ネットショップ担当者フォーラム

ビックカメラが進めるEC戦略とは? 店舗+EC併用ユーザーは購買金額・購入頻度が店舗のみの2倍超でクロスユース促進

1 year 7ヶ月 ago

ビックカメラが品ぞろえ強化や非家電商品の売上拡大、店舗からECへの送客強化を進めている。

2024年8月期の経営戦略として重要経営課題にあげているのは「ビックカメラらしい強い店舗を取り戻す」を掲げ、「サステナビリティ経営」「店舗」「グループアセット」「インバウンド」「品ぞろえ」「EC・物流」。ECサイトの品ぞろえ増強、ECへの送客強化と物流課題解決に向けた取り組みを掲げる。

ビックカメラが品ぞろえ強化や非家電商品の売上拡大、店舗からECへの送客強化を進めている
ビックカメラ全体の経営戦略(画像はビックカメラのIR資料を編集部がキャプチャ)

ECを中心に非家電商品を拡充しており、購買頻度の向上、リピート顧客の拡大を狙う。非家電商品のEC売上高推移について、2023年8月期は2019年8月期比で95%増えた。なかでも医薬品・日用雑貨は同152%増、文房具は119%増、メガネ・コンタクトは110%増と順調に伸びている。EC事業はコロナ禍による巣ごもり需要の反動減の影響を受けたが、ユーザー数やリピーターは着実に増えていると説明している。

ECにおける品ぞろえ拡充の目標として、3年後までに約2倍をめざす。商品情報やサイト内検索機能の拡充、在庫引当率の改善なども進めて使いやすいECサイトを追求し、リピート顧客の拡大を図る。2023年8月期時点で332万SKUの掲載数を、2026年8月期までに約2倍まで伸ばす考えだ。

店舗からECへの送客強化も図る。2023年3月から2024年2月の1年間における購買チャネル別会員比率について、店舗とECを併用する会員は10%だった。併用ユーザーは、店舗のみの会員と比べ購買金額が2.8倍、購買頻度は2.2倍と高い。店舗からECのクロスユースを促していく。

ビックカメラが品ぞろえ強化や非家電商品の売上拡大、店舗からECへの送客強化を進めている
店舗からECへの送客強化などを進める(画像はビックカメラのIR資料を編集部がキャプチャ)

物流について、物流子会社2社の統合によって内製化したビックロジサービスを生かし、物流の効率化・コスト削減を進める。「商慣行の見直し」として、トラックバース予約システムを導入し荷待ち時間の削減に努める。2021年にシステムを導入した拠点では待ち時間2時間以内を実現しているという。

「物流の効率化」では、長距離輸送において鉄道輸送を導入、CO2排出量の削減も図る。再配達削減に向けた取り組みとして、即日配達や時間指定配達の充実、ポストイン配送や店舗受け取りの拡大に取り組む。ポストイン配送ではメール便の活用でポイントを付与するキャンペーンも実施している。

AmazonやパルなどのAI活用、リテールメディア事例、衝撃のサプライチェーン大解説、BtoB-EC最新事例などが学べる2日間

ネッ担編集部では7月24日(水)と25日(木)の2日間、ECイベント「「Digital Commerce Frontier 2024」」をオンラインで開催します。Amazonや大手アパレルパルなどのAI活用、日本最大級のリテールメディア事例、中国発EC「SHEIN」大解剖、アスクルを生んだプラスのBtoB-EC事例、コクヨのデジタルCXなど、さまざまなセッションを用意しています。詳細はイベントページをご覧ください!

【7/24・25】AWS、楽天、TENTIALなど。デジタルコマースに携わる経営者・責任者・担当者向けオンラインセミナー

デジタルコマース業界のビジネス/テクノロジーの最新トレンド、ソリューション、ノウハウが集結する2日間
6/25 15:1213560
鳥栖 剛

パルグループが語る新たな顧客体験を生むAI活用+ミレージャパンのEC成長戦略などが学べる無料ECセミナー【7/24+7/25開催】

1 year 7ヶ月 ago
ECで実績をあげている著名な実施の担当者や有識者が、聴講者の事業拡大のヒントにつながるノウハウを講演するイベント「Digital Commerce Frontier 2024」を7月24日(水)+25日(木)にオンラインで開催。19講演すべて無料で聴講できます

7月24日(水)+25日(木)に開催する「Digital Commerce Frontier 2024」(オンライン開催)は、EC成功事例やAI活用などの「Internet Retailing」、DXや法人向けECなどの「BtoB-EC&DX」の2軸をテーマに、パルのAI活用、ミレージャパンのEC成長戦略、AmazonやTENTIAL、中国発EC「SHEIN」のサプライチェーン大解説、楽天グループのリテールメディア事例など全19講演を用意しました。すべて無料で聴講できます。

ネットショップ担当者フォーラム 2024 春

「Digital Commerce Frontier 2024」はリテールビジネス、BtoC-EC、BtoB-EC、メーカーECなどデジタルコマースに携わる経営者・責任者・担当者に対し、AIやリテールテックなどの最新トレンド、最先端テクノロジー活用、事例、最新ソリューションなどをお届けするイベントです。

まだお申し込みをしていない方のために、編集部お勧め講演の見どころをご紹介します。

Digital Commerce Frontier 2024

見どころ⑦ 個性・多様性を核としたデータ・AI戦略 〜パルグループの軌跡〜

11:00~11:45 KA2-1 オープニング基調講演

現場スタッフのDX化、そしてAI活用を進めているパル。その理由は、「スタッフ1人ひとりの個性や創意工夫」をビジネスの現場で最大活用するためです。ファッションブランド「CIAOPANIC」「russet」などを展開するパルの店舗数は約1000店、そこで働くスタッフは約5000人にのぼります。SNS投稿を手がけるスタッフ数は1800人、なかでも1万人以上のフォロワーを抱えるスタッフは250人以上です。

講演では、AI活用とDX化を進めるための社内体制の整備、従来のECでは実現できなかった新たな顧客体験を生み出すAI活用の取り組みについて解説します。

株式会社パル プロモーション推進部 取締役 専務執行役員 堀田 覚 氏
株式会社パル プロモーション推進部 取締役 専務執行役員 堀田 覚 氏
大学卒業後、大手アパレル企業に入社、婦人服の営業にはじまりVMDやMD、ブランド責任者を経験。 2009年、ハースト婦人画報社に入社。メディアコマースサイト「ELLE SHOP」の立ち上げとMDとマーケティング責任者として事業の成長に注力。2014年、パルに入社。現在は、EC、Webシステム、プロモーション、SNS、CRM、DBマネジメントなどを管掌。

見どころ⑧ ミレージャパンのECはなぜ成長できた? 事業拡大、ブランド力UPを実現した事例大公開

11:00~11:45 KB2-1 オープニング基調講演

フランス発祥の本格登山ブランド「ミレー(MILLET)」で広く知られ、アウトドアファンを中心に人気を集めているミレー・マウンテン・グループ。その日本法人は近年、直販チャネル強化のため、さまざまな施策を通じてEC事業を拡大させています。

講演では、マネジメントから現場の業務まで広く担う、イーコマース・マネージャーの奥村氏が登壇。これまでのEC事業の取り組み、社内体制、ツールを活用した業容拡大のノウハウまで深掘りし、自社の事例をベースにECの知見を解説します。

ミレー・マウンテン・グループ・ジャパン株式会社 営業部 イーコマース・マネージャー 奥村 武 氏
ミレー・マウンテン・グループ・ジャパン株式会社 営業部 イーコマース・マネージャー 奥村 武 氏
2005年、建築資材メーカーの営業としてキャリアをスタート。その後、おもちゃや ビデオゲーム・CD/DVDを取り扱う総合エンタメ企業に転職。2011年、営業部門からの異動がきっかけでECサイトの運営に携わる。2018年、ミレー・マウンテン・グループ・ジャパンに入社。現在は自社ECサイトと外部ECモールの業務全般、およびチームのマネジメントを担当。
株式会社インプレス ネットショップ担当者フォーラム編集部 高野 真維
株式会社インプレス ネットショップ担当者フォーラム編集部 高野 真維
法律書籍の編集者、通販・EC専門紙の記者を経て、2022年秋に「ネットショップ担当者フォーラム」編集部に参加。百貨店、化粧品、サブカルチャーなど、小売・EC業界の幅広い取材を経験。好物は蕎麦と野沢菜。長野県出身。
Digital Commerce Frontier 2024

8月1日(木)に「ネッ担 Meetup Vol.6」(懇親会)をリアルで開催!

8月1日(木)18:30~20:30に、EC事業者さん限定&先着60人で懇親会を実施します。開催は東京都・渋谷近辺を予定しています。

Eコマースに関するさまざまな情報交換ができる場です。EC事業者のコミュニティを作り、悩みや課題、アイディアを共有し絆を深めていただきます。「他の事業者さんの取り組みが知りたい」「横のつながり作りをしたい」といった方、ぜひご参加下さい!

プレゼント抽選会もご用意しています。皆さまのご参加をお待ちしています!

◇◇◇

次回はまた別のオススメ講演をお伝えします!

ネットショップ担当者フォーラム編集部

中国発越境ECモール「Temu」での商品購入で「Pontaポイント」、ロイヤリティ マーケティングが提携サービス

1 year 7ヶ月 ago

共通ポイントサービス「Ponta(ポンタ)」を運営するロイヤリティ マーケティングは7月11日、中国発の越境ECモール「Temu(テム)」で買い物をすると「Pontaポイント」がたまるサービスを開始した。

Ponta会員が特設ページを経由して「Temu」で買い物をすると、「Pontaポイント」を付与する。「Temu」を初めて利用するPonta会員には購入金額(税抜)の13%、「Temu」を利用したことがあるPonta会員には同1%を還元する。

サービス開始を記念して7月11日~8月18日、「Temu×Pontaポイント スタートキャンペーン」を実施する。期間中、「Temu」を初めて利用したPonta会員が特設ページを経由して商品を購入すると、ポイント還元率は13%から20%にアップし、お得に「Temu」を利用できる。

「Temu」は中国の電子商取引会社であるPDDホールディングスが運営するオンラインマーケットプレイスで、2022年7月に米国マサチューセッツ州ボストンで設立。主に中国から直接消費者に発送される消費財を大幅に割引して販売している。

ロイヤリティ マーケティングは今回の提携をきっかけに、「Temu」におけるさらなるサービスの拡充を検討。顧客ニーズに応えるサービスの提供を通じて、顧客の利便性と満足度向上を図っていく。

AmazonやパルなどのAI活用、リテールメディア事例、衝撃のサプライチェーン大解説、BtoB-EC最新事例などが学べる2日間

ネッ担編集部では7月24日(水)と25日(木)の2日間、ECイベント「「Digital Commerce Frontier 2024」」をオンラインで開催します。Amazonや大手アパレルパルなどのAI活用、日本最大級のリテールメディア事例、中国発EC「SHEIN」大解剖、アスクルを生んだプラスのBtoB-EC事例、コクヨのデジタルCXなど、さまざまなセッションを用意しています。詳細はイベントページをご覧ください!

【7/24・25】AWS、楽天、TENTIALなど。デジタルコマースに携わる経営者・責任者・担当者向けオンラインセミナー

デジタルコマース業界のビジネス/テクノロジーの最新トレンド、ソリューション、ノウハウが集結する2日間
6/25 15:1212550
松原 沙甫

「少し性格が悪い人」の方が考える力がつきやすい!? 考える習慣がある人の「違い」とは【ネッ担まとめ】 | 新・ネットショップ担当者が知っておくべきニュースのまとめ

1 year 7ヶ月 ago
ネットショップ担当者が読んでおくべき2024年6月29日~7月12日のニュース

EC運営は基本的に「同じことの繰り返し」です。商品や販促を企画してページを作る、お客さまに伝える、バックオフィスの課題を1つひとつ解決していく。日々ドラマチックな変化があるわけではなく、地道な改善を積み重ねていくなかで、少しずつでも「判断」の精度が上がれば、それに比例してショップの成長も加速していくのではないでしょうか。

考える習慣がある人と不十分な人の「違い」

「深く考えられる人」と「いつも考えが不十分な人」に見られる決定的な3つの違い | STUDY HACKER
https://studyhacker.net/think-deeply

つまり、考えるとは「大多数はこう言っているが、違う可能性はないだろうか」「自分はそう思ったが、もしかしたら間違えてはいないか」など、疑問をもって物事を判断していき、自分なりの見解を導いていく——ということだと言えるでしょう。

まずは「現状を疑う」ことが「考える」ことのスタートだと言えます。ある意味「現状を素直に受け入れてしまう」人ほど結果として「考える機会を失っている」とも言えるわけです。少し性格が悪い人の方が「考える力」がつくのかもしれませんね(笑)

「勉強や仕事で成果を挙げて成長していくためには、「振り返り」は重要な要素」と述べ、失敗したときの反省ではなく成功したときにも振り返る「省察」をすすめています。

「省察」は、うまくいったこともうまくいかなかったことも、想定通りにできたことも想定外に発生した事象も、すべてをあらためて思い出して「なぜそうなったのか?」と振り返ることを意味します。

ECのビジネスにおいても、重要なのは「振り返り」ですよね。特にECの場合は、成果としての「データ」とともに振り返りができますから、定量的な尺度も含めて「省察」ができるわけです。「なぜそうなったのか?」がわかれば、「どうすればそうなるのか?」を予測することができます。

株式会社プレセナ・ストラテジック・パートナーズ社長で人材育成を手がける高田貴之氏は、「決断力がある人」は「考える力がある」と言います。

正しい決断ができる人は、物事をファクト&ロジックで考えます。情報を集め、それらを元に論理的に思考して決めるので、決断の根拠が明確です。たとえ根拠が十分揃わなくても、未来の予測を合理的に行い、想像力で補完することができるでしょう。

少し逆説的な表現になっていますが、「決断力がある人」は「考える力」があり、「現状への疑い」と「振り返り」からナレッジを蓄積してきた、と言えるのでしょうね。大切なのは「疑い」と「振り返り」の経験値と積み重ねであり、これが短時間で論理的な決断を下すための力になりそうです。

要チェック記事

「想定以上の手ごたえ」 イオンリテールが「値引き」をAIに任せて分かった意外なこと | ITmedia ビジネスオンライン
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2406/28/news106.html

成果云々だけではなく、従業員のストレスの問題を軽減。AIを「人のために使える」って重要ですね。

BtoBサイトで年商1億円超「卒塔婆屋さん」が取り組むコンテンツSEOとページ改善の極意 | E-Commerce Magazine by futureshop
https://www.future-shop.jp/magazine/sotoubayasan-interview

谷治社長のX(旧Twitter)も読ませていただいています。まず「そとうば」と読めるようになりました。

【新規開拓戦略の心得】既存取引中心の会社が、マーケティング活動に失敗する理由 | unname
https://unname.co.jp/knowledge/reasons_marketing_failures_new_business_development

「エース」を当てられない。これはECの多店舗展開でも同じケースがありますよね。たとえば「エースを『楽天市場』店担当から外せない」とか。

「利益率驚異の40%超」3年で全国110店舗展開…卵1個から買えるゴミを出さないスーパー「斗々屋」の快進撃 | PRESIDENT Online
https://president.jp/articles/-/82721

何かを買う=ゴミが出る。そんな先入観が壊されるようなスーパー。近所にできないかな。

JINS 「目が小さくならないメガネ」発売 錯視効果を利用 | ITmedia NEWS
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2406/27/news150.html

JINSの商品開発はすごい。逆に、まだまだ商品企画が旧態依然のままの業界もあるということか。

「仕事で成長しなきゃ」は危険サイン? ビジネスパーソンが陥りがちな「成長」のワナ | MEETS CAREER
https://meetscareer.tenshoku.mynavi.jp/entry/20240708-kino

SNSで周りの「いい部分」ばかり目に入る時代。「自分をいかに作るか」が今後大切なテーマになりそうですね。

今週の名言

新規事業が立ち上がらない会社でなにが起きているのか────『アイデアが実り続ける「場」のデザイン』の著者に聞く。 | Agend
https://agend.jp/media/mimiguri-oda/

まだトラクションがついている(成長を証明する指標が伸びている状態)わけではない、第三者がわかるような指標を伸ばすような段階でもない。

その状態で「俺がピンとくるように説明したら通してやろう」って社内からブレーキかけるみたいなことしていたら、育つわけないんですよね。

この本には、そういう必要な環境づくりが書かれているから、新規事業をやる社長はみんな読んだらいいと思う(笑)

これ、ECでも言えますよね。誰しもが理解・納得できるアイデアや手法は、市場ですでに食い散らかされ飽和していることが多い。だから、逆に言えば「俺がピンとこない」からこそ可能性があるわけです。

私も独立してから13年の間にたくさんの人に会いましたが、お話を聞いて「ピンとこなかった」事業が爆伸びする姿をたっぷり見てきました(笑)

過去のインターネットやSNSもそうでしたし、AIなど今後「自分の後の世代」がメインとなるテクノロジーがたくさん出てくるなかで、この感覚を忘れてはいけないと思っています。

ECマーケティング人財育成は「EC事業の内製化」を支援するコンサルティング会社です。ECMJコンサルタントが社内のECチームに伴走し、EC事業を進めながらEC運営ノウハウをインプットしていきます。詳しくはECMJのホームページをご覧ください。

UdemyでECマーケティング動画を配信中です。こちらもあわせてご覧下さい。

ユウキノインは寄り添い伴走しながら中小企業・ECサイトのSEOからコンテンツマーケティング、プレスリリースやクラウドファンディングなど集客・販促・広報をお手伝いする会社です。詳しくはユウキノインのホームページをご覧ください。

Designequatioは何かに特化したサポートではなく、モール・ベンダー選定や広告・CSなど各企業に合わせたカスタマイズ型の運用サポートを行っています。

石田 麻琴

KDDIグループの「au PAY マーケット」、最大34%ポイント還元「ポイント交換所 大還元祭」

1 year 7ヶ月 ago

KDDIとauコマース&ライフが運営するECモール「au PAY マーケット」は7月16日午前10時から7月22日午前9時59分まで、通常のポイント還元率を拡大する「ポイント交換所 大還元祭」を実施する。

「ポイント交換所 大還元祭」はポイント交換所でポイントを交換し、「au PAY マーケット」で1000円以上の買い物をしたau・UQ mobileの利用顧客とauスマートパスプレミアム会員の顧客を対象に、購入金額の3%のPontaポイント(au PAY マーケット限定)を還元するというもの。今回からau・UQ mobileの利用顧客へ対象を拡大し、買い得感を拡大する。

さらに、「au PAY」カードで買い物をした顧客には1%、「au PAY」ゴールドカードの顧客には3%を追加還元、合計で最大6%のポイントを還元する。既存の買い得メンバーズの特典と店舗からのポイント還元を合わせることで、最大34%のポイントを還元する。

34%の内訳は、本キャンペーンによる還元が最大6%、買い得メンバーズによる還元が最大9%、店舗からのポイント還元が19%。すべて「au PAY マーケット」限定となる。

米国ではAmazonが7月に実施するプライム会員向けセール「プライムデー」の前後に、ウォルマート、ターゲットなどの小売事業者、EC企業など多くの企業がセール企画を展開している。この時期に割引価格で買い物できることを期待する消費者が増えるため、多くの小売企業・EC企業がセール企画を手がけているようだ。

AmazonやパルなどのAI活用、リテールメディア事例、衝撃のサプライチェーン大解説、BtoB-EC最新事例などが学べる2日間

ネッ担編集部では7月24日(水)と25日(木)の2日間、ECイベント「「Digital Commerce Frontier 2024」」をオンラインで開催します。Amazonや大手アパレルパルなどのAI活用、日本最大級のリテールメディア事例、中国発EC「SHEIN」大解剖、アスクルを生んだプラスのBtoB-EC事例、コクヨのデジタルCXなど、さまざまなセッションを用意しています。詳細はイベントページをご覧ください!

【7/24・25】AWS、楽天、TENTIALなど。デジタルコマースに携わる経営者・責任者・担当者向けオンラインセミナー

デジタルコマース業界のビジネス/テクノロジーの最新トレンド、ソリューション、ノウハウが集結する2日間
6/25 15:1212550
松原 沙甫

バニッシュが始めた“ファン参加型のEC運営”で人材不足解消をめざす仕組みとは? <発表会にビームス設楽社長も登壇>

1 year 7ヶ月 ago

店舗スタッフのオンライン接客をサポートするDXツール「STAFF START(スタッフスタート)」のバニッシュ・スタンダードは、小売・サービス業の人手不足解消を支援する「FANBASSADOR(ファンバサダー)」の提供を始めた。

店舗スタッフになりたい人を増やし、企業が求める人材を集めることができる仕組みを搭載。企業やブランドのファン(顧客)がEC運営に参画できるようにするという。

「STAFF START」をベースとして強化した新サービス「FANBASSADOR」
「STAFF START」をベースとして強化した新サービス「FANBASSADOR」

「ファンバサダー」は、顧客やOB・OGなど「その企業が好きな人」と企業がつながり、ECビジネスでの共創、スポット雇用、ゆくゆくは企業の一員として直接雇用の実現をサポートするサービス。小売・サービス業の人手不足解消に貢献するサービスと位置付けている。

好きな商品やサービス、ブランドが“好き”で集まるファンが企業を応援できる仕組みの実現をめざす。新サービスを通じて、スタッフになりたい人の増加、企業にとっては最適な人材の登用で、離職率の低下・人材不足解消などにつなげる。

機能の第1弾として「キュレーション」の提供をスタートした。「キュレーション」は、UGCを活用して企業・ブランドのファンを集める新機能。Instagramにアップした投稿をハッシュタグ検索し、ユーザーへの自社ECサイトへの掲載依頼や投稿商品のひも付け、掲載作業、効果測定をカバーする。

「キュレーション」機能の活用例
「キュレーション」機能の活用例
  • Instagram経由でのECサイトへの集客・売り上げの計測:SNS計測用のURLを発行することで、「ファンバサダー」のInstagramからの集客や売り上げを計測できる。フォロワー数だけではない、ブランドを共創する上で大切な「売り上げを作れる」実績がある「ファンバサダー」の見極めや育成ができる
  • ファンバサダー候補探しをバニッシュ・スタンダードもサポート:ブランドのファンを探すことをバニッシュ・スタンダードの「スタッフスタート」がサポートする。
    • あらかじめ「スタッフスタート」がスカウトした、「キュレーション」機能に参加できるInstagramのユーザーを「ファンバサダー」のサービス上で閲覧できる。
    • 2024年秋には、「ファンバサダー」のリストでフォロワー数や投稿頻度などが一覧で見られる仕様にアップデートする。

「ファンバサダー」が今後予定している機能の追加やアップデートは次の通り。

  • スコアリング機能:経由の売上データをもとに、店舗スタッフ・ファンバサダーすべてのスタッフのスコアリングをする機能。単純な売上高だけではない、ファン度や活躍度など多角的なスコアリングが可能となる
  • アンバサダー機能:優れた「ファンバサダー」に対し、ECへのコンテンツ投稿の依頼、成果に応じたインセンティブの支払いができる機能。最適な人材に仕事を依頼できることで売上アップが見込める。「ファンバサダー」は好きな企業での就業体験や、オンラインでスポットワークができる
  • リクルーティング機能:転職や就職を考えている登録者や、オンラインで自社のスポットワークをした「ファンバサダー」に直接スカウトを送ることができる

バニッシュ・スタンダードが実施したメディア向け発表会では、ビームス代表取締役社長の設楽洋氏が登壇。「ファッション業界の人手不足」をテーマに、バニッシュ・スタンダード代表取締役の小野里寧晃氏とトークセッションを実施した。

ビームス 代表取締役社長 設楽洋氏(右)とバニッシュ・スタンダード代表取締役 小野里 寧晃氏
ビームス 代表取締役社長 設楽洋氏(右)とバニッシュ・スタンダード代表取締役 小野里 寧晃氏

ビームスは、ショップスタッフ(販売員)が起点となることでオンライン・オフライン両軸での集客に成功している。全国の販売員が、自社サイトの「タイムライン」にコーディネート写真やブログなどを投稿。これを起点に会員とのつながりを作り、実店舗やECサイトの集客や売上アップにつなげている。

スタッフが「商品を売るプロ」であることにとどまらず、「集客のプロ」になれている? ということを全社員に問いかけたことがあります。「集客のプロ」になることが求められるのは、店頭スタッフはもちろんのこと、内部のスタッフも例外ではありません。(ビームス 設楽洋社長)

人材活用・登用の観点では、ビームスの離職率は4%。「ファッション業界では、離職率は20~30%ほどで推移することが珍しくなく、ビームスの離職率は極めて低いと感じます」(小野里氏)

辞めようとするスタッフを、辞めさせまいと妨害することはありません。たとえばOBになったり、独立して自分の仕事と向き合うようになっても、一部契約でビームスの仕事を請け負ってくれたりと、何らかのつながりを持つケースが多くあります。いろいろな形で、社内外でつながることができています。(ビームス 設楽洋社長)

トークセッションでは、小野里氏の「カンパニー内だけではなく、たくさんの仲間を増やしながらブランド力に高めていく時代に突入していく」という考えを受け、設楽氏は「ビームスを好きなお客さまを含めて、仲間作りができたり、新しい時代が作れると良いと思う」と締めくくった。

AmazonやパルなどのAI活用、リテールメディア事例、衝撃のサプライチェーン大解説、BtoB-EC最新事例などが学べる2日間

ネッ担編集部では7月24日(水)と25日(木)の2日間、ECイベント「「Digital Commerce Frontier 2024」」をオンラインで開催します。Amazonや大手アパレルパルなどのAI活用、日本最大級のリテールメディア事例、中国発EC「SHEIN」大解剖、アスクルを生んだプラスのBtoB-EC事例、コクヨのデジタルCXなど、さまざまなセッションを用意しています。詳細はイベントページをご覧ください!

【7/24・25】AWS、楽天、TENTIALなど。デジタルコマースに携わる経営者・責任者・担当者向けオンラインセミナー

デジタルコマース業界のビジネス/テクノロジーの最新トレンド、ソリューション、ノウハウが集結する2日間
6/25 15:1212550
高野 真維

なぜ低価格で販売できる?中国EC「SHEIN」のサプライチェーン大解剖+コクヨのデジタル人材育成事例などの無料ECセミナー

1 year 7ヶ月 ago
著名なEC実施企業の担当者や有識者が、事業拡大のヒントにつながる知見を講演するイベント「Digital Commerce Frontier 2024」を7月24日(水)+25日(木)にオンラインで開催。19講演すべて無料で聴講できます

7月24日(水)+25日(木)に開催する「Digital Commerce Frontier 2024」(オンライン開催)は、AIやリテールメディアなどの「Internet Retailing」、DXや法人向けECなどの「BtoB-EC&DX」の2つの軸をテーマに、中国発EC「SHEIN」のサプライチェーン大解説、プラスやコクヨによるBtoB-EC、AmazonやTENTIAL、パルによるAI活用、楽天グループのリテールメディア事例など全19講演を用意しました。すべて無料で聴講できます。

ネットショップ担当者フォーラム 2024 春

「Digital Commerce Frontier 2024」は、リテールビジネス、BtoC-EC、BtoB-EC、メーカーECなどデジタルコマースに携わる経営者・責任者・担当者に対し、AIやリテールテックなどの最新トレンド、最先端テクノロジー活用、事例、最新ソリューションなどをお届けするイベントです。

まだお申し込みをしていない方のために、編集部お勧め講演の見どころをご紹介します。

Digital Commerce Frontier 2024

見どころ⑤ 中国発EC「SHEIN」、衝撃のサプライチェーンを大解剖!~驚愕のビジネスモデル、日本企業が知っておきたいこととは?~

17:00~17:45 KA1-7 クロージング講演

世界のZ世代から絶大的な支持を受けている中国発EC「SHEIN」。その売上高はユニクロ、H&Mを凌駕し、ZARAに迫る勢いと言われています。「なぜ低価格で販売できるのか」「なぜ多くの商品を販売できるのか」――。3日で3000SKUの新規商品を投入するという驚異のサプライチェーンについて、「SHEIN」のサプライチェーンに詳しい齊藤孝浩氏とカタログ通販歴43年の高山隆司氏が対談形式で解き明かしていきます。

“アパレルのゲームチェンジャー”と言われる「SHEIN」躍進の成功要因について、数値データをもとに解説していくため、「SHEIN」のKFS(Key For Success)が理解できるセッション。EC事業担当者、アパレルメーカー、アパレル小売店を中心に、日本マーケットに浸透する「SHEIN」対策などを考える企業は視聴必須です!

有限会社ディマンドワークス 代表 齊藤孝浩氏
有限会社ディマンドワークス 代表 齊藤孝浩氏
グローバルな商品調達からローカルのチェーンストアオペレーションまでアパレル業界で豊富な実務経験を持つファッション流通コンサルタント。在庫を生かし利益に換える在庫マネジメントを切り口に、これまで30以上のストアブランドの業務再構築と人財育成を支援。業界専門家としても活動し、著書に『ユニクロ対ZARA』『アパレル・サバイバル』『図解アパレルゲームチェンジャー』(いずれも日本経済新聞出版社)がある。
株式会社スクロール360 ソリューション事業セグメント 専務取締役 高山隆司氏
株式会社スクロール360 ソリューション事業セグメント 専務取締役 高山隆司氏
1981年スクロール入社後、43年にわたり通販の実務を経験。2008年、ネット通販企業をサポートするスクロール360設立に参画。以降、200社を超える通販企業の立ち上げやフルフィルメント受託を統括。著書に『ネット通販は『物流』が決め手』『EC通販で勝つBPO活用術』『通販まるごとソリューション』(ダイヤモンド社)がある。

見どころ⑥ 創業119年のメーカーコクヨが仕掛けるデジタルCX~カギは実践を重視したデジタル人材育成~

17:00~17:45 KB1-7 クロージング講演

老舗メーカーコクヨは文具やオフィス空間構築だけでなく、ECにいち早く取り組み、メーカーとして最大級のECを持つデジタル先進企業の顔も持ちます。2023年、ユーザーをより知るためにデータやテクノロジー活用を学ぶ独自のデジタル人材育成プログラム「KOKUYO DIGITAL ACADEMY」を開校。1年で延べ1000人を超える社員が実践的なデジタルスキルを学んでいる。その活動内容や成果、デジタル人材育成のポイントについて解説します。

コクヨ株式会社 執行役員 ビジネスサプライ事業本部長 兼 株式会社カウネット 代表取締役社長 宮澤典友氏
コクヨ株式会社 執行役員 ビジネスサプライ事業本部長 兼 株式会社カウネット 代表取締役社長 宮澤典友氏
ゼネコン、ゲーム会社、総合商社を経て、BtoB eコマース業界へ。経営管理、EC、物流やテクノロジー領域を管轄し、2022年6月にコクヨ株式会社に入社。2022年12月にコクヨグループでオフィス通販を行う株式会社カウネット代表取締役社長に就任。同時にコクヨ株式会社執行役員 ビジネスサプライ事業本部長として国内流通事業全般を管掌。社内大学のコクヨデジタルアカデミーでは学長を務めコクヨグループのデジタル人材育成を担う。
Digital Commerce Frontier 2024

8月1日(木)に「ネッ担 Meetup Vol.6」(懇親会)をリアルで開催!

8月1日(木)18:30~20:30に、EC事業者さん限定&先着60人で懇親会を実施します。開催は東京都・渋谷近辺を予定しています。

Eコマースに関するさまざまな情報交換ができる場です。EC事業者のコミュニティを作り、悩みや課題、アイディアを共有し絆を深めていただきます。「他の事業者さんの取り組みが知りたい」「横のつながり作りをしたい」といった方、ぜひご参加下さい!

プレゼント抽選会もご用意しています。皆さまのご参加をお待ちしています!

◇◇◇

次回はまた別のオススメ講演をお伝えします!

ネットショップ担当者フォーラム編集部

Amazonが日本最大の再エネ購入企業に。国内の大規模風力発電所・太陽光発電所に投資

1 year 7ヶ月 ago

アマゾンジャパンは7月11日、新たに2つの再生可能エネルギープロジェクトに投資すると発表した。大規模陸上風力発電所と大規模太陽光発電所に投資する。陸上風力発電所と単体の大規模太陽光発電所への投資は日本で初の取り組みという。日本国内における再エネプロジェクト数は計20となった。

アマゾンジャパンは7月11日、新たに2つの再生可能エネルギープロジェクトに投資すると発表した。大規模陸上風力発電所と大規模太陽光発電所に投資する
Amazonでは日本国内で計20のプロジェクトを通じて再エネを調達

Amazonは世界中で500を超える太陽光発電と風力発電プロジェクトに数十億ドルを投資している。米・ブルームバーグによるとAmazonは世界最大の再生可能エネルギー購入企業という。Amazonは「日本においても最大の再生可能エネルギー購入企業であることが確認された」としている。

Amazonによると電力購入契約に伴う推定投資額は約27億2000万円(1800万米ドル)、日本のGDPに対するAmazonの電力購入契約の推定寄与額は約10億円(700万米ドル)としている。

再エネに関する取り組みとしては、データセンター、フルフィルメントセンター(物流拠点)、食料品店やオフィスなど、グローバルで消費される総電力量と同等の電力を再生可能エネルギーで確保するという目標を2023年に達成。当初の目標である2030年よりも7年早く、目標を達成したという。

日本でのAmazonの再エネプロジェクトは、2021年から日本国内で再エネの電力購入契約(コーポレートPPA)を活用した太陽光発電プロジェクトを立ち上げ、再エネ調達を進めてきた。プロジェクトは太陽光発電19件、風力発電1件の計20件。

今回投資する大規模陸上風力発電所は青森県六ヶ所村の設備。発電設備容量は33MW。大規模太陽光発電所は山口県下松市の設備で発電設備容量9.5MW。すべてのプロジェクトが稼働すると、年間で20万メガワット時(MWh)を超える再生可能エネルギーが生成される見込み。これは、国内における約4万8000世帯分の年間消費電力量に相当するという。

アマゾンジャパンのジャスパー・チャン社長は次のようにコメントしている。

Amazonは自社のサステナビリティ目標の達成だけではなく、日本社会のエネルギー転換を加速させるために再生可能エネルギーへの投資を進めている。2030年度のエネルギーミックスにおいて再生可能エネルギー比率を36~38%に高めるという日本政府のゴールに向けて、引き続き政府関係者、エネルギー事業者、他の企業とも力を合わせて貢献していく。

AmazonやパルなどのAI活用、リテールメディア事例、衝撃のサプライチェーン大解説、BtoB-EC最新事例などが学べる2日間

ネッ担編集部では7月24日(水)と25日(木)の2日間、ECイベント「「Digital Commerce Frontier 2024」」をオンラインで開催します。Amazonや大手アパレルパルなどのAI活用、日本最大級のリテールメディア事例、中国発EC「SHEIN」大解剖、アスクルを生んだプラスのBtoB-EC事例、コクヨのデジタルCXなど、さまざまなセッションを用意しています。詳細はイベントページをご覧ください!

【7/24・25】AWS、楽天、TENTIALなど。デジタルコマースに携わる経営者・責任者・担当者向けオンラインセミナー

デジタルコマース業界のビジネス/テクノロジーの最新トレンド、ソリューション、ノウハウが集結する2日間
6/25 15:1212550
鳥栖 剛

小田急百貨店が介護施設利用者向けショッピングサービス、通販カタログや移動販売で展開

1 year 7ヶ月 ago

小田急百貨店は7月、全国の介護施設利用者を対象とした通販事業「SATIMER(サチメル)」を開始した。

「SATIMER」は介護施設にいながら小田急百貨店の商品を購入できるショッピングサービスで、小田急百貨店が厳選した商品を紹介する通販カタログを介護施設に配布する。希望する拠点では移動販売も実施する予定。

カタログ掲載商品は、寝具や服飾雑貨から食料品まで幅広いアイテムを展開。介護施設を利用する人の「いろいろな商品を見ながら買い物を楽しみたい」「自分で商品を選びたい」というニーズに対応していく。

小田急百貨店は7月、全国の介護施設利用者を対象とした通販事業「SATIMER(サチメル)」を開始
全国の介護施設に届ける通販カタログ「サチメル」

東京大学発のベンチャー企業で介護施設向けソリューション事業などを手がけるemome(エモミー)と業務提携を締結。通販カタログ「サチメル」はemomeが制作、毎月介護施設に届ける。

小田急百貨店は「SATIMER」を通じて新たな顧客との接点を創出。高齢者に向けた新しい価値の提供、成長するシニア市場に対応したビジネスの展開をめざす。

emomeは両社のナレッジ、アセットを活用することで「高齢者に向けた新しい価値提供」が可能になると判断、小田急百貨店との協業を決めた。

AmazonやパルなどのAI活用、リテールメディア事例、衝撃のサプライチェーン大解説、BtoB-EC最新事例などが学べる2日間

ネッ担編集部では7月24日(水)と25日(木)の2日間、ECイベント「「Digital Commerce Frontier 2024」」をオンラインで開催します。Amazonや大手アパレルパルなどのAI活用、日本最大級のリテールメディア事例、中国発EC「SHEIN」大解剖、アスクルを生んだプラスのBtoB-EC事例、コクヨのデジタルCXなど、さまざまなセッションを用意しています。詳細はイベントページをご覧ください!

【7/24・25】AWS、楽天、TENTIALなど。デジタルコマースに携わる経営者・責任者・担当者向けオンラインセミナー

デジタルコマース業界のビジネス/テクノロジーの最新トレンド、ソリューション、ノウハウが集結する2日間
6/25 15:1212550
松原 沙甫

「紅麹」問題、健康食品業界への影響は? 企業や政府の動向+小林製薬の対応・見解まとめ | 通販新聞ダイジェスト

1 year 7ヶ月 ago
小林製薬の「紅麹」サプリをめぐる健康被害の報告が増え続けている。企業体質の問題や業界への影響など、最新状況をまとめる

「極めて遺憾」。厚生労働大臣による2度の遺憾表明で、小林製薬製造の「紅麹」による健康被害問題の状況は一変した。製造管理など小林製薬個社のコンタミネーション(異物混入)と思われる問題は機能性表示食品全体に波及している。業界をあげて制度の信頼回復に向けた環境整備に乗り出す必要がある。

複数のメディアで取りざたされている小林製薬の「紅麹」健康被害
複数のメディアで取りざたされている小林製薬の「紅麹」健康被害

「紅麹」死亡例が76人に増大

武見敬三厚生労働大臣は、6月28日の会見で、小林製薬の「紅麹」の関与が疑われる死亡例が76例に上ることを公表した。

当初、小林製薬から報告を受けた死亡は5例(3月末時点)。厚労省によると、6月にコールセンター縮小の相談を受け、死亡例の更新がないため6月13日に問い合わせたところ、小林製薬は「報告すべきものはない」と回答。翌14日に調査中の事例があるとの一報を受け、27日に全容を把握したという。

死亡に関する遺族からの相談は、170例。このうち、厚労省は製品利用のある79例について、「製品の使用期間」「使用量」「医療機関受診の有無」「主な症状」などの分類を指示。3例は、医師への意見聴取を通じて製品と因果関係がなく、調査終了と報告を受けた。

国が調査に乗り出す事態に

武見厚労相は、報告の遅延を受けて「27日に初めて全体像が示された。もう小林製薬だけに任せておくわけにはいかない。厚労省が直接、調査計画を作らせ、進捗管理も行い、詳細にわかるようにする」と冒頭の発言につながった。

都道府県の自治事務である食品監視に国自ら乗り出すのは、雪印乳業の食中毒事件(2000年)など、特異な例。報告遅延に「それも含めしっかり調査する。最終的に今後の対処方針を考える」(武見大臣)とした。

被害報告遅れの理由は企業体質

回収の公表まで約2か月を要し、死亡例の正確な報告までさらに2か月を要したずさんな対応は、企業体質によるものだろう。

76例には、がんや脳梗塞、肺炎による死亡、昨年8~10月頃に製造された特定の原料ロットより前に死亡した事例も含まれていた。小林製薬は、青カビ由来の「プベルル酸」の腎毒性が動物試験で確認されたことから、「腎疾患の発症の有無」に焦点を当て、それ以外の症状を対象外として集計。ほかに生成された化合物の毒性が厚労省主導で検証中であることから、「原因究明の途上のため、個別の事情確認に時間を要し、遺族からの報告のため、関連性の調査・認定が想定以上に困難だった」とする。製品回収の通知も全顧客に送付。購入者以外の遺族から問い合わせが増えたことも実態把握を困難にした。

小林製薬による「紅麹」健康被害の報告
小林製薬による「紅麹」健康被害の報告

「最新の事情を踏まえ報告基準を変えるべき」と28日に「死亡との関連性を調査している対象事例数」に対応方針を変更したが、遅きに失したといえるだろう。

報告基準がないことも理由の一つ

厚労省と小林製薬で報告基準のすり合わせができていなかった問題も指摘される。

厚労省は、「疑いも含めて健康被害のあるものの報告を求めていた」(健康・生活衛生局食品監視安全課)とするが、報告基準のすり合わせは「ない」(同)。企業関係者からは、「厚労省の不徹底をすり替えている印象もある」、「小林製薬のカウンターパートが機能していない」との意見がある。

「隠ぺいともとれる遅さ」と厳しい声

ただ、「隠ぺいともとれる報告遅延。制度は性善説に立ち、意図的な隠ぺいは検知できない。OTC、健康食品事業の撤退など人の国に入るものに関わらせるべきではない」、「因果関係の調査は報告後でよかった」、「ずるずると新しい事実が出てくる状況は問題。すべて吐き出してほしい」と、企業体質を指摘する声が強い。過去には、OTCの治験データの改ざん、熱さまし用ジェル状冷却シートによる乳児の窒息事故で、国民生活センターの注意喚起を受けたこともある。

危険性の予見可能性は低いとして不起訴

刑事告発の可能性も一部で報道される。ただ、雪印事件は、死亡を含め被害者が1万人以上に上り、大阪府警が業務上過失致死傷の疑いで当時の社長らを書類送検したが、危険性を予見できなかったとして不起訴になっている。厚労省は行政処分について、5月末の定例会見で「食衛法で定める一般衛生管理基準ではカビの発生防止に係る具体的な規定はなく、同法で直ちに問題があったとは言えない。小林製薬への直接の行政処分は、まだ考えていない」と発言している。

一方で食衛法28条は報告遅延の間接罰(罰金50万円)があり、「対象になる可能性はある」(厚労省OB)との見方もある。

健食業界への影響は?

減収避けられない事態の企業も

会見の影響は、複数社が「ほとんどなかった」とする。3月の会見後、約40件の問い合わせ・定期解約を受けた売上高数十億円規模の企業は、「5、6月以降の月間の問い合わせは1~2件と収束。28日の厚労省の公表後も問い合わせは1件のみ(7月1日時点)」(月間の問い合わせ数は、2万件前後、健食通販)とする。

一方で「新規獲得に向けた広告の休止の影響は、年内は続きそう。減収は避けられない」(別の健食通販)との声もある。

ルール化、義務化進む

「紅麹」の健康被害問題を受け、政府は、健康被害報告のルール化、サプリメントのGMPを届出事項とすることで実質的に義務化する。食衛法にひもづく施行規則、機能性の届出事項を示す食品表示基準に基づく届出ガイドラインの改正は9月施行に向けパブリックコメントを行っている

食品表示基準に基づく届出ガイドラインの改正案
食品表示基準に基づく届出ガイドラインの改正案

被害報告は、「医師の診断」のあるものについて、「因果関係不明」でも報告を義務化するが、医師の診断は、診断書まで求めず、診察を受けたものも対象になる。

厚労省は今年3月、「紅麹」をめぐり、無症状の患者に対する診察も診療報酬(初診料等)の算定を認めており、報告件数は増える可能性がある。

複数社が「個社の製造の問題、かつ原因不明なままで機能性表示食品制度の問題にされている」などとするが、制度厳格化に「一定のハードルは仕方ない」、「安全、安心感の醸成で信頼回復を図る必要がある」と受け入れる。小林製薬には、「対厚労省ではなく、自主的な会見の機会を増やし、信頼回復に努めてほしい」との意見がある。

被害救済など“受け皿”の検討も

サプリメントが法的に位置づけられていない問題もある。米国では、法令違反の対象事業者の公表を行い、医薬品を規制する薬機法も責任役員制度で法令遵守、役員の責任逃れを防ぐ。「法改正を伴わない府省令レベルの対応では、明確な罰則もかけられない」(厚労省OB)など、抜本的な改革を求める声もある。

業界主導の環境整備も必要だ。医薬品は副作用被害救済制度があり、事業者団体による損害保険加入制度の導入は検討に値する。

厳罰化は意味がなく、大多数の真面目な事業者の迷惑。報告隠しの抑制は、医薬品のICHガイドラインのように、品質や安全性、機能性について検討する専門家会議が必要。まず15日など期限を区切り報告させ、因果関係判定や内容精査を称する報告遅延させない環境づくりが必要」との意見もある。信頼回復に向け、“受け皿”整備など、業界の取り組みが必要になる。

「紅麹」めぐる小林製薬の対応・見解まとめ

小林製薬は、厚労省に二度の報告遅延を指摘された。ただ、会見の予定は「リリースで公表した通り。現時点で予定していない」とする。同社に報告遅延の理由、今後の事業方針を聞いた。

――厚生労働大臣の遺憾表明の受け止めは。

速やかに報告すべきとの指摘を大変重く受け止めている。関係者に多大な迷惑をおかけしたことに改めて深くお詫び申し上げる。今後、被害発生状況の把握・報告とともに、製品回収、お客さまからの問い合わせや補償への誠実な対応、原因究明に全力で取り組む。

――6例目の死亡例の確認はいつか。

健康被害の報告・公表のあり方の見直しを継続的に検討するなか、6月13日に厚生労働省から問い合わせを受け、見直しを加速させ、同27日の報告、28日の公表に至った。

――小林章浩社長への報告頻度は。

適宜報告していた。

――問題があると公表された原料ロット以外で製造された製品の有無は。

調査中のため回答できない。

――厚労省と見解の相違の理由は。

リリースに沿った内容(注・腎疾患の発症から、製品摂取による疑いのある事例数)に変更を予定している。

――因果関係が確認できたものを報告する方針だったのか。報告しなかった理由は。

76例の死亡の関連性を調査しており、確認が完了していなかった。当初は速報性を重視し、申告内容のみに基づき報告していたが、関連性が遠いと思われる事例もあり、詳細な確認を重視した。

報告遅れの理由は「調査に時間がかかった」

――報告が約2か月遅れた理由は。

公表まで時間を要してしまい申し訳ない。当社として、影響を把握するための調査に時間を要した。(問題とされる成分との)因果関係も不明だったが、被害拡大防止を最優先に考え公表した。

――加盟する日本通信販売協会、日本健康・栄養食品協会などの業界団体への報告は。

個別案件のため回答は控える。

原因究明の主導権は厚労省

――製造工場の問題に焦点を当てた原因究明、検証は行っているか。製造管理、品質など貴社の問題と捉えているか。

原因究明は厚労省主導で、当社も引き続き迅速な究明に貢献すべく必要な情報提供を行っている。

――機能性表示食品の問題と捉えているか。

機能性表示食品のあり方は、政府が対応策をまとめているため、弊社としてその内容を遵守していく。

――通販の定期解約は。

回答を控える。

――健康食品通販は、3月29日の会見時点で継続を念頭に置いていた。変更はあるか。

変更はない。

――機能性表示食品の販売は継続するか。

今後の事業計画に関わるため控える。

今後の影響は不透明

――機能性表示食品をはじめ、他社や健康食品業界、通販業界に与える影響への見解は。

機能性表示食品市場全体の売り上げが下がったとの報道もあり、業界関係者に迷惑をかけ申し訳ないと考えている。影響がどの程度続くかは予測しかねるが、原因究明、再発防止の取り組みを進め信頼回復に努めたい。

――台湾における集団訴訟の対応方針は。

訴状が届いていないため、現時点でコメントができかねる。台湾の法制度、弊社紅麹原料と健康被害の法的な因果関係なども踏まえ、適切に対応する。

――国内外の法的措置の把握は。

回答は控える。

※記事内容は紙面掲載時の情報です。
※画像、サイトURLなどをネットショップ担当者フォーラム編集部が追加している場合もあります。
※見出しはネットショップ担当者フォーラム編集部が編集している場合もあります。

「通販新聞」について

「通販新聞」は、通信販売・ネット通販業界に関連する宅配(オフィス配)をメインとしたニュース情報紙です。物品からサービス商品全般にわたる通販実施企業の最新動向をもとに、各社のマーチャンダイジング、媒体戦略、フルフィルメント動向など、成長を続ける通販・EC業界の情報をわかりやすく伝え、ビジネスのヒントを提供しています。

このコーナーでは、通販新聞編集部の協力により、毎週発行している「通販新聞」からピックアップした通販・ECのニュースや記事などをお届けしていきます。

→ 年間購読を申し込む(通販新聞のサイト)
通販新聞の過去記事を読む(通販新聞のサイト)
→ 通販新聞についてもっと詳しく知りたい

通販新聞

鶏卵加工メーカーのイフジ産業、オーガニック食品ECのHORIZON FARMSを買収

1 year 7ヶ月 ago

鶏卵加工メーカーのイフジ産業は、オールナチュラル食品の加工やECを手がけるHORIZON FARMS(ホライズンファームズ)を買収する。

HORIZON FARMSの全株式を6億3300万円(普通株式が5億9200万円、取得関連費用などが4100万円)で取得、完全子会社化する。株式譲渡実行日は7月31日以降の予定。株式取得の相手先は公表していない。

HORIZON FARMSの事業コンセプトは「Good Farms, Better Food」(良質な食品は、健全な農家から)。完全放牧で健康的に飼育された肉を中心としたオーガニック、無添加、オールナチュラルの食品を世界中の小規模農場から輸入し、自社ECサイトを中心とした販売を通じて、健康志向でエシカル感度の高い顧客に新しい食の選択肢を提供している。

HORIZON FARMSの2024年5月期業績は、売上高が前期比25.6%増の7億2700万円、営業利益は同211.1%増の2800万円、経常利益は同163.6%増の2900万円、当期純利益は同66.7%増の2000万円。

イフジ産業グループは既存事業の強化に注力しながら、M&Aの活用で事業領域の拡大や企業価値の向上を図っている。HORIZON FARMSが手がけているオーガニック食品やEC分野は今後も成長が見込まれており、イフジ産業は既存の液卵関連事業や調味料関連事業に続く新たな事業の柱として、事業領域を拡大していく。

HORIZON FARMSが持つECに関するノウハウを生かし、イフジ産業の既存EC販売とのシナジーを発揮。グループのさらなる企業価値向上につながるとしている。

イフジ産業は福岡・糟屋郡に本社を置く鶏卵加工メーカー。主力製品は製菓・製パン・マヨネーズ・外食・加工食品産業向けの原材料である液卵、卵白プロテインなど。2024年3月期連結業績は、売上高が前期比17.3%増の245億300万円、営業利益は同12.1%増の17億6600万円、経常利益は同12.0%増の18億900万円、当期純利益は同43.0%増の15億9700万円。

AmazonやパルなどのAI活用、リテールメディア事例、衝撃のサプライチェーン大解説、BtoB-EC最新事例などが学べる2日間

ネッ担編集部では7月24日(水)と25日(木)の2日間、ECイベント「「Digital Commerce Frontier 2024」」をオンラインで開催します。Amazonや大手アパレルパルなどのAI活用、日本最大級のリテールメディア事例、中国発EC「SHEIN」大解剖、アスクルを生んだプラスのBtoB-EC事例、コクヨのデジタルCXなど、さまざまなセッションを用意しています。詳細はイベントページをご覧ください!

【7/24・25】AWS、楽天、TENTIALなど。デジタルコマースに携わる経営者・責任者・担当者向けオンラインセミナー

デジタルコマース業界のビジネス/テクノロジーの最新トレンド、ソリューション、ノウハウが集結する2日間
6/25 15:1212550
松原 沙甫

ANAあきんどがふるさと納税サイト「ANAのふるさと納税」にレコメンドエンジン「ZETA RECOMMEND」を導入

1 year 7ヶ月 ago

ANAあきんどは、ふるさと納税サイト「ANAのふるさと納税」にレコメンドエンジン「ZETA RECOMMEND」を導入した。

他のユーザーが閲覧している返礼品、おすすめ表示を実装

ANAあきんどが運営する「ANAのふるさと納税」では、「肉」「魚介」「フルーツ」など人気の高い返礼品に加えて「旅行」「宿泊」「体験」といったANAグループの強みを生かし、生産者の声が届くコンテンツとして返礼品選びが楽しくなるような工夫を施している。

ANAあきんど ANAのふるさと納税
ANAあきんどが運営するふるさと納税サイト「ANAのふるさと納税」
(画像は「ANAのふるさと納税」サイトからキャプチャ)

ユーザーの閲覧・購買履歴などのデータを分析し「あなたにおすすめの返礼品」を表示する。ユーザーの嗜好と親和性が高い返礼品をおすすめすることで、サイト内回遊率アップ、CVR向上をめざす。

ANAあきんど ANAのふるさと納税 ユーザーの行動履歴に基づいたおすすめの返礼品を表示
ユーザーの行動履歴に基づいたおすすめの返礼品を表示

返礼品詳細ページ下部に「この返礼品を見た人はほかにこんな返礼品を見ています」のように、他のユーザーが閲覧した返礼品をおすすめする機能を実装した。ユーザー自身では購入予定がなかった返礼品を表示することでクロスセル促進、ひいては各自治体への寄付金額アップ貢献につなげる。

ANAあきんど ANAのふるさと納税 他のユーザーが閲覧している返礼品を表示し、クロスセルを促進
他のユーザーが閲覧している返礼品を表示し、クロスセルを促進

「ZETA RECOMMEND」とは

パーソナライズされたレコメンドで潜在ニーズを発掘し、収益とユーザーの満足度向上を支援するマーケティングソリューション。

購買履歴、閲覧履歴、検索履歴などの行動履歴を基にした各ユーザーの特徴づけを行い、リアルタイムにレコメンドを提示する。

JRE MALL ZETA SEARCH サイト内検索 EC商品検索
「ZETA RECOMMEND」の基本機能(画像は「ZETA CX」サイトからキャプチャ)
藤田遥

楽天のリテールメディア、アスクルを生んだプラスのBtoB通販などが学べるECセミナー【7/24+25開催】

1 year 7ヶ月 ago
ECに精通した、企業の担当者や有識者が、事業拡大のヒントにつながる知見を講演するイベント「Digital Commerce Frontier 2024」を7月24日(水)+25日(木)にオンラインで開催。19講演すべて無料で聴講できます

7月24日(水)+25日(木)に開催する「Digital Commerce Frontier 2024」(オンライン開催)は、AI+リテールメディアといった「Internet Retailing」、法人向け通販・ECやDXといった「BtoB-EC&DX」の2つの軸をテーマに、楽天グループのリテールメディア事例、TENTIALやパルによるAI活用、ミレージャパンのEC事業成功事例、プラスやコクヨによるBtoB-ECなど全19講演を用意しました。すべて無料で聴講できます。

ネットショップ担当者フォーラム 2024 春

「Digital Commerce Frontier 2024」は、リテールビジネス、BtoC-EC、BtoB-EC、メーカーECなどデジタルコマースに携わる経営者・責任者・担当者に対し、AIやリテールテックなどの最新トレンド、最先端テクノロジー活用、事例、最新ソリューションなどをお届けするイベントです。

まだお申し込みをしていない方のために、編集部お勧め講演の見どころをご紹介します。

Digital Commerce Frontier 2024

見どころ③ 購買モーメントを捉えた楽天のリテールメディア展開

14:00~14:45 KA1-4 ゼネラルセッション

「楽天市場」の購買モーメントを捉えたリテールメディアの活用法を解説します。データの効果的な活用法、カスタマージャーニーに合わせたマーケティングソリューションを紹介し、売上アップと顧客獲得のための戦略を提供。リテールメディアの活用に関心があるEC担当者さんは必見です!

楽天グループ株式会社 マーケットプレイス事業 市場広告部 ジェネラルマネージャー 春山 宜輝 氏
楽天グループ株式会社 マーケットプレイス事業 市場広告部 ジェネラルマネージャー
春山 宜輝 氏
2011年から生放送系ウェブサービスの開発を経験した後、2013年よりスタートアップ企業に参加。CTOとしてモバイルアプリ、サーバサイド、AWS上のインフラ管理を担当しつつ、採用やチームマネジメントを行う。2015年よりアマゾンウェブサービスジャパンのソリューションアーキテクトとして、スタートアップやデジタルネイティブ領域、ソフトウェアベンダーやSaaSの顧客企業に対する技術支援を担当。技術的に得意または興味のある領域は、設計原則に則ったプログラミング、ブロックチェーン、サーバレス・モバイル系テクノロジーなど。

見どころ④ プラスの法人向け通販モデル、誕生の背景や現在地を解説
~企業、学校・幼稚園・保育園、介護・福祉施設、地方公共団体向けの通販モデル~

14:00~14:45 KB1-4 ゼネラルセッション

プラスは文具・オフィス家具メーカーとして知られていますが、その傍らで、一般企業、学校、介護福祉施設や地方官公庁などの法人顧客に向けて、全国の販売店と協働し、オフィスカタログ通販サービスも提供しています。法人市場を顧客セグメント別に捉え、各セグメント固有のニーズにきめ細かく応えるサービス設計により事業を伸長させています。講演では、プラスが展開する法人向け通販モデルについて誕生の背景や現在地について語ります。BtoB-ECのグロースに関心のある方はぜひ聴講ください。

プラス株式会社 ジョインテックスカンパニー 執行役員 バイスプレジデント セールス&マーケティング本部 本部長 宮崎 英基 氏
プラス株式会社 ジョインテックスカンパニー 執行役員 バイスプレジデント セールス&マーケティング本部 本部長 宮崎 英基 氏
プラス株式会社に1989年入社。北海道・札幌支店にてオフィス家具を中心とした営業を経験。2003年にマーケティング本部に異動、その後スマートオフィス、スマート介護の新規事業の立ち上げに携わる。現在は業種特化型のBtoB通販全般の企画・サービス開発を監修し、スマート介護では入居者のお買い物サポートサービス「COREIL(コレイル)」のサービスをBtoBtoC領域で展開。
Digital Commerce Frontier 2024

8月1日(木)に「ネッ担 Meetup Vol.6」(懇親会)をリアルで開催!

8月1日(木)18:30~20:30に、EC事業者さん限定&先着60人で懇親会を実施します。開催は東京都・渋谷近辺を予定しています。

Eコマースに関するさまざまな情報交換ができる場です。EC事業者のコミュニティを作り、悩みや課題、アイディアを共有し絆を深めていただきます。「他の事業者さんの取り組みが知りたい」「横のつながり作りをしたい」といった方、ぜひご参加下さい!

プレゼント抽選会もご用意しています。皆さまのご参加をお待ちしています!

◇◇◇

次回はまた別のオススメ講演をお伝えします!

ネットショップ担当者フォーラム編集部

【誤解その1】「自社都合中心主義」を改め「顧客中心主義」になろう!~「お客様は神様です」の呪い | 顧客中心主義の理解から学ぶダイレクトマーケ・LTV経営の基礎

1 year 7ヶ月 ago
ダイレクトマーケティングやLTV(顧客生涯価値)の考え方は「D2C」というビジネスモデルの普及でさらに普遍化しつつあります。LTV、D2Cビジネスの源流と言える「顧客中心主義」について解説していきます。(第1回)

「顧客中心主義」を創業当時から貫くことで大きな発展を遂げたAmazon。「AWS」のサイトでは「お客さまをあらゆる仕事の中心に置き、お客さまが何を望んでいるのかを単に知るだけでなく、お客さまとそのニーズの背景を深く理解することにで、多くの利点がもたらされる」と説明しています。Amazonのように「顧客中心主義」のビジネスを展開するにはどうすればいいのか? まずは、「顧客中心主義」を掘り下げてみていきましょう。

「自社都合中心主義」と対比されがちな「顧客中心主義」

日本においては、「顧客中心主義」はその対義語である「製品中心主義」よりも「自社都合(あるいは自社利益)中心主義」との比較で語られることが少なくありません。それは伝統的な「お客さま第一主義」、もっと砕けた言い方では「お客様は神様です」という言葉が大きな影響を与えていると言ってもよいでしょう。

ちなみに、この「お客様は神様です」という言葉について、その生みの親といえる三波春夫氏のオフィシャルサイトで、このフレーズに込めた本意を説明するページが掲載されています。

そこでは、「自身の芸(歌)を神前に捧げるがごとく、聴衆(お客さま)を神さまに見立てて真剣に披露する」という趣旨でインタビューにて発した言葉が、当時のお笑い芸人の表現によって、本人の意とは異なる意味で広まった経緯が丁寧に説明されています。

要約すると、三波さんにとって「お客さま」とは観衆・オーディエンスであり、お客さまは神なので「徹底的に大事にしてこびなさい」「我慢して尽くしなさい」といった意味を否定しています。非常に興味深いのでぜひご一読下さい。

さて、こうしたことから、日本では「お客さま第一主義」や「顧客起点」を掲げながら、「製品中心主義」な企業が多く存在します。これらの企業の特徴は、

  • 自社の顧客データではなく市場データばかり集める……自社顧客の特性への理解不足
  • 自社顧客層(像)の固定的理解……顧客の多様性や変化に対する感度不足
  • 顧客管理における財務会計的視点の不足……製品の収益管理のみで顧客の収益管理はしていない

などの点があげられます。これらの特徴はいわゆる「LTV経営」とは真逆であることがわかります。つまり、日本では「顧客中心主義」は企業の具体的な成長戦略ではなく、理念やモットーとしての位置付けになってしまっているのです。

「顧客中心主義」は「製品中心主義」への批判から生まれた

「顧客中心主義」は英語で「Customer Centricity」で、製品中心主義「Product Centricity」への批判から生まれました。アメリカでの中心的な論者は「One to Oneマーケティング」で一世を風靡したドン・ペパーズ&マーサ・ロジャース、ペンシルバニア大学ウォートンスクール教授で、自らデータ分析サービス会社も経営するピーター・フェーダーなどがあげられます。

そのピーター・フェーダーが「製品中心」と「顧客中心」のアプローチに違いを解説した講演を、ウォートンスクールのYouTubeチャネルで視聴することが可能です。一般人にもわかりやすいレベルになっていますので、日本語字幕にすればおおむねその内容を理解できます。

「製品中心」と「顧客中心」のアプローチの違いを解説した動画

ここでフェーダー教授が引用している製品中心と顧客中心の2つのアプローチの違いをまとめた表は邦題「顧客中心組織のマネジメント: 『製品中心企業』から『顧客中心企業』へ」(日本生産性本部)という書籍に掲載されており、以下に引用します。なお、この書籍はちょっと翻訳に癖がありますが、日本語で読める数少ない顧客中心主義の解説本でオススメです。

「自社都合中心主義」を改め「顧客中心主義」になろう!~「お客様は神様です」の呪い
製品中心主義と顧客中心主義の対比(出典:「顧客中心組織のマネジメント: 『製品中心企業』から『顧客中心企業』へ」から表を編集部が作成)

特に強調すべきと思われるこの2つのコンセプトの比較は、

  • 戦略ゴール:「顧客にとってのベスト製品」対「顧客にとってのベストソリューション」
  • 優先順位決定の鍵:「製品のポートフォリオ」対「顧客のポートフォリオ」
  • 価格設定:「マーケットへ向けての価格」対「価値とリスクに対する価格」
  • 評価基準:「新製品の数、他」対「顧客のライフタイムの価値、他」

などが、「製品中心主義」と「顧客中心主義」の違いをより鮮明にしていると言えます。

また、これと類似するものとしてマーケティング・ミックスの4Pと4Cの比較も象徴的です。

  • Product(製品)⇔ Customer Value(顧客にとっての価値)
  • Price(価格)⇔ Cost(顧客が価値を入手するための費用)
  • Place(流通)⇔ Convenience(顧客にとっての利便性)
  • Promotion(広告、宣伝)⇔ Communication(顧客とブランドのコミュニケーション)

STP(セグメンテーション、ターゲティング、ポジショニングの3要素)と4Pを世に広めたコトラーは、間に4Cを挟んで、STP→4C→4Pの順番で検討することを推奨しています

つまり、「顧客にどのような価値を提供するのか」を明確にした上で、製品やサービスを企画するということです。まさに顧客中心の考え方といえるでしょう。

「顧客中心主義」とは、企業が成長し存続し続けるための原動力は「製品」ではなく、「顧客(との関係構築)」であり、製品は顧客に提供する価値が形になったもので、それは顧客にとってソリューションとしての意味を持つという考え方です。

ですので、顧客中心のアプローチが上手くいったかどうかの尺度は、「顧客との中長期的な関係構築によって自社が得られた利益=顧客生涯価値」ということになるのです。

◇◇◇

カタログ通販を中心としたダイレクトマーケティングでは当たり前のように使われてきた、顧客との中長期的な関係構築を通じて企業やブランドの成長を実現するための管理指標「LTV」(顧客生涯価値)。近年のEC化、D2Cなどの浸透で、一般的なマーケティングの世界でも「LTV経営」「次世代経営指標LTV」といったワードを頻繁に見かけるようになりました。

ただ、顧客中心主義に関する一般的な「誤解」は少なくありません。連載を通じて、その誤解を解きながら、戦略的かつ実践的に顧客中心主義は自組織にインストールするためのアプローチについて解説していきます。以上です。お楽しみに。

筆者からのお知らせ

一般社団法人D2Cエキスパート協会では7月23日、協会主催プレミアムセミナー&交流会を開催します。詳細は以下のURLをクリックしてください。

岩井信也

「あなたの為 今日も走るんだ みんなの生活を守るために」。トラックドライバー応援歌を三重の運送業者が「YouTube」で公開

1 year 7ヶ月 ago

「物流2024年問題」が取り上げられる際、長時間労働などトラックドライバーのマイナス面がクローズアップされることは少なくない。そんな環境下、「トラックドライバーを若者が憧れる職業にしたい」という思いから三重県の運送業者がドライバーの応援歌を制作、7月16日から「YouTube」で動画を公開した。

トラックドライバー応援歌「Connect」動画のワンシーン

応援歌のタイトルは「Connect(コネクト)」。歌詞には「時間指定しても待たされ」「止める場所がない」などなど“トラックドライバーあるある”をふんだんに盛り込んだ。働くトラックドライバーの姿を描いたアニメーションによるMV(ミュージックビデオ)も用意した。

この応援歌を制作したのは、トラックドライバーの未経験者採用・若手社員の育成に力を入れている三重県の運送会社カワキタエクスプレス。2011年に65%だった離職率は5%まで下がり(6月末現在)、採用後のミスマッチも防げているという。

「Connect」はカワキタエクスプレスの「YouTube」チャンネルで配信。「国土交通Day」(国土交通行政に関する意義・目的、重要性を広く理解するために設置された記念日)の7月16日に合わせて公開した。7月29日からは全国のカラオケ・音楽配信サービスでの楽曲の配信も予定しているという。

ドライバーの応援歌「Connect(コネクト)」

カワキタエクスプレスはこれまで、「トラックドライバーを若者が憧れる職業にしたい」という思いから、InstagramやTikTokでトラックドライバーの日常や社内の取り組みを発信してきた。Instagramに投稿した男性の育休取得に関する動画は23.5万回再生を突破している。

SNSを活用しさまざまな情報を発信している

「2024年問題」としてドライバー不足や従来の働き方の問題視のほか就業者の高齢化が課題で、2030年には少子高齢化により人手不足がさらに深刻化するとも言われている。同社では「慢性化するドライバー不足を社会全体で考えていただきたい、若年層にも興味を持ってもらいたい」ことから、「Connect」を制作したという。カワキタエクスプレスは今後も、トラックドライバーが憧れの職業となるよう社会や地元地域に貢献していくとしている。

トラックドライバーの応援歌「Connect」の歌詞全文

歌手:なにか。 作詞:K-EXP、なにか。 作曲:apra

子供の頃 お父さんの仕事について行って見た朝日

あれからかな? トラックドライバーに憧れたのは

周りからは「わざわざ大学出たのにもったいない」って言われたけど ようやくなれた憧れの仕事

でも現実は 上から目線 イヤミな態度

時間指定しても待たされて 1分遅刻でまた文句 もううんざり

ずっと忘れないで あなたの為 今日も走るんだ みんなの生活を守るために きっと思い出して

大事な人に届けたいものも あるはずだよ

通学中の子供たち 無邪気に手を振る 大きなトラックに目を輝かせ 憧れていた

行く先々 どこに行っても 働いている人たち みんな頑張っている 街から街へ 輝いて見えた

止める場所がない 眠い目こすり 今日も煽られ 安全運転なのに

「誰でもできる仕事」だって見下され もううんざり

ずっと忘れないで あなたの為 今日も走るんだ みんなの生活を守るために きっと思い出して

大事な人に届けたいものも あるはずだよ

当たり前になってる 世の中に目を向けたら 少しだけ優しくなれる

みんな気づいている 「ありがとう」の言葉をくれる そんなあなたの幸せを願って

今日も走らせよう 誇りを胸に笑顔を届けよう みんなの為に

鳥栖 剛

「Ponta経済圏」拡大に向けたKDDIグループのECモール「auPAYマーケット」の戦略は? auコマース&ライフ新社長に聞く | 通販新聞ダイジェスト

1 year 7ヶ月 ago
競合のモールに比べて伸び悩んでいる、auコマース&ライフの「auPAYマーケット」。巻き返しに向けての図っている取り組みや今後の構想を桑田祐二新社長に聞く

auコマース&ライフ(=auCL)は、4月1日付で桑田祐二副社長が代表取締役社長に就任した。運営する仮想モール「au PAY マーケット」の2024年3月期流通額は伸び悩んだもようだ。ただ、親会社のKDDIはローソンとの協業などで「Ponta経済圏」の巻き返しを図っており、同モールの担う役割は大きい。桑田新社長に今後の方針を聞いた。

auコマース&ライフ 代表取締役社長 桑田祐二氏
auコマース&ライフ 代表取締役社長 桑田祐二氏

au・UQ回線ユーザーの取り込み強化

――桑田社長のこれまでのECに対する取り組みは。

1994年にKDDIに入社、コマース事業の立ち上げに携わり、フィーチャーフォン時代から「auショッピングモール」を担当していた。ディー・エヌ・エーからEC事業を譲受した2016年にKDDIコマースフォワード(現auCL)副社長に就任。2020年には社外取締役となっていたが、2022年にauCL副社長となり、今回社長に就任した。

――現状の「au PAY マーケット」をどう見るか。

顧客数や事業規模といった面では、競合の足元に大きく及ばない。ただ、「とにかく流通規模を拡大する」ということが、事業の成長の仕方や、われわれの経済圏で求められているものとして正しいかというと、一概にはそうとは言えないと考えている。

現状のポジションを踏まえた上で、ポイントやクーポン目当てで一度だけ購入するユーザーではなく、いかに継続して購入するユーザーを増やせるか。加えて、「Pontaポイント」を軸とした「Ponta経済圏」の拡大を踏まえて、au・UQ回線の顧客に使ってもらい、経済圏に対するエンゲージメントを上げることにこだわっていきたい。

「au PAY マーケット」トップページ(画像はサイトから編集部がキャプチャ)
「au PAY マーケット」トップページ(画像はサイトから編集部がキャプチャ)

――かつてはポイント還元率を高めたり、割引率の高いクーポンを頻繁に配布したりしている時期もあったが、顧客があまり定着しなかったという苦い経験もある。

少し前だとQRコード決済が典型だが、どのサービスでも顧客獲得競争でポイントや割引による叩き合いになる時期はあるもの。そういった時代を経て、現在の戦略に行き着いた。

――とはいえ、流通規模が縮小しては出店者にとって魅力のない仮想モールになってしまう。

もちろん、成長していくというのは大前提だ。ただ、いきなり来年流通規模が倍増するわけではない、ということ。もちろん、店舗からすれば成長度合いは気になるところだろうが、競合モールよりも伸びしろはあると思ってもらえているのではないか。

au・UQユーザーの数は多いため、今現在店舗がつかめていない顧客に対する期待は大きいと思う。au・UQユーザーの取り込みという観点から、店舗の役に立てる施策を考えている。

まずは併用できるモールとしてアプローチ

――au・UQユーザーの取り込みという話は以前から出ていたが、あまり成果が出ていないようにみえる。

消費行動が多様化するなかで、「au PAY マーケット」のみを使ったり、楽天市場から「au PAY マーケット」一本に乗り換えたりする顧客は基本的にはいないのではないか。いくつもの仮想モールで買っている顧客が多いので、当モールの場合、まずは併用シーンを作って、いずれメインに切り替えてもらう、というアプローチが理想的な流れだ。

「ワウマ」時代はオープン戦略として、回線とは関係なく、幅広い顧客の取り込みを狙っていたが、今はポイントの循環も含めて、経済圏で利用する仮想モールを選ぶ流れが強まっているので、そこにフォーカスした施策に組み替えている。こうした取り組みが今まで以上に回線ユーザーの利用を加速するステップになるのではないか。

また、有料会員制度「auスマートパスプレミアム(スマプレ、今秋に「Pontaパス」に改称予定)」や、クレジットカード「au PAY カード」、QRコード決済「au PAY」ユーザーは、経済圏の中でも規模が大きくなっているし、当モールを使ってもらえる可能性も高い

ただ、こうしたシナジーの強い顧客を増やしていくのは当然だが、それ以前に回線ユーザーそのものへの特典に手を付けられていなかった

ポイント訴求で利用メリット強化

――どういった優遇施策を考えているのか。

まず、7月1日に「au PAY マーケット」内の「ポイント交換所」というサービスを刷新する(※編注:記事は「通販新聞オンライン」配信時点(2024年6月20日)の内容をそのまま掲載しています)。今まではスマプレに加入したうえで、前月の買い物金額によりポイントの交換倍率が高くなるシステムだったが、今回の条件変更により、au・UQユーザー、またはスマプレ会員は、買い物金額にかかわらず、誰でもポイント1.5倍交換が可能になる。

会員はポイントが最大1.5倍になる仕組みとしている(画像は「auスマートパス」公式サイトから編集部がキャプチャ)
会員はポイントが最大1.5倍になる仕組みとしている(画像は「auスマートパス」公式サイトから編集部がキャプチャ)

これまで購入金額による「積み上げ」にフォーカスして特典を組み上げていたわけだが、回線ユーザーに対する特典を作り直している。まずは回線ユーザーが当モールを使うメリットがしっかりある状態を作りたい

――楽天のようなモバイル利用者に対するポイント優遇も検討しているのか。

今言えるのはポイント交換所だけだが、それ以外にもやっていきたい。一時は購入金額の最大10%分を通信料金に還元するサービスも行っていたが、経済圏のトレンド変遷に合わせて、顧客へのアプローチも試行錯誤し、現在に至っている。

ただ、事業の環境も含めて考えると、回線ユーザーに向き合うことが現在は第一だろう。各モールとも、経済圏の中で、どうユーザーを回していくかという意識が色濃くなっている。

優遇施策を認知拡大

――他の経済圏にもauユーザーは多いが、どうやって取り込んでいくのか。

まずは併用してもらいたい。とはいえ、「他とお得さが変わらないなら今のままでいいよね」となってしまうので、特典やポイント増量がそのきっかけになると思う。

――きっかけを作るためにどのようにアプローチするのか。

経済圏全体で組み立てている優遇施策を顧客にどうやって伝えるかということは現状の課題。テレビCMなどのマスよりも、たとえば「au PAY アプリ」のプッシュ通知でポイントが貯まったことを伝えるなど、地道な取り組みが大事だと思う。

さらに、「au PAY」や「au PAY カード」においても、さまざまなポイントキャンペーンを実施しているので、それにあわせて施策を組んだり、お知らせをしたりしている。

Pontaを「一番お得に使える」出口をめざす

――共通ポイントの競争が激しくなっているが、Ponta経済圏を拡大していく上での「au PAY マーケット」の役割は。

経済圏における「au PAY マーケット」のメインとなる役割は出口。貯まったポイントを一番お得に使える出口でありたい。たとえばポイント交換所なら、通常1ポイント1円であるところが、1.5倍の価値にできるので、モールを使うきっかけを作れるのではないか。

――KDDIは今年4月にローソンへTOBを実施し、50%の株式を保有することになった。「au PAY マーケット」にはどう関わってくるのか。

現段階で具体的に話せることはないが、経済圏をドライブする仕掛けを一緒に作っていく。また、店頭購入以外の消費シーンを作ることがローソンの次なる成長につながるので、どう一緒に作っていくか議論しているところだ。

ターゲットを明確に定め、アグレッシブに施策を打つ

――前期の振り返りや、今期やっていきたいことは。

前期は良い1年ではなかった。au・UQユーザーへの取り組みを強化していくプロセスの途中だったこともあり、それに伴うサービスの打ち手が足りなかったという反省がある。

こうしたなかでも、筋肉質な体質づくりというのはめどが立っているため、今期は向き合う顧客をしっかりと定めて、施策やサービス投入におけるギアを入れ替えるタイミングになるだろう。そういった意味では、アグレッシブに変わる1年になると思う。

――流通額の増減は。

増減について開示はしていないが、苦戦した1年だった。一方で、当社では顧客を新規・育成・定着にクラスター分けしているが、定着顧客が増えたという成果もある。そうした顧客をもう一度増やしにいくのが今期のチャレンジになるだろう。

また、サービスという観点でも商品という観点でも、顧客の当モールの使い方は変わってくるのではないか。商品の見せ方やレコメンドの方法も変わる。

満足感のある購買体験で価値向上

――具体的には。

たとえば、ギフトを贈りたい人の住所や本名を知らなくても、受け取り専用URLを送るだけで手軽にギフトが送れるサービス「誰でもギフト」を5月に開始した。

住所がわからなくても贈れる「誰でもギフト」(画像は「au PAY マーケット」から編集部がキャプチャ)
住所がわからなくても贈れる「誰でもギフト」(画像は「au PAY マーケット」から編集部がキャプチャ)

また、対象商品を家族や友人に紹介し、商品が購入されるとポイントがもらえる「シェアプログラム」も開始している。自分自身以外に対する消費シーンを作るなど、いろいろな施策で1人当たりの消費シーンを増やしていく

ECの場合、「安くて早く届いてポイントがたくさん付く」といったことが求められがちだ。もちろん、顧客が満足できるレベルを維持するのは前提だが、当モールにとってはそれを極めることがゴールではないと考える。ギフトのように、気持ちが満たされたり、生活が1ランク上がったりするような買い物を増やしたい。

そういった消費シーンを一番見つけやすいサイトという捉え方をしてもらえれば、顧客の選択肢に入るのではないか。auという通信ブランドを使っているサービスなので、「通信への信頼」から派生する価値観からみても、そういった買い物シーン作りは非常に重要だ。

4回以上買う顧客を増やす

――やや抽象的に思えるが、具体的にはどうなれば「成功」と考えるか。

たとえば、顧客1人あたりのオーダー回数が参考になるのではないか。極端な例だが、全体の注文数が100として、1回注文する人が100人いるのと、4回注文する人が25人いるとしたら、後者の顧客の方がLTVも高く、買い物に対する体験価値に満足感があると考える。「4回買う顧客」をより多くするための施策を展開していきたい。

ライブコマースはリピート率に手ごたえ

――ライブコマースに注力しているが、成果はどうか。

通常とは異なる顧客層の購入きっかけになっている。さらには、ライブコマースで購入した顧客のリピート率は、通常の顧客よりも高い

――吉本興業と連携したライブコマースサービス「生配信!よしもと市場」も4年目を迎えた。

新規顧客も獲得できているし、翌月購入率も通常の新規よりも高い。ライブコマース同様、ふるさと納税も買い物の動機が通常のECとは違うため、新規のリピート率が高い。両者とも競合に対抗できるレベルのサービスなので、今後も強化していきたい。

ふるさと納税はauの世界観とマッチ

――ふるさと納税も返礼品数が大きく拡大している。

トラストバンクと提携することで、紹介できる返礼品の幅は広がった。ふるさと納税で貯まったポイントを「au PAY マーケット」で使う顧客のリピート率は高い。ふるさと納税は、通常のECよりも質や産地にこだわって購入する顧客が多いように感じる。全国で信頼を得ている通信である、auの世界観との親和性が強いのではないか。

auユーザーの取り込みは「まだまだ」

――今期の出店店舗向け施策は。

データを見て店舗がオート販促できるよう、自動化を進めている。販促面では、「三太郎の日」など流通の波が立つタイミングで、店舗やメーカーと一緒にセール企画を行っている。最近ではエクスプライスと「春の家電祭」を行った。

当モールは他モールよりも規模は小さいが、逆に特定の層にフォーカスしやすいという部分もあるので、店舗やメーカーと一緒に顧客を獲得していく、という立ち位置だ。

――店舗から「au PAY マーケット」に対する声は。

去年不振だったことに厳しい声があった。まだまだauユーザーを取り込めていないとの意見だ。一方で、スマプレ会員など「auでないと捕まえられない」顧客へのアプローチや、Ponta経済圏の広がりに対する期待の声も寄せられている。

40~50代メイン顧客の拡大を急ぐ

――今後の目標流通額は。

数字は非公開だが、店舗に成長を実感してもらえるのが第一。顧客に満足してもらうことで、成長と成長速度という結果につながるので、そこに関してはこだわっていきたい。

――将来的な事業規模や立ち位置について。

経済圏のなかでコマースは外せないエリア。ユーザーが経済圏を使っていて良かったと感じられるようにしていく。その指標は利用者数や定着度合いなので、そういった部分を積み上げていく。今後経済圏が広がっていくなかで、出口としてどんな役割を果たせるかが重要だ。

――今後の顧客拡大に向けて、若年層にアプローチしていく施策はあるか。

現在の顧客層は40~50代が多い。いきなり飛び地の幅を広げるよりは、まだまだメイン顧客層を獲得しきれていないので、そこを獲得していきたい。そういったターゲット層は、家族に向けての買い物など、自分以外に対する消費も活発なので、伸ばしどころだ。

※記事内容は紙面掲載時の情報です。
※画像、サイトURLなどをネットショップ担当者フォーラム編集部が追加している場合もあります。
※見出しはネットショップ担当者フォーラム編集部が編集している場合もあります。

「通販新聞」について

「通販新聞」は、通信販売・ネット通販業界に関連する宅配(オフィス配)をメインとしたニュース情報紙です。物品からサービス商品全般にわたる通販実施企業の最新動向をもとに、各社のマーチャンダイジング、媒体戦略、フルフィルメント動向など、成長を続ける通販・EC業界の情報をわかりやすく伝え、ビジネスのヒントを提供しています。

このコーナーでは、通販新聞編集部の協力により、毎週発行している「通販新聞」からピックアップした通販・ECのニュースや記事などをお届けしていきます。

→ 年間購読を申し込む(通販新聞のサイト)
通販新聞の過去記事を読む(通販新聞のサイト)
→ 通販新聞についてもっと詳しく知りたい

通販新聞

【アマゾンの「プライムデー」】「PayPay」コラボ、最大15%のポイント還元、「Amazon Pay」決済でギフトカード進呈などのキャンペーン実施

1 year 7ヶ月 ago

アマゾンジャパンは、7月16日から17日までの48時間にわたって実施するAmazonプライム会員向けセール「プライムデー」でさまざまな決済・ポイント還元キャンペーンを展開する。

ポイントアップキャンペーン

キャンペーンにエントリーし、買い物対象期間中に合計1万円(税込)以上注文した消費者に、Amazonポイント(期間限定ポイント)を最大15%(最大1万ポイント)還元する。

ポイント還元率の内訳は、プライム会員が3%、Amazon Mastercardでの買い物で4%、DIY・工具・ガーデンカテゴリー商品の購入で8%の合計15%。期間限定ポイントは、Amazonポイントのうち特定の有効期限内で利用できるポイント。

アマゾンジャパンは、7月16日から17日までの48時間にわたって実施するAmazonプライム会員向けセール「プライムデー」を実施

Amazon Mastercardへの新規入会でポイント付与

プライム会員顧客がキャンペーン期間中、Amazon Mastercardに新規入会し、Amazon Mastercardを初めて支払いとして利用すると、新規入会ポイントに加えて、初回利用分として3000ポイント(期間限定ポイント)を進呈する。

アマゾンジャパンは、7月16日から17日までの48時間にわたって実施するAmazonプライム会員向けセール「プライムデー」を実施

PayPay決済でポイント還元

PayPayを使った決済でもポイントを還元する。事前にキャンペーンのクーポンを取得(エントリー)し、キャンペーン期間中に「Amazon.co.jp」で初めてPayPayで決済すると、最大10%相当のPayPayポイントを還元する。付与上限は100ポイント。

アマゾンジャパンは、7月16日から17日までの48時間にわたって実施するAmazonプライム会員向けセール「プライムデー」を実施

自社ECサイトでの「Amazon Pay」決済にギフトカード

Amazon Payを使ったECサイトでの買い物では、プライム会員に最大10万円相当のAmazonギフトカードを抽選で進呈する。キャンペーン期間中に事前エントリーし、キャンペーンの対象となるECサイトでの買い物でAmazon Payを利用して1000円以上(税込)の買い物をした人を対象に、プライム会員の顧客は最大10万円、プライム会員以外の顧客には最大1万円相当のAmazonギフトカードが当たる抽選を実施する。

アマゾンジャパンは、7月16日から17日までの48時間にわたって実施するAmazonプライム会員向けセール「プライムデー」を実施

ブランドギフトカード(Eメール送信タイプ)の初回購入で500ポイント還元

プライム会員がキャンペーンにエントリーした後、Eメール送信タイプの各種ブランドギフトカードを合計1万円以上購入すると、500ポイント(期間限定ポイント)を還元。さらに、ポイントアップキャンペーンに参加すると最大12%ポイントを還元する。

アマゾンジャパンは、7月16日から17日までの48時間にわたって実施するAmazonプライム会員向けセール「プライムデー」を実施
AmazonやパルなどのAI活用、リテールメディア事例、衝撃のサプライチェーン大解説、BtoB-EC最新事例などが学べる2日間

ネッ担編集部では7月24日(水)と25日(木)の2日間、ECイベント「「Digital Commerce Frontier 2024」」をオンラインで開催します。Amazonや大手アパレルパルなどのAI活用、日本最大級のリテールメディア事例、中国発EC「SHEIN」大解剖、アスクルを生んだプラスのBtoB-EC事例、コクヨのデジタルCXなど、さまざまなセッションを用意しています。詳細はイベントページをご覧ください!

【7/24・25】AWS、楽天、TENTIALなど。デジタルコマースに携わる経営者・責任者・担当者向けオンラインセミナー

デジタルコマース業界のビジネス/テクノロジーの最新トレンド、ソリューション、ノウハウが集結する2日間
6/25 15:1212550
松原 沙甫

貯めているポイントのトップは「楽天ポイント」/楽天グループ、「ふるさと納税へのポイント付与禁止」への反対署名100万人突破と発表【ネッ担アクセスランキング】 | 週間人気記事ランキング

1 year 7ヶ月 ago
2024年7月5日~2024年7月11日にアクセス数の多かった記事のランキングを発表! 見逃している人気記事はありませんか?
  1. 貯めているポイントのトップは「楽天ポイント」、2位は「Vポイント」、3位は「PayPayポイント」

    ICT総研が共通ポイントの利用動向調査を実施。「貯めているポイント」「現在の残高をおおむね把握しているポイント」、「メインで利用している携帯電話」などを調査した。

    2024/7/5
  2. 楽天グループ、「ふるさと納税へのポイント付与禁止」の総務省告示への反対署名100万人突破と発表

    楽天では約10日間で100万件を超える署名が集まったことを踏まえ、告示撤回を求めて政府、総務省に申しれを行う予定という。

    2024/7/10
  3. Amazonの「プライムデー」で消費者はどう行動する? セール前にカート追加などにしたユーザーの40%以上が商品未購入

    ウブンは2023年のAmazon「プライムデー」期間中のユーザー動向を調査。最適なAmazonマーケティング戦略計画の参考データとして公表した。

    2024/7/11
  4. 2024年のAmazon「プライムデー」、先行セールの期間拡充、ポイントキャンペーンなどを実施

    2024年の「プライムデー」は「たくさんの特別がグッとお得」をテーマとし、100万点以上の商品をお得な価格で販売する。

    2024/7/10
     
  5. 田原俊彦さんが電話口で接客するアサヒ緑健の新たな販売チャネル+導入したボイスコマースの「テレAI」とは?

    アサヒ緑健は、歌手の田原俊彦さんとのコラボ商品「緑効青汁・公式コラボパッケージ」を発売。自動音声に従って注文を完了できるテレのボイスコマースサービス「テレAI」を導入し、田原俊彦さんの自動音声が接客するという専用販路も用意した。

    2024/7/8
     
  6. 2024年上期の全国企業倒産は約22%増の4931件、増加率は卸売業が約37%増、運輸業が約30%、小売業は約23%増

    東京商工リサーチが2024年上半期(1-6月)の全国企業倒産(負債額1000万円以上)件数を調査。「卸売業」が前年同期比37.5%増の626件、「運輸業」が同29.7%増の244件小売業は同23.5%増の536件。

    2024/7/9
     
  7. アインHDがフランフランを約500億円で買収。「クロスMD」「モール型ECサイト」「共同出店」など期待するシナジーとは?

    アインホールディングスはFrancfrancを約500億円で買収する。顧客層などが共通しておりクロスマーチャンダイジングや共同出店や共同商品開発などでシナジー創出を図る狙い。モール型ECサイト構築も視野に入れている。

    2024/7/5
     
  8. 成城石井がECサイトを「Shopify Plus」でリニューアル。その特徴は?

    成城石井はECプラットフォーム「Shopify」を導入し公式オンラインショップ「成城石井.com」をリニューアルオープン。ページ表示速度アップなど操作性を向上させた。

    2024/7/9
     
  9. 楽天グループの体験イベント「Rakuten Optimism 2024」8/1~4で開催。ビジネスカンファの三木谷社長講演は初日

    楽天グループの「Rakuten Optimism 2024」は、国内外の多種多様な業界リーダーが集結するビジネスカンファレンス、AIやVR・ARなどの最新テクノロジー、「楽天エコシステム」を体感できる「フューチャーフェスティバル」を実施する。

    2024/7/5
     
  10. 【アスクルのBtoC】利益重視で「LOHACO」は売上2割減も2期連続の黒字

    「LOHACO」の2024年5月期売上高は、前期比21.7%減の361億円だったものの、2億円の営業黒字を計上した。

    2024/7/9
     

    ※期間内のPV数によるランキングです。一部のまとめ記事や殿堂入り記事はランキング集計から除外されています。

    藤田遥

    Amazonに学ぶ生成AIのビジネス活用法、小売のスペシャリストが語る流通業界のDX戦略などが学べるECセミナー【7/24+25開催】

    1 year 7ヶ月 ago
    ECに深い知見を持つ有識者や専門家が、事業拡大につながるノウハウを講演するイベント「Digital Commerce Frontier 2024」を7月24日(水)+25日(木)にオンラインで開催。19講演すべて無料で聴講できます

    7月24日(水)+25日(木)に開催する「Digital Commerce Frontier 2024」(オンライン開催)は、AI+リテールメディアといった「Internet Retailing」と「BtoB-EC&DX」の2つの軸をテーマに、AmazonやTENTIAL、パルによるAI活用、楽天グループのリテールメディア事例、中国発EC「SHEIN」のサプライチェーン大解説、プラスやコクヨによるBtoB-ECなど全19講演を用意。すべて無料で聴講できます。

    ネットショップ担当者フォーラム 2024 春

    「Digital Commerce Frontier 2024」は、リテールビジネス、BtoC-EC、BtoB-EC、メーカーECなどデジタルコマースに携わる経営者・責任者・担当者に対し、AIやリテールテックなどの最新トレンド、最先端テクノロジー活用、事例、最新ソリューションなどをお届けするイベントです。

    まだお申し込みをしていない方のために、編集部お勧め講演の見どころをご紹介します。

    Digital Commerce Frontier 2024

    見どころ① AWSの生成AIで加速するECビジネス

    11:00~11:45 KA1-1 オープニング基調講演

    労働人口減少による人材不足、法令改正や外出時の前提知識の増加、日々の業務における情報探索の負荷増加から派生する情報移管不足など、業界問わず大きな課題となっている昨今。AIの力でどう解決できるのか、Amazonにおける生成AIの活用方法の一例を事例と合わせて解説します。

    生成AIをビジネスに取り入れたいと考えているが、どのように取り入れていいのかわからない方、利用事例、業務効率化などへの可能性などを聞いてみたい方にオススメです!

    アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社 デジタルサービス技術本部 本部長 兼 スタートアップ技術本部 本部長 塚田朗弘氏
    アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社 デジタルサービス技術本部 本部長 兼 スタートアップ技術本部 本部長 塚田朗弘氏
    2011年から生放送系ウェブサービスの開発を経験した後、2013年よりスタートアップ企業にJoin。CTOとしてモバイルアプリ、サーバサイド、AWS上のインフラ管理を担当しつつ、採用やチームマネジメントを行う。2015年よりアマゾンウェブサービスジャパンのソリューションアーキテクトとして、スタートアップやデジタルネイティブ領域、ソフトウェアベンダーやSaaSのお客さまに対する技術支援を担当。技術的な得意/興味領域としては、設計原則に則ったプログラミング、ブロックチェーン、サーバレス・モバイル系テクノロジーなど。

    見どころ② 流通業界の最新DX戦略~商品マスタ、物流協業、デジタル人材育成など小売業界のスペシャリスト集団「TEAM K.O」が解説~

    11:00~11:45 KB1-1 オープニング基調講演

    「商品マスタの業界標準化」「物流協業」「デジタル人材の育成」など、リテール・EC業界で注目度の高いトピックスを、小売業界で活躍するスペシャリストが有志で集う「TEAM K.O」からメンバー4人(各人の所属はユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス、ソフトバンク、ライフコーポレーション、成城石井)が登壇し、詳しく解説します。講演では、リテール・ECの観点で再現性の高い取り組みを解説。共創・協業によって業界課題を解決するノウハウ、社会課題の解決に向けた新たなチャレンジなどを、具体的な事例を交えて解説します。

    「社会課題の解決に取り組みたいが、どうしていいかわからない」「業界全体の課題について、自分がどのように関与していいかわからない」といったニーズや悩みを持っている方にオススメのセッションです。新しい問題解決の方法や、これからの働き方に関するヒントを得る機会になるはず!

    「TEAM K.O」メンバー/ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス株式会社 経営戦略本部 経営企画部 部長 北村智宏氏
    「TEAM K.O」メンバー/ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス株式会社 経営戦略本部 経営企画部 部長 北村智宏氏
    1998年ダイエー入社、2006年に同社経営企画部、2014年に同社社長付、2015年イオンに出向し、SM事業政策チーム(SM担当付)に配属。2023年、ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス 現職。2020年からはRRI(ロボット革命・産業IoT イニシアチブ協議会)小売副テクニカルコミッティ長も担当している。
    「TEAM K.O」メンバー/ソフトバンク株式会社テクノロジーユニット プロダクト技術本部 兼 法人統括 デジタルトランスフォーメーション本部 シニアプロダクトマネージャー 神成昭宏氏
    「TEAM K.O」メンバー/ソフトバンク株式会社 テクノロジーユニット プロダクト技術本部 兼 法人統括 デジタルトランスフォーメーション本部 シニアプロダクトマネージャー 神成昭宏氏
    通信業界で30年以上にわたり、SE、IT企画、営業企画、新規事業開発、オペレーション設計、サービス開発などのビジネス領域で、変革、事業成長につなげる数多くのプロジェクト・組織マネジメントをリード。2019年、経済産業省が立ち上げた「ロボット実装モデル構築推進タスクフォース」の小売テクニカルコミッティ・リーダー。流通小売の業界課題をDXで解決する官民連携、社外とのオープンイノベーションを推進中。
    「TEAM K.O」メンバー/株式会社ライフコーポレーション 秘書・広報部 兼 サステナビリティ推進部 部長 皆川剛氏
    「TEAM K.O」メンバー/株式会社ライフコーポレーション 秘書・広報部 兼 サステナビリティ推進部 部長 皆川剛氏
    1995年、ライフコーポレーション入社、1999年に販売促進部、2015年にネットビジネス部、2017年に営業企画部、2020年、秘書・広報部 兼 サステナビリティ推進部に。現在、各協会関連の渉外業務も担当する。
    「TEAM K.O」メンバー/株式会社成城石井コミュニケーション本部 マーケティング部 次長 畔柳良馬氏
    「TEAM K.O」メンバー/株式会社成城石井 コミュニケーション本部 マーケティング部 次長 畔柳良馬氏
    コンサルティングファームのシグマクシスにて主に小売業のデジタル・マーケティング戦略の立案~実行支援に従事。スーパーマーケット業態のオペレーション改善やデジタル化、データマーケティング戦略やインフラ構築の案件を多数経験。2024年から現職。本取り組みには2023年から参画し、幅広い企業の実態を知る強みを本取り組みに生かすべく邁進中。
    Digital Commerce Frontier 2024

    8月1日(木)に「ネッ担 Meetup Vol.6」(懇親会)をリアルで開催!

    8月1日(木)18:30~20:30に、EC事業者さん限定&先着60人で懇親会を実施します。開催は東京都・渋谷近辺を予定しています。

    Eコマースに関するさまざまな情報交換ができる場です。EC事業者のコミュニティを作り、悩みや課題、アイディアを共有し絆を深めていただきます。「他の事業者さんの取り組みが知りたい」「横のつながり作りをしたい」といった方、ぜひご参加下さい!

    プレゼント抽選会もご用意しています。皆さまのご参加をお待ちしています!

    ◇◇◇

    次回はまた別のオススメ講演をお伝えします!

    ネットショップ担当者フォーラム編集部

    イオンの夏の消費を盛り上げるセール企画「イオン 超!ナツ夏祭り」とは? 実店舗とネットで展開

    1 year 7ヶ月 ago

    イオンは7月12日から21日まで、夏の消費を盛り上げるためのセール「イオン 超!ナツ夏祭り」を実施する。「イオン」「イオンスタイル」「イオンモール」などの実店舗、ECサイトで展開。ライブコマースも実施する。イオンでは暑さの本格化や夏休み突入前に高まる消費ニーズを開拓する。

    「イオン 超!ナツ夏祭り」は松平健さんがアンバサダーを務める
    「イオン 超!ナツ夏祭り」は松平健さんがアンバサダーを務める

    「イオン 超!ナツ夏祭り」では、自宅での夏のスポーツ観戦需要や旅行用品、グルメのほか、“暑さに備える”・“暑さを楽しむ” 商品など最大1180品目をセール価格で用意。今回は“マツケン”こと松平健さんがアンバサダーに就任している。

    目玉企画には、3つの商品を組み合わせてお得に購入できる「松竹梅プレミアムセット」を用意。25万円・20万円・15万円・10万円の4コースを設け、「松」「竹」「梅」それぞれの商品から1点ずつ自由に選んで組み合わせることができるセット商品。組み合わせは17万通り以上となる。

    イオンは7月12日から21日まで、夏の消費を盛り上げるためのセール「イオン 超!ナツ夏祭り」を実施
    「松竹梅プレミアムセット」の組み合わせ方の例

    “暑さ対策”商品も豊富に用意する。エアコンや接触冷感寝具、日傘など猛暑・節電対策におすすめの商品のほか、サウナを自宅で楽しめる商品、水着・浴衣、うなぎ蒲焼など夏らしい商品をセール価格で提供する。

    家電やブランド雑貨、美容器具、黒毛和牛など特別価格で提供する「ご予約販売会」も実施。イオンネットスーパーではJALの特製機内食セットなど限定の商品も扱う。

    イオンは7月12日から21日まで、夏の消費を盛り上げるためのセール「イオン 超!ナツ夏祭り」を実施
    「ご予約販売会」はネットからも予約できる

    ライブショッピングも実施する。7月11日にはセールにあわせた「イオンオリジナルレディスインナー特集」を放送。7月18日の夜20時からもライブショッピングを放送する。

    そのほかECサイトでも、「イオンスタイルオンライン」では1000円オフクーポン配布、「イオンショップ」では最大2000円オフクーポンを配布する。

    あわせて期間中は、実店舗とネット共通で、イオンカードの合計買い物金額に応じてWAONポイントの還元率が最大20倍となるポイントアップ企画も手がける。

    イオンは7月12日から21日まで、夏の消費を盛り上げるためのセール「イオン 超!ナツ夏祭り」を実施
    実店舗・ネット共通で合計買い物金額に応じたポイントアップ企画も

    米国ではAmazonが7月に実施するプライム会員向けセール「プライムデー」の前後に、ウォルマート、ターゲットなどの小売事業者、EC企業など多くの企業がセール企画を展開している。この時期に割引価格で買い物できることを期待する消費者が増えているため、多くの小売企業・EC企業がセール企画を手がけているようだ。

    AmazonやパルなどのAI活用、リテールメディア事例、衝撃のサプライチェーン大解説、BtoB-EC最新事例などが学べる2日間

    ネッ担編集部では7月24日(水)と25日(木)の2日間、ECイベント「「Digital Commerce Frontier 2024」」をオンラインで開催します。Amazonや大手アパレルパルなどのAI活用、日本最大級のリテールメディア事例、中国発EC「SHEIN」大解剖、アスクルを生んだプラスのBtoB-EC事例、コクヨのデジタルCXなど、さまざまなセッションを用意しています。詳細はイベントページをご覧ください!

    【7/24・25】AWS、楽天、TENTIALなど。デジタルコマースに携わる経営者・責任者・担当者向けオンラインセミナー

    デジタルコマース業界のビジネス/テクノロジーの最新トレンド、ソリューション、ノウハウが集結する2日間
    6/25 15:1212450
    鳥栖 剛
    確認済み
    10 分 21 秒 ago
    ネットショップ担当者フォーラム フィード を購読

    人気記事トップ10

    人気記事ランキングをもっと見る