと待った!よかったら本商品もどうですか? 今ならこんなにお得なんですよ」とお勧めし、最後に2つの申込ボタンを配置する。

    左側にはもともとその人が申し込もうとしていた無料サンプルを表示し、右側にはアップセルをさせたい本商品を表示する。

    左側に無料サンプルを、右側に本商品を表示

    このような構造にすると、面白いくらいにほとんどの人が右側のアイコンを押してアップセルしてしまうのだ! 面倒な入力手順が済んで、完了ページへ行く直前だからこそ、アップセルはしやすくなるのだ。

    確認画面でのアップセルはなぜこんなに効果があるのか?

    それは商品を申し込むと決めて、面倒なフォームを入力し、完了まであと一歩のところでアップセル商品を提案するからなのだ。このタイミングでお客様の心理状態をうまく利用しているのだ!

    この“確認画面でアップセル”を使うと、私のクライアントの実績では、

    • 無料モニターセットから本商品へのアップセル率(引上率)は最大20%以上
    • 500円モニターセットから本商品へのアップセル率は最大40%以上
    • 商品Aから「商品A+B」へのアップセル率(クロスセル率)は最大60%以上
    • その都度購入から定期購入へのアップセル率は最大80%以上

    になっている!

    確認画面でのアップセルは最強の仕組みである!!

    確認画面でアップセルの効果

    通販業界では、2ステップマーケティングで無料モニターセットから本商品へ「10%引き上げられれば十分」と言われる中で、メール配信前のこの段階にも関わらず、これだけ引き上がることが、どれだけ奇跡的なことかおわかりいただけると思う。

    重要なので繰り返すが、“確認画面でアップセル”は私のノウハウの中でも一番オススメする最高のテクニックだ。

    ネット広告の引上率・CPO・購入単価・年間購入回数・年間購入単価(LTV)・年間ROASなどを改善したい方は、すぐに実行に移してみてほしい。いや、すぐに実行するべきだ!!

    続いては、自分の会社の商品をどうしたら拡散してもらえるのか? そのノウハウについてお話したい。

    「いいね!」ボタンやツイートボタンを設置するのに効果的な場所はどこだ!?

    【A】申込完了画面

    【A】申込完了画面

    【B】ランディングページ内

    【B】ランディングページ内

    正解はこちら!

    正解は【A】!
    申込完了画面

    【A】申込完了画面

    きっとどの通販会社も、広告費なんて使わずに、自分の会社の商品をFacebook、twitter、ブログなどのソーシャルメディアで拡散できればいいな……なんて思っている

    そして、商品ページやランディングページに「いいね!」ボタンやツイートボタンを設置し、お客様が拡散してくれるのではないかという、なんとも淡い希望を抱き続けている

    実際にほとんどの通販会社が自社の商品ページやランディングページにSNSボタンを設置しているが、ほとんど拡散されないのが現実だ。たとえ数人が拡散していたとしても、多分それは社内の人間か、広告代理店か制作会社の担当者など、身内の人間だと考えた方がいい

    ニュース情報やエンタメ情報、iPhoneやiPadのような画期的な商品なら自然と拡散が起こるが、たかが通販の商品、しかも自ら申し込んでもいない商品を、自分のメディアに載せて拡散しようという人はいない。そう。ランディングページに「いいね!」ボタンやツイートボタンを設置しても意味がないのだ

    じゃあ、どうすれば拡散してもらえるのか?

    ランディングページを拡散させるポイントは、その商品を見た人が「自分のメディアの読者に伝えたい」と思うタイミングに、簡単に「お得な情報・役立つ情報」を提供できるようにすることだ。

    あなた自身が普段、友達に何か商品をオススメするタイミングを思い出してほしい。商品を申し込む前よりも、商品を申し込んだ後の方が友達に勧めたくなるのではないだろうか?

    特に女性の人の方に共感してもらえると思うが、人は「商品を申し込んだ自分を肯定したい」という気持ちがあるのだ。自分が申し込んだその商品に対して、誰かに「いいね」と言ってもらいたいのだ。

    だからクチコミ率を上げるには、商品の申し込みが完了したタイミングで「友達に紹介しませんか?」と申込者に提案することが重要になってくる。

    重要なので再度言う。

    クチコミ率を上げるには、商品の申込みが完了したタイミングで「友達に紹介しませんか?」と提案することが重要だ。一番効果的なタイミングは申込みをした後! つまりは「申込完了画面」である!

    一般的に世の中の通販企業では、完了画面はサンクスページでしかなく、結局「ありがとうございました」ということしか伝えていない。つまりそのページは1円もお金を生んでいないのだ。これは非常にもったいない!! このお金を生んでいない完了画面を有効活用するべきだ!

    ネットで劇的にクチコミを上げる“完了画面で友達紹介”とはこれだ!

    まずは前回お話しした通り、ランディングページからショッピングサイトのカートにつなぐ構造をやめて、ランディングページと申込フォームを“一体型”にしてしまうこと。

    そしてお客様が申込フォームに記入したら、先ほど説明したアップセル付の確認画面があって、その次に完了画面があるという、シンプルな構造にすること

    さらに、完了画面では単純に「ありがとうございました」と感謝を伝えるだけでなく、ここの確認画面でお友達紹介を狙うのである!

    具体的に言うと、「ありがとうございました。あなたのお友達にも無料モニターのことをお知らせしませんか?」と提案するのだ!

    そして、その下に「パソコンメールからお知らせする」「SNSで共有する」「ブログで紹介する」など、それぞれのお客様が使っているメディアに合わせて紹介ルートを選ばせるのだ。

    そこにスクリプトを埋め込んだアイコンを設置することで、各アイコンを押すと、“簡単に” “ワンクリックで”メールやSNS上に指定した文章とURLをクチコミすることができ、劇的にクチコミ率がアップする

    当然ながら紹介された側の友達が申し込みをすれば、そのランディングページの完了画面にもまた友達紹介の提案が入るので、その友達がまた紹介をすれば、どんどん友達紹介(クチコミ)の連鎖が起きていくのだ!

    言い方が悪いが、まるでねずみ講のように半永久的に拡散していくのである(笑)! しかも計測用のURLを設定しておけば、そこからの広がりの効果測定も可能だ。

    繰り返すが、完了画面に友達紹介を入れることで、ランディングページはどんどん拡散され、クチコミが起こる。

    ただし1つ注意事項がある。この戦術とあまり相性の良くない商材があるのだ。それは、ネガティブ系の商材、すなわち「コンプレックス系の商材」だ。

    例えばハゲの人が育毛剤を申し込んだ場合、自分でそれをSNSに載せたくはないだろうし、育毛剤やニキビ薬の紹介をされる友達も気分が良くはないだろう(笑)

    しかし、このテクニックは化粧品や健康食品では抜群のクチコミ効果を生み出すので、ぜひ実施してさらなる全体的な効率アップにつなげてほしい。

    今回のまとめ

    1. アップセルは申込確認画面で行う!!

    2. 友達紹介は完了画面で行う!!

    これさえ実行すればアップセル率は大幅に改善されるし、多くの人に拡散してもらえて全体的な効率アップもできる。ぜひ実行してほしい!!

    ◇◇◇

    次回は、“100%確実に「レスポンス率」を上げ続ける方法”についてお話しよう! 次回もぜひお楽しみに♪

    加藤 公一 レオ

    株式会社 売れるネット広告社 代表取締役社長

    1975年ブラジル・サンパウロ生まれ、アメリカ・ロサンゼルス育ち。 西南学院大学経済学部卒業後、三菱商事株式会社に入社。

    その後、Havas Worldwide Tokyo、株式会社アサツーディ・ケイ(ADK)にて、 一貫してネットビジネスを軸としたダイレクトマーケティングに従事し、 担当した全てのクライアント(広告主)のネット広告を大成功させる。

    その実践経験とノウハウをもとに、ネット広告のレスポンスを確実にアップさせてしまうため、 クライアント企業から『レスポンスの魔術師』との異名をとる。

    やずやベストパートナー賞 受賞。 Webクリエーション・アウォード Web人貢献賞 受賞。 通販エキスパート検定1級。 「アドテック」「宣伝会議」「日経デジタルマーケティング」「通販新聞」など講演多数。

    アドテック東京2012 公式カンファレンス 人気スピーカー1位。 アドテック九州2013 公式カンファレンス 人気スピーカー1位。 アドテック九州2014 公式カンファレンス 人気スピーカー1位。 「九州インターネット広告協会」の初代会長も務めた。

    著書に『単品通販“売れる”インターネット広告』(日本文芸社)、『100%確実に売り上げがアップする最強の仕組み』(ダイヤモンド社)、『伝説のEC猫レオレオ売れるネットショップ繁盛記(インプレス)』がある。

    加藤 公一 レオ

    サプリメントを輸入して販売する時に注意すべき4ポイント | 健康・美容業界の今を知る!

    9 years 7ヶ月 ago

    日本国内ではさまざまな輸入食品が販売されています。なかでも中国の漢方系栄養ドリンク、アメリカのダイエット系サプリ、オーストラリアのプロポリスサプリなど、各国の特産品をベースにした商品は人気があるようです。こうした商材を輸入し販売する際、気を付けなければならない4つのポイントに整理しましょう。

    ≪ポイント1≫
    含有成分の中に医薬品でしか使えない成分が使用されている場合、健康食品として販売できない

    厚生労働省が食薬区分の基にリスト化している「専ら医薬品として使用される成分本質(原材料)リスト」に収載されている成分が、商品の含有成分の中に認められる場合には、その時点で健康食品ではなく医薬品と見なされます(ただし、着色着香等を目的とした食品添加物として加えられていることが明確である場合には、医薬品と判断されない場合もあります)。

    この場合、都道府県の知事を経由して輸入販売業の許可の取得と品目ごとの医薬品としての承認が必要となり、承認を受けずに販売を行うと無承認無許可医薬品とみなされ薬機法違反となります(その他にも外国の製造業者が薬機法第13条の3による認定を受けていないと、医薬品の製造販売承認を取ることができないなど、さまざまな要件があります)。

    なお、含有成分が「専ら医薬品として使用される成分本質(原材料)リスト」に収載されていないからといって、医薬品成分ではないとは限りません。

    「専ら医薬品として使用される成分本質(原材料)リスト」と対照的に、厚生労働省が食薬区分において、その成分本質(原材料)が医薬品として使用されるものではないと判断したものをリスト化した「医薬品的効能効果を標ぼうしない限り医薬品と判断しない成分本質(原材料)リスト」があります。このリストにも含まれていない場合、その場で成分の使用可否が判別できません。

    商品の輸入営業所がある都道府県の薬務課(薬事監視課)経由で厚生労働省へ照会を求め、判断を仰ぐ必要があります。

    また、成分名の記載名称も、上記の「医薬品的効能効果を標ぼうしない限り医薬品と判断しない成分本質(原材料)リスト」に基づいて正確に明記するようにしましょう。

    特に漢方系サプリメントの場合には生薬名がそのまま使用されている場合があります。「医薬品的効能効果を標ぼうしない限り医薬品と判断しない成分本質(原材料)リスト」収載の成分であったとしても、モノによっては医薬品として使用される場合もあります。食品として使用する場合には、原則として基源植物名等を使用し、生薬名を使用しないルールになっています。

    よくある例をあげてみますと。サンヤク(山薬)、タイソウ(大棗)、シャゼンシ(車前子)、チンピ(陳皮)、ヨクイニン、ボレイ、ハンピ(反鼻)……などが該当します。

    これらの言葉はいわゆる生薬名であり、それぞれ、サンヤク(山薬)→ヤマイモ、タイソウ(大棗)→ナツメ、シャゼンシ(車前子)→オオバコの種、チンピ(陳皮)→みかんの皮、ヨクイニン→はとむぎ、ボレイ→カキ殻、ハンピ(反鼻)→マムシ、といった基源植物名などの表記にしなければなりません。

    など、基源植物名と生薬名が同一である成分(原材料)……たとえば、カンゾウ、ウコン、ケイヒらについては、基源植物名などを使用することをもって生薬名を使用したとはみなされないものがあります。

    ≪ポイント2≫
    管轄の検疫所に食品等輸入届出書を提出、合格判定で初めて輸入できる

    食品衛生法に基づき、食品を日本国内に輸入する場合、管轄の検疫所に食品等輸入届出書を提出することが必要です。合格判定を得て初めて輸入ができるということになります。通関届け出の際は、原材料・添加物等の種類・成分や製造・加工方法などの記載が必要です。

    詳しくは、東京都健康食品ナビ>輸入の届出(東京都のサイトにジャンプします)をご覧ください。

    ≪ポイント3≫
    医薬品的形状のモノは医薬品と見なされ、不可とされるケースも

    商品を見た時に、医薬品としか思えないような形(医薬品的な形状)の場合には、医薬品であると見なされ不可と判断される可能性があります。

    たとえば、

    • アンプル……薬液や薬を溶かす液を入れる、密閉された容器です。主にガラス製で、注射液用途に使用されます。
    • 舌下錠……舌の下などに入れて、口腔粘膜から薬剤を急速に吸収させ薬効を発揮させるために用いる錠剤です。狭心症の発作を抑える用途などの特定疾患用に用いられます。

    といった形式では、医薬品的形状とみなされますので注意が必要です。

    ≪ポイント4≫
    輸入する健康食品の容器、包装、添付文書、広告物の内容に用法用量指定、効能効果は表示できない

    健康食品と同様、医薬品的効能効果を標ぼうすること、用法用量の指定をすることはできません。明示/暗示含めて効能効果を標ぼうすることはできず、「食後に3錠」といったように用法用量の指定もできません。

    輸入品の場合に特に注意が必要なのは、輸入した商品のデザインをそのまま使用するなど、現地の表記を残したままの場合です。たとえ、日本で解読ができる人が少ない言語だったとしても、日本語訳した結果、医薬品的効能効果や用法用量の指定を意味しているのであれば不可となります(容器包装という点では、食品表示法に則った表示が求められます)。

    特に≪ポイント4≫においては、東京都薬事監視課主催の勉強会でも繰り返し案内されているところですので、注意が必要です。

    ≪参考資料≫

    東京都福祉保健局ホームページ「物の成分本質(原材料)について」

    ※いずれも、2015年12月28日に一部改正されています。

    稲留 万希子

    薬事法広告研究所 副代表

    東京理科大学卒業後、大手医薬品卸会社にて医療従事者向けポータルサイトの企画運営に従事。東洋医学に興味を抱いたことをきっかけに、中医学専門学校にて3年間薬膳料理や漢方について学ぶ。その間、ヘルスケア分野でのビジネス展開には薬事法を避けて通れない事から、薬事法と広告についても並行して学び、その後、国際中医専門員、漢方薬膳療術師、反射療法士、薬事法管理者、コスメ薬事法管理者の資格を取得し独立。2008年3月、薬事法広告研究所の設立に参画。

    稲留 万希子

    [ポンパレモール]すぐに効果が出る売上アップのための5つの施策 | いつも.ECコンサルタントが明かす売り上げアップにつながるEC最新情報

    9 years 7ヶ月 ago
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    今回は、国内5大モールの一つ、ポイントの還元率に強みを持つポンパレモールで売り上げを伸ばすための集客施策を5つのポイントに分けてご紹介しましょう。

    広告解禁!集客の継続的な底上げが可能に

    これまでポンパレモールでは広告の販売がありませんでしたが、解禁となり、早期に出稿している事業者が大きな効果を出しています。

    当社のクライアントではポンパレモールの会員全員にメール配信ができる広告を出稿した結果、メール配信日に一気に集客が上がったのはもちろん、その後の集客も目に見えて底上げを行うことができました当然、集客が増えた分、売り上げも底上げを行うことに成功!これまで無かった広告なだけに、出稿を検討されている方は早期に出稿することで先行メリットを得て集客の底上げを行っておきましょう。

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    ポンパレモールのキャンペーンに全力で乗る!

    モールが主催しているキャンペーンはエントリーすれば掲載されるものや抽選で選ばれるものもあるため、必ずしも効果を出すことが出来るわけではありませんが、上記したような集客の底上げに繋がることが期待できます。モールの動きを注視して乗れるイベントには徹底的に乗る!これがポンパレの売上アップの第一歩です。

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    プレゼント企画は顧客名簿獲得に効果あり!

    プレゼント企画はメールアドレスを獲得するための貴重な導線です。商品を一つ出すだけでもメールアドレスが1000件ほど集まるケースもあるため、まだお試しでない方は是非出品を検討してみて下さい。

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    クーポンを最大限活用して露出を増やす!

    ポンパレはクーポンで露出できる部分が多く、非常に効果的です。数百円単位で効果が出せるので、積極的に活用したいところです。

    ちょっとしたクーポン活用のコツをお伝えします。実は、クーポンは獲得数に応じたランキング形式で表示される箇所が多いため、最大期間である3ヶ月間に設定することで上位表示する確率が高まり、上位表示されることで更に売上とランキングが上がり好循環を産み出すことができます。

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    やはり検索対策は有効!

    ポンパレモールにおいても、商品のジャンルによって違いはあるものの、やはり検索対策を正しく行うことでしっかりと上位表示されていることが確認されています。まだ何も手を付けていないという事業者様は是非この機会に手を付けてみて下さい。

    いかがでしたでしょうか。商品が揃えば、売上アップの近道はやはり集客!以上の5つのポイントは手を加えた分集客アップに繋がるものばかりですので、見逃していた方は是非テコ入れをしてみて下さい。

     

    「株式会社いつも.公式ブログ」掲載のオリジナル版はこちら:
    ポンパレモール 売上アップのための集客施策5つのポイント(2016/10/13)

    株式会社いつも.

    Eコマースビジネス支援に特化し、成功に必要なコンサルティング、集客、構築・制作、販売、CRM、物流、カスタマー対応までを一社完結で提供。

    現在、国内最大規模となる7700社以上の企業(2016年6月時点)とサポート実績があります。約4年前から米国Eコマースの成功事例や情報を研究する専門部署(EC未来研究所)を設け、情報収集と発信を実施。そこから日本流のスマートフォン、ソーシャル、O2O、フルフィルメント、CRMなどのコンサルティングも提供している。

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